活動報告 |
10/21 JMRC関東ジムカーナフェスティバル |
A1 3位 (9台中) |
去年に引き続き参加したフェスティバル.去年は長野県の参加者が少なく,推薦で挑戦させていただいただけだった.今年は長野県シリーズ2位を取っての,ちゃんとしたエントリーである. 会場は地元ラリーキッズ伊那.今年,最も多く走りこんだコースである.実際,その成果として初優勝を果たせたり,全日本入賞の宮澤さんといい勝負ができたりと,まさにホームコースといえるまでになっていた.ってことで,ひそかに本気で勝ちを狙っていた. 天気予報では正午から雨ということで,1本目勝負と予想していたが慣熟歩行をしている頃にポツリポツリと降り始め,A1がはじまる頃には路面はウェットになっていた.しかし,セッティングは時間がなかったのでドライのまま.かなり不安が募る.なんせ,ここのウェットを走るのは過去に一回しかないし,その時は全くタイヤが喰わずクラッシュパッドに突っ込んでいるのである. そして1本目. 規制のかかったスタート位置から出るが,いきなりタイヤが喰わない.そして,伊那の2コーナーでいつものように縁石に乗せたら,3コーナーまで後が収束しない.ヤバイと思いながら走るが,晴れでもブレーキでロックしやすい中のストレートエンドが水で光っていて,その不安をあおる.その時には,もう普段どおりに走ることはできなくなっていた.始めはフロントが逃げるが,かまわずアクセルを入れていると今度はリアが逃げる.っていうかリアが全く安定しない.いつもよりも一速分遅いスピードでしかコーナーをくぐれない.走りきることができたがタイムはボロボロ. 2本目. A3の後半から止んでいた雨も,慣熟で再び降り始め,スタートの頃にはコース一部に川ができるまでになっていた.セッティングを減衰のみ試行錯誤の雨仕様にする.番数はフロントが6→12戻し.リアが12→20戻し.タイヤの空気は入れている時間がなかったので晴れ(F:2.0,R1.5)のままである. 「もう失うものはない」ってことで,いつものように走ることを心がける.縁石はあまりに滑りやすいことが分かったので,乗せないどくか,乗せるならその内側のペイントしていない所を走るように変えた.伊那の特徴として,ブレーキポイントに川ができるので,その部分はできるだけ早めにじわっとブレーキを入れてフロントを喰わせ,また,車が振られているときはトラクションが抜けてしまうとスピンしてしまうのでアクセルで安定させるように走る.また,フロントが逃げた時もアクセルで水を吐かせて何とか曲げて走った.それでも,いつも二速で大きく曲がるヘアピンは1速で小さく曲がってしまったり(たぶんタイムロスしているはず),いつもは全開で駆け上がるS字もアクセルを思わず抜いてしまう.最終コーナーも3速でいけるのに二速で入ってしまい,そしてブレーキが早すぎて余ってしまう.全体的に,いつもよりもぜんぜん踏めなかった. タイムアップは果たせたが,それでも1本目の久光さん,折茂さんのタイムに届かず3位.ちなみに久光さんは,ヴィッツでエントリーしていたが勝ちを狙ってシティに乗換,折茂さんは「タイヤウォーマー」根岸さんとダブルエントリーだったりする.今回は,タイヤウォーマーを狙ったWエントリーが多かったけど,あまりに寒くてあんまり効果なかったみたいだった. 路面状況のまだ良かった1本目にその走りができていたら,もし,天気が晴れだったらと何度も思ったが,与えられた状況で,限られた本数で確実にタイムを残すのがジムカーナである.その難しさを改めて思い知らされた.そして,追い込まれた2本目にタイムを残せたことが,今年最大の成長かなぁと思えた今年一年の締めのイベントであった. 表彰式の模様(小林圭司さんよりの提供) 今回は副賞で賞金がつきました. G-naganoに当日の観戦レポートが乗っています.管理人さんのセンスが活きてます! |