第6シーズン

第117話 CSIチーム再開

[a]
セリーナ・マーチン 犠牲者
ロバート・ダージー 犠牲者
アンバー・ダージー ロバートの妻
ランディ・スワンシュガー 運転手

[b]
ブルック・ハリス 犠牲者
エディ・ヴォナー 清掃局の男

[c]
クララ・ジェームズ 犠牲者
ジョーイ・ザック 犠牲者
ダリル・ブレイクニー 犯人

[d]
ウォルター・ゴードン ニック事件の犯人

[a]
 ガス漏れによる火災が発生。男女が犠牲になる。
ガス管を経由して、爆発の連鎖が起きたらしい。
女性はセリーナ、男性はロバートと判明。
ロバートの腹部にはタイヤ痕があり、妻アンバーの車と一致。
浮気の仕返しで犯行に及んだとも考えられる。
彼らの車の車内には破片がない為、爆発ではなく、外から車が突っ込んだらしい。
アンバーの車は無関係と判明。タイヤ痕は一致するが、車種が異なるのだ。
塗料から青い車と判明。
運転手は逮捕歴のあるランディで、居眠り運転でぶつけた為あわてて退散したのだ。

[b]
 女性の他殺体が見つかる。頭部を攻撃され、ショッピングバックを服にしていた。
清掃局の長靴をはいており、清掃局職員のエディを調査。
彼は裸足で逃げてる女性を見かけて、長靴を貸したと言う。
リムジンの運転手は、乗せていた女ブルックが男ともめて降ろされたと言う。
主婦であるブルックは、ダンス講師に勧められ、
プロに混ざってリムジンでストリップをしていたと言う。
だが、男ともめてリムジンを降ろされた彼女は、駐車係に信用されず車に乗れない。
仕方なくホームレスから小銭を盗もうとして、鉄棒でし返しされたのだった。

[c]
 爆発に巻き込まれた車の中に、
事件よりも前に死んでいたと思われる腐敗した男女が見つかる。
男性は白人、女性は10代の黒人で、撃たれた事が死因だ。
女性は行方不明のクララらしい。
車内に食べ散らかしたバンズに、コカインが隠されているのが見つかる。
男性は売人のザックで、彼の客であるダリルの指紋が見つかる。
動機は不明だが、ダリルは2人を射殺し、姿を消した。今も所在は不明だ。

[d]
 ニックの事件で人生に不安を感じたウォリックが結婚する。
一方、事件に関するテープが届き、犯人ゴードンの背後に別の声が聞こえる事が判明。
共犯者がいたのだ。

 と言う訳で、ニックの事件後を経てCSIチームが再集合。
ニック事件の残務整理みたいなエピソードを含めて4つも事件が発生。
1つ目の事件に付随して3つ目が判明したりで、ドタバタです。

TV放送 2007/04/14 WOWOW 2200-2300

第118話 夢の途中

[a]
運転手 犠牲者
サマイ・タオ 犠牲者
ケオ・ピプラクシー サマイを襲撃
ノイ・ビプラクシー 崖下で見つかる。ケオの兄弟
ジョー・カバナー クリーニング工場の男

[b]
ジュリアン・ハーパー 俳優
ブリンキー 付き人
ウイリーエンジェル 泥棒
ハリー・ジョーダン ファンの女

[a]
 タクシー運転手が殺される事件が発生。
首を撃たれており、車内に荒らされた形跡はない。
付近で、ラオス人サマイの死体が見つかる。
6発撃たれているが、付近に薬きょうはない。
シャツの擦れた跡は、上の建物の手すりの物で、撃たれて落下したようだ。
サマイを狙うケオがショットガンを撃ちまくり、弾がタクシー運転手にも達したのだ。
崖の下でラオス人の死体が見つかり、犠牲者ノイはケオと兄弟とわかる。
車内には割れたCDも残されていた。
サマイの目にもCDの破片が刺さっており、彼も車内にいた様だ。
ケオ兄弟とサマイは、同じクリーニング工場に雇われていたが、
部族が違う為に仲が悪かったと言う。
ケオは、サマイが強盗に来たと思い撃ったと称する。
サマイはノイとドライブに出かけ、彼を殺害して事故に見せかけた。
工場主カバナーとサマイが組んで、保険金を受け取ろうとしたのだと言う。
だがカバナーは、わずかな金の為に犯罪を犯す必要はないと否定。
浪費癖のあるノイに愛想を尽かしたケオは、保険金目的でサマイに始末させ、
さらにサマイも始末したのだ。

[b]
 俳優ジュリアンの死体が見つかる。
死因は窒息死だが、絞殺痕はなく、誰かとセックスした痕跡が。
シャワーには女性が倒れており、彼女の胃からは睡眠薬やコカインが検出。
付き人ブリンキーに誘われ、ジュリアンと遊んだと言う。
窓ガラスにあった唾液は、前科のあるウイリーの物と判明。
ウイリーは部屋を物色したと認めるが、殺害は否定。
殺したのは赤いドレスの女だと言う。
ウイリーの言う女は、ファンのハリーと判明。
ジュリアンの相手をしたが、口止め料を渡され追い出されたと言う。
ジュリアンのあごに付着した繊維片はストッキングの物で、絞殺はできない。
女の子は2人いて、ジュリアンを縛ったが、
ストッキングが溶けて外れなくなり、あわてて引っ張ったらしい。
だが、ブリンキーはストッキングは外せたと語る。
首を絞めてオナニーをしていたジュリアンは死んでしまい、
彼に恩を感じていたブリンキーは、真相を隠したのだった。

 今回は2つの事件が発生。
1つは関係なさそうな複数の事件が結びつくという展開で
もう1つは殺人かと思わせて、実はさにあらずと言うヤツ。

TV放送 2007/04/21 WOWOW 2200-2300

第119話 天国への階段

ベッキー・レスター 犠牲者
レイ・レスター ベッキーの夫
スーザン レイの娘
スタイン氏 スーザンの祖父
ジャッキー レイの前妻
バフィ レイの浮気相手
アダム・ギルフォード ベッキーの浮気相手

