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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


亭主、夜中にそっと覗くと 2005年06月30日(木)

 赤ん坊が行灯の油差しから茶碗に油をついでうまそうに飲んでいる。恐れるやら憤るやら、亭主、これを打たんと部屋に乗り込むと振り向いた赤ん坊、茶碗をぐいと突き出して「もう半分」。

 と、今年ももう半分。ながしろです。

・「矮星」原稿が集まってきたよ。
 現在吟味中でして、永らくお待たせした人につきましても、何がしかのレスポンスがあるはずです。今しばしおまちください。

・色々思いついてはいるけれども
 メールをあちこちに打つ気力が無い所存。
 マキルさん、かめりさん、ユポさん。近いうちにメールがいきます。(予告)

・どうせ見ていないだろうが(私信)
 ほれ云わんこっちゃない。だからあれほど確認を取れと(略)。と、あと、観覧車、禁止になったんだって? へぇー。(ニヤリ)

今日のヒット賞
 在野でこれだけの腕の人がいるのだから、CGは儲からない。

気がついたら 2005年06月29日(水)

 末広亭の客席に身を沈めていた。

 末広亭6月下席
 めぼしいところでは初花さん「宗論」小円歌師匠「両国風景」小はん師匠「親子酒」、アサダ二世(!!)、ペペ桜井(!!)、主任の花禄師匠「片棒」、いやなんかもう、おなか一杯って感じでした。正蔵こと元こぶ平が代演だったのが悔やまれるけれども。
 そうそう、いっ平師匠が古典やってたなぁ。めずらしく。

・QBOOKS、1000字と詩人と出した。
 詩人は昨今の拙者の「澱」であります。あの悪意。
 1000字はながしろ初の(?)SFでござい。「Science Fiction」ちゅよりも「Science Fake」、つまりはエセエフってところか。うまいな自分。

準備中。
 の途中で見つけた立派なわんこ。
 大潮丸、渋いなぁ。

やつがれ 2005年06月28日(火)

 やつがれ 0 【▽僕】 (代)

〔「奴吾(やつこあれ)」の転。古くは「やつかれ」〕一人称。自分自身をへりくだっていう。上代では男女ともに用いた。
「亦―憂へまうす所なり/日本書紀(安閑訓)」
〔近世には、男性がやや改まった場で用い、明治以降は書生言葉などで用いられた〕

 「大辞林」より



 奴かとおもったらイヤイヤサニアラズ、日本の人畜無害代表ながしろばんりです。

・おしえればんりっく更新。
 明日は末広亭の予定。

・本能が絶対におかしいと云っている。
 暑いので冷房を焚くが、冷房を消すとじわりと暑くなって仕事どころではない。がしかし冷房がないと生きられない人類はやはり問題があるんじゃなかろうかと思うので窓など開けてみるが、今度は危機を察知したPCがいつもより気合を入れて冷却扇を稼動させやがって、なんだか唸っているので気が気ではなくて冷房をつける。パソコンが大人しくなる。
 電機を食うものをいかすのにさらに電気を費やすという構図が違和感なのであろう。がしかし6月だぞ。8月にはどうなっているんだ。かてて加えて12月ごろには50℃位になってないか。生きられるのか日本で。

・で、日本の街ってのは36℃の気候向けに作られていない気がする。太陽光線は町中に跳ね返る。自分の汗に溺れそうになって刹那、一瞬、地面からの照り返しのほうが厳しいのではないかと思うと大理石であった。 

・冷房、焚かないですむならこれ以上のことはないが、そのやせ我慢のために仕事にならなかったり死んだりするのは本末転倒であります。

・実際、やつれている。(本題に戻った)
 昨日も「痩せたね」と云われて「いやー、そうっすかねえ」なんておなかを見ると立派に弛んでいる、がしかし、よく見ると、中の肉が無くなったがために皮が弛んでいるようなのだ。
 体重計に乗ってみる。
……おぉ。

・色々企画準備中。
 人員募集やら告知やらお披露目やらしたいが、なんにせよ外に発信する気力が無い。

 云ふまいと思へど今日の暑さかな(作者不詳)

