ICM製 IF2771ET

拡張スロットを有効に利用することができる、元祖ちゃんぽんボード

SCSI、LANの両機能を持っているため、1枚で2枚分の働きをしてくれます。

SCSIはIF2771、LANはIF27として認識されています。リソースは各1づつ必要です。

設定はボード上にあるジャンパピン及びディップスイッチで行うため各スイッチの

役割が判明していれば設定は容易です。

ICM IF2771ETボード上のジャンパピン及びディップスイッチの役割

SW1(ディップスイッチ1)

  ON  
 
               
               
 
     
SW1−1、2、3
IF−2771ETのSCSI−IDの設定

SW1−4、5、6
割り込みレベルの設定

SW1−7、8
DMAチャンネルの設定

SCSI
−ID
SW1
−1
SW1
−2
SW1
−3
OFF OFF OFF
ON OFF OFF
OFF ON OFF
ON ON OFF
OFF OFF ON
ON OFF ON
OFF ON ON
ON ON ON
INT
(IRQ)
SW1
−4
SW1
−5
SW1
−6
O(3) OFF OFF OFF
1(5) ON OFF OFF
2(6) OFF ON OFF
3(9) ON ON OFF
5(12) OFF OFF ON
6(13) ON OFF ON
       
       
DMA
チャンネル
SW1
−7
SW1
−8
OFF OFF
OFF ON
ON ON
     
     
     
     
     

SW2(ディップスイッチ2)

  ON  
 
               
               
 
     
SW2−1、2、3、4、5
ROMのローカルメモリアドレスの設定

SW2−6、7
パソコンに依存

SW2−7
BOIS ROMのON/OFF

  メモリアドレス
PC−98XA OFF ON OFF OFF ON ¥ECOOOH〜
¥ECFFFH
ノーマル/ハイレゾ両方の
モードを持つNEC製PC
及びエプソン製PC
OFF ON ON OFF ON OFF ON ON ノーマルモード時
¥DC000H〜
¥DCFFFH

ハイレゾモード時
XAと同じ

ノーマルモードのみを持つ
NEC製PC
エプソン製PC
OFF ON ON ON ON ON ¥DC000H〜
¥DCFFFH

△・・・・ON/OFFどちらでも可

¥・・・・0HまたはFHを示します

SW3(ディップスイッチ3)

  ON  
 
       
       
 
     
SW3−1、2
I/Oポートアドレスの設定

SW3−3、4
データ転送方式の設定

SW3
−1
SW3
−2
使用I/O
アドレス
ON ON CCCxH
OFF ON 0CDxH
ON OFF 0CExH
OFF OFF 0CFxH
  バスマスタ
(同期)
FIFO
モード
DMA
モード
SW3−3 OFF ON OFF
SW3−4 ON OFF OFF
       
       

JP7(ジャンパピン7)

組み合わせ JP7 SW2−8
ET   ON
SCSI   ON
ON
ET   OFF
SCSI   ON
ON
ET   ON
SCSI   OFF
OFF
ET   OFF
SCSI   OFF
OFF

ジャンパピン7はSW2−8と組み合わせてSCSI及びET機能のON/OFFを行います。

JP10(ジャンパピン10)

 
 
 
 

クロスオーバースイッチ、10BASE−Tの信号ラインの正・逆反転を行う

ドライバ

ご存知の方も多いと思いますが、上記のボードを製作販売していた(株)アイシーエム

は倒産してしまったためドライバの入手が困難です。どるこむで過去ログ検索していたところ

こちらのページにあるようです。

http://www.netlaputa.ne.jp/~mychro/pc/secret.html

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