 ベッキーが倒れ、夫レイが救急車を呼ぶ。階段から転落したらしい。
血だまりは乾いており、すぐには通報していない様だ。
レイは電話を受けており、戻ったら倒れていたと言う。
現場にはベッキー以外の足跡や、ゴミ箱に血痕の付いた紙が見つかる。
階段から転落すれば、体を支えようと壁に触った痕跡があるはず。
代わりに、鈍器で殴られた様な痕跡が見つかる。
足跡は救急隊員のものとわかるが、ゴミ箱の紙は不明だ。
夫婦の寝室は別だったが、ベッキーの膣内からは精液が検出される。
レイの先妻ジャッキーも階段で死んだと判明。
令状が出て解剖した結果、頭部に裂傷が見つかるが、
結局発作による自然死と断定される。
レイはベッキーに拒否され、別室で寝る様に。
性癖に合う噛むのが好きな女バフィを見つけたが、
セックスはしておらず浮気ではないと言う。一方で、ベッキーはアダムと浮気。
レイはバフィの事で脅迫を受けていた。脅迫状にはベッキーの指紋が見つかる。
ベッキーはレイが金を隠していると考え、20万ドルを要求していたのだ。
娘スーザンが、家の中からベッキーに電話していたと判明。
彼女のリュックから血の付いたシャツが見つかる。
自分の為に父は再婚したのに、
ベッキーが浮気しているのに気づいて殺そうとしたのだと言う。
クローゼットに隠れ、電話で呼び出した。
ステッキで殴り、ふいたペーパータオルをゴミ箱に捨てた。
レイは娘の犯行と気付き、彼女をかばったのだ。

 と言う訳で、限りなく夫が怪しい一方で、事故死の可能性もあるが。。。
と言う展開で、真犯人が別にいるとしたらこんな感じになるはず。

TV放送 2007/04/28 WOWOW 2200-2300

第120話 奇跡の星

コープランド夫妻 発見者
タイ・ベントリー 犠牲者
ジョゼフ・ダイヤモンド 教祖
マシュー 教団にいた学生
エマ 信者
アビゲイル 信者(クレア・デュバル)

 コープランド夫妻の庭に大勢の男女が現れ、立ち去った後には死体が残されていた。
死後12時間経過しており、毒を盛られたらしい。
多数の骨折があり、死後も損傷を受けている。
庭に入ったのは、足跡から12名と判明。
砂漠には被害者の靴が引きずられた痕跡と、燃やされた車が見つかる。
近くにある核実験を観察する為の施設で、11人の死体が見つかる。
彼らはカルト教団らしく、1人の教祖と12人の信者がいたと言う。
ならば2人が消えた事になる。
庭にあった死体は信者タイと判明。エレベータシャフトに残された指紋もタイの物だ。
転落死と思われるが、事故か殺人かは不明。
全員がケタミンと言う薬物を同時に飲んで死んだらしい。
砂漠に放置された車内で教祖ジョゼフの死体が見つかる。残る1人が容疑者だ。
ジョゼフは以前にも教団を作り、集団自殺未遂を起こし、金を持ち逃げしていた。
検死の結果、ジョゼフは集団よりも先に死んだと判明。
ジョゼフが持っていた薬物は睡眠薬で、死に至る物ではない。
彼は殺人者ではなく、詐欺師で、ケタミンを皆に飲ませた者が他にいるのだ。
遺体の確認に来たエマの両親は、スペンサー氏が来ていないと指摘。
娘アビゲイルが信者のはずだ。
獣医に残された指紋がアビゲイルと一致。逃走する彼女を捕まえる。
アビゲイルはジョゼフに裏切られたと知り殺害。
彼に代わって、より強力な薬を与えたのだ。
タイはエマを連れて逃げようとした為、エレベータシャフトから突き落として殺害。
一同は見つかりやすい場所に死体を運び、施設に戻った。
アビゲイルは、皆が薬を飲むのを見届けたが、自身はためらったのだ。
神が見ていたなら人間とは関わりたくないと言うだろうと、グリソムは言うのだった。

 と言う訳で、カルト集団による大量自殺が発生。
指導者は実は詐欺師で彼は殺され、行方不明の娘が一人いると言う展開。
その娘がクレア・デュバルとくれば、まあこんな展開になるはず。

TV放送 2007/05/05 WOWOW 2200-2253

第121話 生きる定め

マルク 医師。通報者
マーク 指紋を残した少年
キャシー 一家の少女

 匿名の通報があり、一家の家で血だまりを発見。
両親と2人の子供の家族だが、血だまりは3つしかない。
電気代が異常にかかっている事から、
隠された部屋でマリファナを栽培していたと判明。これが動機だ
地元の医師マルクは、麻薬を買いにいって事件に気付き、匿名で通報したと認める。
指紋を残した少年マークの車からは大量の麻薬が見つかる。
あの部屋の麻薬かは特定できないが、ポリ袋が一致。
血だまりは3人分で、ニックは末娘キャシーが生きていると感じる。
犯人はキャシーにシロップを飲ませたが、彼女はこっそり吐き出していたのだ。
ボートを調べ、付近に沈められた3人の死体が見つかる。
至近距離から胸部を撃たれており、抵抗した事がわかる。
銃はマークの父親の物と判明。
麻薬をめぐって息子ジェイミーともめ、家族と共に殺害し、沖合いに沈めたのだ。
ニックは捜索を続け、岸に倒れているキャシーを発見。
病室でニックと話すキャシーは、家族の死を聞いても落ち着いていたが、
家族は大好きだったと語るのだった。

 と言う訳で、一家が行方不明になる話。
彼らは麻薬売買に手を出して始末されるが、末娘だけが難を逃れる展開。
こんなの前にも見た気がするね。

TV放送 2007/05/12 WOWOW 2200-2246

第122話 神の子

事件a
クリスティーナ 犠牲者
ダイア博士 団体の代表
ケンリー 受精卵提供者

事件b
マーク・セイヤ 弁護側
グレッグマン 被告

 シングルマザーのクリスティーナが死体で見つかる。
手には血がついておらず、誰かが自殺に見せる為、銃を持たせたらしい。
傍らには赤ん坊ジョーイがいたが、処女膜は無傷で、性交せずに妊娠したと判明。
受精卵の提供を受けたらしく、提供者を後見人とすると書かれたメモも見つかる。
銃の以前の持ち主は、ポーカーで負けて、サイと呼ばれる男に取られたと言う。
クリスティーナは、余った受精卵を提供する団体を利用しており、
遺伝子学上の両親はジョンソン夫妻と判明。
妻ケンリーは健在だが、夫は撃たれて死んだと言う。
ケンリーのシャツから発射残渣が見つかるが、彼女は銃に触れた事を否定。
洗濯した際に、母親のブラウスから移ったのだとわかる。
母親は銃でクリスティーナを脅し、メモを書かせた上で射殺した。
ケンリーの死んだ夫こそサイで、犯行に使われた銃の持ち主だったのだ。

