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どっか 行ってくれ〜! 7月8日
     
    あ〜あ!また,今日もいるよ〜^^;
    どうしてこんなに沢山、どっから集まってくんのよ〜!

    先日、鹿児島の病院に入院している母と電話してたら、ベランダに大きな黒光りした、
    「やつ」がやってきた。
    「また来たよ・・・カラス・・・」
    うるさく鳴くんだよなぁ〜・・・と思っていたらホントに鳴きはじめた。
    電話の向こうで母が、「赤ちゃんでも泣いてるの?」って・・・
    そんな可愛いもんじゃないよ〜。
    カラスだよって言ったら、「えーっ!そんなとこにカラスなんて居るの?!」
    と、驚いていたっけ。

    童謡に  カラス なぜ鳴くの カラスは山に かわいい七つの子があるからよ〜
  
    そうなのよねえ、カラスは昔は山にいたのよ。
    何を好き好んでこんな都会の木もろくすっぽ無いような所に・・・・
    食べる物があるから?
    そうじゃないよね、山が無くなったからだよね。
   
    人間がそうしちゃったんだよね。ごめんね。
    カラスだって住みたくて住んでるんじゃないって分かってるんだけどさ、
    怖いんだよね,君達。
 
    お願いだからどこか山を見つけて引っ越してくれないかなァ・・・
    ゴミは散らかすし、集団でいると恐怖なのよねぇ・・・・
    ヒッチコックのバードを思い出してゾーッとするんだよ〜。

昔懐かしい思い出
   小学生の時、父が一羽の負傷したカラスを連れてきた。
    巣箱を作ってやり,毎日看病してやった。
    傷も癒えて元気になった有る日、とてもいい天気だったので
    カラスを山に返すことになった。
    近くに小さいけどカラスが住んでいる山があるので、そこに行くんじゃないかと
    父が言いながら、カラスを放った。

    「もう、ケガなんかするんじゃないぞ〜」
    その言葉が分かったのかは分からないが、何回か頭の上を飛んで消えて行った。
    元気で暮らしてくれるといいね、などと言いながら手を振った記憶がある。

    次の日、からっぽになった巣箱を見たらちょっと寂しい気がした。
    カー君(カラスの名前)仲間と会えたかな・・・と思って塀を見たら
    いた!
    こっちを見ていた。
    それからしばらくの間、うちのまわりに住みつき餌を貰っていた。
    そのうち自然にいなくなってしまったが、かわいいカラスだった。
    



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