ドアを開けた赤組さんにボニが嬉しそうに駆け寄ってくるなり。
「しーっ、ボニ!中居寝てるから」
赤組さんに言われて、ボニもじゃれるのをやめて後ろにまわって、首をかしげるようにして青組さんを見るなり。赤組さんは、何のためらいもなく、青組さんを自分のベッドに運ぶなり。昨日から今日までの青組さんを知る赤組さんには、どうしても、青組さんを狭いソファに眠らせるなんてできなかったなり。
青組さんが寝苦しくないよう、青組さんの服をゆるめてやり、タオルケットをかけてから、赤組さんは明日の朝のご飯のためにお米を研いで、炊飯器のタイマーをセットしたなり。目覚ましを合わせて、赤組さんもソファに横になったなり。何度かあくびを繰り返してから、赤組さんも(途中、何時間かの仮眠はあったなりが)30時間ぶりくらいの、本格的な眠りを迎えたなり。
なんてことがあって、翌朝を迎えたなりよ(笑)