 被告グレッグマンがベガスにいなかったと、セイヤが裁判で証言する気だと判明。
グリソムが死体についていたハエから犯行時刻を特定した事件で、
さなぎになるには11日かかると判断。
だが、弁護側は15日かかる証拠のテープがあると言うのだ。
反証には11日必要で、裁判に間に合わない。
テープに細工の痕跡はなかったが、豚に殺虫剤を接種していたと突き止める。
これによって、さなぎになる期間が延びたのだ。
セイヤは偽証で取り調べを受ける事に。
グリソムを評価した上司は、昇進を約束するが、
野心は破滅のもとだとグリソムは断るのだった。

 と言う訳で、今回も2つの話を扱う。
1つは体外受精した女性が殺される事件で、
もう1つは裁判でグリソムの提示した証拠が否定される話。
最初の方は、処女なのに体外受精で認識したと言う、いかにもCSIな設定。
もう1つはおまけ程度。

TV放送 2007/05/19 WOWOW 2200-2246

第123話 銃弾のカオス 前編

ブラス警部
ソフィア 警官
ベル巡査 犠牲になった警官

 ブラスらは犯行グループを追跡。撃ち合いで警官ベルが死亡。
ブラスは所属が違うが、応援を買って出たのだ。
付近で少年が殺され、逃走した一味が自転車を奪ったとわかる。
少年の家族を中心に、警察に対する不信感が高まる。
逃走犯が銃や自転車と共に見つかり、連行されるが、何者かに狙撃されてしまう。

TV放送 2007/05/26 WOWOW 2200-2243

第124話 銃弾のカオス 後編

ブラス警部
ソフィア 警官
ベル巡査 犠牲になった警官
カルロスとビアンカ 一味

 逮捕された3名には前科があり、麻薬組織が関係していたとわかる。
ソフィアは自分がベルを撃ったと考え、動揺する。
一味のカルロスとビアンカを逮捕。
彼らは運び屋で、従わなければ殺されると、何も語らず刑を受けると言う。
黙秘されれば狙撃手の特定は不可能だ。
ベルを撃ったのはシグザウェルと言う銃と判明。
使用するのはブラスとソフィアだ。
現場を再現し、ソフィアの位置からはベルが見えないとわかる。
ブラスも同様だが、ベルが立ち上がれば別だ。
グリソムは住民に状況を説明。
少年を撃った銃は、薬きょうの傷からホゼ・ファウストの物と判明。
学校へ向かう少年から、自転車を奪うために撃ったのだと。
ブラスは不運な事故として処理されるが、自身は責任を感じていた。
ベルの葬儀を訪れたブラスは、未亡人に詫びる。
あなたのせいじゃないと言われ、ブラスは泣き崩れるのだった。

 と言う訳で、前後編もの。
麻薬組織との銃撃戦で、警官や一般市民の少年が死亡。
少年の両親が警察の捜査を批判して騒動になるが、こちらの調査はさほど掘り下げず。
もっぱら警官を撃ったのは誰やねんと言うあたりが焦点に。
その過程でレギュラーに疑いがかかるが、
真相は冒頭に見せられてるので、意外性はない。
ところで、前後編なので、あの人が死ぬのかと思ったら、
このエピソードではなかったらしい。

TV放送 2007/06/02 WOWOW 2200-2244

第125話 サバイバルライフ

事件a
ジェリー 被害者
スージー ジェリーの妹

事件b
マイケル 夫
ローリ 妻

 ゴミ捨て場でジェリーの死体が見つかる。
検死の結果、胃が極度に広がって窒息死したと判明。
食べ放題の店でも、休む間もなく食べていた為、追い出されたと言う。
胃の中には、20個のホットドックが。
ホットドック早食い大会に出場し、3位になるが、終わっても食べ続けていたと判明。
彼は満腹信号を送れない病気で、いつも空腹で食べ続ける為、拘束されていらしい。
やがてジェリーを探していたと言う男を発見。
彼はジェリーの妹スージーの恋人で、見張りを頼まれたが、
賞金目的で大会に連れていったと白状。
だがジェリーの空腹は収まらず、逃げ出したのだ。
スージーは病気で入院しており、兄を幸せにしたかったと語るのだった。

 マイケルと妻ローリの死体が見つかる。
強盗の仕業に見えるが、金には手を出してない。
レコードコレクションが盗まれていると判明。指紋からマイケルの知人女性が浮上。
彼女によると、夫婦は離婚寸前で、
マイケルに頼まれてコレクションを持ち出したのだと言う。
被害者にはゴールデンレトリバーの毛が付着。
検死の結果、マイケルが家に忍び込んでローリに見つかって撃たれ、
ローリは犬に襲われたらしいと判明。
夫婦は犬の権利をめぐって争っていたが、
ローリが手にベーコンの油をつけた為に、犬は彼女を選ぶ結果に。
納得いかないマイケルは、別の犬とすり替えようとして家に忍び込み、
ローリに見つかったのだった。

 と言う訳で、今回も2つの話を描く。片方は大食いの男が変死した話。
日本で人気のフードファイターが行き着いた先みたいな話で、
いかにもCSIが取り上げそうだが、事件としての面白さはいまいち。
もう1つは夫婦が死んでいて、物取りの犯行かにも思えたが、
そうではなかったと言う話。
これもCSIではよくあるね。

TV放送 2007/06/16 WOWOW 2200-2243

第126話 王女メディアの息子

カレン・マシューズ 母親
ジェシー 息子
大佐 義父
バレリー・エスポジート 容疑者
デイリー 公園にいた

 カレンの息子ジェシーが公園で行方不明に。公園や自宅が捜査される。
アフガニスタンで戦死したカレンの夫は軍人一家で、
そうはさせまいと、カレンは義両親にジェシーを会わせなかったと言う。
警察犬による捜索もはかどらない中、公園のトイレにあった血痕からデイリーが浮上。
死体との性行為で逮捕歴がある彼は、鼻血を出したのだと判明。
彼の証言で、野球帽の男が少年を連れ去ったとわかる。
男は手配され、妻バレリーやジェシーといる所を逮捕される。
カレンはジェシーと再会するが、彼はバレリーをママと呼んだ。
バレリー夫妻の家には、少年と写った家族写真があり、2人母親がいる事になる。
夫妻は少年をアダムと呼び、
夫が妻に内緒でスポーツ賭博をする為、アダムと公園に行ったと告白。
DNA鑑定の結果、少年の実母はバレリーと判明する。
アダムの写真はブログで公開されており、カレンはそれを利用して家族写真を合成。
近くの公園にいると気付いたカレンは、アダムに接近したのだ。
カレンはストーキング及び誘拐未遂で逮捕される。
だが、歯ブラシのDNAから、別の男の子が存在すると判明。
ジェシーの写真は、2歳までは本物で、それ以降はアダムの物だった。
義両親を含めてジェシーを見た者はおらず、
カレンは4年間空想の中で彼と過ごしていた。
公園で実際にアダムに会い、実母が連れていった為、誘拐だと騒ぎ出したのだ。
溺愛したならば近くに埋葬したはずと、庭を掘り返した結果、有機化合物が検出。
そこに死体が埋まっていた証拠だ。
夫の葬儀で義父母と口論になり、
軍人にすまいとカレンは、産褥精神病で処方された薬でジェシーを殺害。
埋めた死体に隣の犬が気づいた為、犬を殺して死体をどこかへ移した。
連行されるカレンには、まだジェシーの姿が見えるのだった。

