黄粉亭日乗
5月8日
    
 GWもあっという間に終了、いきなり現実の一週間がフルの今週です。うーん。休みボケ。何をしていたと言うわけでもないが、とにかく休みボケ。何だよ〜連休は明日の活力を養うエネルギーチャージの期間じゃなかったのかよ〜(ウソです。はなっからそんなこと信じちゃいません)
 天気も悪いし何となくブルーじゃありませんか。休みたいよーうだうだしていたいよ〜ゴロゴロしていたいんだよ〜オレ様はっ!って本当にこの人の無限希釈人生は何とかならんもんでしょうか。こんなんだから濃縮人生を送る、あたしの四分の一ほども生きてねぇ若造に「やってること変わりませんね〜」とかって言われるんだよな┐(  ̄ー ̄)┌ フッ

 えーい知らん知らん!そういうときには現実逃避だー!というわけで箱根のホテルに予約を入れたあたしだ。5月半ばに旅立つ予定。ここ3年ばかり、年賀状に「箱根行きましょうね」って書いてくれてたお友達と一緒に。やっと約束を果たすことができる!・・・こんなに長い時間を経てやっと実行される約束。希釈人生ならではですなぁ(逆戻り)
 ん〜飛行機乗って行く旅を夢見ていた今年初頭だったが、まあいいか。温泉入ってうだうだするんだ〜☆

 つーか、逃走することばっかし考えるのは建設的ではない。何か現実に立ち向かわなければ!と一念発起、HPの片付けしてみました。いや、日乗のペェジを片付けただけなんっすけどね。ずいぶん前から片付けろ〜って言われてたんっすけどね。やっとこさ。はははは。

 そうそう、GWに名古屋行ってみたんっす。熱田神宮と水族館、超高層ビルのタワーズ展望台。日帰りだから、まぁこんなもんかな。
 しかし水族館は大人数の鑑賞に堪えられるような造りではなかったため(何せ水槽が小さい!)ほとんど人を見に行ったようなもの。家族連れとアベックがひしめく水族館で何か少し浮き上がった存在のわたくし・・・(うっるさーい!!!)しかし、ここでいいキャラ発見!おばさま2人組だ。後ろで会話を聞くだけで笑い転げてしまうほど。主婦歴が長いであろうこともあって、店頭に並ぶ魚類の同定はさすがである。しばらく尾行して彼女たちのハジけた会話を楽しむ。話す言葉も違うからとても新鮮。すっごく面白かった!(笑)
 しかし何だ。GWの書き入れ時にペンギンの公開を中止するとはどういうことなのか?んも〜。建設中の新館に期待だ。
 水族館見学を終えた後、もそっと海際に立ち寄りビョービョー吹く風にあたる。強風はいつだって素敵だ!向かい風に胸を張れ!風に向かって走れ!
風に吹かれるとウキウキする。何でか知らんが。顔が塩味になるまでいてしまった。うへへ。
 うんと昔、真冬の横浜の山下公園で半日強風にあたっていたら風邪を引いて翌日ダウンしてしまったことがあったなぁ。ん〜バカも承知の若気の至りというやつだったなあれは。

 特筆すべきはタワーズの展望台。バカと煙は何とやら〜で高いところがやたらと大好きな黄粉さん。大阪ツインタワーの空中庭園にはまだ行ってないあたしだが(近くにあるとつい行きそびれるとゆうやつだなぁ。都庁は行ったのに)、高いビルがあれば、やはり登らなきゃでございます〜(笑)
 すてきすてきすてきー!アベックひしめく展望室で、ここでも少し浮き上がった存在を誇示しつつ、えーいそんなこた知るかい!と窓にハナつけて景色を堪能。手にはしっかり坂角のゆかりせんべいの袋が・・・(おのぼりさん丸出し)

 あ〜なかなか充実した一日であったなーとウチ帰ってきてから思い出したのが八丁味噌プリッツを買い忘れたこと。あれおいしいよねー!また行こうっと・・・・(怖い!この人はちょっとした菓子買いに行くだけでもわざわざ出張りそうで怖い!!)



