Bobby Vinton International Fan Club of
Japan Newsletter, number, 35. Oct. 15, 2007 |
Watch Bobby's Visual
Materials
〜ボビーの映像資料を見よう!!〜
今回は、これまで発売されてきたボビーの映像を収録した新しいものから、
順に紹介していきます。会員の方々、その他の方にも批評をお願いしました
のであわせてご覧ください。
今回紹介する映像資料リスト〔市販ないし、通信販売されたもの〕
Title | Distributor | Released date | Air date | Recorded hour | Guest | Format | Performance rate |
|
1 | Bobby Vinton Live Songs from my heart |
Image Enter -tainment |
Sept. 17, '02 | Mar 2 , 2002 |
77 min. | Bobby's family |
VHS/DVD | ★★★★☆ |
2 | A melody of love: A&E biography |
New Video | 2001 | Dec .5, 2001 | 50 min. | Tony Orland etc. |
VHS | ★★★ |
3 | Kissin’christmas | Velvet Prod. | 1996 | Dec, '96 | 52 min. | Trish Fevolt |
VHS | ★★☆ |
4 | Live in concert | Velvet Prod. | 2001 | Aired in Canada from Jan. 28, 1995 concert at Montreal |
50 min. | Solo concert |
VHS/DVD | ★★★ |
5 | The Bobby Vinton show |
StarMaker | 1994 | Jan. 6, 1985 | 58min | Patti Page etc. |
VHS | ★★☆ |
6 | Live at Sands hotel, Las Vegas |
RKO Home Video |
1984 | circa 1981 | 60min | Solo concert |
VHS/Beta | ★★★★ |
7 | Pink Lady & Jeff |
Rhino Home Video | 2001 | Apr. '80(lost episodes) Aired on June 9, 2004 |
60min | Bobby Vinton etc. |
DVD | ★★★ |
1 Songs from my heart |
2 A Melody of love | 3 Kissin' christmas | 4 Live in concert |
5 The Bobby Vinton Show |
6 Live at the Sands hotel, Las Vegas | 7 Pink Lady | and Jeff |
★★★★☆ 絶対観るべし
★★★★ 推薦
★★★ 準推薦
★★☆ 水準の出来
★の数は目安にすぎません。それぞれの批評文も参考にしてください。
1 "Songs from my heart"
ボビー・ヴィントンの至芸: ライヴ・コンサートからの検証・・・・
By バディ・みなみやま
満員御礼 2002年に行われたブランソンのコンサート録画を観た。
大都市のアーバンライフを離れた言わば、富裕層リタイア・エイジに
相応しい催しでアメリカらしさが漂うエンターテイメント重視のステー
ジ創りは予想通りでもあった。ボビーと客席の対話も和やかでしばし
マイクをおいての器楽演奏には、彼自身のにこやかなサービス精神
溢れるショー進行の清涼剤的な役割を果たしてもいた。昔のヒットシ
ンガーの定番とも言えるスタイルで舞台の進行しがちな懐かしの大
ヒット曲オンパレードに終始せず、工夫がなされていたのだ。
うまい流れの演出で、本人のインスト・ショウケースに注目し易い
仕掛けでもあった。
バックの伴奏楽団と競演する<ビッグバンド・メドレー>でボーカ
リストの顔からインスト奏者へと変身、次々と替わる有名曲に合わ
せての演奏姿もなかなか捨てがたい。
グレン・ミラーからベニ−・グッドマンの有名なナンバーで短いなが
らも果敢に挑んだその多才な側面は誠に、堂々のショウ芸人ぶりの
お披露目だ。
誰もが耳にしたことのあろう<ペンシルベニア〜>ではトランペット
を、<ストリングオブパールス>ではアルトサックス、そしてグッドマ
ンの世紀のヒット曲<シング,シング>ではボビー本人が最も得意
とされるクラリネットへ、、と華麗な転身の妙技。
ボーカリストとして客席に愛嬌を振りまき、間髪を入れずに楽器に
持ち替えるパフォーマンスこそショービス芸人の必須事項とは言え、
年齢的体力的にも負担の多き管楽器の演奏。僅かワンコーラス以
内の妙技と言ってしまえばそれまでだが、中々堂に入ったバンドメ
ンのこなし方に驚かされる。