 と言う訳で、CSIらしい設定のエピソード。
公園で少年がさらわれる事件が発生し、テレビでも連日報じられる。
誘拐とか変質者とかが疑われる中、連れ去り犯の特徴が明らかになり、ついに逮捕。
少年も保護されるが、彼は一緒にいた女性を母親だと言う。
どちらの母親にも、少年と写った家族写真があり、真相はいかにと言う訳。
種明かしをすると、それほど奇抜なトリックではないのだが、
いかにもCSIらしい展開で、久々に惹きつけられた。

TV放送 2007/06/23 WOWOW 2200-2244

第127話 誰も知らない存在

ヘイデン・ブラッドフォード氏 犠牲者
アリソン ヘイデンの妹
ダン オンラインカジノ
ブレッド 指紋の男。ヘイデンの友人
ミシェル ヘイデンの婚約者。ブレッドの妹
ブラッドフォードさん ヘイデンの母親

 殺人事件が発生したとの匿名通報があり、ヘイデンの死体が見つかる。
狼症候群と言われる多毛症の男性だ。胸を銀製の弾で撃たれたと判明。
ミシェルと言う女性から何回も着信が。
オンラインカジノでの支払いを拒み、ダンと言う男に脅されていたとわかる。
ダンは催促に行ったが、外見を見て退散したと証言。
割れた窓の指紋は、近所の青年ブレッドのものと判明。
キャッチボールで窓を割ってしまい、石でガラスをとったと認める。
通報があった公衆電話には、女性染色体の毛髪が見つかり、
多毛症の女性がいたとわかる。
部屋を捜索した結果、隠し部屋にいる妹アリソンを発見する。
存在を知られたくない彼女は、犯人が去るのを待って通報したと言う。
アリソンは母親は死んだと語るが、実際は生きていると判明。
夫は子供が醜いと出ていき、子供たちを捨てた母は、息子に死んだと伝えさせたのだ。
ヘイデンはブレッドの妹ミシェルと婚約していたと判明。
頼まれた録画を失敗したので、連絡していたと言う。
ヘイデンの死体には死斑があり、死後誰かが動かしたと判明。
アリソンの部屋に血痕があり、ブレッドの姿を見たと語る。
ブレッドは、怪物は妹にふさわしくないと殺害したのだ。
ミシェルが録画したと称する番組はなく、彼女は危険を知らせようとしていたのだ。
アリソンは、一人でも生きていけると語る。
母親が実は生きていると知っており、人捜しのサイトをアクセスしたのは彼女だった。
そんな中、ためらいながら母親が戻ってくるのだった。

 と言う訳で、狼男のような体質の人々を描く話。
前にもこんなエピソードがあったような気が。。
狼男のような全身体毛の男の死体が見つかる。撃ったのは銀製の弾丸だ。
やがて隠し部屋に、同様の妹がいる事が判明。
キャサリンは、表に出たがらない妹に配慮しながら、真相を追うと言う訳。
設定ありきのエピソードと言う感あり。

TV放送 2007/06/30 WOWOW 2200-2245

第128話 哀しいライバル

事件a
アレン 犠牲者
ビアンカとチェルシー アレンの恋人
ジャスティン 部屋に血痕があった
トム・ハーパー 電話業者

事件b
シルビア・マリンズ 犠牲者
ケリー・ゴードン ニック事件の犯人の娘

 アレンの死体が見つかる。彼にはビアンカとチェルシーと言う2人の恋人がいた。
ビアンカの部屋で血痕が見つかり、逮捕歴のあるジャスティンが浮上。
ジャスティンはかつてビアンカと暮らしていたが、
何者かに襲われ、彼女に近づくなと警告されたと言う。
ガレージに落ちていた工具は、電話業者ハーパーが作業した際に落としたわかる。
ビアンカの父親は有名な金持ちで、チェルシーはビアンカの母親だと判明。
チェルシーはアレンを寝取る形となったが、その後仲直りしたと言う。
ビアンカが何者かに襲われるが、彼女は犯人を言おうとしない。
ハーパーが作業記録を改ざんしており、ビアンカを盗聴していたと判明。
彼はかつてビアンカと付き合っており、寄りを戻そうと彼女を襲ったと告白。
ジャスティンを襲ったのも彼で、チェルシーに依頼されたと言う。
チェルシーはアレンに惹かれており、ビアンカとの仲に嫉妬していたのだ。

 シルビアが自身の車に引き殺される。
車は鍵穴をこじ開けた痕跡があり、
犯人が盗んで、駐車場に現れたシルビアを引いたようだ。
監視カメラは、犯人があらかじめ焦点をずらしていると判明。
目的は泥棒ではなく殺人だ。
シルビアの携帯の通話記録からケリー・ゴードンが浮上。
ニックを拉致した犯人の娘だ。
シルビアはケリーの管財人で、彼女には感謝していると言う。
監視カメラの画像を解析し、写ったタトゥーからケリーが犯人と判明。
死んだ父の遺産が得られないと知り、腹を立てたのだ。
ケリーは逮捕されるが、薬物を過剰摂取しており、痙攣を起こして死ぬ。

 と言う訳で、今回も2つの事件が発生。
1つは男女3人のカップルで男が殺されると言う事件。
異色なのは女2人が母娘だと言う点だが、
3人で。。と言う付き合いではなかったとわかって、異色さももう一つ。
もう1つは管財人の女性がひき殺される事件。
容疑者がニック拉致事件の犯人の娘と言う点が異色。
こちらもその点を除くと普通な感じ。

