File 18 新春隅田川七福神巡り
体験日 所要時間 最寄り駅 2014年1月3日 2.5~3時間 東武伊勢崎線(スカイツリーライン)
鐘ヶ淵駅、東向島駅、曳舟駅、とうきょうスカイツリー駅
このサイト「旅好き3女王様の小帝国」も夏には建国16年目を迎える2014年。よりいっそうの福を呼び込むべく、初めての七福神巡りを体験してみました。
最初は浅草七福神(http://www.asakusa7.jp/)を考えたのですが、七福神なのに9社寺巡らなければならず、所要時間も4時間と長そうだったのでパス (^^;。
浅草よりマイナーで7日までしかご開帳していないけど、6社寺・2~3時間で済みそうな(だってこの時期寒いんだもん)隅田川七福神をターゲットにしました。
1. 多門寺(毘沙門天)
(http://www.sumidasan-tamonji.or.jp/)鐘ヶ淵駅から徒歩10分。小さな住宅の建ち並ぶ、ビミョーに曲がった通りを歩いて行きます。 途中には明治創業の老舗そば屋があったりする。
七福神巡りでは各社寺で御朱印を押してもらったり、ミニチュア七福神像を買い集めていったりするわけですが、貧乏性の女王様1号は無料のスタンプを地図の裏に押していくのみ(笑)。
ミニチュア七福神像が1体400円+乗せる用の宝船が1,000円なので、全部買いそろえると3,800円となかなかのお値段になります。
多門寺の門前では御朱印コレクション用の色紙も売っていました。2. 向島百花園(福禄寿尊)
(http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.html)多門寺から白髭神社や向島百花園は徒歩圏内(約1.5km)なのだが、体力を温存するため?、1駅だけ電車に乗って東向島駅から徒歩10分弱。
百花園自体は1/3まで正月休みということなのですが、七福神巡りのために中に入るのはOK、しかも通常は有料なのにこのときは入場無料。
ついでに庭園の花も少しは見ることができるか…と思ったら、少なくとも無料で入れるエリアは木々も冬枯れ状態でした。まあしょーがない。規模でいうとここのお社が一番小さかった。これもまあ社寺ではないのでしょーがない。
女王様1号はすぐに福禄寿と寿老人がごっちゃになっちゃうんだけど、頭が長い方が福禄寿です。3. 白髭神社(寿老神) 向島百花園から徒歩3分。
実は、隅田川七福神というのは百花園に集っていた江戸時代の文人たちが近辺に祀られているカミサマから七福神に該当するものをチョイスしたらしいのですが、その際にどうしても寿老人だけ見つからなかったため、白髭明神→白い髭の老人に違いない→寿老人にしちゃえ!ということになったらしい(爆)。 なので寿老人ではなく寿老「神」と表記するんだそうです。
たまたま「七福神巡りミステリーツアー」と書かれた大型バスの一行も来ていたためか、ここが一番行列になっていました。 寺に比べると神社の方がお参りするときに二礼二拍一礼で時間がかかるという理由もありそうだけど。
4. 長命寺(弁財天) 墨堤通り沿いに白髭神社から徒歩15分。
七福神巡りも折り返し地点に到達したので、名物「長命寺の桜もち」でひと休み(下記参照)。店のすぐ右手から入っていったところが長命寺。
結構建物は立派なんですが、この向かいに建っている幼稚園の方がメインになっているっぽい。
5. 弘福寺(布袋尊) 長命寺のすぐお隣。
境内には他に咳の爺婆尊という石像があって風邪よけ信仰の対象だそうで、のどあめも売っていました。
…すみません、この辺はだんだん目がうつろになってきていてあまり記憶がありません…(爆)。
6. 三囲神社(大國神&恵比寿神)
(http://www.mitsuipr.com/special/spot/09/)弘福寺から徒歩1、2分。読み方は「みめぐり」神社。
越後屋(現・三越)の三井家が江戸における守護社としていたそうで、ここにある大國&恵比寿の像は越後屋に祀られていたんだそうです。 そのご縁で、閉店した池袋三越のライオン像まで境内に置かれているのはちょっと笑っちゃいますが。
右写真は本殿(大國&恵比寿像が祀られているのは本殿ではない)前の狛犬ならぬ狛狐(?)像。狐なのにタレ目なのがキュート。地元では「三囲のコンコンさん」と親しまれているらしい。