かってサミー・デイビスJr.が演じた2本指でピアノを叩きそしてバ
イブラフォーンに移り、ドラムセットに座る展開の舞台パターンとは
異なる訳でもある。一般的には呼吸調整もさることながら唄口合わ
せ(アンブシャー)の整え方が必要でもある点、ことにラッパとサック
スのマウスピースでは圧倒的にやり難さは残る。基礎として触れる
ピアノは別として歴代のジャズメンがマルチ的に様々な楽器の持ち
替えに挑んだのはコミカルなバンドか実験的な音を求める時くらい
がせいぜいだ。
本筋のインスト管楽器を極める事の観点からは、ブラスはブラス系、
サックスはサックス系と同種の範囲で持ち替えがノーマルと言える。
因みに、まともな録音や舞台でこなし得た有名なジャズメンでは超
一級のアルトサックスで20世紀をリードした巨匠ベニ−・カーター
が見せたラッパの名演が思い浮かぶ。
ボビーが見せるラッパ構えのルックスは往年のレイ・アンソニー風
で鳴らしつつも無難、一列に並んだサックスソリでリードするには音
色が少し貧弱で物足りなさが残った。
登場した実母とのコメントにも聞かれる戸外で飛び跳ねていた
ボビーの幼年時代。半ば強制的に習得したと言われるクラリネット
の腕前こそ本物!その伸びやかな音色は充分に一級レベルと評
価したい。 <June,
2007>
バディ・みなみやまさんは、足掛け30年に及ぶジャズのファンであるとともに
バディ・リッチ研究の第1人者としても著名で、現在はFM局RADIO-iの番組
"R‐i Jazz"(月−木:22:00−24:00)の月曜日を担当し、軽妙なDJぶり
を披露されている。
1−2 Songs from my heart
”ボビー!ホー・ホー”
渡辺秀明(会員)
ボビー・ヴィントンがミズーリ州ブランソンに自ら持つ「ブルー・ヴェルヴェット
劇場」での彼のライブを収録したこのビデオは、いながらにして舞台の興奮を
伝えてくれる。ボビーはこの時、67歳。歳を感じさせない歌声とパフォーマンス
ぶりは頼もしくバックバンドの楽譜台前面に輝く”BV"マークもまぶしい。
まず、女性コーラス(実はボビーの娘達)の掛け声で幕が開き、オープニング
は「トゥナイト」。歌詞が変えられ、”今宵は、くつろぎ私の心をこめた歌を楽しんで
・・・・”と、一気に雰囲気を盛り上げる。
この後、ボビーの歌とトークでショーは進む。感心するのは、最初から最後まで
彼はどの曲も手を抜くことなく熱唱し、声を枯らしたりしないところである。逆に、
持って生まれた歌唱力と豊かな声量に、いまさらながら驚かされる。
私が日本人のせいか、馴染みのある@「ミスター・ロンリー」A「ブルー・ヴェル
ヴェット」B「ブルー・オン・ブルー」が、ショーのどこで歌われるかを注目した。その
結果、前半にB、真中あたりに@、最後の方にAが出てきた。うまく、配分されて
いるとも思えたし、やはり劇場の名前にしているだけのことはあって、歌にランクを
つけるわけではないが、A@Bの順に彼には(世評も)、大切な曲に違いない。
締めは「愛のメロディー」という、ボビー自作のポーランド語を含む人なつっこい
曲で、手拍子も入り、フィナーレを飾る。だが、この舞台がもっとも最高潮に達する
のはその前の「クライング」。ロイ・オービソンの曲をまるで持ち歌のように歌い、裏声
になるあたりから拍手が湧き、やがてスタンディング・オーベーションへ。ボビーがこの
曲にかける想いがほとばしり出ている。
個人的には”ブルー・オン・ブルー”♪のフレーズが胸にジーンときた。また「ミスター
・ロンリー」については、舞台と客席を真っ暗にして、歌う彼にだけスポットライトを当てた
なら、この曲をよりしっとり聴かせるのに、と感じた。
このショーで印象深いのは、ボビーがトランペット・サキソフォーン・クラリネットを器用
というより自在にこなすバンドショー、またポルカやアル・ジョルスンの曲、ロックなどの
メドレー、はたまた体格のいいダンシングガールズの様々な衣装による踊りや、客席で
の観客とボビーのやりとりより何より、彼の”家族の絆”がショーに活かされている点にある。
特にボビーのママの存在は強烈である。高齢ながら、赤いドレスを身にまとい、こんもりと
した髪型と目一杯の化粧で、堂々と歌い、踊る。この舞台になくてはならない薬味のよう
な味つけ」をしている。3人の娘達も踊り子同様、防波堤?のような迫力で、舞台に花をそ
えている。ボビーの息子+は、バック・バンドの一員となっているが、なぜか偉大なパパを
持ってしまった悲哀をちょっぴり感じさせる。(デユエットだけでなく、ボビーの歌の途中で
彼のギターのソロ演奏パートなどをもうければ、彼をミュージシャンとして観客に納得させ
るのでは・・・)。
でも、彼をも含めて家族みんなで舞台をつくっている様は好ましく、ボビーの劇場ならでは
の演出といえるだろう。
もう一点、舞台を盛り上げるようにボビーの『ホーホー』*という掛け声がよく上がる。気に
なったので、このステージで何回彼がそれを口にしたかを数えてみた(あまり意味のないこ
とかもしれないが、ひょっとすると、彼の舞台の出来と関係があるかも?)。私のカウントで
は25回であったが、むやみにやっているわけではないことも判った。
