水と緑 豊かなまち 五泉

 

  私のふるさと、五泉市(ごせん)は、平成18年1月1日に村松町と合併して、新しい「五泉市」となりました。新潟市の南東部に隣接する人口約57,000人、面積351.9平方kmの町となりました。この合併で長く慣れ親しんだ中蒲原郡という地域名称は消滅しました。  

 五泉市は、大河、阿賀野川が越後平野に出てくるところに位置します。夏には稲穂の波が広がる田園に囲まれます。東に菅名岳、南に白山、西には橋田の山々に囲まれ、 清流早出川や菅名岳の伏流水が平野を潤しています。地下20メートル位を掘ると、冷たく美味しい水が湧き出るところです。

 

     ■国土地理院1/25000の地図で早出川源流を 訪ねることが出来ます ⇒  ここから

      ■明治末の五泉、村松に関する情報 ⇒ ここから

 

清流 5月の早出川(はいでがわ)         2000年5月14日撮影

 

150万株が咲き競う巣本のチューリップ畑           撮影2001年4月28日

 

 

地上に自噴する井戸水 (画像は、村松在住のTさん提供)

 

 

昔から絹織物の産地として有名で、はたを織る音がいつも響いていた記憶があります。戦後はニット産業が盛んになって、国内ではトップシェアを誇っていますが、近年は海外製品との競合でかなり厳しい状況が続いているようです。

   今、五泉を通る盤越西線には、華麗なSL(蒸気機関車)・C57が土日、祭日に走っています(新津・会津若松間)。のんびりとした旅を楽しんでみませんか。

 

盤越西線の早出川鉄橋をわたるC57蒸気機関車

 

また清水の湧く五泉には、冷たい湧水にしか生きられないトゲウオ(トゲソ)の生息地が残っています。鳥のように丸い巣をつくり、卵を産み付ける、体長5センチほどの化石のような稀少な魚です。