筑前さん歓迎半歌仙「山笠を」の巻
衆議判 起首 2000.07.22 満尾 2000.07.28
発句 山笠を壊し筑紫は夏になる 筑前
脇 汗をかきかき啜るとんこつ 鶴鳴
第三 週末はバスを求めて南へと みど
四 iモードなら着メロOK 梨乃
五 再配の積み荷を照らす月の光ゲ 蘭石
六 雁の便りの荒海を越ゆ 縄文
七 黒田節かぼすジュースを飲み干して 鶴鳴
八 新潟生まれの日本酒自慢 みど
九 発着のロビーの出会い忘られず 梨乃
十 君を恋して博多蔵出し 梨乃
十一 鷹好みアビスパ愛し舟を買う 筑前
十二 福岡ドーム響く快音 蘭石
十三 月も来よ至福の時ぞ河豚汁 縄文
十四 長距離バスで戻る帰省子 海砂
十五 ハングルと漢字が並ぶ地下の街 宗海
十六 列車の音が子守唄なの 無耶
十七 ひたすらに特急さくら花のなか 海砂
挙句 どんたく囃子我を迎える 真由
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