■ カバンを手に入れた
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2008年05月06日(火)
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G(ゴムの)W(草鞋)。ながしろです。
世間では連休だったそうですが、連休の思い出といえば「洗濯機よくまわしたなぁ」とか「エマ・ワトソンも黒いんだなぁ」とかそんなことばっかりです。イギリスって18でも酒飲めるんだなぁとかそんなことで感心したりする。
街中をうろうろし、既知情事のパルコの屋上でやっているフリーマーケットとやらを訪れてみた。屋上特有の緑色の床(どこもそうだよな)の上にざっと25点も座が開いていたろうか。たいてい女子の古着が多いんですが、そんな中でもぽちぽちと雑貨があったりして、比較的品物の幅があった気がする。
で、当方としてはちょっとカバンがほしいと思っていた。件の(まいどおなじみの)黒いバックが一番便利なのだけれども、あんまりオフィシャルな場には持っていけないし、床に置くとへたれるし、サイズはでかいし、というわけで、なんらかショルダーバックのようなものがほしかった。でも平気でハードカバー入れて出かけるので、ショルダーでは困る。ちょっと本は要らないけど出かけるけどジャケットのポケットに財布入れなくてすむような。ポケット膨らまなくてすむような。なんかそんなの。
が、急にあった。皮だった。よく使い込まれていた。 売り手のお姉さんの話では、オランダに行ったときに買った。つくりはしっかりしているし、何よりも革が硬いので丈夫です、と。ふーん。 口をあける。鍵がかかる。がまぐちのような口の開き方をする。 ふーん。ほー。
悩む。革って、財布くらいしか持ってないものな。
で、一周して、まだあったので、やっぱり気になったので、買いました。 1000円のところいくらにまけるかといったら、950円というので、だったらはじめから値引きとか言うなよと心の中で思いつつ、買いました。 あああ20年来寄り添ったバックが、などと小声で言うので、すごく切なくなりました。だったらはじめから売りに出すなよう。もらいにくくなるじゃねえかよう。 でもなんだ、その気持ち、わからなくもない。 手放す時期なんだろうけど、できれば買われていった先でも、元気でやってほしい。そういうことだよな。わかります!
でも、そういう気持ちがあるんだったら、アタシだったら最初から売らないぞ。添い遂げるぞ。どうでもいい話なんだけど。
なんかこう、南海→ソフトバンクと居て巨人にやってきた大道のような。そういうバッグ。ものすごく狭い範囲でしかわからない例えだな!
まずは革製品の手入れの仕方から勉強しようと思う、このごろであった。 第二の人生に、ようこそ。
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