よっちゃんの気ままなページ


呉・留・歩

マイゴルフのコーナー


このコーナーでは僕の趣味の一つであるゴルフについての話題を 盛り込んで行こうと思ってます。
ネタ切れにならないよう頑張ります。


普段プライベートでラウンドする時は、 OBとか池ポチャなど明白なペナルティを除いては、 ルール上の細かい規則をあまり持ち出さないのだが、 競技会となると別である。
これから自分自身の競技会における体験談やゴルフにまつわる話を紹介しましょう。

-目次-

ルールの話
エトセトラ


あっ!だめだめ!


50〜60CMくらいの普段OKの出る距離を残したAさん。
入るもんだと思って、旗竿を担いでホールの近くで待つBさん。 あとの二人も気持ちは次ぎのティグラウンドへ向いている。
さてAさん、アドレスしてコツン。 もう入ったと思って腰をかがめ、 ボールを取りに行こうとした。 Bさんが持つ旗竿の先もホールに差し込まれようとしている。
が、無情にもカップに蹴られて入らず。
Aさん「あぁ〜」と言いながらそのままボールを拾い上げてしまった。 「あっダメダメ!」あとの3人は唖然として言ったが時すでに遅し。 このあとAさんは、 ボールを元あったと思われる場所にリプレースしてホールアウトしましたが、 もちろんマークをしないで拾い上げた罰で1打付加ということになりました。
判ってはいるのだけれど、 頭の中が真っ白になるといつもの癖が優先するのでしょうね。

あっ、あったあった

これも競技会での出来事。
スタートホールでのティショットを左にひっかけた 同伴競技者のSさん、 ボールは林の方向へ飛んで落下地点は不明。 みんなで球の捜索。
「あっ、あったあった」Sさん自らボールを発見。 ボールはバンカーの中、それも西部劇等に出てくる、 風と共に飛んでくる枯草のかたまりの下にかくれていた。 「アーこれじゃあなかなか見つかんないわ」 とつぶやきながら枯草のかたまりをバンカーの外へ放り出してしまった。
これには僕を含めて3人とも唖然としたが、 Sさんのマーカーがバンカー内のルースインペディメントは 取り除くことが出来ない旨を告げると、「そうかい」と言って、 今度はその枯草のかたまりをまたバンカーの中に戻したのだ。 もちろん戻せば良いという訳も無く2罰打である。
競技会に出るようなゴルファーにとっては、 かなり初歩的なルールだとは思うのだが, Sさんルールはご存知だったのかしら。

カップの淵

ちょっと崩れかけたカップの淵を手直しして2罰を課せられた と言うお話。
ペナルティを取られたのはこの私。だいぶ前の事だが、 扶桑カントリーの競技会での事。
西コースの8番ミドルホールでの確か、2メートル弱のパーパット。 ちょっと強めで、カップの向こう側に当たって跳ねるようにして入った。 「ナイスパー!」「入らなかったら1メートルはオーバーしてましたね」 「そうですねー」と僕。 ボールをカップから取り出しながら、照れ隠しもあって、 球の勢いでちょっと崩れかけたカップの淵を手で直した。 これからパットをする同伴競技者の為にも、それがマナーであると信じつつ。
ところが9番へ向かうインターバルの途中で、 同伴競技者のX氏から僕のマーカーを通じて クレームが来たのである。 「カップの淵を直したのは2ペナです」
最終的に競技委員に確認して2罰打を加えてアテストを終えました。
結局ルールブックを何回も読んで判ったことは、 グリーン面を直せるのは、ボールの落下で出来たピッチマークと 古いホールの埋跡だけ。スパイク跡、カップの淵などは そのホールにいる全員がホールアウトした後に直すことになっているという事。
それにしてもルールブックの解釈は難しい。 余計な事はなるべくしない方が良いらしいけど、 親切心が仇にならないようにルールを把握しとかねば。

コロコロコロ

この話は競技会での事ではないけれども、 「これってどうするの?」って言う僕の体験談です。
詳細はゴルフ日記(8/20)
実はショートホールでティーショットがピン奥(1.5m)の2段グリーンの傾斜地に止まった。 マークをして、ボールを拭いて、そしてやって来ましたバーディパット。 ボールをリプレースして、「さーて、ラインは」なんてしてる間に ボールが勝手に動き出してカップの淵に止まったのだ。
さあこの時の処置皆さんだったらどうします?
てな訳でとりあえず家に有った某ゴルフ雑誌の編集部へ電話を入れてみた。 もちろん僕もルールブックに目を通してからだが、答えは「良く判らないのでJGAに聞いてほしい」 と言うお返事。そこでJGAの電話番号を聞いて電話で回答を頂きました。
【答え】動いて止まった所からそのまま打つ。
でした。要するにリプレース後でも、 そこに留まっていたボールが自然の摂理によって動かされた場合は、 そのままの位置から打つと言うことなのだ。 この場合もしカップインしてたらホールインワンとなる。
「えっ、それじゃあの時・・・」なんて経験した人いるかなあ。
ふと思い出したけれど、麻雀で初心者が天和をした時に、 「あらー良く混ざってなかったんだねー」という事で流局にさせられたっていう話を聞いたことがある。

