第5回「私(Steven)の正体について」
 
 
 
  まず、最初に断わっておきます。今回のテーマはこれまでのものとは比較にならないぐらい重く、

(っつーか、これまでのがふざけ過ぎてただけですが)

私のネット生命を脅かしかねないほどに危険なものです。(ちょっと大げさ、と思われる方もいるでしょうが、

それは、世の中の、そして人間の負の側面の恐ろしさを知らないからです)

また、内容が内容だけに少々暴力的発言も混じってしまうかと思われますが、それはご容赦ください。

私の思いの強さの現われ、と思ってください。
 

  私は、実は「第2級」に分類され、手帳の交付も受けている立派な身体障害者です。

具体的に「第2級」が何を表わすのかは私自身もよく分かりませんが、社会にはっきりと認められた

「障害者」である事には変わりありません。

(実は、「第2級」にしては障害が軽すぎるらしいのですが、

諸事情あって建前上は「第2級」という事になっています)

  具体的にどこが悪いのかと申しますと、左半身が麻痺していて、うまく動かせません。

全く動かないわけではないので、(長い月日の訓練の末)歩く事は何とかできますし、

(何とか歩ける、という程度なので走る、飛ぶ、しゃがむ、階段の昇降等の動作は非常に苦手です)

左腕も僅かながら動かせます。ただ、左手の手首は全く動かず、

左手の指は握り締める方向にしか動きません。

しかも、動くといっても傘も持てるかどうかというほどの筋力しか発揮できない上に、

左腕を使うとひどく集中力を消耗します。

  ですが、それ以外は全く普通の人間と変わりありません。少なくとも肉体的には。

(だから、右腕は普通の人間並み、いや、それ以上に動かせますよ)

  私達(あえて複数形にします)は人間です。お願いだから、

私達をまるでバケモノを見るような目つきで見つめないでください!!

あ、あと、不必要に優しくされるのもちょっと辛いかな

(自分が人よりも哀れで弱い存在だ、って改めて宣告されるようなものだから)

……まあ、あの目に比べれば遥かにマシですけど。

贅沢なんでしょうが、それが私達の望みです。

(実際、私よりも遥かに重い障害を背負った人など一杯いますし、彼らに対する援助は大歓迎です。

障害のせいで本気で不便な思いをしている人は一杯いますからね)
 

  幸い、私の友人達は私が障害者である事などまるで気にしていないような

(私の障害は後天性……生まれた後に背負った障害……ですから、

ごく普通の市民だった時期もあったんですよ)

優しい人達ばっかりなので、不幸だと思った事はありません。

(不便だと思った事はありますが。片手が荷物でふさがってる時に、もう一つ荷物を持とうとした時とか)

彼らがいなかったら私は今ごろこの世にいなかったかもしれません。

(面と向かってはこんな事恥ずかしくて言えませんからここで代わりに言っておきます)

  障害者にとって、本当に不幸なのは、「自分は他人とは違う、だから自分は死ぬまで孤独で、

単なる社会のゴミなんだ。」と思い込んでしまう状態でしょう。

(「アダルト・チルドレン」と呼ばれている人々にも共通の感情らしいですね。

障害を負うと共に深い心の傷まで負ってしまうせいでしょうか……)

  誰かがそばにいてくれる、いや、実際にはそばにいなくても

ただ自分を認めてくれる人間がこの世にいる、というだけで私達は生きていけます。

  だから、健常者(普通に五体満足の人の事です)の皆さんにお願いします。

なにもいきなりボランティア活動をしろとは言いません。ただ、私達に優しく声をかけてください。

私達は、実際の不便さはさる事ながらなにより優しい温かさに飢えているのですから。

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