何が怖いって、ガソリンスタンドで一番怖いのはオバちゃんドライバーですよ。うん。
車に関する知識がない? う〜ん。 それだけなら別にいいんだけどね。俺が言いたいのは運転技術ですよ。「ほんと〜に、免許もってんの?」と言いたくなることしばしば。(--)
皆さん、車に乗られる方はご存じの通り。ガソリンスタンドでは「誘導」という仕事があります。
これはまあ、来店したお客さんに「ここへ止まってくださいよ。」と、案内するわけですね。
通い慣れた店ならともかく、初めてのお店ではどこに車を止めていいか、分かりませんよね。(大部分の人はそうだと思います)で、お客さんを「こっちに来てねー」と言わんばかりに誘い込むのです。
手順としては
@ まず、給油口の位置を確認する
A 次にその車の油種を判断する (ガソリンと軽油の区別だけではなく、レギュラーとハイオクの判別もする。はっきり言ってこれはかなり難しい。)
B 現在店の中にいるほかの車との位置関係を考え、あいている(かつ、その車が給油できる)計量機までゼスチャーや声で誘導する。
C 最後に、給油ノズルが給油口にとどく位置に車を導く。
こんなとこですね。
で、問題なのはこのC番でして。このとき、従業員はお客さんの車の前に立って合図を送りながら誘導します。車がちょうどいい位置に来たら「OKです。」とか「はいストップ。」とか言って止めます。
なぜか、止まらない人もいます。
そう、地上最強の生物、今世紀最後の珍獣、おばちゃんです。
「オーライ、オーライ、ハイ、OKでーす!」
普通の車はここで止まる、が、オバちゃんにそれは通用しない。
車がスライドしてくる・・・。 え゛?
「ストップ!ストップ!!」 \(@@)/
そりゃ、あわてますがな。
一向に止まる気配なし・・・
車はどんどん迫ってくる。
「なぜ?ドライバーは俺が見えてないのか?」と、思って運転席を見ると、そのおばちゃんは前ではなく横を向いているではないか!!
危うくひかれそうになった私は、「カラータイマーが点滅して、まだ怪獣を退治してないけどまぁ仕方がないね、だってこういう設定なんだモン、と あきらめ半分でやむなく一時撤退してゆくウルトラマン」の如く、華麗な横っ飛びで車をよけるのであった。
(※注 ・全てのオバちゃんがこのように危険なドライバーであるというわけではありません。あくまでも大部分のオバちゃんが危険なドライバーということですので、一部には運転の上手なオバちゃんもいます。)