友人(仮に“Gさん”とします)宅へ遊びに行った時のこと。
さあ寝るぞとソファベッドに二人で並んで寝ました。
ふと気が付くと、足元の方に誰かが立っていたんです。
ちょうど部屋の真中くらいで、上から電灯が下がっている辺りにウェーブヘアーの女性がうつむき加減で立っていました。
「何もしなさそうだから、放っておこう…」
とそのまま寝てしまいました。
その次の日に違う友人(仮に“Mさん”とします)が私とすれ違いのようにその友人の部屋に泊まって行きました。
後日、Mさんに会った時に
「あの日の夜に怖い思いをした」
と話してくれました。
話の内容はこうです。
Gさんは夜にカラオケ屋でアルバイトをしていたので、その日の夜はGさんが帰ってくるまでMさんは一人で寝ていました。
ふと何かの気配がしたので(ナンだろう?)と思ったところ、突然耳元で
「ケケケケッ」
と笑われたそうです。
「あぁ次の日まで、まだ居たんだ」
と私が言ったところ
「へ?知ってたの?」
とMさん。
「肩くらいまでの長さのウェーブヘアーの女の人でしょ?」
と言うと
「ナンで知っていたんだったら教えてくれなかったの〜〜ッ!!怖かったんだからね!!」
とえらく叱られてしまいました。
私としては下手に話しても怖い思いをするし…、と思って話さなかったんだけど、それが裏目(?)に出てしまったようで
す。
この場であやまりますね〜。ごめんね♪