闘病日記過去ログ(2004.08)


2002年10月5日、大腸検査の結果「潰瘍性大腸炎」と診断されました。
この日記は日ごろのネタを題材にしたチビ日記とは一線を引き、
発病後の俺の闘病の経過や闘病に関する俺に起きた出来事を
書いていこうと思ってます。


上のもの程新しい話になっています
注:18禁と書かれている物はエロネタです。好まない方はご遠慮下さい(テキスト文章だけどね)。
闘病日記一覧
作成日付ジャンルタイトル元ネタ
2004.08.28(土)普通脳内革命読破脳内革命読書中
2004.08.23(月)普通脳内革命読書中 
2004.08.16(月)普通逆効果 
2004.08.12(木)普通腹痛復活 
2004.08.06(金)普通奇跡体験!アンビリーバボーを見て 


【 脳内革命読破 】  一覧へ戻る ○先週から読み続けていた脳内革命をやっと読み終えた(長かった・・・)。  プラス思考に物事を考え、適度な運動をすれば、人間が持っている自然  治癒力が働き、病気にもなりにくくなる、って事だな。  この本を書いている著者は基本的な考えとして、病気の根本的要因を東  洋医学的見地で捉え、肉体的な治療のみで病気を捉える西洋医学をどち  らかと言うと否定している。但し、東洋医学を科学的に説明している所  が、この本がただの駄本でない事を証明している。  ただ最終的にプラス思考で物事を捉える方法として、個人の努力で頑張  っていいように考えてね〜♪って書いてた所がちょっと。。。  まぁ全ての人間の心を本でコントロールできるくらいならとっくに全世  界を春山茂雄さんが制覇しているだろうけど。  人の心は様々である。様々な心があるからこそ人間には個性がある。  その個性を生かすか殺すかも、その人が持っている心が鍵を握っている。  心次第で人間は天使にも悪魔にもなる事ができる。  脳内革命の著者・春山茂雄さんは最後にこう述べている。  生まれてきたばかりの赤ちゃんが何の否もないまま死んでしまった時、  両親の天を呪う気持ちは分かるが、そんな事をしても意味がない。  人間には創造主(神)の意図など分からないのだと。  確かにその通りである。  しかし人間の怒りや悲しみなどのマイナス的感情は、そう簡単に消せる  ものではない。なぜこのような感情を神は人間に与えるのだろうか?  それも所詮は人間である俺に分かるはずもない訳で・・・。  まぁ何にせよ結論としては、細かい事にくよくよせずに心を強く持って  生きていけばええんでないかい?と。こういう事やね。  そうそう、この本に「ウォーキングで1日1万3000歩歩くと、脳内  モルヒネが沢山出ていいですよー」と書いてあったので、早速先週くら  いから実践中。昨日も歩いてきたのだが、1日1万3000歩って結構  きつい。続けられるかな・・・。  まぁなるべく長く続けられるように頑張るまぷ。
【 脳内革命読書中 】  一覧へ戻る ○俺は基本的に本を読む習慣のない人である。  しかし最近は失業中で時間を持て余す事が多い為、図書館で本を借りて  きて読む習慣をつけるようにし始めている。  早速、先週2冊の本を借りてきた。  1冊目は「潰瘍性大腸炎、クローン病に克つ!」という本。  潰瘍性大腸炎、クローン病のメカニズムや、この病を患っている人たち  の体験記、患者への著者(医師)からのアドバイスなどが書かれている  本である。  基本的な病気のメカニズムの復習と、読んだ感想としては、体験記で載  せている患者の八割近くが手術経験者で、「大腸を全摘出すると、  症状がなくなってとてもいいですよ〜♪」みたいな事が書かれて  いて、なんかちょっぴりブルーになりました。(_ _。)・・・シュン  いやいや、、、そうでないでしょ〜が。そりゃあ、手術なんてしない方  がいいに越した事はない訳で。。。  まぁ何にしてもやっぱ大変な病気なんだなと、自分の事ながら改めて認  識してしまいました。(-ω-;)ウーン  んで続いて現在読み始めているのが、ちょっと古いけど(本好きの人に  は『いまさら読んでんの?』とか言われそうだけど)タイトルにも書い  た通り、「脳内革命」。今現在、半分弱まで読み終えた所。  人間は何事もプラス思考で物事を考えていけばβ−エンドルフィンとい  う体にいいホルモンが分泌され、病気などにもなりにくくなる。  (まぁ俺の場合、既に病気だがね・・・)  逆にマイナス思考で物事を考えてばかりいると、ノルアドレナリンとい  う有毒物質が体内で分泌され、体を壊しやすくなる、というような事が  つらつらと書かれている本である。  なるほど、プラス思考で物事を考えると病気になりにくいのか。  よし、早速実践!と考えているのだが、なかなかこれって難しいよな。  。。  俺は基本的にかなりヘビーなマイナス思考型人間である。  (過去の日記を読んでいる人は分かると思うけど)  これをいきなりプラス思考型に持っていく事が出来るなら「うつ病」な  んて病気は存在しない訳で、いかにしてマイナス思考型の人間をプラス  思考型に変えていくか?という事について、今現在まで読んだ所までで  あまり言及されていないのが悲しい。  (後半まだ読んでないから後半に出てくるのかもしれないが)  以前、「良いほうに考える」技術(野口敬著)という本を読んだ事があ  るのだが、この本では「マイナス思考型の人間に『プラス思考で物事を  考えろ!』と言うのは逆効果だ。マイナス思考型の人間は、プラス思考  で物事を考えたくてもそれが出来ないから落ち込むのだ」と記述してい  る。この本は即ち「脳内革命」で書かれている事を真っ向から一刀両断  しているのである。確かにこの本は的を得ている。但し、プラス思考で  物事を考える事を否定している訳ではないようではあるが。  一体、どちらが言っている事が正しいのだろうか?  恐らくどちらが言っている事も半分・半分くらいの割合で「正しい」の  であろう。  「脳内革命」を半分近く読んだ俺が今分かる事としては、マイナス思考  が自分にとって明らかに有益でない事だけは理解できる。  理解出来るけど、、、(-ω-;)ウーン って感じ?  まぁ俺の場合ステロイドを使ってるから、マイナス的思考になってしま  うのはそれの副作用ってのもあるかもしれないんだけどね。  医者からもらった薬がわかる・重大な副作用  (先月の日記でも紹介しました↑)  でもとりあえず心掛けとして、心をうまくコントロールし、普段くだら  ない事で怒ったりしている事や、イライラしたりしている事をなるべく  【 ヨン様のような笑顔で 】受け流せるように努力していきたいと感じ  た今日この頃の管理人でした。  たまに出る愚痴的な日記は、まぁ管理人のストレス発散って事で流して  下さい。

