♪南の話♪




ここでは南の国、沖縄は石垣へ行ってきた時の事を書いていきます。
石垣島へ行く事があったら参考にしていただけたら…(ならないか)

趣味の部屋に戻る   戻る   9月27日を見てみる



9月26日
今日はまた、7時30分に目覚ましをかけたが、昨晩3時まで起きていた私はゴロゴロして、結局起きたのは8時15分だった。
モーニングバイキングを食べに1階へ降りていく。
昨日から2人で3機あるエレベーターのうち、どのエレベーターが来るか当てっこしていた。
今日は私の当たりだった。

モーニングはほうれん草入りスクランブルエッグ、ベーコン2枚、ソーセージ3本、ロールパン1個、10×10センチの食パン1枚、ヨーグルト、ミミガー、グレープフルーツ2切れ、パイナップル2切れを選んで食べた。
どうしてもバイキング方式だと食べ過ぎる傾向にある。
今日も食べ過ぎてお腹が苦しかった。
グレープフルーツを食べようとした所、活きが良くて一切れ手からイスまで吹っ飛んでいってしまった。

部屋へ帰ってからウダウダしながらも何とか竹富島へ行くことに決まった。
良く考えると今回の旅行は最初から行き当たりばったりだ。

車で離島桟橋を目指すが、最初は道を間違えて反対方向のホテルミヤヒラの方へ行ってしまった。
気を取り直して再びチャレンジするが、今度は曲がり道が分からず行きすぎてしまった。
3回目にやっと曲がり道を見つけて到着した。

離島へ行くには八重山観光と安栄観光の2社があり、今回は安栄観光の船で行くことにした。

船はエンジンの音が大きく、声を張り上げて話していた。
思ったよりも波は高くなく、あらかじめ高田寺に「波の上に乗ると船がジョンジョンはねるんだよ」と話していたが、船ははねることなくすごいスピードで10分程で到着した。

竹富島の桟橋では水牛車に乗る人を募っていた。
石垣島で水牛車の紹介を見たとき「レンタルサイクル、水牛車セット¥4000」と出ていたので、どうしようかと言っていたが、水牛車だけだと¥1000と分かり乗ることにした。

車で水牛車乗り場まで行き、そこから水牛車に乗った。
水牛はその場には3匹いて、それぞれ「竹ちゃん」「富ちゃん」「島ちゃん」と名前がついていた。
私達は「富ちゃん号」へ乗った。
水牛車の車は割と大きくて、詰めて乗ったら20人くらいは乗れそうだった。
車を引いて10年のキャリアを持つ富ちゃんは、御者のオジイが「出発〜」と声をかけると進み、曲がり角もちゃんと間違えず止まる所ではちゃんと止まる賢い水牛だった。
ある場所で止まった時、オジイが「ここは給油所です」と言い、何をするのかと思ったら塀に掛けてあったシャワーで水牛に水をかけ始めた。
水牛と言うだけあって気持ち良さそうだった。
水をかけ終わると、何も言わなくても進み始めた。
オジイは三線を取りだして「安里屋ユンタ」を歌い出した。
すごく上手で(あぁ、南国に来ているんだナァ)と実感できた。
40分はあっという間だった。

次の船まで時間があったので、コンドイビーチまで出ることにした。
しかし、歩けど歩けど着かない。
30分程歩いてやっとビーチに到着した。
歩く途中で何匹かヤールを見かけたが、すばしこく捕まえる事は出来なかった。
晴れていたせいか、海がすごく綺麗だった。
暑くて暑くて5分ほどでダウンし、きた道を引き返すことにした。

石垣島へ帰りついたのは2時近くだった。
お土産物屋をあちこち覗き、3時過ぎにお昼を食べた。
「そば処まーさん道」という所で私は八重山そば、高田寺はソーキソバ、それと二人でミミガーを食べた。
そばに「ピーヤチ」という香辛料を入れたが、そばの味と良くあって美味しかった。

その後、「あやぱに商店街」へ行った。
石垣物産展というお土産物屋へ入ったら、出入り口近くで小物入れや手作り小物を売っているニーニーがアメをくれた。

それから車に乗って「みんさー工芸館」へむかうが、ここでも道を間違えホテル日航八重山へまっすぐ向かってしまった。
滑り込みで「みんさー工芸館」に入り、お土産を買った。

帰る途中、コンビニ「HOT SPAR」へ寄った。
そこではミニネピアが沢山並んでいて、また一個買った。
そこでも刺身は売っていた。しかもデザートの陳列棚にあった。
刺身はデザートなのだろうか?

ホテルに着きゴロゴロしていたら寝てしまい、気付いたら8時30分を過ぎていた。

夕飯を食べに市街地へ出て、「琉球の爺(りゅうきゅうのおやじ)」という店に入った。
おにぎり、牛タンの串焼き、焼肉サラダ、ギーラの刺身、フーチャンプルー、水餃子、焼きうどんを頼んだ。
最初おにぎりだけが来て、なんか机の上が寂しかったが後から牛タンの串焼きがやってきて、少しだけ寂しさが無くなった。(でもあっという間に食べ尽くした)
牛タンの串焼きはうまかった〜。(サクサクではなかったけど)
ギーラの刺身はまずまずといった味だった。
フーチャンプルーは味が染みていて美味しかった。
その後来た水餃子を見て驚いた。
どう見ても普通の餃子を茹でただけの代物だった。
味も普通の餃子と同じだった。
せめて海鮮餃子にして欲しかった。
焼きうどんは見た目少し水気が多くてべったりとした感じだったが、食べて見て驚いた。
すごい腰のある麺だったからだ。
今まで焼きうどんを食べて、これほど腰のある麺を食べた事があっただろうか?!と驚くほどだった。
うどん好きの私にはこたえられない一品だった。

その後、ホテルへ大人しく帰りまたまた漫画を読んで眠った。



三線(さんしん)…蛇皮線のこと
ヤール…石垣トカゲのこと。尻尾が青くて少し綺麗
ギーラ…シャコ貝のこと




Akemiya 1999