最後に観客のことだが、若い人も見られなくもないが、総じて見事に中高年一色。
**これは仕方ないことかもしれないが、今後ボビーがどこまで長く活躍できるかと
いうことにも繋がり、気になるところではある。聞くところによると、この劇場をボビー
はすでに手放したという。つまりこの劇場での最後のライブ記録となったこのビデオ
は貴重であり、元気な彼のステージから、”ボビーよ、永遠に”と願わずにはいられ
ない。
+ボビーの長男Robby Vintonは、映画「グッドフェローズ」(1990)にボビー・ヴィントン役
で出演している他、歌手としてCD"Dreams(BV
Theatre BV1007)"を1997年に発表し
ている。作曲の才能もあり、映画「アメリカン・ヴァイオレンス」(1981)の主題歌”ジョン
に捧げる歌”を父親のボビーと共作している。1964年8月19日生まれでボビー夫妻の
最初の子として出生ている。
*”ホーホー”の由来
ボビーがジョン・ウエイン主演の映画「大列車強盗」に出演した際、セリフがほとんどなく
”ホーホー”と言って馬にまたがり、ウエインの後を追う役回りであったことから、たまたま
ステージで”ホーホー”とやったら受けたので、それ以来観客とのコミュニケーションを取る
手段として、使っている。”ホーホー”の回数が多いほどショウが好調な証拠と言える。
**ブランソンは、人口15万程の静かな田舎町で、訪れる観光客の大半はリタイアした
老夫婦で、カジノ等もなく、若い人の少ないのも十分うなずける。だから、この心配は
いらない。
1−3 Songs from my heart
<Bobby Vinton 健在!!!> 宮本啓(音楽評論家)本会特別会員 9月3日筆
始めに書いておくと、ボビー・ヴィントンと筆者は同い年。つまり1935年生まれである。ついでに付記すれば、故エルヴィス・プレスリーも音楽に関係ないが、あの長嶋茂雄も同年生まれ・・・ま、35年(昭和10年)は、そんな具合で”黄金の年”(?)だったと言えるのです・・・言えないか
余談はともかく、そんなわけで筆者はボビー・ヴィントンのレコードやCDを聴くとき、必ず自分自身を重ねてしまうのですが、今回の映像もご多分にもれず、オ−プニングからフィナーレまで終始自分が主人公のような気になって鑑賞しました。・・・そんなアホな。
ひっくるめての印象は「若い!」「楽しい!」「やすい!」と、すべて「!」を付けて叫びたくなる単語の羅列。最後の「やすい!」は、塚田氏からの提供画像を鑑賞したのですから。自分は一銭も払っていないわけで正しい書き方ではありませんが、この内容だったら数千円払っても高くはない、そんな気持で書きました。脱線だらけで申し訳ありませんが、「高い!」と「金返せ!」的な興行や商品も多いのですよ。最近では鳴り物入りで行われたピーター・マービーなるマジシャンの「F.・E・E・L/ピター・マビー・ジャパン・ツアー07」なるショウ、素人でもあんな舞台構成はしないよ、と思ってしまうひどい内容で、1部だけで帰ってきましたものね。
そこえゆくと、このボビーのステージの暖かい雰囲気は、見事です。母親から子供たちまで総動員のファミリー・ショウ的な作りにもかかわらず,ウチウチの自己満足的な感じは、ほとんどなく、あくまでも”エンターティナー”ボビー・ヴィントンのショウであり続けたステージ、作り方はもちろんですが、それ以上にやはりボビー・ヴィントンというパーソナリティの凄さがいかんなく発揮されていた、というべきでしょう。そしてびっくりするのは、衰えを知らぬその「声」。最初に書いた「若い!」は外見もそうですが、それ以上に声の艶やかさに対しての感想です。何年か前に”最後の”来日公演を行なったときのアンディ・ウイリアムス(因みにアンディは28年生まれ、ボビーより7歳年上)が、多分このボビーのステージと同じ位の年齢だったと思いますが、頑張っていたものの声の衰えは隠せず、ハラハラしながら聴いていたことを思い出しました。
ご存知のようにボビーは20年前,一度だけ日本公演を行なっています。その時のステージを思い起せば、細部は忘れましたが、全体として”静かな”日本のファンを意識したのでしょう、エンタティナーの面より,歌手の面を前面に出したオーソドックスなコンサートだったように記憶しています。でも、今回この映像を見て思いました。我々多くの日本人は、ホントのボビーをほとんど知らなかったのだ、と。
一人でも多くの人に見せたい。そう思いつつまた何度目かのビデオの”スタート”ボタンを押すのです・・・。
*宮本啓さんは、「ミュージカルへの招待」「映画音楽への招待」(丸善)などの著作や、NHK-FMの「ポップス・ステーション」(水曜日)のDJを’96年3月まで5年間務めたほかイージー・リスニング系のアルバムを
中心にライナー・ノートを書かれている。現在では「M通信」というミニコミ誌を発行されるなど多方面で活躍されている。ボビーのLP”Autumn memories"('78)の日本盤は、宮本さんがライナーを担当されている。
2 A melody of love : A&E Biography 編集部
Air date: Dec. 5, 2001 (50 min.)
