1/12 ロータス79 製作記 1
まずは、作図です。上からの写真、横からの写真があれば、図面は起こせますが、写真はレンズによる歪みがあります。
Photoshopの変形/歪みコマンドで修正して使用します。
製作はいつも通りプラバンの箱組です。構成を考え、部品図を作ります。プラバンの厚みも考慮します。
シール紙にプリントアウトし、1.2mmのプラバンに貼付けます。このまま切りだした後、中心線などをけがき、シール剥がし剤で、剥がします
最も基本となるサイドポンツーンから後部カウルの上面です。モノコック、コクピットをはめ込むための穴や、ノーズの稜線を立てる線も設定しておきます。
79の再重要ポイント、ノーズの形状をとりやすくするため、プラバンで断面を作ります。当然正確にはできないので、左右対称のガイド程度と考えます。
プラバンを組み合わせました。これに外皮を張るようにプラバンを貼ったり、パテを盛り付けていきます。
今回使用したのは木工用のエポキシパテ。エポパテにしては安価です。そして何よりも硬化後の切削性が抜群。彫刻刀でどんどん削っていきます。
2枚の写真で終わっていますが、納得いくノーズ形状を削りだすまで、しっかり、時間をかけています。断面の出方から左右対称を確保します。
上から少し写真が飛んでます。カウルはまあまあ、こんなもん。カウル横面はプラバンを貼り、ポリパテで裾につなげます。後部はエポパテ。シャシーはプラバンの箱組。
もう、どうみても79です。コクピットからエンジンカウルへの断面の不連続的な広がりは解釈が難しいところ。
レジンで複製することを考えて、ラジエーターアウトレットなど、型抜けを考えます。その部分、黒いところは78のパーツです。
リヤタイヤ前の整流用バルジからリヤウィングの支持となる造型は、素晴らしいの一言。79のポイントの一つです。
プラバンをこう立てて、パテを盛ります。
サイドポンツーンのエッジは、しっかりと切削範囲を決めて、キサゲで削り、ペーパーでならします。

ハイ、今回はここまで・・。

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