-設定資料-
の夢跡2

『堕天幻夢譚』における設定資料(用語解説)です

※騎士・戦士の項目を追加


+用語解説+
(50音順)

占い師

占具を用いて様々な事象を導き出す職業(魔術士ではない)
ランクAだと預言者、ランクBだと予見者と呼ばれる
職業(能力)を区別する為のランクである為、ランク内で個人間の力量の差が存在する
なお、ランクAの中には霊体(邪霊・聖霊)を自身に降ろす事で託宣を行う者がおり、これは神子(シャーマン)として別格扱いを受ける
当然ながら、ランク判定機関はなし

この職業を持つキャラ:カエラ(ランクC)

ギルド主催者(ギルドマスター)

ギルドの実質的な総責任者
魔術士ギルド以外のギルドでも同様で、簡単に言うと一番偉い人
実際的には職業というよりは肩書きで、余程の事情でもない限りは本職を別に持っているのが普通
(魔術士ギルドの場合は魔術師とか魔法戦士とか)

この肩書きを持つキャラ:キュラ

解呪士(ディスペラー)

世界に満ちる魔法力自体を操る事が出来る、魔術士の中でも変り種にして希少な職業
別名、『魔術士の天敵』
構築された術を無効化するだけでなく、ランクによっては返す事も、外から力を加えて変形させる事すら出来る為、その汎用性は高く、何処のギルドからも引っ張りだこ、引き抜き率ナンバーワンの人気職業でもある
その結果、多少ランクが低くても高給取りが多い
ランクはA〜Eまで存在
ランク判定機関は『探求の館』

この職業を持つキャラ:ユケ(ランクA)

戒名

僧侶が職業認定を受ける際に管理人から与えられる名前
その者の本質を表し、その持ち主を導き守護する力があると言われている

騎士(ナイト)*UP

戦士系の職業の中でも、特に特定の国もしくは宮廷に仕官する人々に与えられる職業
退魔士と同様、称号のようなものだが、その経歴・能力によって細かくランクが付けられている
ランクはA〜Hまで存在するが、国によってはランクの扱いが異なり、身分によって決まる所や高い教養も求める所もある

刻印師

魔術士に一応属するものの、その特殊さの為に特別視される職業
古代精霊・魔道文字を基本とした刻印を対象に施すことによって、対象のランク(基本能力)自体を操る事が可能
しかし、その為には魔術師・学者(医学)・僧侶の各最低ランクが必要となる
ランクはA〜Dまで存在
一度施された刻印は本人及び術士以上のランクの刻印師にしか解除できない
ランクはそれぞれの職業の判定機関で判定された結果を総合して判定される為、最後に職業認定を受けた場所で最終的な判定を受ける

この職業を持つキャラ:タルク(ランクA)

悟りの塔

大陸の西部に存在する職業認定機関の一つ
僧侶系職業がここでランク判定を受け、僧侶の場合その本質を表した『戒名』を得る事で正規の僧侶となれる
管理人は残る二つの機関と異なり四名存在し、それぞれに何らかの役割を有していると言われている

三大ギルド

数ある魔術士系ギルドの中でもトップ3に名を連ねるギルドの総称
「数」の《エルト》、「技」の《シーグル》、「力」の《ガナレア》を指す
加入希望者は後を絶たないが、加入条件はそれぞれ厳しく、加入するのはかなり困難であると言われている
ただ、《エルト》に関しては「数」を誇るだけにそこまで厳しくはないらしい

召喚士(サモナー)

「火」や「水」といった属性を持つ小精霊を召喚・使役する事で術的な作用を引き起こす特殊系魔術士
ランクが高いと、それ自体に意志を持つ精霊を召喚する事も可能だが、それにはかなりの危険が伴う
召喚士自体が魔法力を操る訳ではない為、精霊の召喚能力及び保持能力が評価の対象となる
精霊との相性もあり、ランクが高いもの程召喚可能な属性が多い
ランクはA〜Eまで存在
ランク判定機関は『探求の館』

この職業を持つキャラ:キサ(ランクA)

職業判定機関

魔術士や学者などのある特殊な職業を得る事を求める人々の素質や能力によって、ランクを判定する機関
魔術士の内、僧侶系を除く職業を対象とする『探求の館』、僧侶系の職業を対象とする『悟りの塔』、学者を対象とする『学びの家』の三箇所がそれに当たる

戦士(ファイター)*UP

戦士系では比較的一般的な職業
魔法戦士と同様、剣を含む全ての武器に精通している必要があり、ランク判定は実戦度合いが重要視される
ランクはA〜Gまで存在
ランク判定機関は特になく、能力の判定基準は大国などで定期的に催される武術大会などの成績に因る

この職業を持つキャラ:師匠(ランクA)

僧侶

主に法力を媒介として術を使用する
《悟りの塔》において戒名を受けた者のみがなれる職業
治癒能力を有し、高位の者になると魔力を法力に変換する『昇華』、魔気を清浄化する『浄化』といった特殊能力を有する場合もある
なお、現時点で『浄化』の能力を持つ僧侶は数える程しか確認されていない
ランクはA〜Fまで存在
ランク判定機関は『悟りの塔』

