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 遊学センター

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 明石大橋
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 4月12日。木。晴れ。明石。1254/44キロ。44キロ。

 

 加古川で所用があり、3時間ほどロスしたので距離は伸びなかったが明石で泊まる。

 四国から、三宅和雄さんが弟と中国人社員の孫さんを連れて、わざわざ明石大橋を渡って会いに来てくださった。広州へ関空から商用で出張の途中とのこと。

 

 私は中国に「遊学センター」を作りたいという構想を持っている。

 現役をリタイアして中国で暮らしたい、または中国で暮らしてもいいと思って入る人達の悩みは、具体的に五つある。1住居、2習慣、3言語、4手続、5、医療である。それらを手っ取り早く解決できるのは教育機関の利用である。

 1 生涯学習

 2 中長期滞在施設

 それだけなら、旅行社の短期留学研修でもかなりのことは出来る。私は、実際に滞在して実際に中国社会で暮らすお手伝いをしたい。

目的と意義は、私は「庶民同士の実際の交わり」こそが友好だと信じているからである。結果として、旅行社より安く提供できると思う。しかし、安いのは結果であって目的ではない。「郷に入らば郷に従う」で、現地に溶け込めない人には、厳しい条件をつけるかもしれない。

 目的から言っても、我侭言う人の機嫌をとってまで、金儲け至上主義には走れない。

 この構想に賛成し、具体的に協力の手を差し伸べて下さっているのが、三宅氏である。親交のある瀋陽大学の学長も乗り気で、二年前三宅さんの招待に応じてわざわざ松山まで来て下さった。

 この旅行が終わったら、九月から瀋陽で具体的な行動を起こしたい。まずは自転車旅行を安全に完走出来ないと何も出来ない。

 

 燃え尽きぬ 遊び心と 年をとり

 

 

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