TV放送 2007/07/07 WOWOW 2200-2245

第129話 ラストショー

ロイス・オニール 有名人(フェイ・ダナウェイ)
ルーク ウェイター。犠牲者
イブ・ジェラルド ロイスの助手
サム キャサリンの義父

 暴露本を出したロイスのパーティで、ウェイターのルークが殺される。
ロイスは行方不明だったが、金庫に隠れている所を見つかる。
何者かが発砲するのに気付き避難したと言う彼女は、マフィアの仕業だと言う。
パーティ客にはキャサリンの父サムの姿も。
ルークは薬物の売人で、前科もあったと判明。
天井裏からは、ロイスの恋人トムが遺したらしき100万ドルが見つかる。
検死の結果、ルークは最初に心臓を撃たれており、
だとすると、ロイスの言う様にはい回る事は出来なかったはずだ。
宝石から発射残渣が見つかり、ロイスの屋敷へ向かうが、彼女は殺されていた。
彼女は進行性の癌にむしばまれており、だから暴露本を出したのだとわかる。
派手に死ぬため、本人が殺しを依頼したとも考えられる。
最初ルークに依頼したが、ルークがついでに宝石をいただこうとしたので射殺。
続いて長年の友人である最後に運転手に頼んだのだ。
運転手は美しい死に顔になる様に、目を閉じさせたのだった。

 と言う訳で、パーティの最中に殺人が起きたと言う話。
主催者は交遊関係の広い女性ロイスで、演ずるのはフェイ・ダナウェイ。
ウェイターが殺され、ロイスはマフィアの仕業と言う。
彼女が暴露本を書いた事から恨みを買ったなど、
色々な可能性が考えられるが。。と言う訳。
パーティ客もいるので、収集がつかなくなるかと思ったが、
意外にこじんまりとした感じ。
題名がラストショーだし、何となく察しはつきました。

TV放送 2007/07/14 WOWOW 2200-2246

第130話 しくじった男

カール 犯人(ウイリアム・サドラー)
アリー・サリバン 第1の犠牲者
クレイトン・ナッシュ 第2の犠牲者
ジャニス カールの妻
トレット レイプ犯

 交通事故の現場でアリーの死体が見つかる。
シートベルトの痕跡があるが、
その後通報しようとしている事から、追突では死ななかったと判明。
ぶつけたのはアリーの側だが、絞殺されたのだ。
車にあったコップから出た指紋で、レイプ犯として逮捕歴のあるトレットが浮上。
彼は車に乗った事は認め、アリーはメール派だったと語る。
グリソムは、アリーがもうろうとする中、
犯人のナンバーを伝えようとしたのではと考える。
廃品置き場で燃やされた車が見つかり、塗料から逃走車と判明。
中古車屋で買ったとわかり、店員によると客はバスで現れたと言う。
 付近の安アパートでナッシュの死体が見つかる。
銃声を聞いた者はおらず、サイレンサーを使ったらしい。
ナッシュは銀行強盗一味だったが、
逮捕された際に仲間の名前を白状。恨みを買っていた。
 バスの運転手から、男は砂漠で乗ったと判明。
バス停付近で、バギーと共に焼かれたサイレンサーが見つかる。
2つの事件は同一犯なのだ。
犯人はナッシュを始末した後、バギーとサイレンサーを燃やしてバスへ。
中古車を買って移動するが、アリーにぶつけられ、始末する羽目になったのだ。
ナッシュの証言で逮捕された7人の内、3人が出所。
アリーの車に残された掌紋から、カールが犯人と断定される。
カールは行方不明だったが、バギーのタイヤ痕から、購入者である妻ジャニスが浮上。
カールの妻ジャニスは、夫が2件の殺人に関わったと気付き、彼を追い出していた。
ブラスらがカールの家に踏み込むが、彼は退散した後だった。
バス乗り場からジャニスに電話したカールは、警察が現れたと知り、観念して自首。
どこでしくじったのかなと語るカールに、グリソムは人を殺した事と答えるのだった。

 と言う訳で、今回も2つの事件が発生。
。。かに思えたら、2つにはつながりがあったと言う訳だが、
冒頭にコロンボ式に犯行を見せているので、意外性はもう1つ。
犯人がウィリアム・サドラーで、冷酷そうで実は優しいと言うあたりがポイントかな。

TV放送 2007/07/21 WOWOW 2200-2244

第131話 怒りの鞭

ゾーイ・ケスラー 被害者
レディ・ヘザー ゾーイの母
ジェイコブ・ウォルコビッチ クリニックのオーナー
ジャック 露出狂で逮捕歴

 砂漠で裸の女性死体が見つかる。右腕がなく、野獣に食われたかも知れない。
頭は坊主にされ、体には焼印が。肝臓が異様に小さく、何かを注射された疑いが。
視神経が切断され、逮捕歴のあるジャックの眼球が入れられていた。
ジャックは片目をくり抜かれた上、ロボトミー手術をされ、何も覚えていないと言う。
被害者はゾーイと判明。
疎遠だった母親より連絡があったのだが、その母親とはレディ・ヘザーだった。
ゾーイはベッツクリニックの医療実験に参加した後、行方不明に。
ヘザーは、クリニックが違法だと抗議した為にゾーイと疎遠になったと言う。
ゾーイが自分の右腕を噛み切ったと判断され、砂漠を捜索。
クリニックのオーナーであるジェイコブの小屋が見つかる。
図書館から盗んだ書物があった為、令状が出るが、駐車場で彼の死体が見つかる。
昨日面会しているにも関わらず、死後2日は経過していた。
DNAから犯人はジェイコブの一卵性であるスネラーと判明。
ジェイコブを殺して彼に成りすましたのだ。
スネラーは小屋にはおらず、
自分のユダヤの部分を取りのぞく為、人体実験を繰り返していたと判明。
ゾーイは手錠をかけられ、自分で噛み切ったのだ。
小屋にヘザーのアクセサリを見つけたグリソムは急行。
ヘザーはスネラーを捕らえ、怒りに任せて鞭打っていた。

 と言う訳で、CSIぽい猟奇殺人が発生。
被害者の女性は頭髪をそられ、焼印をされ、他人の眼球を入れられていた。
実は彼女は、グリソムと因縁浅からぬレディヘザーの娘だったと言う展開。
犯人の正体や目的は、へーそうなんだと言う程度の印象で、
そんな事より、時々ヘザーを出したかった訳ね。

