そんなんでいいの?
2002.10.5
今日は秋晴れのいい天気だった。秋とはいっても夏のような日差しの中、たまにそよぐ風だけが秋の匂いを運んでくるような、まさに運動会にぴったりの休日だ。
朝、早起きしてお弁当をしこたま作り、みんなであっくんの応援に出かけた。
保育園の庭でやるから狭い所に人がひしめき合ってるって状況だが、何とか敷物を広げる場所を確保し落ち着く事が出来た。
最初は開会式があり、その後すぐにかけっこだった。
あっくんは3歳だからどんなかな?などと思いながらその時を待った。3歳組みになったら、最初の出番にあっくんがいた。「がんばれ〜〜!」といいながらビデオ回したり、写真撮ったり大忙し。結構皆ちゃんと走るものだ。あっくんは何と一着だった。(^^)
足は速い血統?なのできっと大きくなったら速くなるかななんて思ったりしてみんな大満足!
暫らくして、私とHはちょっと園内から出る用事が出来た。裏から出ようと思って裏門に行くと、何と1メートル位の高さの門の上に小学1年生位の男の子が立っている。
暫らくどうしようかと思ったが、「ここは登る所じゃないから降りてくれる?」って言ったら素直に降りてくれた。私たちはそこの門を通って出ることが出来た。
用事が終わって戻ってくると、またさっきの男の子が門の上に乗っている。
私とHは唖然とした。
じっと見ていると、近くにいた多分彼のおばあちゃんらしき人が、「見える?ね、良く見えるでしょ。」と言っている。
私たちは顔を見合わせて呆れてしまった。
「ねぇ、ここは乗るところじゃないよ。降りてくれる?」って言うと不満そうな顔つきで向こう側に降りてくれたが、おばあちゃんと何か話していた。「乗ってれば良いじゃない。」とか何とか聞こえた。
あ〜あ、何考えてんだか・・・
保護者がそんなんでどうするんだよ!全くなってない!
黙っていられない性分なんだなぁ〜〜、私って。
通りすがりにその男の子に耳打ちしてしまった。(苦笑)
「もし、落ちて痛い思いをするのは君なんだよ。」って。
そしたらその子、「うん。」ってうなづいたのよね。びっくりしちゃった。
やっぱり子供って教えれば分かるのよね。教えないからいけないのよね。
その後、遠くから見ていたけど男の子は二度と乗ったりしなかったし。
男の子のおばあちゃん、未だ50台だと思うけどいけない事といい事の区別くらいはつくでしょう?
自分の大事な孫が怪我でもしたらどうするの?あんたみたいな人に限ってそんなことになったら、おろおろして何も出来ないんだよ。
そんなんでいいの?
自分が生きてきて経験した事、少しでも教えてあげてよ!
未来を背負っていく大事な子供なんだから。