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◆ 自伝 若き日の狂詩曲 山田耕筰を呼んで 投稿者:伊藤鉄郎  引用する 
実に面白い本であった。巻末の作曲家團伊玖磨氏の解説に代えてを読んで。山田耕筰先生のオペラ「黒船」は、S15年に完成し公演された大作である。花と鼻のイントネーションについて。花が咲いていると鼻をかむのイントネーションの違い。歌曲、声楽曲の第一の骨組みである。
彼はドイツより帰国後日本初のシンフォニーを帝国劇場で開催。その楽団員で組織した東京フィルハーモニー管弦楽団で定期演奏会を続け日本の交響楽団活動の基礎を作られた。三木露風作詞の「あかとんぼ」、北原白秋作詞の「カラタチの花」「この道」と言った平易で美しい、日本語の抑揚に忠実な歌はみな先生のそのような姿勢の中から生まれた作品である。
今、日本の音楽のレベルは、急速に上がり、世界各国のコンクール、演奏会で日本人の活躍はめざましく、世界の音楽の一つの底力として大活躍する時代となった。日本の音楽界のレベルを高めるうえに偉大な足跡を残したのである。1954年68才の時、映画「ここに泉あり」に出演。1965年12月29日心筋梗塞のため79歳で死去。秋川市の西多摩霊園に眠る。戒名は響流院尺耕筰。

2024/11/22(Fri) 11:36:04 [ No.10172 ]

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