5月17日
    
 わ〜〜ん 腰痛勃発〜(泣) 先週からヤバめではあったものの、まぁ大事には至らんだろうとタカをくくっていたら、月曜日(日月連休の最終日)の午後からさらにヤバ度が増し、夜に荷物を持ちつつ車から降りようとした時に「ギックリ!」とやっちゃいました。もうそれからは茹でたエビさんの姿勢から修正が効かなくなり、結局火曜日は会社をサボる(えーゴホン、もとい!!「会社を休む」が正当)ハメに。鍼灸整体院に駆け込み、何とか腰が立つようにはしてもらったものの、ん〜痛いぞ。やっぱし。腰痛ベルトでガッチリ固めた腰で外を歩くとまるで妊婦さんなのだ。参った!(泣)
 しかも明後日からは温泉に旅立つというのに。ひっどーい泣ける〜 車運転しなきゃいけないのに〜(泣)
 まぁ、温泉入るからいいか・・・多少の無理もおっけぇでしょう。って本当かよ!

 知り合いにも腰痛持ちがいるのだが、彼女はちっとも太ってないのに「あと5キロ痩せたら腰痛が軽くなりますよ」って言われたらしい。えーっ だとすれば、あたしはまだ10キロは痩せないと腰痛が軽くならないということかいっ!先日行った整体では、腰痛よりも首の凝りが気になったらしく、「あれ〜 この筋、めちゃくちゃ張ってますね〜」と言って首筋を入念にケアしてくれたんだが。あたしは腰が痛いんだよぅ そりゃ首も凝ってるんだけど〜 ほんとに不健康だわ〜
 ・・・と思っていたら、今日、過日の健康診断の結果を保健指導員の方が持ってきて下さったのだ。
「えーっと 尿酸が基準値よりも低いですけど、これはまったく気にすることはないですよ〜だからもうオールクリア!おっけぇ!」というお墨付きを頂いてしまいました。ん〜健康優良の太鼓判を押されてしまった。そりゃ ぶりぶり太ってニコニコしてりゃストレスフリーの健康優良ババァだわな。チッ、何だかかなぴーだ。
 血圧が少々あがって上が110台になったのは、ダンベル運動をして発熱量が上がったためと思われます。これは喜ばしい。となると痩せやすい体質が形成されつつあるということで。いや〜しかし夜中に物食ってちゃ〜ダメダメ。さらなるダイエットの敢行を!
 ほんとにあと5キロ痩せられたら、この夏は人並み(の下レベル)で過ごすことができるんだがなぁ。

 さて。明日の仕事をクリアーできれば、旅立つ準備をして箱根にレッツラゴー(死語)なのだ。楽しみ〜!!温泉に、おフランス料理の晩御飯。おっと忘れちゃいけません手前の浜名湖SAでのうな丼も楽しみ。そして、御殿場のアウトレットにも行っちゃう!?という企画もあって、これはもう、ホントに気合が入るというもんです!腰が痛いの何のと言ってはいられません!もしものときにナロンエースとタイレノール持っていこう。えーい根本から治療するんじゃなくてもその場しのぎでも何でもいいんだー!(刹那主義丸出し)
 しかし、一度ウィークエンドの御殿場ICの混雑ぶりを目の当たりにしたことがあるあたし。ヤバくない?と友達のポモヨに訴えたら、「よし!出発は4時だ!」と鼻息も荒く宣言されてしまった・・・・うげっ!?マジっすか!?あたし車も洗ってないし、ガソリンも入れてないし、デジカメ用の電池も買ってないし、それより何より貯金も下ろしてないんですが〜(泣)

 まぁいいか。何とかなるよね?(ほんとかよ)



5月27日
    
 いや〜 箱根から帰ってあっちゅー間に一週間が経過してしまいました。
何とか無事に帰って来れましたでございますよ。楽しかった〜♪
一週間も前のことを日乗として書くのもどうかと思うが、ウィークデイはなーんもなかったからね。ホントに(小泣)

 まずは御殿場のアウトレット。いやーこれはすごい。開店前に駐車場に着いたのに、すでにわらわら人が集まってる。ショップリスト&地図を手にして行きたいお店をチェックしながら開店を待つあたしたち。すでにお買い物モードのスイッチONだ。(小遣いあんまし持って行ってなかったのに〜)
全部まわってお買い物済ませたら、何とっ!午後も遅い(というか夕方近く)の3時半だった・・・・・・6時間近くもウロウロしていた模様。コワ〜。
ナイキのジャージにTシャツも格安でゲット。そこそこのブランドのTシャツなぞもゲット。GAPでは300円(!)のカットソー数枚にGジャンをゲット。心残りなお洋服もあったけど、ん〜 ちょっとガマンしちゃった〜 今になって少し後悔かなぁ・・・デザイン、すっごくよくてとっても欲しかったんだけど、実用性がほとんどゼロという代物だったからなぁ・・・・うむむむむ。また行きたい・・・

