日本語違う
掲載日 2002年6月3日
情報提供者 AKILA


うちのバイトにY君というのがいる。

彼は天然である。

本人はいたって真面目なのだが、周囲の人間から「天然」の烙印(らくいん)を押されている。


そんなY君がやった失敗。いろいろあるが、一番印象に残っているのはこれである。






コンビニでは、お客さんが買いたい商品をカゴに入れてカウンターまで持ってくる。

店員はお客さんが持ってきたカゴを受け取る際に、何か言うはずだ。


例えば「いらっしゃいませ。」とか「お待たせしました。」とかである。

私の場合は上記の2つに加えて「(お持ちの商品を)おあずかりします。」と言ったりもする。











さて、お店がオープンした当初、Y君の教育は私が行っていました。

Y君は私のやることを真似て頑張ります。(そういう指示をしました)

お客さんがカゴを持ってカウンターに来ました。

ここで問題です。Y君は何と言ってカゴを受け取ったでしょう?























答え

Y君「いただきます。(真顔)」












…ってオイ、もらっちゃダメだろ!(笑)




本人は「おあずかりします。」と同じ意味で言ったつもりなんでしょう。

しかし、その口調があまりにも自然だったので、お客さんと私は思わず笑ってしまいました。

かくして、Y君の店内での地位は「天然」と確定しました。


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