登秋山　碇豊長の漢詩　拙作紹介

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

登秋山

紅綠金黄七彩重，
登覽丘壑覺龍鐘。
千山萬嶽年年峻，
剩有浪華天保峰。

紅綠(こうりょく)　金黄(きんくゎう)　　七彩(しちさい) 重(かさ)なり，
丘壑(きうがく)に登覽すれば　　　龍鐘(りょうしょう)を覺ゆ。
千山(せんざん)　萬嶽(ばんがく)　　年年に峻(たか)く，
剩(あま)って有るは　浪華(なには)　　天保(てんぱう)の峰。

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　　竹田城城址（のある山）に登った時の感懐。
　　山は、高く嶮しかった！

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　・浪華：現・大阪市の古称。なにわ。＝難波（なには）、浪速（なみはや・なには）、浪花。
　・天保峰：天保山のこと。現・大阪市港区の安治川河口にある日本最低山の一つ。天保年間に、安治川浚渫の土砂を盛り上げ入船の目印とした築山。現在は、ほぼ平地。

平成二十五年十二月三日