辺境最北の漁村で海から貴族が上がってきた。 その夜、浜辺で姉妹が一つの珠を拾う。 クローネンベルグの町に珠を売りに来た妹のウーリンは、町の顔役であるギリガンに殺されてしまう。 少女の死の間際の願いを聞き、Dは少女の住んでいた村フローレンスに向かう。 フローレンスの村には海に封じ込められた貴族、マインスター男爵の城跡があった。 この男爵は夏になると海から上がり、飢えをしのぐと言う。 珠に秘められた謎とは? この本は随分以前に読んだきり、ずっと読んでいなかったので話の内容は忘却の彼方にありました。 今回開いて見て驚いたのは、本の間に二枚の紙が挟まっていた事です。 この紙は私が学生時代に働いていた所にあった用紙。 ということは、少なくとも八年くらいは開いてなかったということに……。 いやはや、これでDのファンと言えるのだろうか?(笑) |