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 演歌万歳

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 4月29日。日。晴れ。いわき(福島県)。2167/63キロ。

 

 大型連休の二日目の日曜日の朝とあって、高萩から出て暫く10キロは、人も車も殆ど無く、おまけに太平洋を右に見た海岸の道は平坦、歩道も広々として、理想的な走りだった。こんな快適なサイクリングは、この2000キロの旅の中で始めて。

 

 天気は上々 金もある 

 ハイリリ ハイリリ ハイ ブンブン ♪。

 鼻歌も出てくる。

 私達は、音楽喫茶の世代だ。歌は嫌いでない。

 ひばり節、東海林太郎、春日八郎・・・

 聴衆は、右手に控える太平洋。私も声量豊かに、美声?を張り上げた。

 

 今年から、小学校の音楽の正課に演歌が取り上げられたと聞く。これは素晴らしいことだ。演歌は、人の心に直接訴える。昔シルクロードの音楽を聴いたことがある。吟遊詩人の歌う恋歌は、まさに演歌だ。

 邦楽の三曲の歌物は、器楽演奏と歌の間合いが、整数の拍子で計れない微妙なものがある。先の吟遊詩人の恋歌の掛け合いの間合いが、これとよく似ている。

 中国の民謡を聴くと、歴史の時間と地理的な空間を越えた、人の気持ちが直接伝わってくる。

 いささかコマーシャルになるが、下記は私の「中国民謡」を紹介するHPである。

 

http://www5d.biglobe.ne.jp/~nihao/

 

 カラオケに 声張り上げる 老いの春

 

 

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