・朔北: |
きた。北方。 |
・怎望: |
どうして望めようか。北方領土の択捉(えとろふ)島は、現在望むべくもないところにあることを謂う。 「怎」:どうして。なぜ。いかでか。 |
・單冠: |
択捉(えとろふ)島の中部にある単冠(ひとかっぷ)湾のこと。帝国海軍の機動部隊が結集した所であり、終結後、真珠湾攻撃に出撃した所。 |
・旭日: |
朝日。また、旭日旗。帝国海軍の軍艦旗であり、帝国陸軍の軍旗。 |
・圖南: |
〔となん;tu2nan2○○〕大事業を企てる喩え。鵬(ほう)という大きな鳥が翼をはばたいて九万里も空高く舞い上がり、南の海へ飛ぼうとしたたとえ話。また、後出・伊達政宗の詩では、南蛮征伐とをかける。『莊子・逍遙遊』のやや後の部分に「故九萬里則風斯在下矣,而後乃今培風,背負天,而莫之夭閼者,而後乃今將圖南。」とある。日本・伊達政宗の『偶成』に「邪法迷邦唱不終,欲征蠻國未成功。圖南鵬翼何時奮,久待扶搖萬里風。」とある。 |
・一去-: |
燕・荊軻の『易水歌』に「風蕭蕭兮易水寒,壯士一去兮不復還。」とある。 |