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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


買ったり読んだり見たかったり 2005年01月31日(月)

 マキルさん誕生日ですって。おめでとうござます。ふわく!(効果音)
 ……知り合い関係の誕生日総覧を作ったら、面白かんべえ。今度はマニQのオヤジだったか。

・月末の山越えた。

マストバイ。
 いや、内容のほとんどはここで見られます、が、ここまで巧妙に話が練られるとホント、商業ってなんじゃいなと思う。今回もクリエイターのあとを商業が追っかけてる感じがカッコイイネ。
 ともあれ、小生ながしろが勧める2004年ベスト作品。

見てみたい
 別にサトエリでなくてもいいんですが。ああでもサトエリだからできるんだろーか。
 代替案としてMEGUMIなんでどーでしょMEGUMI。カスミやるにしちゃあ、サトエリは若干ケバイ気がするがってリンク先の話と関係ないですねすみません。

・三木のり平『のり平のパーッと行きましょう』(小学館)
 晩年の三木さんの喋りを小田豊二さんが聞き書きしたもの。石川の旦那とかモリマンなんて人々もそうだけれども、喜劇、ヨゴレ、エンテティメントに活路を見出している人々は、ネタを出すタイミング、ちゅのを本当に研究してやってる。思いついたことをその場で出すのではなくて、ちゃんとストックとしてためておいて、ここぞというときに出してくる感じ。人を、もしくは舞台上で競演する人まで吹かせてしまう、と言うあの芸はやっぱり他人に対するマメさなんだよなぁ、という印象。
 二枚目には二枚目なりの芸談があろうが、したたかさという意味では、やはりお笑いであり喜劇でアリがアタシャ好きだねえ。奥さんとの手紙のやり取りとか、三木さん御本人はものすごく純情に見える。本当に自分の仕事のために一生懸命な人なのだなという人柄が窺えて、非常に得をした気持ちになる本でありました。

・メール、現在返信遅れが6件溜まっております。該当者の皆様は、もうすぐですのでお待ちください。

保存食 2005年01月29日(土)

 嫌いな食べ物の話になる。小生、納豆や漬物、梅干にくさやなど、いわゆる臭いを放つ保存食の類(こういうカテゴリーわけもどうかと思うが)が苦手なので、「ああ、保存食が苦手だねえ」なんていってみたところ。
「……乾パンとか?」って、そりゃああれも保存食だけどさ。そうか、そうきたか。

 ※ なお、「新潟かよ!」というツッコミはあまりにも不謹慎なので、省略させていただきます、って書いてるし。

・月末である。死にそうに忙しい。

・でもDQはやる。
 今回、戦闘シーンにしろ話の展開にしろ、ゲームゆえのストレスってのをよく研究してるな、という印象。ああ、伊達に15年もRPG作ってねえな、という感じ。
 現在Lv.39、はぐれメタルの剣を振り回したりしております。
 しかし、今回は善良なじいさんやばあさんがバンバン殺されたり、奴隷扱いされた青年が犬の餌を食ったりとかなりブラックな余韻の残るシーンが多いので、まぁー、いままでのDQみたいな上澄みストーリーじゃあなくなりつつあるなぁ、と。
 佐藤亜紀だったか、TVゲームちゅのは物語の箱としてはまだまだ薄っぺらい、なんてなはなしを近代文学会の総会でしていたけれども、まぁ、ストーリーの媒体としての深度は増してきたのかなぁ、と言う次第。

・ホワイトボード
 が仕事の必需品で、スケジュール帳とは別に、todoリストを書いて、完成したら消していくという方策を採っています。リストの筆頭から消えないほんつく、忘れてない、忘れてないぞー! ってことで「生ランチ!」ちゅ本で久々に悪魔さん漫画を書く予定。五蘊冗句ぶりだね。

・最後になりましたが、小夏姐誕生日おめー。

ねずみとリーゼント 2005年01月28日(金)

