黄粉亭日乗
12月7日
    
 とうとう年の瀬。何かとせわしないこの時期、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 ここ最近はずっと暗くてすいません。しかしなかなか暗いところから這い出せないでいるのでまたまたすいません。ただ悲しみのなかから抜け出せないとかそういうわけではないのだけれど、味方の軍勢が減ってきた寂しさというか(まったくの被害妄想ってやつ)、ちょっとしたやり切れなさに纏わりつかれて、それがなかなか払拭できないでいる。

 思い返してみると、この秋からずっと、あたしの周りから、一枚一枚薄皮を剥がすように、何だかよくわからないけれども、「何かが減っていっている」という感じがしてしょうがない。小さな、些細なことから大きなことまで。何かがどんどん減っていく。そしてそれらはあたしの力では食い止められない。
 何かが減ってシンプルになっていくのなら却ってそれもいいことかもと思えるかもしれないけれど、「減っていく何か」に相対して「増えていくもの」がある。それって全部ネガティブな感じがするもので、またまたやり切れなさが増長される。
 減って欲しくない、今のまんまをキープして欲しいと思っているものがどんどん減っていくような気がする反面、減って欲しい、剥がれちゃえと思っているものは、ちっとも減らない。(ほら体重とかそういうやつ(爆))

 どうしたらいいのか、本当にわからない。

 でも、日常だけは流れていく。その流れに取り残されないように、精一杯足掻いている。

 誰か助けてって思うのは、やっぱしこれダメなんだろうねぇ。

 ま、何とか頑張ります。


 


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