2005年06月27日(月)

蔦の絡まりており候文

 山頭火もどき。山頭火になれないのは、俳句という枠組みや型を破壊するほどの強い感動が句にないからである。あたしもその辺はよーくわかっちょる。山頭火はいいよねぇ。今のコピーライターに通じるものがある。

 なんとここらの水のうまさは  山頭火

 イイヨォーッ。
 でまぁ、前出の拙作なのですが、候文ということで蔦に対して朴訥さを付随するにはどうするかという工夫余地がござい。小声の感情ほど技を駆使せねば表に出にくく、強い感情ほどシンプルでいい。
 この辺は基本であるがゆえに、非常に、悩む。
 しかし暑い。家に這う蔦も蔦もいいかげん盲滅法になってきた。

 気がついたら月末である。例の通り月末の作業に取り掛かる。

麻痺 2005年06月26日(日)

・暑い。冷房を焚く、寒くて消す、暑くてしょうがない。

・色々なものが麻痺している。いや、我に返れ。

・例えばこういうニュースとか。農家の人にとっては売り物でしかないだろうが、風邪を引いただけで25000羽ですよ。ジェノサイドですよ。
 にわとりさんは風邪を引いたので荷台に載せられてどこかへ行ってしまいましたってだけであたしは夜も眠れないよ。悲しすぎるよ。
 まぁ、もっと泣きたいのは農家の人なのだが。

・スパムが来た。
送信者:マキ
件名:落札通知
内容: この度、あなた様を女性会員にセリをさせて頂きました。その結果、小野美沙子さんが6万円であなた様を落札致しましたのでご連絡する運びとなりました。

 アタシは肉牛か。骨を外してキロ当たり800円。……じゃあ、いいのか?

・都議会戦。
 駅前で夜、「お勤めおつかれさまです」「暑いところお疲れ様です」って候補者が路行く人に頭を下げている。
 なんなんかな、誠意の表れなんかな。そういった、いわゆる奉仕活動的なことをすると、献身的だと思うのだろうか。都議会戦の一週間だけ出てきて頭をぺこぺこ下げて。候補者自身に聞いてみたいがね、それで、あんたから何を感じ取ればいいのか。
 「出版社勤務を有給休暇で選挙活動をしています」って文句も見る人が見たら喧嘩を売っているようにしか見えないしな。
 早く会社に戻れ。出版屋は火の車だ。

・ 長新太さんが亡くなってぐったりしている。
 この人は、麻痺していないぜ。
 長新太目当てで、町の本屋の絵本コーナーに向かうべし。

・テープ起こしフィニッシュ。
 560行の記事を75行にするって、これも一種の麻痺なんじゃねえか。紙に質問事項書かせて回答させりゃ、それで75行なんかあっという間――って、三文ライターが分をわきまえない発言をいたしました。許してつかぁさい。

推したり敲いたり 2005年06月24日(金)

夏至あたり青蒼碧と豆もみぢ

 床屋から電気屋。途中で井の頭公園を通る。昨日までの雨が嘘のようなかんかん照りで、公園の中に入ると深緑で湿気だけが残る。暑いことには変わりがないんだこれが。
 で、もみぢとはいえ緑色の小さなのがうっそうとしていて、しっかりと日を遮っている。掌状の葉が一斉に日の光で明るくなっているのが気分よくて、なんとか句に出来ないかと思う。とうぜんもみぢは紅葉であり秋の季語なので、これをなんとかスパイスを駆使して秋の臭みを抜かねばならない。アオキでもカシでもブナでもなく、ここはどうしてもモミヂでなければならぬのだ。
 で、上の句。あお、あお、あお、がどうも追い立てているようで気分じゃない。順番を買えて青碧蒼(あおみどりあお)なんてどうか。で、勢いで書いたものの「蒼」って違う気がするンだよな。辞書を引く。
 草のこもって薄暗い様。
……まァー、いいか。

 もみぢは紅葉とは書かずひらがな、成長中のもみぢということで豆にしてみた。「豆」「もみぢ」と植物が重なるのがいまひとつだぶついた印象。
 あー。

夏至あたり碧翠蒼(あをみどりあを)稚児もみぢ

……うーん。

蜘蛛の糸 2005年06月22日(水)