 所用あって鶴見。さすがに三回乗り換えると遠くまできた感があるなぁ。まぁ、最後の一回は京急川崎駅で特急から鈍行に乗り継いだためであるので、おおむね二回。どうでもいいことやな。
 駅を出たところででっかいねずみが走ってくるのを見かけ(でかかった。おそらく片手に余る)駅ビルのトイレでたむろするリーゼントの学生を見かけ、なんだか珍しいものを見た気分。こういうときのリーゼントは相手を威嚇するためにしているようなもので、集団でトイレの前にたごまっていれば人が来ないだろう、という前提予想の元に活動していらっしゃるわけなんだが。
 リーゼントなんぞなんぼでも見とるわい。
 平然と入り込んで平然と用を足すアタシにかなーる面食らって、あわててガンを飛ばしてきた様子であった。
 馬鹿め、ハナの威勢が全てじゃ。

 暴走族の数が減ったって言う話も最近ニュースで見たけど、実践的な殴り合いの数は減っているんだろうな。ちゅことは、動物的な縄張り争いの闘争心も、弱まってきちょる、ということだ。
 まぁ、天然記念物発見記念日記、ということで。

よせてあつめて・16 2005年01月27日(木)

・ぐんにゃり。ぐったりではない。

・少女i、この企画向き。

・文字を打つ以外の仕事がしたい。

赤十字は「あかじゅうじ」 小学生の漢字読み書き調査
 くわしくは読売の記事ででも。
 字を書く機会が減ったから、じゃなくて、根本的な語彙の淘汰でしかない。赤十字なんて固有名詞、そんな自分に関係のない社会の単語なんか知らないものな。
 あたしの子供のころは喘息の治療のために近所の日赤に通っていたけれどもさ、それだって世界のうちにあったから「せきじゅうじ」として認識できたようなものでさ。
 漢字と語彙は、知識や記憶じゃないぞ。どれだけ豊富な日本語に慣れ親しんできたかという生活の履歴であり証だとアタシャ考える。生活に必要の無くなったパーツなんぞドンドン剥がれ落ちていくもので、それだけ感情の伝達が粗くなっている、ということであります。
 だから、ここをごらんのお父さんお母さん、お子さんには持てる日本語のすべてで会話、してください。三文ライターからのお願いです。
 しっかし、うちの弟子も日本語ォ識らなくて馬鹿だ馬鹿だと思っていたら、やっぱり全体的な問題として日本語の語彙が潰えてきてるんだな。
 せめて、足を攣るとか王様を諌めるとか読めて欲しいぞ。

間違い探し。
 だか、正解探しだか。
 これ、わざとやってるんだったら記者、エライ。

書評のデュナミス第4回 剥製〜短編小説論I
 はい、毎月お騒がせしております。今回は書評というよりも文芸創作論テイスト。逆に言えばさ、ネットの小説書きってのは、本文にあるレベルまで腐心する覚悟が無いゆえに商業レベルにたどり着かないんじゃないかとも考える。
 狭い穴をふかぁあく掘る、という作業は辛うござんす。

・青木大先生に借金のカタお年賀としていただいた、「季節限定:八海山絞りたて原酒」をいただく。う、こりゃ、うへへへ、うめえ。
 濃厚でなぁ、それで口の中で旨みがどゎん、と広がる感じ。いくらでも飲める飲み口の良さで、茶碗一杯でふいらりふ〜らら目の前がゆるーくなってくる。
 あいやさ! 銘酒! ★★★★★!
 これだけの酒にめぐり合えたら、あたしゃもう、ええわぁ。
 で、翌日は二日酔いよりヒドイ、起き上がっても眠くて目が開かない罠。

・あー、目の下にクマが出てきた。土曜辺り、休むか。

少女[i]に関するメモ 2005年01月25日(火)

・[ i ]= 二乗すると -1 になる数。複素数。

 というわけでおなじみウィキペディア。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E7%B4%A0%E6%95%B0

 (((((゜д゜))))
 ものにするにはちと勉強せなな。


+++
 曲でも作るか。
 コード進行は著作権に当たらないので、ちょっとあの曲のコードで。

      踏まれて〜
 (靴下の)醗酵で逝って
(漫画家の)はらたいら〜
       し〜ぶ〜

 猫の首が送られてきそうなので、やめ。

カフェインとアルカホル 2005年01月24日(月)

 なんとなく勿体無い気がして暖房は極力使わないようにしたいけれども、指先は冷え込むわ足先から腹が痛くなるわでけっきょく断念してヒーターをつける。
 それでいいのか動物たる人間よ。

