Kannaduki kaidan

ウェービーヘアーの彼女

私のホームページへ 趣味の部屋に戻る


            

               友人(仮に“Gさん”とします)宅へ遊びに行った時のこと。
              さあ寝るぞとソファベッドに二人で並んで寝ました。
              ふと気が付くと、足元の方に誰かが立っていたんです。
              ちょうど部屋の真中くらいで、上から電灯が下がっている辺りにウェーブヘアーの女性がうつむき加減で立っていました。
                「何もしなさそうだから、放っておこう…」
              とそのまま寝てしまいました。
              その次の日に違う友人(仮に“Mさん”とします)が私とすれ違いのようにその友人の部屋に泊まって行きました。
              後日、Mさんに会った時に
              「あの日の夜に怖い思いをした」
              と話してくれました。
              話の内容はこうです。
              
              Gさんは夜にカラオケ屋でアルバイトをしていたので、その日の夜はGさんが帰ってくるまでMさんは一人で寝ていました。
              ふと何かの気配がしたので(ナンだろう?)と思ったところ、突然耳元で
              「ケケケケッ」
              と笑われたそうです。
              
              「あぁ次の日まで、まだ居たんだ」
              と私が言ったところ
              「へ?知ってたの?」
              とMさん。
              「肩くらいまでの長さのウェーブヘアーの女の人でしょ?」
              と言うと
              「ナンで知っていたんだったら教えてくれなかったの〜〜ッ!!怖かったんだからね!!」
              とえらく叱られてしまいました。
              私としては下手に話しても怖い思いをするし…、と思って話さなかったんだけど、それが裏目(?)に出てしまったようで
              す。
              この場であやまりますね〜。ごめんね♪



            



戻る 次へ

Akemiya 1999