2008年12月16日、鷹たちの円舞
 現場からの帰りに、浮野の里のバス停まで歩いている時、ふと見上げると、上空、二羽の大型の鳥の姿が目に飛び込んできました。カラスほどの大きさだけど、黒くない。タカだ!

一羽は、下部全体が灰色で尾羽を広げて空をすべっていく。オオタカでした。(上の写真)

 二羽目は、全体に焦げ茶色っぽくて、羽の先端が黒く、尾羽を扇子のように広げて円を描いて高く舞っていく。ノスリです。このあたりでは初めて見ました。(上の写真)
 するともう一羽、やや小ぶりのタカが仲間入りして、三羽で舞はじめました(最初の写真)。三羽目は細かく確認できませんでしたが、大きさやかたちから、チョウゲンボウだったと思います。彼らはどんどん空高く舞い上がり、そのうちに一羽がスーッと西の方角へ離れていき、他の二羽は、空の高み、太陽の方角へと見えなくなってしまいました。
 三種のタカの円舞は、まるまる二年続いた加須の仕事が終わりに近づいたことへの、プレゼントだったのかもしれません。
 
前のページへトップページへ