TV放送 2007/07/28 WOWOW 2200-2244

第132話 壁の鼓動

マーティン・シドリー 屋敷の主人
タッド・シドリー マーティンの息子
フィッツ・ギボンズ 失踪者キャロラインの父

 マーティン家の煙突から黒焦げの死体が見つかる。
別の場所で焼かれて煙突に入れられたと判明。焼かれたのは3日以上前だ。
マーティンはキャロライン失踪事件の容疑者だが、
令状がない為、家宅捜索出来なかったのだ。
階段には漂白剤が使われていたが、板の裏に血が染み込んでいるのを発見。
弁護士は、無関係の事件の捜査だと抗議する。
スポーツジムの会員証から、犠牲者はマーティンの息子タッドと判明。
タッドのルームメイトは、彼はよく行方不明になる為、不審に思わなかったと言う。
部屋には、キャロラインの父フィッツ・ギボンズ氏の電話番号が貼られていた。
ギボンズは、娘を探す為に、タッドに協力を求めたと認める。
階段で見つかった血痕は、キャロラインの物と判明。
だが、血痕だけでは有罪にできない。
タッドのカードがスタンドで使われたと判明。
監視カメラに残された男は、タッド本人だった。
見つかったタッドは、あちこちで遊んでいたと語る。
煙突を再調査すると、中は空洞になっており、キャロラインの遺体を発見。
レイプされた上に、4回刺されて出血死したのだ。
キャロラインの死体が見つかったとの指摘に、
マーティンはタッドが殺してしまい、息子を守ったと語る。
それを聞いていたタッドは、父の犯行と確信し、あんたは終わりだと言い放つ。
サラは煙突の死体のからくりに気付く。
ギボンズは、あの家が犯罪現場になれば警察が入れると考えたのだ。
煙突に残された指紋はギボンズの物と一致。
繊維片は、勤務する病院のポリエチレン製の死体袋だった。
ギボンズはそれを認め、死体安置室から持ち出した身元不明の遺体だと言う。
我が子を失うつらさをマーティンに味あわせようと、入手た会員証を持たせたのだ。
あなたが動かなければ娘さんは見つけられなかったと、キャサリンは詫びるのだった。

 と言う訳で、とある事件の容疑者宅で別の死体が見つかったと言う話。
ある家で煙突にひっかかった焼死体が見つかり、所持品から住人の息子と判断。
住人はかつて女性失踪事件の容疑者とされたが、
令状が出なかった為に家宅捜索が出来なかった人物だ。
キャサリンらはこれ幸いと女性の痕跡がないか探すと言う訳。
面白そうだけど、かつての失踪事件の話が少しずつ語られるので、当初ピンと来ない。

TV放送 2007/08/04 WOWOW 2200-2242

第133話 ウォッチャー

クリスティーナ・モリス 被害者
ドワイト・レイノルズ 容疑者
リチャード・マックイーン 容疑者

 CSIチームが犯罪ドキュメンタリーとして、密着取材を受ける事に。
マンションで錯乱状態の女性クリスティーヌが保護される。
何も覚えていないと言うが、手首の傷から、ベットに縛られていたと判明。
エレベータの監視カメラには、花束を持った男が上がるのが映っていたが、
降りる映像はない。花束の指紋からドワイト・レイノルズが浮上。
かつてクリスティーヌと付き合ってたと言う彼は、
会いに行った事を認めるが、結局会えずに腹を立てて階段で降りたと言う。
残された繊維片は消防服の物だが、黄色はベガスの物ではない。
監視映像の消防士は、ホースのつなぎ方が間違っており、本物ではなさそうだ。
数日前にボヤ騒ぎがあったが、監視映像では火災発生以前に消防士が来ている。
犯人はスモーク爆弾で火災を偽装し、消防士に扮して部屋に入ったのだ。
同様の被害者が見つかり、次第にエスカレートし、死者も出ているとわかる。
2人目の被害者は、バルコニーでヨガをしており、それが覗かれたらしい。
怪しい部屋を発見。住人のリチャードが手配される。
残されたビデオには、監禁の様子も記録されていた。
逮捕された彼は、娼婦の母にベッドの下へ入れられ、
脚フェチになったと称するのだった。

 と言う訳で、連続レイプ犯の話。
マンションの住人が襲われ、消防士に扮した男が
火事を偽装して出てきた住人を襲うと言う手口を繰り返す。
さほど目新しい話とは思えない一方で、
CSIの連中をテレビの取材班がつけまわすあたりが今回の見せ場。
ただし、こちらもさほど面白い事が起こる訳ではない。

TV放送 2007/08/11 WOWOW 2200-2243

第134話 IQ177

マーロン・ウエスト 被告
ハンナ・ウエスト マーロンの妹。12歳の高校生
ステイシー 犠牲者
スコット ステイシーの彼氏

 テニスコートに埋められた高校生ステイシーの遺体が見つかり、
同級生マーロンが容疑者として逮捕される。
細工したシャワーカーテンを爆発させ、
動揺したステイシーはカーテンにくるまって逃げ出し、階段から転落死したらしい。
裁判では、マーロンの妹で12歳のハンナが証人に。
彼女は血のついたシャツを見せ、自分が犯人だと語る。
ハンナは飛び級で高校生になった天才少女で、
一方マーロンは何度も警察沙汰を起こしていた。
ニックらは、ハンナがマーロンをかばっているのだと考える。
ハンナは日常的にステイシーの嫌がらせを受けており、仕返しをしたと語る。
シャツの血液はハンナの物だったが、現場の土も付着していた。
カーテンにはハンナの指紋がついており、彼女が死体を引きずった事になる。
さらに、研究室の金属ナトリウムが爆発用に盗まれていた。
車でステイシーの血痕が見つかり、指紋があった事から恋人スコットが容疑者に浮上。
しかし、スコットが車で行為に及んだと語った事から、容疑者から外れる。
同年代の少女で実験し、ハンナにステイシーを引きずるのは無理とわかるが、
彼女は電動カートを使用したと語る。ここに至り、一同はハンナが犯人だと確信する。
裁判では、マーロンに金属ナトリウムは扱えないと指摘され、彼は無罪となる。
サラはハンナを心配するが、彼女は心配は無用だと言う。
頭が良ければ、無罪は勝ち取れる。
ステイシーを殺したのはマーロンだからとささやくのだった。

 と言う訳で、女学生が殺される事件が発生。
同級生が逮捕され裁判となるが、その妹が犯人だと証言する。
まだ12歳の少女で、当初はかばっているだけと思われたが
実は天才的な頭脳の持ち主と判明すると言う訳。
設定は面白そうだけど、それ以上の面白い展開はなくて期待外れ。