Cast: Bobby Vinton, Chris Vinton, Dolly Vinton, Dorothy Vinton
Clive Davis, Merv Griffin, Tony Orland, David
Wilde(Rolling Stone
Magazine) and others.
Arts and Entertainmnet(A & E)networkのBiographyは1987年4月より
米のケーブルテレビで毎晩放映されている人気TV番組で,政治家、スポーツ
選手,俳優から歌手まで登場している。1部はビデオ(DVD)化され市販もされて
いるし、放映された番組を希望により、ビデオ化するサービスもあるようだ。日本
では1部の政治家、歌手ではアンディ・ウィリアムスのものなどが紹介されている
のみで大半が未紹介に終わってしまっている。通常は1時間番組だが、枠をひろ
げて2時間のときもある。
さて、ボビーがこの番組に登場したのは比較的はやく2001年の12月3日(月)
から12月7日(金)の週で、Teen Idols Weekと題され、12月5日(水)に放送されて
いる。ちなみに,この週に登場した他のアイドルは、Buddy
Holly, Brenda Lee, Bobby
Rydell, Lesley Goreであった。
内容はボビーのキャリアを追いながら、珍しい映像をはさんで、家族、友人、ショウ
ビジネス界の重鎮たちがコメントを述べるといった構成。”涙の紅バラ”は「ジミ−・ディ
ーン・ショウ」”ブルー・ヴェルヴェット”は「エド・サリヴァン・ショウ」”ミスター・ロンリー”は
ディック・クラークの「アメリカン・バンドスタンド」”愛のメロディー”は「ボビー・ゴールズ
ボロショウ」の映像で紹介され特に”涙の紅バラ”などは当時から歌のうまい人だったん
だなと感心させられる。”ブルー・ヴェルヴェット”の映像はかって日本でも放映されたこと
がある。当時、筆者は中学生だったが1965年の5月23日(日)の夜9:30から10:00
までの枠で日本テレビ系列で”エド・サリヴァン・ショウ”が放送されボビーはこの日に
ゲストとして登場して、ヒット・メドレーのなかで、この曲を歌っていた。当時の印象とし
てはレコードとは歌い方が違うなと感じていたが、現時点見るとやはり歌の上手さが光
る1964年1月19日の映像が使われている。このほか、後半では1975−78年に
カナダで制作されアメリカでも放送されていた"Bobby
Vinton Show"の映像も出てくる。
経歴の前半が詳細に描写されているのとは、対照的に後半はやや走りすぎている。少な
くても、1978年に出版された自伝The Polish
Prince"には触れてもらいたかったし、
1974年12月29日にニューヨークのカーネギー・ホールでの公演も無視されていた。
ミスもある、LP"Blue Velvet"をソロシンガーとしての3作目としているが、正確には、
その前にLP"Greatest hits of the golden groups"があり、4作目のはずである。
コメントを述べる人達の中では、友人である”幸せの黄色いリボン“”恋するキャン
ディダ”などをヒットさせたトニー・オーランドがもっともよく登場し、いろいろなエピソード
を語っている。
クライブ・デイヴィスは”ボードビリアンの伝統を受け継いだエンターテイナー”として
ボビーを位置づけている。
貴重な映像・証言もあるが、もう少し時間をとって’70年代以降のボビーについても
詳細に描写してもらいたかったというのが素直な感想。
伝記物としては、市販はされなかったが、1983年11月26日(土)の夜,1時間枠で
"Salute, Bobby Vinton"という番組も制作されている。スタジオ収録でホストのディック・
クラークとボビーが対座して会話をかわしながら合間にゲストを登場させキャリアを振り返
っていくという構成で貴重な映像もでてくる。ゲストには、テッド・ナイト、アル・ハート、
フランキー・アヴァロン,それにコメディアンのチャーリー・カラスなどがボビーとからむ。
ボビーの楽器演奏、往年のヒット曲は出色の出来でお見せできないのが残念だが、
ゲストが少し役不足かなとも感じる。当時のカリフォルニア州知事もボビーに対する
賛辞を述べている。
なお、この番組は短期間シリーズで放送され’83年10月から12月にかけて11組
のアーティストが登場している。ボビーの翌週はチャック・マンジョーネ、前週は二−ル・
セダカが出演し、その他では、ポール・ウィリアムス、ホセ・フェリシアーノ、ルー・ロウルズ
なども登場した。制作・監督は著名なボブ・ヘンリーが務めている。市販はされなかったが、
米国の議会図書館に番組がそっくりビデオで所蔵されているので、あえて紹介しておいた。
3 Kissin' chrsitmas 編集部
筆者は,1度だけボビーのクリスマスショウに接した
ことがあるが、記録によると、1997年12月21日
場所はアトランティックシティのタジマハ−ル内のア
