9月24日
7時30分にJALカウンター前で友人高田寺(こうでんじ−仮名)と待ち合わせをした。
今回は全部E−メールでのやり取りだったので、本当に待ち合わせできるか心配だったが、ナンとか出会う事が出来た。
早速登場手続きを済ませた後、石垣の友人へのお土産を買いに土産物屋へ向かった。
しかし、真っ先に買ったのは今はまっている漫画だった。(^^;;)
しかも3冊も買ってしまった。
お土産は「ゆかり」と「青柳ういろう」を買った。
金属探知機を難なくクリアした後、順調に飛行機に搭乗する。
機内では高田寺と並びの席が取れず、前後で座った。
離陸も何事も無くでき、高田寺と漫画に没頭しているとリゾッチャサービスの機内ビンゴ大会が始まった。
私は7月の別の友人の結婚式でビンゴをした時に一位を取っていたので、何の脈絡も無く今回は無理だろうと思っていたら、いきなりビンゴしてしまった。
景品はビーチサンダルだった。
持ってくるのを忘れていたので、「買わずに済んだ〜」と喜んだ。
その後、那覇空港へ到着した。
それまで「那覇空港の中なら全部把握している」と豪語していたのに、着いてみるとまったく新しくなっていた。
2年はやはり大きなブランクだったようだ。
右も左も分からずに高田寺とうろうろしていた。
電光掲示板を見ると、どうやら逆の方向へ歩いていたようだった。
引き返して搭乗口に無事着いた。
くっちゃべっているといつのまにか11時45分発の飛行機に乗るつもりなのに、11時50分になっていた。
「うひゃ〜〜〜!!」とそばにいたスチュアーデスに尋ねると石垣行きの飛行機がまだ、那覇空港に到着していないから遅れていると教えてくれて一安心した。
結局石垣には1時過ぎに到着した。
着陸した時に逆噴射があまりにも強烈だった為、そばに置いておいた漫画3冊が前の席のほうへ吹っ飛んでいってしまった。
1冊は自分で回収したが、後の2冊はスチュアーデスさんがまるで新聞を持ってくるように周囲の乗客に「これ違いますか?」と見せながら持ってきてくれた。
漫画が漫画だったのでちょっと恥ずかしかった。
石垣は暑いことは暑いが、日差しが随分弱くなって来ている気がした。
秋だナァ。
迎えに来てくれた現地の友人、ニーニー※の車に乗り、とりあえずホテルに向かう。
ニーニーはちょっと用事があるとの事だったので、後で待ち合わせをする約束をして別れた。
チェックインを済まし、部屋は「416」と決まった。
部屋に入り、荷物を置いてから空腹に気付きホテル内で食事をする。
洋食ランチ(エビとフエヤッコダイのグラタン、トリ肉丼、サラダ、トマトのスープヌードル入り)¥1300を食べる。
すごいボリュームだったので、しばらくは苦しかった。
それなのにデザートのケーキバイキングに惹かれ、クルミパイとチョコロールケーキを食べて満腹感に拍車をかけてしまった。
ちょっと後悔。
ケーキを食べている時にニーニーから電話があり、話ながらロビーに出ていくと、すでにそこに来ていた。
ケーキを食べ終えてからニーニーとロビーで再会する。
その時、ニーニーの奥さんを紹介される。
去年は石垣へ来られなかったので、島内のパトロールに出掛けた。
少し新しい店が増えていたが、ほとんど変わり無かった。
今回も米原キャンプ場で泳ぐつもりだったので、下見がてら現地へ向かった。
台風の影響で波がまだ高くて外海には出られそうに無かった。
ここで高田寺がお土産に貝殻を拾っていくと言っていたので、綺麗な貝殻を見つけて集めた。
だが、綺麗な貝殻にはたいてい「ヤドカリ」という先客がおり、以外と苦労した。
その後、またホテルへ戻りニーニーと別れた。
しばらく部屋でゴロゴロしていたが、小腹が空いたので市街まで歩いて出てた(約20分くらい)。
まだそれほどお腹が空いていなかったので、食事前に本屋へ寄った。
その本屋でもはまっている漫画を見つけてしまい、いけないと思いながらも4冊買ってしまった。
”漁礁(パヤオ)”という店でフーチャンプルーとタカセ貝のバター炒めと刺身の盛り合わせを食べた。
どれも美味しかった。
ホテルへ帰ってから、ゴロゴロしながら漫画の本を読む。
高田寺もその漫画にはまったらしく、お互いむさぼるように読んでいた。
気付くと高田寺は漫画を抱いたまま寝ていた。
切りの良い所で私も寝ることにした。
※ニーニーとは沖縄弁(うちなーぐち)で「おにいさん」という意味である。