 アウトレットが終わったら、今度は本番、箱根のホテルへ。しかし・・・・びっくりこいたことに、エライ濃霧に突っ込んでしまい、視界15mそこそこという非常事態。ワインディングでこれはキツいのぉ〜。とかぼやきながらも何とかかんとかホテル到着。チェックインを済ませた後、温泉へ直行だ〜!このホテルの温泉はジェットバスになってるところがあって、そこに腰を当てると、すんげーいい塩梅。もう限界倒れちゃう〜!というところまでガマンしてつかってしまった・・・・
 さてさてお次は本番のご飯だ! 現実逃避の旅ゆえ、現実では食する機会の少ないおフランス料理をチョイスした今回(和食か洋食かが選べる食事つきのプランで宿泊の申し込みをしたのだ)。みんな少しおめかし気味のお洋服でキメて、レストランへGO!
 ちなみにあたしの格好はというとクチュリエ・ママン(いやおかんのことですが)製作の黒スカート(デブってた時には着れなかった、あの問題作品)と黒いジップアップ式のジャケットにスカーフを首に巻いてみたりなんかして、仕上げは禁断のヒールだ!くっそー!人生投げてやる!現実逃避だ!どうだ〜まいったか〜(いや誰もまいってなんかいませんけど?)他の二人は共に160センチないくらいでワンピの甘めなオシャレなのに、あたしだけ黒スーツにヒールカツカツ(履いたら天突くほどのデカさだぜ)とは・・・一番エバって見えるのは必定だ(泣)

 お料理の前にワインをチョイス。まずはドイツの中口の白を。って、なんでテイスティングがあたしなんだよぉ〜もう〜(泣)まるであたしが一番呑兵衛みたいじゃないのさ〜 しかし、コルクを抜いた途端にフワリと漂ってきたワインの芳香に思わずヨダレが・・・・←ダメ
 実はこの日がメンバーのうちの一人がお誕生日だったのだ。それでお誕生日を祝ってカンパイ。前菜が届く前にパン食う食う。←こらぁぁぁっ
パンをもしゃもしゃ食ってワインガブガブ。い、いかんペースを抑えなくては・・・・とか言いながらもお魚料理が来る頃にはワインの瓶は空っけつ〜。
そこですかさずもう一度。「ワインリストを!」←(´ヘ`;)ハァ
今度は少し変り種の南米ワイン(これも白)を。またこれが軽くてガブガブいけちゃうんだなぁ。(次回はこの反省をもとに赤でいけばグラスを傾ける頻度が少なくなるのではと予想。しかし白のほうが好きなんだなぁこれが)
 お魚料理のあとに口直しのソルベが出たのだが、それに添えられていた薄切りの黒パンが、どうも味噌っぽい味がしたため「味噌味だ〜!」と騒いでいたところ、給仕氏が「これはブラックオリーブを使ったパンでして・・・」と説明してくださった。そりゃそうでしょうよ。おフランス料理に味噌パン出たら腰抜かすわ。
「ほほー!」と感嘆していたら、給仕氏が「よろしければお代わりをお持ちいたしましょうか?」と勧めてくださる。をっもらっちゃおうかな!?(・・・)と思ってたら、「それとも、普通のパンがよろしいですか?」と、これまたありがたいお勧め。「あ、普通のパン下さい」と即答(・・・・・・・・)するあたり、もう本当にこのテーブルの客どもは意地汚い!と思われたに違いない。実はこのホテルは既に何回も泊まっているところなのだが、行くたんびに食べっぷり&飲みっぷりを誉めてもらっているのだった・・・いかん。どうもいかん。カワイイ要素がどこにも見つからん。
 お肉料理にデザートが終わる頃にはもう大満足でエヘエヘ状態のあたしたち。やだね〜。箱根だけにやだねったらやだね〜♪か?(おいおい)
 お部屋に戻ってまたもや温泉。いや〜温泉はいいねー!(笑)
 アウトレットで歩いた疲れが出たのか、スクワットと正拳突きやってすぐ寝てしまった。あっ、寝る前に発泡酒飲んだな・・・(まだ飲むか!)