 昼間は珈琲紅茶などカフェインを取り入れ、夜はアルコールを取り入れている。もうなんか生活でなにかしら身体に通している感じ。太ったり歯が痛かったりするので珈琲に砂糖を入れるのはずっとやめているが、紅茶は砂糖がないと精神的に落ち着かない気がする。
 それでいいのか動物たる人間よ。

 おしえればんりっく追加。思ったより続いていて、「思い上がってんじゃねえゲス野郎」と云われないですんでいるようなので胸をなでおろしている。
 下手なこと云えないからね、極力真摯に答えます。
 しかし、本当に藁をも掴みたい人が多いようである。
 それでいいのか回答者たるあんたよ。

・『のだめカンタービレ』最新刊買ったけど読んでない。でも、なんだかんだ云ってお勧め。

・図書館から借りた笠置シヅ子大全集が麻薬のように頭の中をぐるぐる回っている。東京ブギウギ、さくらブギウギ、博多ブギウギ、大阪ブギウギ、買い物ブギウギ、ヘイヘイブギー、七福神ブギー、名古屋ブギー、黒田ブギー、コンガラガッタ・コンガ、ジャンケン・マンボ、エッサッサ・マンボ……、なんかモダンでおめでたい頭で仕事中。エヘラエヘラ。
 そういやさ、去年のTBSの野球中継のテーマソングは「ホームラン・ブギ」で吉田拓郎が歌ってなかったか。確かそうだ。

・図書館からの借り物。
シーマン『シーマン語録』(ダイヤモンド社)
三木のり平『のり平のパーッといきましょう』(小学館)
近藤雅樹『霊感少女論』(河出書房新社)

うぉうっ 2005年01月22日(土)

とうとう復刊か!
 順次復刊準備をしておきますとか言うな! それだったらアタシが企画から編集までやってやるっ。
 無理か。でも、嬉しい、めでたい。
※御存知のない方に説明しておくと、故・エニックスで出していたギャグ王という漫画の巻末を飾る四コマ漫画で、バロック調のヒゲの紳士に天使、野村監督や筋肉マッチョやがり勉の高校生が舞い踊るおぞましい四コマ漫画で、諸事情により出版されなかったのんである。
 だので、復刊というよりも新刊なのだが、万里園に残るスクラップでも何でも提供するので、是非の発刊が待たれます。

腕を上げたな!
 兄は、うれすい。

・ドラえもんの道具があったら
 分身ハンマーが欲しい。悪魔のパスポートでやりたい放題、というのはおそらく小心者だから出来ないとして、とりあえずいますべきことを自分で手分けできないものか。5人くらい。有限会社ながしろばんり。
 どないせいうね。

ぐったり(追記) 2005年01月20日(木)

 5タスク同時進行中。途中処置落ちなどを経て足腰から脳までガコガコですよお嬢さん。よってメールや書き込みへの返事など遅れております。おおむねみていないわけではないわけではないわけではないですので、気合が溜まるまで今しばらくお待ちを。

・茶を点てる
 お茶っ葉がでないから抹茶はずいぶん楽であります。飲んでいると下に濃いのが残り、抹茶は細かい粉末ですので顔に模様を書いたりして遊ぶ。堪能したあとは顔中に塗りたくって美肌効果を図るも顔が全体的に緑色に照かるので家のものに気味悪がられる始末。うへぇ。

・日本酒
 みさと屋さんの「もきち」が底をついたため新小金井「野川」を開ける。辛口ったら辛口だけど「もきち」の後味がよかった所為か、ずいぶん引っかかる。
「もきち」★★★★、「のがわ」★★☆てとこ。もらった酒に文句を言っちゃ不可ないね。

恋愛成績表
 三毛河のところより。
 なお、ご丁寧にも拙者の結果はこちら。(都合により別ハンドル)
 はいそこ、皆まで言うな。吹くな!