TV放送 2007/08/18 WOWOW 2200-2244

第135話 迷宮の扉

セドナ 犠牲者。霊媒師
アンナとローリー 通報者
ミッチェル 薬品で倒れる
ウォレス氏 妻クレア失踪事件の容疑者
バッキー刑事 ウォレスを追う

 霊媒師セドナが殺される。
客のアンナとローリーは占いに腹を立て店を出たが、
忘れ物に気付いて戻ったら死んでいたと言う。
レジは空で、店は荒らされており、強盗の仕業かも知れない。
死因は胸を撃たれた事により出血多量だ。
レジの指紋から、隣の店の店員が浮上。
だが、彼には事件当時ストリップバーにいたと言うアリバイがあった。
一方、ウォレス氏の指紋も見つかる。
妻クレアの失踪事件で、バッキー刑事が疑っていた人物だ。
セドナの鼻からは、ベラドンナと言う薬物が検出される。
大量に摂取すれば毒になる代物だ。
レジに残された血痕は男性のもので、
薬瓶を割ったのであれば、病院に担ぎ込まれているはずだ。
病院で該当の患者ミッチェルを発見。彼はセドナの占いに抗議し、暴れたと認める。
だが、店を出た時には彼女は生きていたと言う。
バッキーらはクレア事件を再調査し、
グラウンドに埋められたクレアらしき白骨死体を発見。だが、DNA検出は無理だ。
セドナはウォレスの犯行に気付き、彼をゆすっていたはずだ。
通報者アンナは店の前で車に轢かれそうになり、
その時ついた指紋が、ウォレスの車から検出される。
ウォレスは証拠にならないと言うが、彼の財布から金の剥片がついた紙幣が見つかる。
それは強盗の仕業に見せるため、ウォレスがレジから盗んだ物だった。

 と言う訳で、霊媒師が殺される話。
オカルトな小道具がいろいろ出るのかと思えば、そちらはもう1つ。
割に唐突に、別の事件の容疑者の関与が浮上し、
結局その人が犯人となると、物語的にはあまり面白くない。

TV放送 2007/08/25 WOWOW 2200-2244

第136話 クレイジーストリート

ジェルマイア 車の持ち主
モリス・カルビン ジェルマイアの兄弟
ダンテ モリスの仲間
ティーシャ ダンテの姉
ドル ラッパー
ハイデフ ラッパー

 少年3名が殺される事件が発生。
薬きょうが多数落ちており、撃ちまくったようだ。
現場に落ちていた鉄棒はカスタムカーの部品で、持ち主ジェルマイアが浮上。
家を調べると、兄弟モリスがふくらはぎを負傷し、破傷風で弱っていた。
会話も出来ない状態のモリスは、メモにドルマークを書く。
犠牲者はホチキスを打つ銃で反撃しており、血痕はモリスの物だった。
3人は運び屋などではなく、ポスターを貼っていたとわかる。
コピー会社を調べ、それがドルと言うラッパーの物と判明。
ドルは娼婦の格好をさせられ、その様子がポスターにされたのだ。
車のトランクで見つかったドルは、覆面の男に脅されたと言う。
犠牲者の顔写真を公開し、ハイデフと言うラッパーの取り巻きだとわかる。
ハイデフはドルと対立しており、ネットに流された動画をポスターにしたのだ。
ジェルマイアは、モリスがドルを崇拝しており、
ポスターの件を知って襲撃したのだと白状。
一方、ニックは動画を撮影したのが、モリスの相棒ダンテだと気付く。
ダンテの姉ティーシャは、小遣い稼ぎの為に、ドルのビデオで娼婦の役を演じた。
それを知った父親は、ティーシャの顔を殴り、出ていったと言う。
ダンテはドルに復讐する為、取り巻きに加わったのだった。

 と言う訳で、悪ガキ連の抗争が発生。
彼らは対立するラッパーの取り巻きで、抗争が激化したかに思えたが。。と言う訳。
展開も真相も今一つ。

TV放送 2007/09/01 WOWOW 2200-2243

第137話 悪魔のブライズメイド

ダイアン 犠牲者。弁護士
ジル 新婦
アダム 新郎。ダイアンの息子
新郎の父 (レイ・ワイズ)
バレリー 新婦の付添人
レイシー 新婦の付添人(アマンダ・サイフリッド)
ミンディ 新婦の付添人

 女性弁護士ダイアンが、息子アダムの結婚式の最中に殺される事件が発生。
ニックらが現場で証拠を採取するが、食事中に車が盗まれてしまう。
車が見つかったとしても証拠としては使えず、
現場解放した為、再度の証拠採取はできない。ニックらは外出が禁じられる。
被害者は車に足を縛られていたが、検死の結果、外傷は頭部と判明。
結婚式のビデオを見ると、
ダイアンは新婦ジルを初めとして皆に悪態をつき続けていたが、具合が悪くなり退席。
離婚した元夫も押し掛けていたが追い返される。
彼は麻薬中毒呼ばわりされたが、実際は仕事の邪魔になって追い出されたのだと言う。
被害者から精神病の薬物が検出。誰かに盛られて具合が悪くなったのだとわかる。
ジルに処方された鎮痛剤が減っていると判明。
頭部の傷は、キューピッドの銅像の弓が刺さったものと判明。
ニックの車が見つかり、女友達をかばう為に、男が証拠を持ち去ったのだと白状。
新婦の付添人全員が事件に関わっていたのだ。
バレリーが薬を飲ませるが、気付いたダイアンが彼女を脅す。
あわてて追ったレイシーが口論になり、押した拍子に頭に弓が刺さる。
ミンディと車にくくりつけ、パーティに戻ったのだ。
事件が解決した頃に内務調査が現れる。
だがグリソムは、誰に聞いても真実は1つと言うのだった。

 と言う訳で、証拠を積んだ車を盗まれる話。
かなり異色な展開で、ニックらが警察署を出られなくなるが、
結果的にさほど障害にはならない。
結婚式で新郎の母親が殺されるが、彼女は皆に恨まれていたと言う訳。
新婦の友人(ちょい役)にアマンダ・サイフリッドがいて、
ちょっと前のTVシリーズを見ると、こういう事があるんですね。

TV放送 2007/09/08 WOWOW 2200-2245

第138話 ラスベガスドリーム

ジェフ・パウエル 犠牲者
タイリー ジェフといた女
シェリダ 映画製作者
ランディ・ボーレン コルベットの運転手
アンソニー イベント会社社長
キム カジノの客(ムーン大佐)

