Q&A
Q1.<カツラ着用者は本文中に書いてあるものにかぎる> というのは、どの程度の出演? 状態のことなのでしょうか? 話中に実体として登場しなくてもよいのでしょうか?
具体的には、電話で話している相手とか、写真などの映像での登場、または登場人物のうわさ話のネタになっている人物などでもよいのでしょうか?
そしてこの場合、名前は必要なのでしょうか? (八百屋のおっさん、通行人AなどでもOKなのか?)
A1.<カツラ着用者は本文中に書いてあるものにかぎる。>というのは、たとえば「背景にあるテレビに5分前に写っていたアナウンサーがヅラだったのだ!」なとど、文脈にないことから勝手にヅラの人を作ってしまうのを防ぐためにつけた制限です。
つまり「そんなんわかるかー!」というのを防ぐための措置だと思ってください。
読者が本文を読めばわかるレベルだと作者が思っているのであれば、アリです。
Q2.<登場人物のうち一人がこっそりカツラ着用であること>の、「こっそり」なんですけど、堂々とカツラ着用していたらダメなんでしょうか? その場合は「こっそりカツラ着用者」を別に出さないとダメですか?
A2. 堂々でもかまいません。全作品が全作品堂々としているとなんとなくがっかりですが、たまに「ああ、これはサービス問題だなぁ」的なことがあってもいいと思います。
この際なので今回のお題の狙いについて書いておくと、
まぁ10回だし、実力が出せるようになんでも書いて見るといいねぇ。あ、でも、それだと普通だから、読者になんらかの特殊なお楽しみはないものか! 10回だし!
というわけでカツラなのです。今回、どちらかというと読者のためのお題のつもりだったのです。というちょっといい話ふうな言い訳をなんとなく考えておきました。
言いだしっぺも大変です。
Q3.同じく、「こっそり」について。 誰がかつら着用者かを当てる問題があるとすると、 作中でかつら着用を明記するのはNGでしょうか?
例えば、 周囲にかつら着用を知られないよう「こっそり」としている人物ですが、本文には着用が明記されている……のような。
A3. 明記してもいいんじゃないかと思います。そこはサービス問題ということで。
「読者向けお題」と銘打ったのは、逆に作品を書く側があんまり悩んで欲しくないなぁ、ということがあるためです。
なんだったら普通に桃太郎を書いてもらって、その中で犬がヅラだったとか、オニがヅラだったとかそういうことを読者に勘ぐってもらおうと言うことでいいのです。
ゆえに、普通にヅラの人が出るのもいっこうかまいません。
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