・ほーれみろ
 中途半端に飲むから眠れないじゃないか。
 フリーとはいえ朝はちゃんと起きるわけですが、一時を回ったところでこれ以上飲むと翌日の朝に死ぬんでどうしましょ。
 仕事をするほど脳がはっきりしてないし、このまま横になると半醒半睡よくわからない夢とも幻覚ともつかないものが見えたりするのでどうしよう。
 二階の窓のはずなのに消防士が助けに来たりするんだぜ? 幻覚の中で。

・延長戦
 個人的にエロ分を補給しすぎ。

・六〇〇
 新人も入ってきたことだし、そろそろ書くか。

・Q稽古版
 いつもすみません。
 でも、今のように一人か二人をじっくり相手するののほうが好きだ。

・例の本
 地元の啓文堂で週間売り上げ第三位にはいっていた。
――親戚と知り合いで買い占めてたりして。ヤダな。

prev.MICKEY MOUSE black and white(途中) 2005年01月19日(水)

 DVDである。黎明期のディズニーアニメ8本を収録しており、「蒸気船ウィリー」から60年ぶりに見つかった「アカデミー賞ノミネートアクター紹介映像」まで売り文句としてはレアな、そういう作品群。
 アタシは幼少のみぎり(笑)からディズニーの短編アニメをいやっちゅうほど見ているのだが(ビデオがβだよ!)、それでも6/8は見ていなかったな。かいつまんで二本だけ。

 ミッキーの子沢山
 ある吹雪の夜、よくわからん、全身ぼろをまとった婆だか爺だかが籠を持って歩いている。そのよくわからんやつは、手に持っていたバスケットを一軒の家の前に置いて、玄関のベルを鳴らして足早にいなくなる。
 家の中ではミッキー、プルート、それとミニー。(いいのかその順番で)プルートがバスケットをくわえて部屋に戻ってくる、バスケットの中からはちっちゃいミッキーがウジャウジャ。
 でまあ、この手の話のお約束どおり、そのちっちゃいミッキー軍団がいたずらをして回るわけなんだが。ここからが説明しづらいので、事実関係のみを追ってつづっていくことにする。(続く)

粗忽長屋 2005年01月18日(火)

 携帯にメールが入る。知らないアドレス。
時間:05/01/19/ 10:00
タイトル:至急
本文:連絡ください。メールが使えなくなってます。携帯に連絡ください。


 タイトルどおり、まるで「粗忽長屋」みたい。抱かれてんのは確かに俺なんだが、抱いてる俺はいったいなんだろう、ってヤツ。ひとつのパラドックスとしては面白い。

overflow. 2005年01月17日(月)

 どうも短期決戦の癖がここ20年続いていて、逆に言えば創作にしろ業務にしろ、自分を追い詰めないと動かない体質が出来上がってしまったようだ。
 本来ならば、締め切りまでに余裕を見て「できましたホホホ〜」な生活を送ってみたいものだが、出ないものは仕方がない(開き直り)。

 で、その、切羽詰った状態である。

 こうなると自分の作った優先順位にリアリティーが出てくる。こっちをやったほうがいいかも、ではなくて、こっちを先にやらなければやばいといった手合いなのだ。

 こんなこと威張っても仕方がないが。
 で、新世紀にしろ、Qの6000字にしろ、そういう作品が高い評価を得ると来た。

 ……やめられまへんな、これは。

鬨声 2005年01月16日(日)

 昨晩は(少なくとも個人的には)いい酒だったようだ。むにゃむにゃと寝覚めがよくて、近年ないクリアーな頭でメールチェックなどしていると、新世紀小説バトルの一次予選結果が出ています。

 うふ、うふうふ。

 えーと、おかげさまで新世紀小説バトル(徳間書店)の最終選考に残ることが出来ました。これで優勝できれば徳間「問題小説」誌に掲載されていよいよ来るところまで来るようです。

 へへー。
 どうだこのー。
 伊達に10年やってないぞー。

 いやむしろ、小説初めて10年目で、ちゃんと評価される結果が出せたことが嬉しくてようアータ。
 正直、色々な事情で表現やるのに無理をしてきたこともあって、その無理が若干、もとい奇跡的にも報われたことが、今回の結果にて救いになりました。

 御両親様、
 (特にお小遣いをくれる)両おばあさま。
 最後に、せっかく紹介していただいた就職先をドロップアウトしてもはげましてくれた師匠。

 ようやく、一つ報いることが出来そうです。








 いや、まだ賞は取ってねえって。

 でもいいよね。いいんだ。

新年会 2005年01月15日(土)

