8月13日、唐湊の台地

 
  この日はお墓まいりでした。お墓は、鹿児島市南部の唐湊(とそ)という台地の上にあります。鹿児島は、お墓にお供えする生花の消費量が日本一とか。この時期のお墓は、様々な花に彩られて、それが台地の高みまで続いて壮観です。
 お墓参りを済ませて、やはり台地の上にある「新とそ温泉」へ。上の写真は、その温泉前の駐車場からの桜島です。もくもくと湧き上がっているのは、噴煙ではなくて、入道雲でした。
 この温泉は、湯船の正面に桜島の全景を望めるという、鹿児島市内でもお気に入りの温泉です。また浴室内部に、小学校のプールの三分の一ぐらいの温泉プールがあるのも魅力で、いつも子供たちの歓声が響いています。下の写真は、脱衣場の窓からの桜島です。市内は夕闇に沈んでいるのに、山肌は西日を順光で受けてまぶしいくらいでした。



 脱衣場を出た待合室には大型テレビがあり、おりしも、甲子園での鹿児島実業と報徳学園との試合を放映中で、湯上りの人々が見入っていました。残念ながら鹿実は敗退し、彼らの夏は終わりました。僕らの鹿児島滞在も、明日が最終日です。

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