リーナ,時間は昼間の15:00から16;30となっている。
アンディ・ウイリアムスやペリー・コモのようにクリスマス
のスペシャリストではないボビーのショウの構成は、クリ
スマス物と、通常のショウで歌われるナンバーが半々で、
コンパクトにうまくまとめられていたというのが、その時
の印象。
それに対してこのビデオは1996年に劇場でのみ
入手できた自費制作映像で、おそらく前年の1995年
のクリスマスシーズンにボビーの劇場で録画されたので
あろう。同じタイトルのCDが’95年にエピックからリリース
されたのを受けてのビデオ制作と思われる。制作にあた
っているのが、奥さんのドリー、失礼な言い方をすれば、
プロではなく素人、それだけに、内容にはやや不満が残る。
収録時間も1時間弱で、ショウの中からクリスマスナン
バーの箇所だけを取り出して、つなぎあわせているようで、
ボビーのヴォーカルもでだしの”ジングル・ベル”からやや
精彩を欠いている。”サンタが街にやってる”などもCD,
LPでの録音にくらべ躍動感がない。救いは"He"の名唱。
この時期ボビーの1団に加わっていた女性歌手Trish
Fevoldが清楚な歌声でショウに華をそえているが、ラスト
近くの”まきびと羊を”ではボビーが肝心なところで歌詞を
間違えてしまっているのもいただけない。
ホセ・フェリシアーノのクリスマス作品"Feliz
navidad"などを
取り上げるなど確かな選曲眼を見せているのはさすがだが、
家族を総動員して精一杯のエンターテインメントを見せては
いるが、全体としては"Songs from my heart"のレベルには
到達しておらず、現在はすでに販売が終了しており、パスして
も問題ないだろう。
なお、ビデオの発売当時、幾つかのローカルテレビ局では
放映され、、それなりに評判を得ていた事を付け加えておこ
う。
4 Live in concert(Jan. 28, 1995 at Place des Arts, Montreal,
Canada)
〜カナダの人気者ボビー〜
編集部
1995年、この頃のボビーは1月〜3月までが北米のツアー、
4月〜12月が自身の劇場への出演という多忙なスケジュール
をこなしていた。
1月26日がトロント、翌27日がオタワとカナダ公演を続け、この日
がその最終日のモントリオール公演だった。
カナダという国はボビーには特別な存在。というのはTVの
”Bobby Vinton Show"(1975−1978)はトロントで制作され
全米にシンジケートされ52回(30分)放送され、カナダでは特に
視聴率が高かった。Ahed Musicというカナダのマイナー・レーベルが
ボビーの2種のLPをリリース。"Party Music:
20hits"(TVLP 177604)
<1976>と"100
memories"(TVLP79054)<1979>〔2LP set〕で特に
前者は、TVショウの放映が重なりベストセラーとなりカナダだけで
ゴールド・ディスクを獲得している。その他にも”涙のくちづけ“
”愛のメロディー”などは本国以上に歓迎され、言わば国民的な
スターであった。
さて、この日のボビーはTV中継がされた事もあってかどこか興奮気味だ。
声は比較的でているが、オープニングの”トウナイト”から音程がふらつき
気味でラストの”愛のメロディー”では力みが見られる。楽器演奏でも音程
をはずすシーンもあり必ずしも万全なコンサートではない。
2001年にこの映像の権利をボビー側が買い取り、劇場で販売を開始している。
当初はVHSのみであったが、その後DVDも発売されDVD化にあたり
”ミスター・ロンリー”が追加収録された。ただ、”ミスター、、、”の出来は
それほどでもない。
90分のショウが50分短縮されているのもマイナス材料。どうせなら、トー
クの箇所をカットし歌唱の部分をもっと入れてほしかった。会話はなかなか軽妙だが、日本人には、わかりにくい。
そうは.言っても客席とのコミュニケーションの取り方はうまいし中盤
のヒット・メドレーでショウを引き締めているのはさすがで、"Please
love me forever"はレコードでは、スイートなバラードだが,ライヴでは
ドラマティックに歌われる事が多く、ここでもショウのクライマックスと
いえるような歌唱をみせている。
”Total Entertainer”と呼ばれるボビーだが、ここでもその片
鱗を見る事ができる。なお、このショウはボビーのワンマン・ショウで
ボビーの家族は登場していない。
通信販売で、ボビーのオフィシャルサイトを通じて入手可能。DVDも
リージョン・フリーなので日本のDVDプレイヤーで再生可能である。
http://www.bobbyvinton.com/
5 The Bobby Vinton Show
Guest: Bob Michell Choir, Boxcar Willie
Patti Page,
Indian River Boys, Henry
Questa, Willie Tyler & Lester,
Bettina Rae and others.
