27時間TV放送終了後?青組さんは多分泥のように疲れていて、使い物にならない状態なり。そのくせ、関係者が来ると、条件反射的ににこっとして、
「お疲れ様でしたー」
「ありがとーございましたー」
なんて言ったりしているなり。それを見ていられなくて、赤組さんは引きずるようにして、控え室まで連れていくなり。
控え室のドアが閉まって、他人の目がなくなった瞬間、青組さんは赤組さんにもたれるようにして呟くなり。
「づがれ゛だ〜」
赤組さんは青組さんの背中をよくやったと言うように、ぽんぽんと叩くなり。
疲れている青組さんなりから、帰りの支度をしながらも、もう眠ってしまいそうになっているなり。
「おい寝るなってば」
赤組さんの声に
「寝てねぇ!」
と返しても、瞼はすでに閉じんばかりなりよ。
「おまえ、帰り、車?」
「ん、寝たらやばいから、タクシー」
「だったら、送るから」
ってことで、赤組さんの車の助手席に乗ったときには、すでに眠ってしまっている青組さんなり。ほっといたら、明日の朝ご飯なんて食べなさそうな青組さんなりから、とりあえず、赤組さんのうちに連れていくことにするなり。駐車場に車を止めて、
「おい、着いたって」
声をかけても青組さんは起きないなり。
「しかたねぇな」
青組さんがどれだけ疲れているかも、充分にわかっている赤組さんは、青組さんを肩に背負って部屋に向かうなり。