・東京は一日涼しい。仕事がはかどった。

交渉力テストだと。
 あたしは6点ほど取れた。平均が4.5点なのでそこそこだということか。んでもさ、この設問も文章が難解で、まずは読解に手間取ってしまう。これだけまだるっこしく言われてしまったら、交渉される側も敬遠するだろうなあと思うんだがどうだろうか出題者。

・風呂に入ろうとするとゴキブリのちっこいのが浮いている。台所に隣接された風呂場なのでよくある光景なのであるが、指で掬うとまだ生きていたので、後生にも吹いて逃がしてやる、はずが飛んで行った先が蜘蛛の巣であった。最近は親蜘蛛が豊富な餌で丸々と太った結果小蜘蛛がわらわらとしており、その小蜘蛛がけなげにも巣を張っているところに飛び込んでしまった按配、いっきにちっこいのが三匹ほど集まってきたので、なんだか悪いことをしたと思いこれまた救ってやる。
 溺死から救われたと思ったら今度は自分の頭ほどもある化け物三匹に身体をかじられる事を想像すると救ってやってよかったように思う。そう、自然の摂理がどうとかではなくて、自分の立場だったらこういう踏んだり蹴ったりは、厭だ。
 まぁ、小蜘蛛にとってもようやく落ちてきた飯だったかもしれないが、その辺、明日があると思いたい。
 親蜘蛛は今日も体長ほどもある獲物をむしゃむしゃとやっていた。また卵をうむだろう。

・大きなゴキブリはいやです。
 あれは恐怖じゃなくて嫌悪感だな。むき出しの嫌悪感だ。

夏至 2005年06月21日(火)

 ちょうど仕事の切れ目なので休みにした。

・図書館に行く。冷房ひやひやなのでDVDコーナーを見て、「サウンドオブミュージック」なんて見たことないじゃん、とかいって見ていた。
 はー。これだこれ。

 60の質問にも書いたけれども、小さいころ一番見た作品といえばディズニーの短編集のアニメである。最近の大味なトイ物語やポカホンタスなんて目じゃなくて、アメリカの職人さんが一枚一枚かいたそれはそれは精巧なアニメ群。で、ディズニーの恐ろしいところはそういう短編のアニメをつくってから曲に合うオーケストラを丸々一曲作っていた、という部分だ。サントラがあってそれをつかいまわすんじゃなくて、アニメの動きにあわせてまるまる一曲作ってしまうところがものすごい。
 ゆえに、作品タイトルを言われると、音楽と同時に一本のアニメが丸々頭の中で再現できてしまう、のである。たぶん、200本あるうちの半分は、完全再現できる。
 すごいことですよ、これは。

 最近のフルCGのディズニーなんかちっともすごくねえんだよ。最新技術をありがたがって消費するのは職人の腕ぢゃなくて電気ぢゃねへか馬鹿たれめ。
 当時の作品集はみんなβビデオである。まだ見られるのか。
 話がそれた。

 ディズニーの「メリーポピンズ」そして「サウンドオブミュージック」「雨に唄えば」もそうだ。結局、音楽と映像と気の利いた言い回しのアマルガムが、自分の感覚の根底に根付いているのだな、と映画を見ていて思った。三時間という時間の長さを感じなかった。
 が、身体は掃除機なので頭が痛い。映画を見るのに向いていない体。

・おしえればんりっく更新。

圧縮と取捨 2005年06月20日(月)

 テープ起こし完了。400行近いインタビュー素材を120行にしなければならない。本当にエッセンスしか要らんのやな、そんなんやったらインタビューせんでもええやん、などと思っても仕事である以上口には出せないが(書いてるけど)、内容の重複や言葉のつまりを取り除くとあっというまに160行に縮まってしまった。いかに人間、同じことを繰り返し喋っているかということである。120行という数字は伊達ではないのであるワカッタカ兄弟! 兄さん、ワカタカは喧嘩してますがな。すまん邪魔ぁした。