〜 ボビー・ヴィントン・ショウに見るボビーのパーソナリティ〜
編集部
1985年1月6日に生放送されたこのショウは1975年〜1978年にオンエア−されていた同名のショウとは、関係なく単発番組として制作された。
(ただ、Patti Page , Willie Tyler&Lesterはレギュラーショウにもゲストと
して登場している。)1995年にビデオ化されたが、多くの点で疑問の残る
ショウでもある。まず、ゲストが多すぎる事。せっかくパティ・ペイジを
呼んだのだから、もっと活用してもよかった。ソロで歌うのは”テネシー
・ワルツ”とボビーのヒットを出演者がメドレーで歌うコーナーでの
”こんなに愛しているのに”の2曲だけでは、物足りない。特に後者では
素晴らしい歌唱を披露しているし、ボビーとデユエットさせるなどもっと
考えてもよかった。カントリー歌手Boxcar
Willieはカントリー・チャート
に10曲程のヒットを出してはいるが、ゲストとしては力量不足を感じる。
いっそのこと、腹話術のWillie Tyler & Lester,Bob
Mitchell Choir
それに”ベイビー・フェイス”を歌い軽いタップも見せる女の子Bettina
Rae
位にしぼったほうがよかった。
次ぎの疑問は、オーケストラ。女性をメンバーに加えるのはよいが、技量がともなっていない。
オーケストラ自体にもアンサンブルの乱れが見られる。
救いはボビーのパーソナリティで、彼の暖かい人柄が随所にでている。
楽器演奏でも十分な実力を披露しているが、歌唱でも"He"は傑出している。
ショウとしては、1955年から1982年までABCTVで放映されていた
"Lawrence Welk Show"を意識した構成内容だが、ボビーの歌唱場面を
もっと増やし彼のパーソナリティを全面的にだすような構成が必要だった
のではと感じてしまう。
6 Live at the Sands Hotel, Las Vegas 関 信行(会員)
ボビーのライブ・ビデオの中では言うまでもなく2002年9月リリースの『Songs
from my heart』が最高傑作であるが、これに次いで個人的に気に入っているのがラスベガス、サンズ・ホテルにおけるステージの模様を収めた本作品『Bobby
Vinton』(RKO1009)である。ビデオの発売は1984年ながら収録時期は1981年頃と思われ、当時40歳半ばのちょうど脂の乗り切った充実期のボビーが楽しめる作品である。
熱心な女性ファンたちとのキスの交換が見られる「涙の紅バラ」でショウはスタート。次いで、ステージ下での聴衆との交流では、「Makin'
Whoopee」「On a Slow Boat to China」「Teach Me Tonight」の「スタンダード・メドレー」が唄われる。
「ブルー・ファイア」で始まる自身の「ヒット・メドレー」は実
に10曲から成る熱演、「愛はいつまでも」やディスコ風
の「涙のくちづけ」を含み、最後の「Please Love Me
Forever」(いつまでも愛して)が終わるや、盛大なスタンディ
ング・オーベーション、会場は一気に盛り上がる。お馴染みの
「ビッグ・バンド・メドレー」と「インストゥルメンタル・メドレー」を
はさんで唄われる「He」は当時のボビーの決定的ナンバーで
聴く者を圧倒する。アルト・サックスによる「I'm
Getting
Sentimental Over You」と音楽監督のロイド・モラレス
(ドラムス)をフィーチャーしたクラリネットによる「Sing,
Sing, Sing」で器楽奏者としての実力を改めて示した後
は「ポルカ・メドレー」、さらに「ラスベガス名声の殿堂歌手
メドレー」と続く。ケニー・ロジャース、エンゲルベルト・フン
パーディンク、アンソニー・ニューリー,ディーン・マーチン等
のモノマネを披露するが,中では、プレスリーの「Love
Me
Tender」が一番サマになっている。さらに「Johnnny
Be
Good」でロックン・ロールを楽しんだあとは、一転してゆっ
たりとしたテンポの「Let Me Love You Goodbye」へ。
前述の「He」同様、アルバム『Encore』Tapestry
(TRS-1000)収録の佳曲だ。最後は「愛のメロディー」で
聴衆と一体となってショウはクライマックスを迎える。
ボビーの調子は勿論、ショウとしての構成も悪くない。
唯一,残念なのは、60分足らずという収録時間の短さ。
実際のステージはもっと長かった筈であるし、幾つかの
セットからの編集でもよい、せめて80分くらいの内容に
して欲しかった!