 カジノの裏口でジェフの死体が見つかる。
高級スーツを着ており、首には打撲の跡が。
検死の結果、鈍器損傷による窒息死と判明する。
ブロンドの女性と楽しんだらしく、部屋には毛髪が残されていた。
女性はタイリーと判明。
ジェフが彼女を残して出ていった為、自分も部屋を出たと言い、盗みは否定する。
ジェフが乗ったフェラーリが見つかり、
付着した塗料からランディのコルベットと接触したとわかる。
ビリヤードで負けたランディは、彼を追い回したと認める。
ジェフは映画製作者シェリダの助手で、
シェリダが麻薬所持の容疑をかけられた際、ジェフがかばったとわかる。
その礼を、何でも願い事を叶えると言う会社に依頼。
ジェフの周囲に起きた事はすべて脚本通りだったのだ。
タイリーと接近し、高級スーツを贈られ、
カーチェイスをするのも脚本通りだったが、殺人は想定外だった。
監視カメラの映像から、ジェフを2人組が追い回していると判明。
彼らは、カジノでジェフともめたキムの用心棒で、
懲らしめようと連れ出して痛めつけた。用心棒の靴が、ジェフの首の傷と一致する。
殺される前、ジェフは宝石店で宝石を買っていたと判明。
それはタイリーの為に買った物に違いなかった。

 と言う訳で、カジノで男が殺される話。
高級スーツを着て、フェラーリを乗り回した彼は、金持ちかの様に思えたが、
実は。。と言う展開。
その真相もさほど意外でなければ、事件の方もさほど派手でない。

TV放送 2007/09/15 WOWOW 2200-2242

第139話 ブラス警部の運命

ジャニス・カトラー 犠牲者
ウイリー・カトラー ジャニスの夫。旅行社勤務
ティミー 芝刈りのバイト
サリー 娼婦
ダン ウイリーの上司
ロジャー ウイリーの同僚
サミー・カトラー ウイリーの兄。前科あり

 ジャニスが寝室で殺される事件が発生。夫ウイリーは行方不明だ。
電話機に血がついており、床には草、ベッドの下には靴下。
草刈りのバイトをしたティミーが、ジャニスと関係した事を認める。
だが、夫が早く帰宅し、見つかって追い出された。その時に靴下をなくしたと言う。
ウイリーの持ち物には、娼婦のパンフと旅行案内があった。
娼婦サリーはウイリーとデートしたと認め、旅行に誘われたと言う。
旅行社を訪ねると、そこには社長ダンとロジャーの死体が。
机の下には隠れていた男がいて、彼も被弾したらしく負傷していた。
彼こそウイリーで、妻の死も浮気の事も知らなかったと言う。
娼婦を呼んだ事は認め、昇進の前祝いのつもりだったが、
実際にはロジャーが昇進したのだ。
ここでも電話機に血がついていて、1が続く電話番号から、タクシーを呼んだと判明。
運転手はサミーと言う男を乗せたと認め、
監視カメラに残された映像はウイリーに似ていた。
実はウイリーにはサミーと言う兄がいるが、
兄弟で窃盗で逮捕され、サミーだけが服役したのだ。
医師はウイリーの傷は銃による物ではなく、とがった物で射したと判断。
皮膚が青く変色している事から、青のペンで撃たれた様に偽装したとわかる。
さらにウイリーのシャツの内側に付着した血痕はジャニスの物だった。
カジノにいるウイリーを逮捕しようとするが、
ウイリーは警備員の銃を奪い、女性を人質に部屋に立てこもる。
ブラスが部屋に入り交渉。サミーを呼ぶと称して時間を稼ぐ。
ウイリーは昇進が流れたと知り、カジノと娼婦で金を使いきる。
帰宅すると妻になじられ、一緒にいたサミーがジャニスを射殺。
さらに弟の敵である同僚も襲ったと。
だが、数ヶ月前にサミーが事故で死亡したとの記事が見つかる。
ウイリーは、サミーの死を知りつつウソをついたのだ。
彼を追い込んだと感じたブラスは突入を指示。
ウイリーは射殺されるが、ブラスも撃たれ、重傷を負う。

 と言う訳で、女性が殺される事件が発生。
容疑者である夫の職場では、同僚が殺されており、夫も負傷していた。
捜査線上に夫の兄の存在が浮かぶが、何となく早い段階から真相は察しがつく。
最後に立てこもり事件が発生し、ここをメインにすれば面白かったかも。
結局、次話に続く展開。

TV放送 2007/09/22 WOWOW 2200-2242

第140話 サヨナラはまだ…

[a]
エリー ブラスの娘。娼婦

[b]
カーソン 犠牲者
キンブル カーソンの世話係

[c]
マニー 犠牲者

 負傷したブラスは、病院に担ぎ込まれるが、危険な状態が続く。
グリソムは娼婦である娘エリーに連絡。
エリーは病院にかけつけるが、周囲の目を気にして退散してしまう。
 線路で死体が見つかる。
首が切れていたが、付近に血だまりはなく、腰が極端にくびれていた。
腰は長年圧迫していたと判明。
死因は頭部への被弾によるもので、首の切断ではなさそうだ。
コルセットの顧客から犠牲者はカーソンと判明。
彼らは南北戦争時代の紛争をする愛好家だったのだ。
コルセットは自分では締められず、キンブルと言う世話係がいたとわかる。
戦争ごっこの最中にケンカになり、カーソンは実弾で決闘すると言い出した。
止めようとしたキンブルともみ合いになり、発砲した弾が当たってしまった。
何代も仕えると言うキンブルは、
主人のそんな死に方をさらす訳にはいかないと、死体を線路まで運んだのだった。
 ホテルでマニーの死体が見つかる。
娼婦のDNAが検出され、全身から性行為の痕跡が。
娼婦はもめた事を認めるが、部屋を出た時は生きていたと言う。
死因は糖尿性ショックと判明。
家族は、彼の家系は糖尿病患者ばかりで、羽目をはずした挙げ句の死と嘆くのだった。
 エリーは、自分の写真がブラスのオフィスに飾られていると知る。
危険な状態を脱したブラスは意識が戻る。
病室を見守るエリーに気づいて合図するが、複雑な想いの彼女は立ち去ってしまう。
ブラスの事件を通じて、独り身の淋しさを知ったグリソムは、女性と夜を共に過ごす。
その女性とはサラだった。

 と言う訳で、前話で重傷を負ったブラスの話の続き。
ただし、そればかり描く訳ではなく、小粒な事件が2つも発生。
どちらもさほど盛り上がらず、どうしてこんな構成にしちゃったのかと言う印象。
最後に次シーズンに続くと思われる意外な(?)シーンあり。
ウォリックが死ぬのはこのシーズンじゃなかったのね。

TV放送 2007/09/29 WOWOW 2200-2243