Stone Age (ストーン エイジ)

解説
Stone Ageはフランスのブルターニュ地方出身の4人のアーティスト、Lach'ilaouet(ラシラウエト)、Terra Cotta(テラ コッタ)、de Poncallec(マルク ドゥ ポンカレック)、Kervador(ケルヴァドール)によって結成されたグループです。
Stone Ageの音楽はメンバーが名前をケルトの伝説に登場する人物から引用している事からもわかる様にケルト文化をモチーフにした曲作りを行っています。
もっとも本人たちは「現代風ケルト音楽」を目指しているわけではないといっていますが。
似たようなコンセプトとしてはDao Deziが有名ですが、 あちらは伝統的なケルティックミュージックを強調しているのに対してStone Ageはかなりシンセサイザーを駆使したりして かなり現代的にアレンジしています。
彼らは曲中にバグパイプをよく使っていますが実際にはバグパイプではなく『キーパイプ』なる楽器を使用しているようです。
『キーパイプ』とはメンバーの一人のLach'ilaouetが発明した楽器で彼曰く「シンセサイザーと同調させてバグパイプ、ユーレンパイプに非常に似た音を得られる楽器」だそうです。
(筆者にはよくわからない説明ですが要するに『キーボードで演奏できるバグパイプ』ということでしょうか?)

アルバム一覧
アルバム名 説明
Stone Age
記念すべきStone Ageの1stアルバムです。
シンセサイザーによって加工されたバグパイプ(キーパイプ?)のサウンドが心地よいです。
収録曲「Zo Laret」は屋敷豪太の手によってアレンジされています。
現在出回っているアルバムはアレンジ曲を追加したリニューアル盤です。
Time Travellers
4年の歳月を経てリリースされたセカンドアルバムです。
前作に比べるとポップス色が少し強くなりましたがStone Ageのサウンドは健在で特にリードトラックである「Lines of Stone」がStone Age屈指の名曲です。
なお輸入盤にはおまけのビデオクリップが収録されています(要パソコン)
ちなみに国内盤のキャッチコピーは「Deep Forestのケルト版」です。
Promessa
3rdアルバムです。
前作よりケルト色が強く1stアルバム寄りの内容になっていて全体的に高いレベルでまとまった曲で構成されています。
もちろんStone Ageの特徴であるキーパイプサウンドも健在です。
ただ女性ボーカルの曲が大幅に減っている事とアルバムの「顔」になるようなインパクトのある曲が無いのが難点でしょうか(総トラック時間も短いです)
ちなみにブックレットにはメンバーの顔写真やキーパイプらしき楽器の写真が載っています。
Totems d'Armorique
4thアルバムです。
前作にも見られましたがアコースティックな作りが顕著になっています。
Stone Ageはライブをフランス(欧州?)で積極的に行っているのでこれは生演奏を意識した作りになっているのかもしれません。
なお、今作からMaureenと言う女性が新しいメンバーとして参加しています。



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