・そうそう、倉橋版星の王子さまやらなんやらでずいぶんネタにし忘れていたが、
 『チョコレート工場の秘密』もあらためて映画化されるようで。まぁー、前のは71年の作品だとかで、あれはあれでファンタジーやりながらかなり陰惨な映画だったなぁ。中でお菓子を作っている妖精がいやに顔色が悪くて歌う歌も暗いし。
 で、今回新訳版も出たそうだけれども柳瀬尚紀訳ってギャー。
……悪いことはいわないので、えきのく読者は本屋で柳瀬番を立ち読み、もしくはしっかり新刊で買って読むべし。すごいから。
 柳瀬尚紀さんの翻訳についてはいずれデュナミスかどこかできっちりやりたい所存です。あの人は非常に尊敬もすれど、どうしても見逃せない穴も、あるんであるよ。

狒々の血 2005年06月19日(日)

 読めないと何が面白いのかわからないので読めて欲しい。>思い当たる人へ私信

・というわけでサボテン二鉢買った。高さ5cmの。

・高円寺に馬を曳いて出かけた。馬に乗ると激しく暴れるので、曳いていくしかないのである。

・ぱっかぽっこひんひんぶるぶる。

・きわどい。

・贈答用に帽子も購入。帽子を被っているマネキンがいるのだが、どうも理容学校あたりで御役御免になった方のようで、女性顔なのに丸刈りなのである。
 帽子を外すと悪いことをした気分になってイヤーン。

・夏も近いので馬にも帽子を買ってやる。大層喜ばれた。

・五蘊冗句好評御礼。
 ある意味、小生のコアofコアですよ、五蘊冗句は。
 読んだことの無い方は読むべし。面白かったらバックナンバーも買うべし。

攻撃 2005年06月18日(土)

 今日も今日とてテープ起こし。きゅるきゅると巻き戻したりしていると近所を右翼の街宣車が通ってってああ、都議選の夏だねえってテープ起こしなんざ出来るかコルァ。
 非常に憤慨しながら家を出る。梅雨の中休みで外はすこぶる暑い。街宣車は大衆の唸り声だったりウグイス嬢の「共○党は売国奴です」なんてナレーションがあったりで、駅に向かう道はパトカーがきっちり埋めている。どうやら、駅前で共○党の大立者が演説をするのンでやってきているようである。
 営業妨害と障害(ノイローゼ)で訴えてやろうか。もっとメンドクサクなりそうだからしないけど。
 もうすぐ都議選。このIT時代に街宣車以外の方法を取らないと、どこの党も迷惑がられるだけである。所詮、慣例ゆえの無駄だと思うが如何。

 で、腹立ち紛れに書いてしまうけど、石原都政批判について、彼の言行しか叩くところはないんだろうか。ああいう発言しか出来ない人に都知事をやらすわけには、ってウィットもわからない人間に政治をやらせたかないよ。その辺、主義主張よりも自分がどう見えているかって云う客観性がないんだろうなぁ。どこのオバハンだか知らないけど。
 通行中に思わず耳を傾けちゃったけど、あれじゃあ、真面目に聞いても真面目に取り合うわけにはいかないよなぁ。

・某所のアレ
 云いたいことはわからんでもないけど、芸術を高尚なものだとおもっている時点であたしとは相容れないね。
 表現なんざ所詮賎業ですよ。それでもやるからこそ、平易で読んでいて面白いものを書くために四苦八苦する。どんな技術や思想を持とうが、噛み砕か(け)ない傲慢は根本を見失っている。

・おしえればんりっく更新
 なんかお礼メールが来た。役に立ったらしくて嬉しい。

・ニュース更新。
 五蘊冗句、今回は無料ですよ。切手だけおくれ。

・ミスドに行った。
 あらびきウィンナーもおいしかったがやはりせっしゃはオールドファッションでウッボー。

・ウッボーって
 何年前のネタだ。
 わからない人のために解説をしておくと、アスキー出版(現・エンターブレイン)編集局の偉い人が「コレで決まり!」の決まりを木毬→ウッドボール→ウッボーにしたという話。桜玉吉さんの「ウッドボールの歌」なんてのもあったな。仕事場で流すなこの曲。バックが筋肉少女帯の人でありんす。

