なになに? >写真では皆さま釣られないようでしたら(^^;この二句のどちらかを選んで >いただくことにいたしましょう。 ト、な <みすみど だぅやら写真程度の土産にては釣られぬやぅぢゃによって、お言葉に従ひ、 それがしの好みにより選ばせて頂きまらせう。 十一 空駆ける汗血馬牽き帰り来ん 霧夜 雑(競馬の種馬) 十二 法国梧桐並木連なる 無耶 雑(プラタナスの並木) 十三 肝いりの冷凍麻雀飽きもせず 務也 雑(冷凍麻雀) 十四 線香紙銭もうもうと焚き 牟哉 雑(紙銭) 十五 千年の大佛何を見給ふや 砂男 雑(大仏の爪の垢) 十六 胡蝶の舞うを知らずうたた寝 みど 三春(予知能力) ================================ 十七 花の下青龍刀の大丈夫 協栄丸 晩春(関羽の青龍刀) 十七 花かげの山洞壁に文字浮かぶ 些考 晩春(白雲洞の秘法の写) 青龍刀に白雲洞、ト奇しくも色尽くし風の二句が並びまらした。うぅむ、 いづれも見事な品ぢゃによって、どちもほしいぞ(って、お前は貰ふ立場 ではないッ(^^;)) さすればここは、なるべく多くのお方にお土産を進上したいとの塔婆心を 発揮して、些考師匠の秘法の写しに決めさせて頂きまする。協栄丸どの、 悪しからずお許しあれ。 さすれば、最後にそれがしが挙句を仕らうず。 十七 花かげの山洞壁に文字浮かぶ 些考 晩春(白雲洞の秘法の写) 挙句 霞広げて包む家苞 宗海 三春(霞の大風呂敷) これまでご要望として出されたる土産の品をことごとく包むには、だぅし てもこの程度の大風呂敷がなくては叶ふまいぞ。ただし地上には下ろせぬ ところが霞に瑕ぢゃがなぅ(^^;) さすればこれにて一巻満尾。各位のお見送り、忝なぅござありまらした。 肝煎りのみすみどのご芳情にも感謝いたしまする。 ================================= ★★★ おみやげちょうだい賦し物 −中国編 ★★★ 発句 杜白来よいで語らはん月の酒 海砂 三秋(詩人ひとやま) 脇 桃の実いくつ膝に遊ばせ 無耶 初秋(西王母の桃) 第三 岩山は鵙の高音に穿たれて 健悟 三秋(端渓の硯) 四 墨濃きが佳し印箋の毫 蘭石 雑 (墨と印箋) 五 艫に立つ魚場は小島を側に見つ 縄文 雑 (尖閣諸島) 六 袖の刺繍に宝の在処が みど 雑 (チャイナドレス) ウ一 指先の辿り着きしは逆ウロコ 卯舟 雑 (クーニャン) 二 蛍の灯もて照らす微笑み 砂男 仲夏(慶徳鎮蛍焼) 三 たはやすく南京錠の開きにけり 健悟 雑 (開錠術) 四 武后に疎んぜられて久しき 丁那 雑 (書家の書) 五 こめかみに響きわたるは師の詞 野猿 雑 (孫悟空の頭の輪) 六 延安の穴長征の果て 無耶 雑 (延安の穴/別荘用) 七 密やかに苦き水飲む年の暮 とんぼ 歳末(不老不死の薬) 八 月凍て白髪三千丈なり 帆夢 冬 (よく利く養毛剤) 九 長正殿朱唇は甘き私語の時 とびぃ 雑 (楊貴妃のキスマーク) 十 茘枝の香する食後の暇 協栄丸 雑 (茘枝<ライチ>) 十一 空駆ける汗血馬牽き帰り来ん 霧夜 雑 (競馬の種馬) 十二 法国梧桐並木連なる 無耶 雑 (プラタナスの並木) 十三 肝いりの冷凍麻雀飽きもせず 務也 雑 (冷凍麻雀) 十四 線香紙銭もうもうと焚き 牟哉 雑 (紙銭) 十五 千年の大佛何を見給ふや 砂男 雑 (大仏の爪の垢) 十六 胡蝶の舞うを知らずうたた寝 みど 三春(予知能力) 十七 花かげの山洞壁に文字浮かぶ 些考 晩春(白雲洞の秘法の写) 挙句 霞広げて包む家苞 宗海 三春(霞の大風呂敷) =================================
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