 して、翌朝はどピーカンのお天気。うひゃうひゃ。このホテルのお庭にはツツジが咲き乱れており、タイヘンきれいなのであった。朝ご飯を終えてからさっそく庭散策に。何せ前日は夕暮れ近くにチェックインしたのと霧が出ていたので庭に出る機会を逃していたのだ。しかしこんなにいい天気になるとは、あたしたちの日頃の行いを、神様はちゃーんとご覧になってくださっているというもんだ♪(←ほんとか?)庭で写真を撮りまくって、今度は芦ノ湖をモーターボートで一周。(正規で行くと7500円の大枚をはたかなければならないモーターボートのタダ券が宿泊プランのオマケについていたのだ!ラッキッキー♪)ものすげーいい気分だった!立ち上がると風をバンバンに受けて気持ちいいの何のって!あれは病みつきになるよ!
 モーターボートを運転していたおじさまが、「また真夏にいらっしゃい」とおっしゃる。ん〜これは行かなければ(笑)
 船を下りてから次は箱根神社へ。メンバーの一人が、ここにお参りすると何やらよいご縁に恵まれるとか言う耳寄りなお話を聞いてきたのだった。となればこれははずせませんな!というわけで気合を入れてお願いをする。引いたおみくじは大吉!よっしゃーーー!!! そして「勝守」というお守りを授かる。何やら人生に勝てそうな気が・・・・・・(気のせいか?)

 ん〜なかなかに充実の旅であった!また行きたいぞ!



5月30日
    
 キィィィィィィもう一体何だっちゅーの!人の転勤に伴う引継ぎに不備があったからって、あたしに罪をおっかぶせるのはやめてくれって!あたしはちゃんと聞いてたって!そのとおりにやってたんだっちゅーの!!!!
それを今さら知らないだとぉ!?ふざけんなバーカ!パチモン社員にそこまで責任負わせるなって!テメーあたしの給料知ってんのかよ!一度唸ったろか!!
 ・・・とブチ切れしてしまったため、月末だと言うのにそそくさと会社を後にして少し後悔の夜更けである。いかんいかん。下っ端のポジションが何たるかということを忘れ気味じゃないのか〜?こりゃイカン!キレた時点であたしのボロ負け決定だ。下っ端たる者、何があってもヘラヘラしておかなければならないのだ。それを忘れたら、もうお前の座る席はない!だ。
 しかし何だ。どうもパチモンの割にやらされてる仕事の内容が社員の給料にダイレクトに関わっちゃうことだったりして、ん〜これはもしかして責任重大じゃないの?と遅まきながらにして気が付くあたしだ。上司のチェック機能働いてねーぞ?大丈夫かよ!マジでぇ!?何で???

 やる気なくなってきた・・・気を使わないのがいいだけのこの職場、何だか嫌になってきた(笑)
 貯金を食いつぶすばかりの自転車操業も嫌になった。おいそれと旅に出られない貧乏さ加減も嫌になった。目先の小遣い使い果たしてヘラヘラしてる自分に嫌気がさした。手に職も愛想も若さも美貌も何もかも持っていない自分に愕然とした。ただの無能。ダメ人間。お前に明日はあるのか!?

 うは〜 く、暗い!!!!
 たまに更新したかと思えばまた愚痴かいっ!(泣)
 いかんなぁ・・・何かいいことないかなぁ(笑)

 きっと雨模様の空のせいだ。ヤなことあっても空さえカラリと晴れていれば、まぁ人生そんな捨てたもんじゃないわさなーんて脳も天気になるってもんだが、空も曇れば気持ちもくさるわね。(第一次産業に従事していらっしゃる方やレイングッズで生計を立てていらっしゃる方には申し訳ないが)
 これから梅雨に入るのかー 春の憂鬱が過ぎてホッとしたのも束の間の休息だ。やだなぁ・・・ 嵐は好きなんだけどなぁ そぼ降る雨が続く日々というのは、どうもいかん。

よしっ。とにかく明日一日は、ヘラヘラ笑って余計なことには決して口を出さず、思ったことはおくびにも出さないでポーカーフェイスをキメ込み、絶対机の引出しをババーンと閉めたりしないことを固く誓って過ごすことにしよう。明日何とか乗り越えられたら、自分へのご褒美としてハーゲンダッツのアイスクリームを買うのを許そう。(何じゃそりゃ!)