【 逆効果 】  一覧へ戻る ○以前にこのページで紹介したベータゴールドだが、先日医師に  「こういうものを飲んでるんですけど」という話をしたらえらい  怒られました。  全く逆の事をやってますよね  そういう事をやっていて体調を壊しても責任持てませんよ  と怖い形相で言われてしまって・・・。。マジ?!何で???  実は潰瘍性大腸炎という病気は自己免疫の異常が引き起こす病気  で、これを抑制するのが本来の治療になるという事なのだ。  だから自己免疫を高めるベータゴールドを服用するという事は  全く逆の事を俺はやっていたという事になるのである。  何と言うことだ・・・・・(ノ_-;)ハア…  確かに免疫異常が炎症を引き起こすという事は知っていたのだが  、ベータゴールドによって免疫力を高めれば免疫異常も正常に  変わるのでは?と俺は思っていたのだが。。。  小母に薦められ、安易に1ヶ月間飲んでいたがとんでもなかった。  全く危ない危ない。まぁ小母も悪気があった訳ではないし、俺の  体を心配しての事だから何も言えないんだけどね。  やっぱ自分勝手に判断して色々とやっちゃダメなんだね、こうい  う病気って・・・。何かやるにしても医者に聞いてからにしないと  やヴぁいんだなとつくづく感じまちた。  ちなみにベータゴールドは6月いっぱいしか飲んでなくて、7月  以降は飲んでいません(そもそも金額的に高かったという理由も  あったのでね・・・(逆にそれで助かったというのもあるかも))

