インターネット上で鳥の諷刺詩を見、抱腹絶倒。そこで、毛沢東の念奴嬌の詞題『鳥兒問答』(鯤鵬展翅)を借りてこれを作った。
或いは:
鳧鴨背葱東海東,
雄姿疑是信天翁。
牝鷄晨叫有誰信,
未覺鵲巣居雁公。
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・鳧鴨:カモ。
・信天翁:アホウドリ。
・白鷺:サギ。
・雁:ガン。
・鷄:チキン。
・信:信用する。trust。
・鵲巣:ハトは自分で巣を作れず、カササギの作った巣にすむ意に基づいた諺「鵲巣鳩占」の意をいう。『詩經・召南』に『鵲巣』「維鵲有巣,維鳩居之。之子于歸,百兩御之。 維鵲有巣,維鳩方之。之子于歸,百兩將之。 維鵲有巣,維鳩盈之。之子于歸,百兩成之。」がある。
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インターネット上で鳥の諷刺詩とは:
『謎の鳥』(2010.2.28)
日本には「謎の鳥」がいる。正体はよく分からない。 中国から見れば「カモ」に見える。米国から見れば「チキン」に見える。欧州から見れば「アホウドリ」に見える。日本の有識者には「サギ」だと思われている。オザワから見れば「オウム」のような存在。でも鳥自身は「ハト」だと言い張っている。甘い言葉を並べて有権者を「ツル」が、具体策もない「ウソ」ばかり。その上話は「タンチョウ」で、頭の中は「シジュウカラ」のようである。今でも親鳥に「タカ」っているようで、身体検査をしたら「カラス」のように真っ黒。釈明会見では「キュウカンチョウ」になるが、肝心な所では口を「ツグミ」、「カッコウ」をつけることに必死。よく「キジ」にされるので、「トキ」の人であることは否定しないが、実際は単なる鵜飼いの「ウ」。あの鳥は日本の「ガン」だと思う。
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