6月16日
    
 おひさです〜! 二週間以上のご無沙汰とはえらいこっちゃ。その間何があったかなんてぇのは既に覚えちゃいないのですが(爆)、今週は我が家の主婦が不在で、代わりにニセモノ主婦をやっていたせいでほとんど寝てないよ(爆) 手際が悪いからどうも時間がかかる。いかんな〜
 しかし「やらねばならん」という事柄が、どれほどプレッシャーになってストレス溜まるかっての、痛いほど実感した一週間でありました(´ー`)┌フッ
やらなきゃいかんことは山積みだけれど、日頃の行いが悪いせいか体が機敏に動かない。ついつい寄り道・道草・脱線・・・寝る時間はなくなるし、しかし仕事がはかどっているかと思えば、その反対でプレッシャーばかりが大きくなってしまう。(まさに自滅行為)


 それでだ。今日は宴会に出かけたのだ。ここらでたまった鬱憤を吐き出しておかなければヤバい!誰かになすりつけておかないと、我が身が危ない!(こらこら〜)

 今回の宴会会場はと言うと、滋賀県長浜市。黒壁スクエアという観光ストリートがある所。そして黄粉さんのストレスをなすりつけられた被害者の方は、前回奈良宴会をともに過ごしてくださったご夫婦だ。

 よっしゃ〜!と気合を入れて飲んだくれる気まんまんで鉄路にて長浜へ向かうあたし。一方、被害者ご夫婦は愛車を駆って現地入りし、ご一泊の予定。あたしもお泊りしたかったのは山々川々であったのだが、翌日モノホン主婦を迎えに行かなければならない予定があったため泣く泣くお泊りはキャンセルしたのだった。

 しかし、一日分の家事をこなすのに思わぬ時間がかかってしまい、飲んだくれる気まんまんの割にウチを出るのが遅くなってしまった!慌ててウチを飛び出し、走って駅に向かったものの、切符を購入している間に電車が発車!( ̄□ ̄;)
 こりゃいかーんというわけで一つ手前の駅に止まる急行電車(そーですあたしんちの最寄駅はローカルさ)に乗り込むべく向かいのホームに移り、反対方向へ向かう電車に乗る。よし。これなら何とか時間のズレも少なくてすむぞ〜とホッとしたのも束の間、目的の駅に電車が着く寸前だというのに、向かいの線路には、乗りたい急行が今まさに駅に到着せんとするところではないか。何ぃ〜これは不正乗車を防ぐためのダイヤ編成だな!(ハッ!まずいっすね〜この発言←(笑))
 いいや、まあダメもとで走ってみるか〜!と気合を入れて電車から飛び降り、反対側のホームまでの階段を2段抜かし(婦女子の行為としてはあるまじきことじゃ)で駆け上がる。発車の合図が鳴り始める。あと5段!何とか間に合ってくれぇ〜〜〜〜〜!!と下車した乗客をすり抜けてホームを走り幅跳びの要領で飛び越し最寄の扉めがけてダイブ!
 何とか駆け込み乗車には成功したものの、かなり満員の状況であり、空いている座席はなかったんで、しょうがないから吊り革にぶら下がって一休み。おいっ年寄りに席譲らんかい!しかしまぁ、間に合ってよかったよかった(感涙)

 電車にさえ乗っちゃえば、あとはもう黙って座ればピタリと着けてくれる。(一回乗換えしなきゃいけないのだが)車窓から流れる景色を堪能しつつ(嘘つきました。居眠りぶっこいちゃった)いざ約束の地へ。
 長浜市は琵琶湖の東岸のずいぶん北のほうにある街なので、琵琶湖西方に住むあたしはあまりご縁のない土地だ。もちろん初上陸。どんなところなのかな〜と楽しみ楽しみ。
 
 さて駅前にてご夫婦と久しぶりの再会だー。ここで会ったが百年目。溜まりに溜まった鬱憤をべったりなすりつけてやる〜〜〜(まったく酷いヤツだ)

 まずは腹ごしらえというわけで昼餉に向かう。もう電車乗る前に運動したもんだから、お腹の減ったこと減ったこと(爆)
 お昼ご飯はご当地ならではのカレー屋さん。(プチ有名らしい)
 そこで黒ゴマカレーを食す。黒ゴマだけに色が黒い(当たり前?)。これがなかなか美味しくてね〜 まぁもうちっと辛めでもよかったくらいではあったが。ゴマがカレーにマイルドな味わいを出しているのであろう。満足満足。エネルギーを補給した後は街を散策だ。
 