ここまでは無料スタンプを押すのみだった女王様1号ですが、三囲神社では「強運」お守りを購入。500円。お守りって「家内安全」とか「商売繁盛」は多いけど「強運」ってなかなか見たことないなーと思って。 これで女王様1号の小当たり運も中当たり運にアップだ?!(読み方は「ごううん」らしい)
これにてめでたく隅田川七福神コンプリート! 途中でお茶休憩も挟んだため、所要時間は3時間弱でした。
以前、3Qs’Eyeの「東京スカイツリーただいま建設中」というネタの中で、その時食べたものについてもいずれ…とか書きっぱになっていたので、ここで改めてご紹介しておきます。
◆ 長命寺桜もち
(http://www.sakura-mochi.com/)長命寺に隣接しているお店で、店名は「山本や」さん。なぜ「長命寺の桜もち」と言うかというと、長命寺の門前で売っていた、ということらしい。
関東風桜もち発祥の店。桜もちと言えば「長命寺」しか知らなかった子供の頃の女王様1号は、道明寺タイプの桜もちを初めて見たときにはビックリしたもんじゃった(笑)。実際の桜の季節には大行列&店内では食べれないのですが、それ以外のシーズンなら比較的空いています。桜もちとお茶のセット 250円。
木箱に入って運ばれてくる桜もちは3枚の桜の葉に包まれていて、一見して蓑虫のよう。個人の好みですが、店では葉を取って食べることをオススメしています。
1個のサイズは小さく、餡の甘さは控え目で、葉をはがしても香りがふんわり。甘モノ苦手な人でも大丈夫です(女王様1号実証済み)。持ち帰りは6ヶ以上・箱代込みの値段のものしか表示がありませんが、それより少ない数でも持ち帰れる。1ヶ 180円。 4個頼んだら、箱代ナシでちゃんと箱に入れてくれました(ただし無地の白い箱。有料の箱は緑地に白い桜模様)。
◆ 言問団子
(http://www.kototoidango.co.jp/)ここは今回は寄らなかったので、2010年の印象で。
黙って座れば言問団子セット 600円が出てきます(本当は1人が言問団子、1人が言問最中を頼もうかと思っていたのだが、そんなヒマもなく団子が出てきた)。
小豆餡(黒)・白餡・味噌餡(黄)の3ヶセット。黒と白は団子を餡がくるんでいるが、味噌餡は団子の中に入っている。
お皿の絵は「いざ言問はむ 都鳥」です。甘モノ苦手女王様1号の味覚的には、言問団子はちょっと甘すぎる感じ。味噌餡はグー。値段もちょっとお高いような。
◆ デンキブラン@神谷バー
(http://www.kamiya-bar.com/)言わずと知れた老舗のバー。バーと言っても店内は明るくて健全な雰囲気)。
予約はできないし、ファミレスみたいに名前を書いたりする仕組みもないので、ひたすら行列するのみ。今回はほとんど待たずに入れました。1階の神谷バーは相席&食券制。とりあえず注文する分は最初席に案内される前にレジで食券を購入しますが、その後はテーブルで追加注文&お金を渡す→ウェイトレスさんがおつりと食券を持ってくる→注文が届く、という仕組み。
相席とはいえ、女王様1号はこれまで席で他の人とコミュニケーションしたことはほとんどない(爆)。全体的に年齢層は高いけど、外国人観光客らしき人がいたり、若い日本人女性が1人だけでカニクリームコロッケともつ煮込みを食べていたり(今回目撃)することもある。名物のデンキブラン 260円。ちょっと養命酒っぽい味?なので、女王様1号はあまり好みではない。レモン風味の電気ブランサワー 480円をよく飲んでます (^^)。
食事メニューはバーというよりも洋食屋さんぽいかも。
★ おまけ2 東京スカイツリー3年以上前にはまだまだ建設中だったスカイツリーもとっくに完成し、連日混雑している模様(まだ上ったことがない…)。
以下は今回の七福神巡り中に撮った写真です。
墨堤通りから
(白髭神社と長命寺の中間あたり)三囲神社の入口付近から とうきょうスカイツリー駅
(旧・業平橋駅)近くの高架下から
★ 関連リンク隅田川七福神(http://members2.jcom.home.ne.jp/sirahige/)
墨田区観光協会(http://visit-sumida.jp/)