 六〇〇の新年会だった。もう、多くの人が長い付き合いであるので、遠慮なくべろんべろんになる。べろんべろんになろうがエロ話やろうが許してくれる人格者の皆様ばかりなので安心しきっている。
 悪天候の中集まってくれた7人の人々、本当にありがとうございます。六〇〇もこうやって大きくなってくれて、アタシとしては非常に嬉しいです。幸せです。

 帰り道、まっすぐ歩けないんでやんの。

温みし日 2005年01月14日(金)

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 絶賛売れ残り発売中!
 というわけで隣町の書店で平積みの図。ぬふふふふ、突出して売れ残っているって気が気じゃありませんながしろです。もちろんやらせでもないですがどうですかこれは。本屋の努力はありがとうございますが、実際売れてないのは企画の所為か出版社の所為かわからん。ああもうわからんな拙者本文・イラストの『あなたの常識力を10倍にする本』売ってます。売れてます?

 最近あちこちに体力を吸われていて、久々に寝落ち。いわゆるカックリいっちゃったってやつで、そんなに身体に無理が着てますか自分。死なないように注意が必要だ。

 センターを受ける愛しきヤングどもよがんばれ。
 小生、センター国語は新聞で読んでやってみて未だに180点以下に点数を落とさないのが自慢だ。

 しかしあったかい日だな。明日は六〇〇の新年会で雪ですってアータ、まぁ、せいぜい楽しんできます。

貧乏性 2005年01月12日(水)

 である。
 元々ワーカホリックの気があるのか、常に何かをしていないと落ち着かない。不意にぽっかり空いた待ち時間というのが苦手で、その隙間を埋めようといそしんでしまう。15分あれば風呂の掃除が出来るなとか、電話待ちの間に便器の一こすりも出来るなとか。で、電話をしていても右手はキーボードを叩いてpya!で感想を書いていたりするわけなんですが。
 その一方で、こまごまとやることが多い場合は一切の食指が動かずにボーっとしたりしております。まぁ、仕事というのは必ずリミットがあるので、リミット前になって「ああ、考えるまでに出来ることから一つずつ片付けていかなきゃあははは」なんて開き直る。
 そう、毎度開き直る。第六感が締め切りを破らないように働きかける。学習能力もなく、学生時代と同じように短期決戦を試みるわけで、そういや卒論140枚ばかしもインフルエンザの中一週間で書いたなあとか色々なことを思い出すわけです。

 で、今まさに前者と後者がデフレスパイラルであります。六〇〇もQも、非営利系でいじれるのは今のうちやぞー、と思いつつ、指が動いてない。
 で、逃避のために足の指でDQVIIIのレベル上げをしつつ、耳掃除などしております。うふふふふふふ。

 ともあれ、今年は生活が上向きそうで、なにより。

制仁式 2005年01月11日(火)

 字面だけ見ると「人に成る」ですよアータ。「成金」は金になるんじゃなくて、もともと将棋用語でありんす、とどこかから突っ込まれそうなので機先を制しておこう。
 今年は、荒れる成人式の報道ってほとんどなかったように思ったのだけれども、それでもなお知り合いの話を聞いていると、舞台をのっとられただの日本酒を撒いただのっていう話も結構、聞いた。
 どんなんかな。報道が騒ぐから新成人が増長するのであって、一般に「情報を与えない」ことで鎮静化を図ろうとしているのかもしれないと考える。そりゃあ、話題になれば功名心(?)も出るわな。あいにく我が日本国は、信用の面においてテレビや新聞の言うことに、服従乃至は対抗する術を与えられない国家でありますので、結局はこの「政令」が功を奏したことになる。

 アタシャ10年前から云っているが、この国の支配者は、メディアですよ? 平沢師匠辺りが「讃えよ我はテレビなり」といっているのはビンゴー! なのでありんす。大衆に同感信用される、実体のない「メディア」なるものは、民主主義の果てにある独裁かも知れない。

 「かも」じゃないや。……アヒルだ。

うふふふふ 2005年01月10日(月)

