この地方の木造三階建住宅の特徴のひとつが、外階段で二階の玄関に上るアプローチでした。これだと、積雪のレベルに対応ができるのです。震災被害地からのTV放送でも、このタイプの住宅を多く目にしました。新しい建築基準法にのっとって設計され、正しく施工されていれば、かなりの地震でも構造的に耐えるはずです。正確に調べてはいませんが、地盤ごと動いてしまったケース以外では、新しい木造三階建住宅の被害は少なかったのでははいでしょうか。とすれば、豪雪地帯ということで新しい民家の形式をいちはやく取り入れたことが、地震に対する備えにもなっていたと考えられるのです。

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