坊主さん歓迎半歌仙「眠気さえ」の巻
衆議判 起首 2000.07.09 満尾 2000.07.16
発句 眠気さえ吹き飛ぶOLTの楽しさよ 坊主
脇 短夜に知る新しき友 みど
第三 ミスター坊主七つの海を股にかけ 野猿
四 乗り換え切符任せておいて 梨乃
五 三室戸の駅を出づれば上る月 宗海
六 松虫鈴虫競うテノール 無耶
七 貴婦人を誘うアンティークドールの館 含胡
八 午後の紅茶をマダムタッソー 海砂
九 縁あって回り逢えたね世紀末 真由
十 マーカー片手に時刻表繰る 宗海
十一 乗りたいな赤いランプの終列車 鶴鳴
十二 あてなどないけどどうにかなるさ ロコ
十三 月今宵夢はおいらの胸にある 縄文
十四 出家の僧は麺が大好き みど
十五 バイトへとバイクを飛ばす道すがら 野猿
十六 平等院はどこでしたっけ 鶴鳴
十七 青天井酒は飲めねど花に酔ひ 野猿
挙句 東風荘に賭ける青春 縄文
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