 叔母から電話がある。めーじらしー。
 件の本が地元の本屋で平積みだそうですよ奥さん! 平積みってことはたくさん売れますよ奥さん! あはははうふふふ、そういや出版社側から見本、送られてこないなぁ。

 というわけで、拙者イラスト本文による『常識力を10倍にする本』好評発売中。

+++

 諸事情あって重労働中。腰に、ひざにキている。

DQ8 2005年01月09日(日)

 ようやくやり始めた。

 まずは最初の洞窟だか滝つぼだかに向かう前に、近所の森をウロウロしている一角ウサギを狩ってレベル上げ+資金繰りを図る。ヤンガスが口笛を覚えたところでひたすら口笛を吹かせると敵がわんさか出てくるのでレベルがめきめき上がる。Lv.8になったところで洞窟攻略に向かうとあっちの親玉はあっという間におくたばりになりあそばされた。ちょっと強化しすぎたか。

 まぁ、そんな進度でボチボチ遊んでいます。

日テレは長くない 2005年01月07日(金)

 六日のこと。飯時にバラエティーを見る。日テレの、会場のメンバー多数による投票で日本人の常識を決めよう、みたいな番組だったかな。年末にやったテレ朝のIQテストと似たような会場構成、司会も古館の喋りに対抗できる人材ッたら福澤ぐらいしかいないのだが、それでも人材不足。あの男の喋りには視聴者への爽快感がない。

 で、番組の中身はどうかってえと、四択を出されて、会場中の全年齢層の人間が解答して、いわゆる日本人の「多数派」を生み出そうという方式。

 設問
Q.自分はこのうち、どれにあてはまりますか。
 A.勝ち組
 B.中の上
 C.中の下
 D.負け組

Q.ジブリ作品の中では、どれが一番好きですか
 A.千と千尋の神隠し
 B.もののけ姫
 C.風の谷のナウシカ
 D.となりのトトロ

Q.正直、もう引退した方がいいと思う人はどれですか
 A.高橋尚子(マラソン)
 B.三浦和良(サッカー)
 C.清原和博(野球)
 D.曙(格闘技)

 拙者、設問をちょっとだけ変えてみようか。
 検索に引っかかるのも恐ろしいので、一部伏字いれます。

 設問
Q.自分はこのうち、どれにあてはまりますか。
 A.うつ病
 B.分裂症
 C.パニック障害
 D.過食症

Q.次の新興宗教の中では、どれが一番好きですか
 A.アー●フ
 B.幸●の科学
 C.法●華三法行
 D.ライ●スペース

Q.正直、もう引退した方がいいと思う人はどれですか
 A.海老●NH●会長
 B.渡●読●新聞主筆
 C.●田大作SK●名誉会長
 D.ア●トニオ猪木

+++
 ……冷静に考えてさ、会場の人間がどこまでちゃんとボタンを押しているのかね。勝ち組負け組という分別がくだらないと思っている人間のための「そんなことはばかばかしい」という選択肢はないし、ジブリでも「紅の豚」が好きな人間はどうすればいいのかとか、そもそもアニメなんざ見ないジジババ殿姫もいるはずでね。引退云々だって、テレビ局の手にかかればある種いじめだぜこれは。日テレになにか恨みでも買いましたか曙。
 弱いものいじめとかそういうのはいまさらだからいいや。でも、大衆を騙すべきメディアにおいて、これだけ穴だらけの企画を通してしまった日本テレビ裏方諸君よ、あんたらの頭はどうかしていないかね。もしくは、日本という国の大衆を操作したいのかね。
 もっと大前提として、所詮はテレ朝の二番煎じだ。二番煎じやるんならテレ朝より丁寧に作るべきなんだよな。そのまま会場ごとニュースステーションにうつったテレ朝も十分つっこめるけど。

 以上の番組が某大手宗教団体作成の物だったらと考えて怖くなって番組を変える。テレ東餅つき王選手権、二升半のもち米を二分強で搗きあげてて、こっちの方が数千倍見ごたえがあるね。

 日テレのプロデューサーが無能なのか、それともこういう単純な絡繰にも気づかないのが日本の視聴者なのか。みなさんどう思わはるぅ? 三文ライターは余計なことを言わん方がええですかはぁどうも。

prev.江國香織『きらきらひかる』 2005年01月06日(木)