注:このビデオは発売当時、日本でも東映ビデオが輸入ビデオとしてカタログに載せていた。
店頭販売はされず、オーダーを受けたら届けるという方式を取っていた。ちなみに価格は25000円であった。
現在は廃盤だが、e-bayなどのオークションで入手可能である。
7 Pink Lady & Jeff 編集部
’70年代後半、日本で爆発的な人気をえていたピンク・レディーがアメリカ進出を敢行したのは、’79年頃からで、ラスベガスで公演などしたあと、1980年3月から米のNBCのヴァラエティ・ショウ”Pink
Lady"の主役に抜擢された。1時間番組で実際にはJeff
Altmanという若手のコメディアンが二人の通訳のような感じで番組をリードしていた。
2001年にアメリカでのみ発売されたDVD"Pink
Lady ... and Jeff"は3枚組みで計6回分の放送が収録されている。番組自体は不評で1ヶ月で打ち切りになっており、ボビーは同年4月第2週にゲストとして登場する予定であったが、番組はその前週で打ち切り、DVDには、ボビーの登場するプログラムがロスト・エピソードとして収録されている。
さてアメリカでのピンク・レディーに,触れるとシングル”Kiss
in the dark"
(Electra 46040)"は’79年の6月からチャート・インし11週間ランクされ最高位37位を記録している。この曲を収録したLP"Pink
Lady(Electra 209)"は8週間ランク・インしたものの最高位は203位と200位圏内には登場しなかった。収録曲は全10曲で、"Kiss
in the dark"の他には、"Love me
tonjght""Walk away Renee"など英語のナンバーに終始している。
彼女たちのアメリカでのキャッチ・フレーズは<Femele
disco duo>,
<Singing & dancing group>などだが、この番組を見る限りでは、
たどたどしい英語力、それにアメリカの生活にとけこめていない
印象が残る。
さて、ボビーはこの放送日のメイン・ゲストで3度,登場する。
最初は番組が開始されてすぐヒット・メドレーを歌う。”涙の紅
バラ〜ブルー・オン・ブルー〜こんなに愛しているのに
〜涙のくちづけ〜ブルー・ヴェルヴェット”でここでは、あくまで
ソフトなバラード・シンガーというイメージを強調している。
2度目はジェフ・アルトマンに7ヶ国語を話せる歌手として
紹介され、ピンク・レディとのからみもある。まず、ピンク・
レディがクイーンの"Crazy little thing called love(愛という
名の欲望)”を歌い次ぎの"Him"[ルパート・ホームズの当
時のトップ10ヒット]からボビーが加わり、最後は、チャック
・ベリーの”ジョニー・ビー・グッド”でしめくくっているが、
ボビーは控えめで2人をたてるような歌い方で、両者の息
は必ずしもあっていない。
3度目は番組最後の出演者が風呂につかるシーンにも登場し、
バスにはいる。番組はここで終了する。
この日の放送には、他に、ロイ・オービソンもいて”プリティ・
ウーマン”を披露するが、ピンク・レディはロイの紹介として
”日本では三船敏郎より有名です。”と英語で話すが、流暢
な英語といえずコメディーが多いのも二人には重荷になって
いたであろう。
また、このDVDはリージョン1で日本のプレイヤーでは再生
できない。広いアメリカでは再放送も頻繁になされ、その時に
は、このロスト・エピソードも放映されている。
<ボビーの主なテレビ出演(1980〜
>
1 Pink Lady: Host Pink Lady & Jeff
Altman(1980)(lost episode, not broadcasted).
2 Gossip Columnist(1980) Drama
3 Merv Griffin Show(1980) Bobby sings "Rockin'
Robin"and "He"
4 Barbara Mandrell & the Mandrell Sisters(Dec. 1980)Bobby
sings "He", "Oh holy
night" and duet with Barbara Mandrell "Lookin' for
love"
5 Solid gold(1981)Host: Dionne Warwick. Bobby sings hit-medley
with Dionne.
6 All-star salute to Mother's day(May 10, 1981)
7 Solid gold(1983)Host: Marilyn McCoo. Bobby sings"Ghost of
another man".
8 Salute! Bobby Vinton (Nov. 26, 1983)Host: Dick Clark
9 Boone: Chance of a lifetime(1983)
10 Benson: Solid Gold(Feb.1, 1985)
11 Solid gold(1986)Bobby sings"I love how you love me"
12 Live in concert(1995)Canada only
13 Kissin' christmas(Dec. 1996)
14 Coach: Leaving Orland, pt. 1(May 7, 1997)
15 Polish Americans(1998)
16 A&E biography: A melody of love(Dec. 5, 2001)
17 Songs from my heart(Mar. 2002)
18 Hollywood Squares(Jan. 26-30, 2004)
斜字は今回、紹介作品。
<News>ボビー・ヴィントンについてのニュース
このほど、ボビーのハイスクール時代の同窓生が、ボビーの
彫像を故郷のキャノンズバーグに建てるため、10万ドルの寄附を
ボビーに申しでたところ、ボビーの返答は”僕は、まだ現役だし、
そんな大金はもっと別の目的、例えば社会福祉的な用途に用い
られるべき。”と事実上、申し出を断った。同郷のペリー・コモの像は
すでに、キャノンズバーグに1999年に建てられている。
真面目なボビーらしい考え方で、彼の人柄がよくでた出来事と思い
ませんか!!
