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器械体操

私が学生時代に修行したのは体操競技です。25年前は日本体操界は世界選手権10連勝時代で、世界1の時代、現在は低迷している。技が高度化したのに練習方法、オリンピックの採点規則の変更の傾向など内部事情を日本に正しく伝えたり、日本の意見を反映させる機能が低下したのが原因と推測されます。15年前の審判団の内部分裂などの体操協会の主導権争いが顕在化していたようです。日本の採点基準と国際基準にずれがあり審判団を批判した事件がありました。新聞でも報道されました。 時代も少子化になり教員の採用も少ない時代、体育系の学生が民間や、タレントを目指さないと仕事のない時代で、体育大学の学生は辛い時代ですが器械体操の楽しさを小学校、中学校で味わって、子供が公園で鉄棒をする光景の復活を願いたい。
幸いなことにインターネットの時代になりました、動画や画像、音声付きで配信できます。双方向でコミュニケーションできる時代です。体育の先生同士や親同士、専門家の世界の事を共有できて意見交換もできると思います。そんな思いをPageにしました。
少しずつ内容の充実を図りたいと思います。




<<親が教えるマット運動 >>
 



我々は小学校で初めてマット運動を教えてもらったが、現代っ子は小学校では遅いのです、すでに肥満児になっていたり、ゲームなどで動くのが積極的ではない子ができているのです。動きづくりを子供のうちから親が教えることが大事です。
子供の寝返りの動きはマット運動の最初の一歩、はいはいで背筋や腕に筋肉が着いていきますが、母親のおなかの中では屈曲姿勢で過ごし、寝返りの準備動作では足を蹴り、体を伸張する動きと目の視点と首の協応で寝返りをします。はいはいで腕や足に筋肉がつき立ち上がりの準備をしている。歩行動作の反射は生まれつき備わっているが筋肉が強化されてないので立てないわけです。順調な発達過程で発達する訳です。
1)布団で横転、(バリエーションは各自工夫)
2)前転の導入@両手両足歩行前進A@の後進B後進しながら階段や20〜30pの高さのベッドや布団をたたんだ所へ腰を上げる。(運動課題を設定する、体を支える感覚を自然に体が覚える),C軽く膝を抱えての前後のローリングをしながら手のひら全体がを肩とマットの接地場所に正しく着くように練習。 D布団やマットを斜めに置き仰向けに寝かす。*低い方に頭がくるように*E腕を肩の後ろに置いて後転の姿勢を取る。
F布団や毛布、マットを持ち上げ足と腰があがると後転になり回ってしまう。後転感覚を体験させる。G斜めの台の上で後転H出きるようになったら平らな位置からたたんだ布団やマットなど少し高い位置に押し上げるようにして後転I後転から前転に戻す。*腕で体を支え、腕で押し伸す感覚を覚えることが重要。中学、高校生の女子は後転を教える方が難しい、腕の伸ばしができないのです。
3)
膝をついて片足をあげての前転(腰をあげて、前かがみしやすく、回転への移行をスムースにするのと回転後半をスムースにする効果がある)
4)手なし前転ー両手をついて前転をするのが前転だが、両手首を内転させ手の平を上に向け、人差し指の付け根をマットに付け擦りひらくように前転に導入すると手を付いていないような前転になる。



5)仰臥姿勢で後方ブリッジ=>座布団を背に入れて徐々に高くする。=>支える腕と肩の角度が広がるほどよい。
前方ブリッジ後方ブリッジ

必ず腕で支える、首に負担がかかると頸椎捻挫など注意しなければならない、子供よりも親が手本で怪我をする方が怖いです。

6) ハンドスプリング へ
   

<<親が教える鉄棒 >> 



@生まれたばかりの赤ちゃんは猿時代の原始的反射として掴まる反射が備わっています。ぶら下がることは生まれつきで出きるのです。1歳ぐらいの子供が親の腕にぶら下がれるようになったらメリーゴーランド遊びや変形して手と足を持って鉄腕アトム遊びなど子供はとても喜びます。 親子二人組でできる遊びを工夫するとかなりあります。(1歳から6歳ぐらい)
A逆上がりと後方宙返りの感覚づくりに最適な運動ですが大きくなりすぎると親の体力が問題、着地後腕が逆手になっているその状態で逆をやると前宙だが子供は腰を上げてやらないと回れない。

<<腕立て支持後転>>


赤いベルトで鉄棒に腰をしばり腰が離れ落ちないようにする。幇助者が右手で肩を後方に押し左手で下半身を押し上げる。

Bブランコ遊びは即技術につながらないが体を振る動きの無意識のイメージづくりとして意味がある。
    

<< 親が教える跳び箱 >>



跳び箱は現代では一番なじみがない運動になります。野山で遊ばなくなったからです。4歳から5歳は動きに興味や関心が強くなります縄跳びなどの供応動作ができるようになります。小学校低学年で馬跳びなどの遊びをしなくなったし、学校でも危ない遊びにされ禁止されてきたのです。フィールドアスレチックの木の切り株の段違いのものを利用するのが導入としては良い。 し、親子での馬跳び、伝承遊びのケンパやゴム跳びなどは跳びの導入を楽しみながらできる運動です。

<<安全対策>>


                 
@ストレッチ体操を準備体操として必ずやりましょう
A強引に引っ張ったりしないで子供のやる気(成功感、達成感を与える)を育てながら楽しく遊んでやりましょう子供と!




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画面のアニメーションおよび体操のイラストは鳥大の河岡さんより提供して戴いております。