 この黒壁スクエアなる一帯は観光用に整備されたものらしいのだが、風情のある商家建築がずらりと並んでいてなかなかよさげ。割と小ぢんまりとしているので、ゆっくりくるりと周るにはちょうどよい塩梅。あっちの店をふらふら〜こっちの店をふらふら〜と冷やかしながら、そしてお友達と話しながら歩くのは実に楽しい。その中でも出色はプラモ屋だ。かなりの品揃え・デッドストック品などもある模様。マニア垂涎の一軒である。あとは天然石をいろいろ扱うお店だとか・・・かなりジャンクなお値段のアクセが山盛り!ちょっと変わった小さな置物がカワイイ〜!(お勧めはモアイ像)
 
 そして、ガラス工芸の体験教室に参加。ビニールシートを貼ったガラスの器(コップ・灰皿・小物入れから好みの物を選ぶ)に好きな絵を描き、そのアウトラインをカッターで繰り抜いたところを細工して(何でも細かい砂を吹き付けるのだとか)、繰り抜いた部分をすりガラス状にするというもの。あたしはコップをチョイス。けっこう真剣にやっちゃいました(笑) しかし絵を描くのはどれくらい振りの話?って感じでちっともうまく描けやしない。フンフン。しかも刃物の扱いがあまり上手にいかなくてもどかしいことこの上ない。でも工作は大好きなので出来上がりはひとまず置いても、こりゃまた楽しい体験教室でありました。

 あとはね〜 この街、なんかパンに力を入れてるみたいなのだ。薪を使った石釜で焼いたフランスパン専門の店とか、無添加無農薬の原料を使ったパンを売る店とか、出来たてパン屋に目のないあたしには、そりゃもうヨダレもののパン屋。迷わずどっちも購入だ!(爆)
 フランスパン、これすっごくウマい!軽くトーストしたらふぅわりと軽くなって、サクサクガンガン食べられちゃう。(おい!)
 無添加パン屋のは、「究極のクリームパン」と銘打ったブツ。手作りカスタードクリームがたっぷり入っていて、パンももさもさしてないしバカうま!!あたしがパンに求めるものといえば、口の中でお団子にならない!ということなのだが(工場で作るパンは噛んでるうちに団子になるじゃん?あれがヤなんだよね。まぁ、それはそれでマズうまだからいいんだけどね←どっちやねん)、ここのパンはまさにそれであり、天然バニラビーンズのいい香り。そして出来たてだったのでクリームがほのかに温かいのが何とも言えず。店先で袋をバリバリ開けて食べた甲斐があったよ!


 さーて、ここまでは、ほんのつかみだ。前フリだ。いよいよメインの宴会だ!!
 ご夫婦がかつて訪問したという地ビール屋が、今回の最終目的地なのだ。何でもここには3種ほどの地ビールがあり、どれを飲んでもウマいとのこと。地酒を造っている土地でできる地ビールは、まず当たり外れがないと奥様の弁。うむうむなるほど納得。それはまったく楽しみじゃー!とスキップ機嫌で目的のお店へ向かう。

 ところが、しかし。

 何と今日に限って、その店は貸切で他の客は入れないという冷たいハリガミが・・・何でやねん!観光に力入れてんとちゃうんかいっ!よそ者入れんでどうするよ!しかも書き入れ時の土曜日によ〜!(・・・・っていうことは、あらかじめキャパどおりの貸切客を入れて一律料金をゲットしたほうが、いつどれだけ来るかわからない一般客を待つよりは儲かるということか・・・地ビール屋、あんまし儲かってないのか?(爆))
 ん〜残念。しかしまたこれでリベンジの理由が一つできたしっ♪と気を取り直して今度は焼肉屋へGO。店の前まで来たところ、まだ夕方の開店時間ではない様子。でも、開店時間が明記されていない。ん?一体何時から開くのさ!?はっきりしねーな〜とイラチ(関西弁で言うところの、いわゆる「すぐイライラする人」の意)の黄粉さんは「教えてくれないのなら吐かす!」とばかりにズカズカと店舗内に侵入、レジの奥に向かって「こらぁっ何時から開くんじゃボケェ〜〜」と絶叫。(まぁ、オバさんっていうかバァさんだからさ・・・何でもできちゃうわけなのさ( ̄^ ̄))
 拍子抜けなことに、「あっ 今からでも入っていただけますよ どうぞどうぞ」と言われてしまい、未だ検討中であるとも告げることが出来ず(そこはほら、若作りだから多少の気後れってのも見せておかないと←意味不明)何とはなしに座敷に上がりこんでしまったのでありました(バカ)。