 夜、くだらないエロ電話をしていると、脳のまったく関係ない部分が直截にリンクして企画を一本思いつく。すわ、これは早めに形にせねばっちゅうか始めないと忘れる、ということでちんこまんこの話をしながら仕事のメールを打つ始末。あああ、脳味噌がくっきり二分割している。これで足でねずみの絵でもかいているとすげえ! ってな話ですが、そうもいかず、電話を切って仕事の電話一本。ああ、電撃的な思いつきにしてはなんかこのままいけそうな気配がする。

 江國香織『きらきらひかる』(新潮社)読む。
 84点。アル中の女と同性愛者の夫と夫の愛人である学生の三人を中心に日常を描いてはいるが、面白いね、三人とその友達たちの中での日常で済ませばいいのだけれども、ここに各親御どもがゾロゾロ登場してあれこれ非難する部分が、いかにも商業小説の薄っぺらさ、なのだ。だがしかし、自分の文章を売って金を稼ぐ、ということの本質はこの辺であろうと思うので、商業になる純文学、という位置づけにおいては立派な作家なのだけれども。
 複雑な事情を実によく書いていて、ああ、小説のプロの仕事やなあとは思うけれども、逆に商業であるがゆえに、作品としての評価は若干下げねばならぬ。話の「筋」というものが江國文学を阻害しているいいサンプルとして読んだ。

リチャード・ハッケイの個人的事情(第7回) 2005年01月05日(水)

             。・:3つ~
「やあ、また逢ったな。新年あけましておめでとう」

             。・:3つ~
「君の一年に幸福が訪れることを、祈っているよ」

             。・:3つ~
「ああ、ここだけの話だが」

             。・:3つ~
「ながしろ宅では年末にドラクエ8がダブるという事態が発生し」

             。・:3つ~
「方々をリサーチした結果、BOOKOFFに売っぱらったらしい」

             。・:3つ~
「そりゃあそうだろう。他の中古ゲーム屋が4000円で値段をつけるところ」

             。・:3つ~
「4800円+金券450円だったらそっちに飛びつくのが消費者というものさ」

             。・:3つ~
「しかしそれにしても、新年早々経済競争の厳しさを思い知ったぜ」

〜〜~C:・        。・:3つ~
「ただいまー」  「お、帰ってきやがったな」

  ~C:・     これ→。・:3つ~
「その丸いのはなんどつか」「ああ、これは……」

 問
 「。」の示すものは何か、以下より選びなさい。
A.500円玉
B.虫の卵
C.みかん
D.イクラ
E.イラク

 正解者全員にもれなく小憎らしいねずみを贈呈。各自勝手に捕まえるべし。

仕事始め 2005年01月04日(火)

 はじめましたわいなジイチャン! さようかバアチャン! 日本人、正月くらいカックリ休めばいいのにバカたれが、1月1日から見本の品を送ってくる出版ありき、三が日は無視していたものの詮無く仕事始めでありんす。せめて七草まではのんびりしたらええやんけええやんけ。お前ら盆暮正月粗末にしたら日本人とちゃうぞ!
 やるかたなし、今年もハラタキまふ。ハラタキまふゆえ杉並区あたりに豪邸を立ててください誰か。ああでも固定資産税払えないからやっぱりいいや誰か。いやまてよ、もらった豪邸を売り払えば結構な金になるので売ってください誰か。売った金でしばらく遊んできます。

 今年の豆腐ー。
 きぬごし!
 ちゃうわ、今年の抱負ー。

 進化ー。
 人間環境に応じて変化していくものならば、来年あたりに来るだろう変化のために今年はシフトしていくじきになるだろー、と。
 そもそも、一種の結果予測と予定調和の中にあって、イレギュラーたる存在がなんらかの方向転換を促してくれると思っている。イレギュラーが無んだら悟りや。わしゃあ悟りとうない。モノカキが悟ったら終いや。

 そんなこんなで、明文化できないが進化ー。

門前雀羅 2005年01月03日(月)

