こうしてみると、わが国の情報の流れって、絶望的だと思いませんか？要するに「官報」みたいなものですから、面白いはずがないんです。「これは私にとってのニュースだ！」なんて思えるはずがないんです。じゃあ、どうしたらいいでしょうか？そう、対抗する逆の流れを創ればいいのです。そんなの無理かと思うかも知れないけれど、インターネットというインフラの普及によって、その可能性がおおいに出てきたのです。
政治家の立場ではなく、有権者の立場。官僚ではなく、生活者の立場。企業ではなく、消費者の立場。これらは要するに、「供給者」ではなく「受益者」の立場と言い換えられます。また、「組織」ではなく「個人」の立場と言い換えることもできます。このように、立場も視点も正反対なものとしてニュースを発することで、自ずと流れる情報が変わる訳です。
そのためには、個人が、そして受益者が、自ら記者となって、積極的に情報を発信する必要があります。情報発信は職業記者の特権ではないし、難しく考える必要もないのです。我々としては、編集者・記者の経験者が全力でサポートします。
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