 いやしかし、さすが近江牛。あなどれません。コースで頼んだロースなぞ、まるでステーキか?と思うばかりのバカうまさで黄粉感激ぃ〜!(死語)
 これが単品の上ロースだったら、もっともっとバカうまだったのか!?いやぁ、日頃は格安焼肉店でとぐろを巻いている黄粉さんにとっては並ロースですらも泣けるうまさでビールも進むというもんでしたわさ♪

 ウィークデイのお仕事の疲れと、運転でお疲れのダンナ様をよそに奥様と盛り上がる。ビールの次はワインを。ハーフボトルを次々と種類を変えてオーダーしまくり、お店の人に「お酒・・・お強いですね」なぞと言われつつ(何であたしってどこでもこんなことを言われてしまうのだろうか・・・カワイイ要素はどこに!?)次々にグラスを空けるわたくし達でありました。 ん〜何ともはや。
 ちなみに、あたしの前に置かれた皿はどれも空っけつ。ご飯もお味噌汁もキレイに平らげるという暴挙。酒が入ればメシは食わんだろうがフツー!だからカワイイ要素はどこ行ってんだ!
 さらには、奥様に自慢の上腕二頭筋を披露し、テーブルに突っ伏させるという荒業も。おほほほほほほほほ!人生なんぞ投げてやる!えいっえいっ!!(とは言え、最近ダンベルさぼってるからちょっとタルみ気味だったりするんだな(爆))

 いやも〜 本当に食べました。飲みました。遊びました。楽しかったです!

 宴会がお開きになったあと、ご夫婦の投宿先へオミヤゲを受け取りに(厚かましいことこの上なしだな〜)タクシーでホテルへ。ところがこのタクの運ちゃんが、ホテルの名前を告げた途端にムッとしやがるのよ。ホテルに行ったあと、また駅まで戻ってくださいって二倍の距離を走行してくれるように頼んだにも関わらずだよ!おいおい、ここらじゃ「お近くでもどうぞ」という言葉はないのかよ!何とはなしに場の空気が冷え始める。もー!何で運ちゃんに気を遣わにゃならんのだ〜と思いながらも、みんなでニコヤカに運ちゃんに語りかけたりなんかして、何とかご機嫌を取り結んでみたところ少しだけ機嫌が直ってきたので、一同ホッ。我々の努力は報われた〜(しかし納得いかんなぁ)

 ホテルでオミヤゲをもらい(これはもう一生大事にしたいお宝である!しかしあたしのほうは完全なる手ぶらであった・・・・申し訳ないっ)またの再会を誓ってご夫婦と別れ、再びタクに乗り込む。ちょっとおべんちゃらなぞも織り交ぜつつ(だってまたムッとされたらかなわん)運ちゃんと会話していたのだが、そこで「いや〜ここらの人はお店の人もいい人多いですね〜みんな親切でしたよ〜」と言ったら、「そーんなん騙されたらアカンで〜 それも商売!腹の中は黒い黒い」と、なかなか含蓄のあるお返事が。運ちゃん、痛い目にでも遭ったんかいな?(爆)「あはははは〜 さすが近江商人の町ですね〜」と一応返しておいたが、もうちょっと距離があったら、何か面白い話が聞けたかもしれん(笑)愛想はないが、実はなかなか味わいある御仁であった。


 まったくいい塩梅で電車に乗り込み、乗り過ごしだけは警戒すべし!と気合を入れて座ったものの、次の瞬間には記憶が途切れてしまったのはナイショの話である。(爆)
 しかも、ハッと気づいたら、さっきまで隣に座っていた兄ちゃんが何故か向うの座席に移っているではないか。(二人がけの座席だったのだ)あらぁちと酒クサかったか〜ごめんねぇ〜って反省して下向いたら、思いっきり足が開いてた・・・・・・たぶん、兄ちゃんの陣地に侵入していたのであろう。すまん!そりゃ嫌だよねぇ 酒クサイばっさまが足おっ広げて陣地を脅かすなんて(爆)あたしだって、ヨッパのおっさんに正体もなく隣で眠りこけられたら引くわ!(笑)

 いやぁ 本当に楽しい一日でありました。また宴会やりたーい!
 そして、お付き合いくださった(っていうか面倒見てくださった)ご夫婦には、心から感謝です♪ これに懲りずまたよろしく!!



