3月22日。木。晴れ。石垣島から那覇へフェリーで移動。96/6キロ。
石垣島は、「泥棒が居ない島」というのがキャッチフレーズである。
フェーリー乗り場に近い繁華街のビジネスホテルに宿を取ったのだが、自転車を置く場所が無い。宿の人曰く。「前の歩道に邪魔にならないように置いておいて下さい。絶対に無くなることはありません」
ところが、この平和な島で大事件が起こった。あくる日のフェリー乗り場で、50がらみのアメリカ人男性が「ポリス、ポリス」と叫んで血相を変えている。チケットを入れたバッグを盗まれたと言うのである。パトカーは程なく来た。念の為宿へ戻る。
彼が「オー、ミッシング」と肩をすくめて一件落着。バッグは宿へ忘れていたのである。
しかし、石垣島のお巡りさんがいくら暇だと言っても、こんなの有りですか?公務執行お邪魔罪位は成立する。名誉毀損は親告罪だから、石垣島の人が騒ぎ立てない限り成立しないが、泥棒呼ばわりされて愉快な話ではない。
おまわりも 盗人も昼寝 島の春
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