 門前仲町から門前雀羅、という単語をピピン@と思い出して、なんだっけこれと辞書を引く。

 門前雀羅を張る
〔白居易「寓意詩」〕訪れる人もなくさびれているさまのたとえ。門外雀羅を設く。


 ありがとうgoo辞書。今年の目標は門前雀羅にしますってアホか。
 昨日の夜半覚醒から眠れず、勢いあまってGCスマブラを二時間。ほどよく指がこなれたところでモンティパイソンを見ながら夜明けを迎える。
 ああ、静かだ。

ナガチロブログ
 使い方について迷っていたのですが、今年から発作的に思いついたネタを書き込んでいく装置にしようと思います。いやですね、携帯から書き込めるという利点を生かしたコンテンツってなんじゃいな、と、考えた結果、やはり脳に引っかかる何かを引っ掛けておくのにいいかなぁと。
 そんなわけで、日本語の問題を中心に。
 お楽しみを。

門前仲町 2005年01月02日(日)

 何をするでもなく酒を飲みながらぼーっとQチャットを眺めていると、くぬぎ嬢が巫女のバイトをするという。巫女! 巫女とか看護婦とか三つ編みお下げセーラー服(何故そこだけ細かいのだ)などの好きな正しい日本男児の拙者としては見に行かないわけがないわけではないわけではないので、早速電車に飛び乗って出かけたのである。早速ってお昼過ぎとったがな。

 同行のはずのオヤジの二名がドタキャンをかまし、一人で巫女三昧をしに三鷹発中野経由門前仲町。さすがに新年二日目ということもあってごったがえしとるわい富岡八幡。参拝客と露天の間をゾロゾロして、境内のメインストリートでお守りを売っているくぬぎんを確認、参拝後に戻って「これくださーい」なんてくぬぎはビックリしとったがな!
 萌え要素満載のくぬぎ巫女写真はありがたく保存。持ち出し厳禁。

 帰宅すると客が大勢きており、喧騒を横目に黙々と飲む。飲む、飲んで、飲まれて結局日付変更線ごろ酔いが醒める。いいかげんに胃が重くなってきたので、これ以上飲むのは辞めて曲を作ってみる。ああぁ、ギタレレの音が変。

新年、明けまして 2005年01月01日(土)

 まだ生きてやがったか!この!(挨拶)

 えー、今年も色々宜しくお願いしますながしろです。

***
 雪が降ったので地面が凍っているのではないかという危惧はあったが、毎年恒例なので深夜にぶらりと初詣に出かける。近所の神社や。ぶらりとしていたのはわたくし全体である。ぶらりという人物と初詣に行ったわけではない。わかっとるがなオッチャン!
 さすがに住宅街、ジジババの多いこの地域は夜の雪道恐るべしと思ったのかいつもの10分の1の人の入りであった。石畳は滑るし、さくさく切り上げて帰りにワンカップでも買って飲むべえ、と思っていたところ。
 参拝に並んだ隣のおばちゃんが、みょ〜、な感じなのである。
「あんたね、ここの神社はいいよ、アタシここに通って娘の病気治しちゃった」
 手には紙コップ。全体的に酒臭いおばちゃんだ。いやそれよりも、拙者、この神社に四半世紀ほど初詣に来てますから! 残念!
「あたしね、もう精神的にきつくて辛くてもー、あのね、若い娘ほどろくなものは無いの。不細工な男は一生懸命働けば見所も出るけど、頭の悪い若い女ほどろくなものは無いわよホント、あたしね、あの相談所で相談員やってたんだけど、げふっ(酒臭い息)もー、精神的に疲れて参っちゃって、そんと、神経痛で右ひじ動かないし、何も考えていない若い女ってアレね、悪魔とまでは言わないまでも、鬼や怨霊みたいなものよ、あはぁ、あなたいい青年だわア」
 なんだそのヒエラルキーは。
 神社の脇では巫女さんがお神酒を振舞ってくれている。巫女さんの格好だが化粧はばっちりである。いいな、このミスマッチは美味しいかもしれない。
「だからね、あんた一生懸命働いてね、そうよ、若い女ほどくだらなくて醜いものは無いんだから、おばちゃんそう思う」
 そそくさと参拝する。おばちゃんは追ってこなかった。

――そんな新年。


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