ボールマーカー

グリーンにオンしたボールを拾い上げる時、 ルール上ボールの後ろにボールマーカーを置くことはゴルファーなら皆知っていると思うが、 さてこのボールマーカー、一般的にはゴルフ場に置いてあるロゴ入りの鋲もしくはコインが使われている。 しかしこれがポケットの中でティーやグリーンフォークなどと一緒になっているとなかなか取り出せないときがある。 焦れば焦るほど出ない。同伴競技者が「早くしろと」言ってるような気がしてくる。 そんな時「えーい面倒くせー」とグリーンフォークやティーをボールの後ろにさして用を足しちゃうなんてありませんか? これが曲者で、中にはこういった事でクレームを付けて来る人がいるんです。
僕もクレームを付けられた一人なんだけども、 理屈はグリーンフォークやティーでグリーン面をテストしたという事なんです。 そんな事言ったら、ボールの落下で出来たピッチマークを直す時にどうするのかって言うんだけど。 何かと言うとクレームを付けて来る人がいるので、気をつけましょうと言う話。
実際にペナルティーを課せられたと言う話は聞いていないのだけれど、 愉快じゃあないからねえ。

マークして下さい

競技会の時、最初の数ホールは緊張してほとんどの競技者は無口だし表情もこわばっているのだが、 昼休みをはさんだ後半は大分緊張感も緩んでくる。 おまけに予選通過とか入賞にお呼びでないスコアーの時は、 軽口や冗談が飛び交うのである(僕だけかしら?)
そんな感じの或る競技会の後半6番、 打ち下ろしで正味120ヤードのショートホール。
オナーのYさんビシッと打った。オッ、オッ、オッー。 あわやホールインワンかと思ったが、 残念カップの手前で止まっちゃた。
2番手の僕、ティーを刺しながらYさんに「いやー惜しかったですねー、 もうひと転がりでしたよねー。
あれ、ちょっとマークしてもらえますか?」 それほど近いと言う賛辞の表現だったのです。
それを聞いたYさん「あっ、はい・・・、ちょ、ちょっと待ってください」
かなり慌てているそぶり。あらら、まともに取られちゃったみたい。 「冗談ですよ、ジョーダン」
Yさん競技会はあまり出たことが無いので、 こういう事もあるのかと思ってちょっと焦ったそうです。
ゴメンナサイ。このあとスコアのことを忘れて和気あいあいで楽しいラウンドでした。
(ゴルフの試合はこれじゃあいけないんだけど・・・・)

目土おじさん

今のご時世ゴルフ場も生き残りをかけて必死で、 多くのゴルフ場はビジターを入れまくっているし、 おまけにセルフプレーが一般的になっている。
そこで問題になってくるのがマナーの低下なのだ。 特に気になるのはグリーン上のボールマーク。
僕の所属している埼玉国際の研修会では、 ラウンドした時「一ホール一人3個のボールマークを修復しよう」 を実行している。

そんな話をお客さんと話しているうちに”ふっ”と思い出したのが、 12〜3年前当時よく行っていた千葉新日本C.Cのメンバーさん。
3人でエントリーすると、一人組み合わせでメンバーさんが入ることがままある。 この組み合わせで一緒になるメンバーさんが毎回と言って良いくらい同じ方だったのです。
何でも浅草の草履やのご隠居さんとの事で、 ティショットを打ち終えると、電動カートに掛かっている目土袋をぶら下げて、 フェアウェーのディポットに土を埋めて歩いて行くのです。 そして2打目以降もキャディさんに打順を促されるまで続くのです。
我々はこのご隠居さんを「目土おじさん」と呼んでいたのです。
スコアは二の次で、もっぱら健康と暇つぶしにコースへ来られているとおっしゃってた記憶があるが、 印象に残るご隠居さんでした。
ショットが曲がってイライラしてる時なんぞ、 目土袋を持って埋土をしながら歩けば心も静まり一石二鳥かもしれないですね。
これを機に僕も目土に気を遣ってみようと思ってます。 皆さんもどうですか?後からついて来るゴルファーの為にも良きお手本になりたいもんですよね。
文・イラスト by よっちゃん

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製作・著作 よっちゃん