6月22日
    
 あいや〜 現実逃避のウィークエンドから数えて、もはや数日が経過し、またもやウィークエンドの金曜日とあいなった。
 まっウィークエンドとは申せ、明日土曜日も出勤の悲しい身の上。何だかな〜。

 先日、同じ敷地内の少し離れた隣の事務所(会社は同じなものの、営業管轄が全然違うため別事務所があるのだ)にお届け物をしに行ったら、「あら〜黄粉さん、最近何だかおキレイになって♪何かいいことでもあったの?」と言われたのよ。
「おキレイになって」がお世辞350%であることは100も1000も承知の上であるが、ウソでも嬉しいそのひと言。まぁ、そんなお褒めの言葉をいただいた理由はただ一つ。 化粧の技術が多少向上しただけである。
 目バリの入れ方に最近やっとこさ慣れてきたのだ。って、今さら化粧に慣れてくるとは、これまでどんなコスメライフを送ってきたんだ?このご老体は??ということになるのだが・・・

 そう。あたしはこれまで化粧なるものに、それほど熱心に取り組んできていなかった。お道具はそれなりに揃ってはいるものの、使いこなすとまではいってなかった。っていうか、ファンデもお粉もすっ飛ばし、口紅だけをグニョグニョと塗りつけるだけで会社に行ったりするのは一向に平気だったのだ。(たぶん、今でも平気である)
 学校出たての頃、会社の先達に「男の人がネクタイをするように女の人はお化粧をするのが当たり前なのよ」と言われたことがあったが、そのお言葉が真実なのかどうなのか、未だもってあたしにはわからない。別に化粧をせずとも社会で立派に活躍できるだろうとは思うのだが。
 化粧って、個人が社会性を帯びるための手段なのだろうか・・・・人様のことなんざこれっぽっちも考えず、ただひたすら自分のためにしか(例:日焼けを防ぐ。シミ・ソバカスを隠す等)塗りたくっていないあたしには、まだまだ思い及ばない境地だ。

 あたしがこれまでそんなにお化粧に熱心にならなかったのは、まずは土台がしっかりしていないというのもあるけれど、地黒と脂性というイヤな特性を持っているからだ。地黒なせいでファンデを乗せずとも顔色が冴えないということはなく、はたまた乗せたからと言ってツルツルの陶器肌に変身するというわけでもない。乗せたら乗せたで脂性のため、すぐに鼻ピカ怪獣に変身してしまう。いくら気張って化粧直ししても、朝に塗ったみたいな塩梅には絶対に戻らない。それがイヤで、えーい面倒だやめてしまえー!になっていたというわけ。(いかにサボり体質かがよくわかる)

 しかし、最近は寄る年波のせいか、シミ・ソバカスが気になるような塩梅に陥り、どうもこれ以上シミ・ソバカスが生成されやすい環境にツラを晒すのはマズかろうと自覚して(やっとわかったか〜!とは友人のポモヨの弁。彼女からはもう何年も何年もそれではイカン!と叱責を受けていたのであった)ここのところお化粧なるものに毎朝取り組むようになったという次第。鼻ピカ怪獣に変身しないように、ポッケにはいつも「よーじや」のあぶらとり紙を携行。
 ポイントメイクに関しては、もうね・・・・なんかやっても同じじゃんっていう深い諦念があってね・・・・・やる前からすでに諦めの境地だったわけさ。しかし、まぁ賑やかしの意味もこめて目だの何だのに無駄な細工を施していたのだが、思いもよらぬところでお褒めの言葉をいただき(まぁお世辞だけど)、あたしとしては、ちょっと嬉しい出来事だったと。こういうわけですな。豚もおだてりゃ何とかだ。
(「OLビジュアル系」くらいに変り映えすればお化粧も楽しいだろうに・・・)



 話は戻ってお褒めの言葉をいただいたときのこと。届け物が終わって、さて戻ろうと後ろを向いたその瞬間、「あっ 黄粉さん、寝癖がついてるよ!髪の毛もちゃんとしようね!」と指摘を受けたのは、見事なオチであった・・・・・・・・・(泣)




戻る