<New Release in Japan>
12月5日にソニー・ミュージックからボビーのCDが発売されます。
はじめてベスト Epic EICP-863 \1,200 10曲入り
曲目: ブルー・ヴェルヴェット、涙の紅バラ、ブルー・オン・ブルー、
さよならベイビー、涙のくちづけ、ミスター・ロンリ、ブルー・
ムーン、ディス・ガイ、ブルー・ファイアー、愛のメロディー
内容は今年の初めにカナダでリリースされた"Collections"と同一
で、「さよならベイビー」「ディス・ガイ」は日本では初紹介。「ブルー・
ムーン」は約40数年ぶりの登場。「ブルー・ヴェルヴェット」が某車メーカー
のCMで効果的に使われたことが、発売につながったようだ。
また、同じ”はじめて ベスト”シリーズとしてバングルス、ウィリー・ネル
ソン、マイケル・ボルトンなどが同時にリリースされるようだ。
期間限定生産商品なので、お買い求めはお早めに!!
オムニバス物では、すでに同じソニーから"Beyond
the sea"(SME
SICP1510/11)という2枚組のスタンダード集が8月22日に発売されて
おり、ボビーの「ブルー・ヴェルヴェット」がボーナス・トラックとして収録
されている。全51曲入りでアントニオ・カルロス・ジョビンからマリリン・
モンローまで珍しい作品も収録されているが、価格が3,780円と高いのと
音質が今一つよくない(例えば、パーシー・フェイスの「夏の日の恋」はモノ
ラル録音)点を考慮すると、御薦めはできない。編集は昨年英国でされた
ようだ。
<New Books>
DeAGostini発行 ゴールデン・ポップス 51号(2007・10・02)
CD付属 ビジュアル・マガジン 隔週刊
1963 part 6
曲目: 素敵なメモリー(ジョニー・ソマーズ)
かわいいドンナ(ディオン)
けんかでデート(ポール&ポーラ)
いとしのリンダ(ディッキー・リー)
あたしのボーイフレンド(エンジェルス)
恋の売り込み(エディ・ホッジス)
ブルー・オン・ブルー(ボビー・ヴィントン)
お熱をあげて(ジーン・トーマス)
モア(カイ・ウィンディング)
虹を呼ぶレッド・リヴァ−(コニー・フランシス)
全10曲
永遠のスター名鑑: ボビー・ヴィントン p15-17
曲目解説「ブルー・オン・ブルー」p10,11
このシリーズの選曲・監修は音楽評論家の八木誠氏、ボビーのよき理解者
の1人だ。永遠のスター名鑑には珍しい写真とともに、ボビーのキャリアにつ
いても触れているが、"I love you the way you
are"のレコーディングに関して
Diamond Recordsにもう1枚のシングルを吹き込んだと記載されているが、これは
誤り、もともとこの曲は、Diamond Recordsで録音したのでなく、たまたま録音テープ
が、ボビーの友人でもあるDJ Dick Lawrenceを通じてこのレコード会社の手に渡っ
たにすぎない。(このあたりのいきさつは自伝”Polish Prince"に書かれている。)
この頃の録音としては、Alpineから2枚のシングルがリリースされている。
"First impression/You'll never forget"(AE50)('59−8)"A
freshman and a
sophomore/The sheik"(AE59)('60)がその2枚で"I love
you the way you are"
も同時期に録音されたようだ。
又、1993年に自身の劇場"Blue VelvetTheater"を建てた事について触れていないのが、
不思議だ。もし、知らないとしたら少し勉強不足と言われても仕方ないであろう。
編集後記
今回はボビーの映像資料を特集してみました。文章だけでは、わかりにくい面も
あると思いますが、アメリカのファンはボビーの魅力はライブで最大限に発揮される
と口々に言っています。"Songs from my heart"はそうしたボビーのライブでの実力
が結集された傑作映像です。少しでも、多くの日本人がこの映像を鑑賞してくれたら
と願っています。人間が生きていくうえで家族がいかに大切かをボビーはこのショウ
で、教えてくれたような気がします。ミュージカルの傑作"Sound
of music"を思い出
させてくれるような内容です。
特集のため、いくつかの連載記事をとりやめました。今回は’80年代以降の映像
しか紹介できませんでしたが、’60年代、’70年代についても、近々,特集する予定です。
紹介した映像資料を入手したい方は、次ぎのアドレスにEメイルを出してください。
mailto:bvifcoj@hotmail.com
です。では、次号まで。
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