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◆ 黒川裕次著「物語 ウクライナの歴史」より 投稿者:伊藤鉄郎  引用する 
ウクライナは芸術・文化・スポーツの面でも水準は高い。芸術・文化の分野では、ウラジミール・ホロビッツ、ダヴィッドオイストラフ、スヴャトスラフ・リヒテルなどの音楽家、バレーのヴァーツラフ・ニジンスキー、アバンギャルド絵画の創始者カジミール・マレーヴィチなどを産んでいる。スポーツでは、棒高跳びのセルゲイ・ブブカ、フイギュアスケートのオクサナ・バイユルらを産んでいる。このようにウクライナは確かに存在していたが、これまでは地下水脈のように何世紀も表には現れないでいた。そしてソ連帝国が崩壊してようやく泉のように地表に現れてきた。現在世界の各地で「ウクライナの発見」「ウクライナの復権」とも言うべき事態が起きている。ヨーロッパやアメリカでは、ロシアとその他のヨーロッパとの間という地政学上枢要な位置にあるウクライナが独立を維持し続けることは、ヨーロッパ全体の平和と安定のため極めて重要だと考えられている。またアメリカ、カナダではウクライナ系の移民がそれぞれ百万の単位でいることからウクライナに対する関心も高い。ところが日本では、残念ながら独立したウクライナに対する関心はそれ程高くないように見受けられる。これはウクライナが旧ソ連にあって、日本から距離が遠いことや、日本の旧ソ連への関心がロシアに集中してしまっていることによるのであろう。加えてこれまで日本にウクライナの事情が十分紹介されてこなかったこともあろう。以下略。

2025/10/10(Fri) 05:39:36 [ No.10317 ]

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