亜空間航法【あくうかんこうほう】
ビルキスの直前に特異点Aを展開し、
時空を超えて任意の特異点Bへと天文学的距離を移動する航行法。
2150年代にその基礎理論は確立されたが、
莫大なエネルギーを生み出す機関を必要とした。
それを実現するのには
超素材イコノニウムが発見される半世紀先まで待たねばならなかった。
2202年イコノニウムドライブを使用した無人艦が
月―火星間の亜空間航法実験に初成功。
後にビルキスへ正式採用され人類史上初の亜空間航法艦となった。

本文:金子良馬、山口恭史 
初出:II-p108 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
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