【 腹痛復活 】  一覧へ戻る ○最近また腹痛(尻痛?)が復活してきている。  普段はほとんどなんともないのだが、う○○をする時にそれはもう幽体  離脱するんじゃねぇかと思うくらいの激痛が走るんですわ。  赤い発疹(もうのうえん)はいぜんとして治らないしぃ〜!  はぁ、、、もうおぢさん、いい加減嫌ッツ!(KABAちゃん風に)  ・・・・・どうしたら俺の症状は治まるんだろう?  って医者も分からんのに俺が分かるはずもないんだけどね。。。    とりあえず静かに家に引きこもってエロビ○オでも見るとします。  (〃´o`)=3 ハフゥン・・・  (↑これがいけないのかな?)  全然関係ないけど、この間のメチャいけで浜口が50インチのテレビを  買ったと自慢していたんだけど、そのテレビで3つのアダルトチャンネル  に加入して暇な時にずーっと見ているという話はかなり笑えたw

【 奇跡体験!アンビリーバボーを見て 】  一覧へ戻る ○もうのうえん、消えないっすね〜・・・。自分で見てても気持ちが悪い。  外出しても人に見られるのが嫌なので、どーしても人の視線が気に  なってしまう。  (もうのうえんについては、闘病日記過去ログ(7月)を参照下さい)  現在、↓こんな症状になっちゃってます。増えてるでしょ?発疹が。。。  写真1  写真2  写真3  写真4  写真5  昨日フジテレビで放送していた「奇跡体験!アンビリーバボー」を見た  人はいるだろうか?人間の運命は遺伝子によって左右されるという内容  のものだ。先日俺の闘病日記(続・もうのうえん)で書いた内容に限り  なく近い内容だったので興味深く見た。  見てない人は↓こちら!  人間の運命を決める神秘の存在?  ヒトは遺伝子の運命から逃れられないのか?  この番組を見てやっぱり人間の人生は遺伝子によって決められている  ものなんだな、と実感した。  上の「ヒトは遺伝子の運命から逃れられないのか?」の最後で、人間は  必ずしも遺伝子で運命が決まるものではない。環境によって人生を変え  る事が出来るのだ、と力説している。しかし、俺はここだけが唯一違う  考えになっている。人間はやはり全て遺伝子によって左右されているの  だと。なぜそう思うのか?その質問に俺的な観点で答えよう。  例えば今いるA君の環境で、あと1ヶ月その環境にいたら死んでしまう  という状況にA君はいるとする。そこに見ず知らずの人がやってきて  A君にそれを伝えても、A君は何をバカな事をと全く相手にしないだろ  う。  次に100%人の未来が見えると有名なB氏がA君のところにやってき  て、今のままでは1ヶ月後に死んでしまうから急いで環境を変えた方が  いいとA君に伝えたとする。  A君は有名なB氏の言う事だからと信用して環境を変えたところ、無事  1ヶ月以上の余命を過ごす事が出来た。  上の内容で俺が何を言いたかったのか?  つまり、そもそも自分の未来を予測できないのに環境を変えるなん  て不可能だと言う事。  一生懸命頑張って環境を変えているつもりでも、そいつが最終的に辿り  着く環境はその時に既に決まっているのである。  但し上で書いたように、未来が確実に予知できる人間に助言してもらう  事ができれば全く違う環境に自分の身を置く事は可能だと思うが、当然  そんな人間がいる訳がない。運命のワープ。  まさに「バック・トゥ・ザ・フューチャーU」の世界。  そんな事ができるのは神だけである。  ニューヨークでの同時多発テロ事件、イラク・アブグレイブ刑務所での  虐待、拉致。北朝鮮による拉致被害を受けた人々。  果たして残念ながら被害にあった方、殺害された方が自分の運命を変え  る事ができたのか?と。  一体誰が「今日はニューヨークでテロがあるから、違う街に避難した方  がいいよ」なんて教えてくれるだろうか。  そう、被害者らは自分の置かれている環境を知らないから被害に遭うの  である。  で、さらに最終的に俺が何を言いたいのかと。  要するに俺が潰瘍性大腸炎という病気にかかり、仕事も辞めのんびり自  宅療養してるにも関わらず、手に沢山の赤い発疹ができてしまっている  のは、全て遺伝子レベルで決められた運命のレールを歩んでいるんだな  と。だから人間「しゃーねーな」って諦めの気持ちも時には肝心だなと  。俺はこう思う訳。  毎日ステロイドをケツから入れ続けても腹痛は完治しない。  一生懸命医者からもらったクリームを手に塗っても発疹は治らない。  要するにダメなもんはダメなんだよ、頑張ったって。  まぁ、だからと言って人間頑張らなくなっちゃ「終わり」なんだけどね。  分かっちゃいるけど治らない。人生って難しいよな。。。