この職業を持つキャラ:カリオウッド(ランク不明)・ファイザード(ランク不明)

退魔士(デビルバスター)

魔族が放つ特殊な気配《魔気》に生まれつき抵抗力を持ち、なおかつそれを撃退する能力を持つ者を指す
職業ではなく、言うならば称号であり、当然ながら別に職業を持っている事が普通
この称号が生まれた当初はランクも存在してなかったが、後にその退魔能力によるランク付けが行われるようになり、ランクC以上の者になると、何処のギルドであろうと宮廷だろうと望むままと言われるほど、希少な存在

堕天

天精が生まれ持った『天命』を否定し、地上へと降りる事を表す
天精にとって最も恥ずべき行為であり、同時に長い時を生きる彼等にとって極刑に等しい処罰
堕天した天精自体をも指す

探求の館

大陸の東部に存在する職業認定機関の一つ
魔術士に分類されるほとんどの職業がここでランク判定を受ける
管理人は数十年単位で代替わりしており、基本的に世界的にも著名な実力者が担う

天精

森羅万象を司る精霊
白銀の髪と虹色の瞳を持ち、男女とも類まれな美貌を有するとされる
生まれた時に『天命』を得、それによってその天精の司る事象が定められる
この『天命』に背く事は決して許されない
一度でも背いた時点で彼等は天精である資格を失い、自ら堕天となるか、力を奪われ死が訪れるまで幽閉される
その寿命はさまざまで、『天命』によっては数万年の生を生きるものも存在する
彼等が人の前に現れる事は皆無であり、その為人々の中では御伽噺の中の存在と信じられている

マジックハンター

魔術士の中でも、魔法力を有した聖遺物や魔法具等を封印・回収を専門とする一風変わった職業
独立開業はランクBからとギルド間で取り決められているが、モグリの仕事をするハンターも多い
一歩間違うと盗賊(シーフ)の仲間入りというデンジャラスでギャンブル要素満載な職業
一山当てたら一攫千金も夢ではない為、それ目的で職業認定を得る者も少なくないらしい
ランクはA〜Eまで存在
ランク判定機関は『探求の館』

この職業を持つキャラ:ディリーナ(ランクC)

魔術士

魔力・法力携わる全ての職業の総称
これらを中心とした営利目的団体が魔術士ギルドと呼ばれ、世界各地に大小様々な規模で数多く存在している

魔術師(マジシャン)

魔術士でもっとも一般的な職業
主に魔力を媒介として術を使用する
ランクはA〜Hまでと多彩
その分ランクAの魔術師は数少なく、特に『大魔術師』と称される場合もある
ランク判定機関は『探求の館』

魔族

いつの頃からか、世界中を跋扈し始めた生き物達
その生態は多くが謎に包まれており、大雑把に分けると『魔』と『鬼』に二部され、前者は主に防御的な、後者は攻撃的な行動を取る
《魔気》と呼ばれる独特の気配を放ち、それは人体やそれ以外に対しても悪影響を及ぼす
霊格(魔法力感応度)が高い程、影響は強く受け、場合によってはそれに接しただけで命を落とす場合もある
一度受けた魔気の影響は僧侶の治癒能力などでは回復せず、《浄化》《中和》など特殊な能力を有する者にしか取り除けない為、「人と魔族は決して相容れない存在である」事とみなされている

魔法戦士(マジックファイター)

武器に魔力を付加、またそれを利用しての魔力相殺が可能な職業
直接攻撃が基本となるため、ランク判定は実戦度合いが重要視される
魔法剣士と異なり、剣を含む全ての武器に精通している必要がある
ランクはA〜Eまで存在し、魔術師との兼業者が多い
ランク判定機関は『探求の館』となっているが、実戦能力の判定基準は大国などで定期的に催される武術大会などの成績が重要視されている

この職業を持つキャラ:サアラ(ランクB)

魔法門

長期間に渡って魔法力を吸収・蓄積したした自然物
未加工では周囲の魔法力を吸収・無力化してしまうが、加工後は術者の望む形で、そこに蓄積された魔法力が尽きるまで魔法力を放出する
基本的に成人握りこぶし大の岩石の形態の場合、岩石の質によっては数百年分の魔法力を蓄えているとされる
安定した魔法力の供給が可能となる為、それを欲する魔術士は多い
なお、発見困難な物としても知られており、数々のマジックハンターが富と名声を求めて探索を繰り返している

妖精使い(フェアリーマスター)

大陸北西部で生じた《妖精の反乱》以後、幻の職業となった稀少な職業
今ではごく一部の国専魔術士に確認されるのみの為、一般のギルドでは見かける事すらないと言われる
本人の霊格には関係なく、高い霊格と魔法力蓄積に至った動植物の変幻・妖精を支配及び使役する
ランクはA〜Cまで存在(過去においてはそれ以下も存在していたとも考えられている)
ランクAレベルになると、霊格が低いものでも妖精化させ、顕現可能と出来ると言われている
魔術士に属するが、その本質は何処にも属さない異端の能力とも噂される
現在はその希少性故に正しいランク判定は不可能とされている

この職業を持つキャラ:シリイ(ランク不明)、ファイザード(ランクA)