ジンクスというか 2005年06月17日(金)

 ユニクロ謹製の正露丸Tシャツを着ていたのですが、ふと「正露丸=中(あた)らない」という意味ではクリエイターとしてはすこぶる縁起が悪いんじゃあなかろうか、などと沈思黙考する夕間暮れ。結構縁起は担ぎます。

・テープ起こし仕事中。
 関連して秋口だかに公開する映画を試写会よりも早く見られて幸せ幸せ、というか漫画が原作の実写映画也。
 あぁ、シュール。

 だいたい、本当に欲しい人のところには行かないで、かういふその漫画自体に興味のない人のところにいい物がいくらしく。よくある話ではあるが。

・そうそう、三語桜が六代目小さんを襲名だって?
 えー。

よせてあつめて・22 2005年06月16日(木)

・G4―0E
 最近スコブル体調がいいのは巨人のおかげです。ありがとうありがとう。ウェヘヘヘ。
 と思ったら冷えてちょっとだるい。

 今日のニッポン放送の野球中継は面白かったなぁ。
 阿部の犠牲フライで先制しても「いいですね小久保」とか云うし、イーグルスをヤクルトと呼び続けるし。ついには、他球場の試合速報、野村の5000本安打とかいうし。あんまり野球のわからない読者はよくわからないだろうけれども、わかる人にはワカル間抜けである。
 しかも誰も突っ込みを入れない。大丈夫かニッポン放送、大丈夫か関根。

# 自分の耳は疑わないのか

 一昨日の坂東の解説も酷かったなぁ。あれは辛口を通り越して罵倒だったし。もしかして経営戦略か!?


・インタビューのテープ起こし仕事中。インタビュアーもインタビューする人も声が低いので聞き取りにくい。
 イヤホンも片耳しか聞こえないし、頭が痛くなってきた。
 そろそろ寝よう。

ちっ。(18+)
 ネタにしようと思ったらk女史(麗しの乙女のため名は伏せる)に先を越された。
……いや、まあ、3回/sか。
 出来ない数値ではないが、それでイいのか?
……今度どこかで挑戦してみよう。残念だが7.5インチもないが。あってたまるか。

 +++ Equinox.ではシモネタを歓迎します +++

お目直しに。
 一枚絵は見ていたがとうとうここまで作ったか。

かわいいこなつさん。
 でも境遇は大変。

よせてあつめて・21 2005年06月15日(水)

・「耳をすませば」の雫は萌えですね。別に恋人じゃなくていいですが、近辺にいて眺めている分には理想に近い。究極の萌えがその辺にあるながしろです。

・ダルビッシュ有、プロ初登板初勝利
 いや〜ん好みのオ・ト・コv ダルビッシュだったら抱いてもいい

#雫の話のあとにこれかよ。

・そういや、「雫」ちゅ名前を見るたびに「雫っ子」という語彙が頭に浮かんですみませんすみません。

#わからない人は年配のお父さんに聞いてみよう。殴られるぞ。

・今度、そららんが出演するオペラやる舞台がマーキーホールっていうんですよマキルさん。マーキーinマーキーホール希望。所沢ですが。

・キャミソールの前にキャミ剃りで毛を剃れ。

#ダジャレ独り言。

CNNニュースから。
 本人たちが一生懸命であるほど、傍から観ると極上のコメディーであるいい例。
 男が「かばんをひったくる」と繰り返したことで今度はきちんと理解し、「だめだ」と回答。 って泣けてきませんかそうですか。

あとこれ。
 負けるなK谷組とかO村組の人。

女学生 2005年06月14日(火)

 Qの今月の体感小説バトルを読んでいる。で、一作目で「おや」と思った。
 かってに引いてしまおう。怒られたら撤去しよう。

 あの日、あの暑い夏の日、僕は電車に乗っていた。薄いストライプのTシャツは汗で湿り、足にかかるクーラーが不自然に寒く感じた。ふと窓の外に目をやった時、今では名前も忘れてしまった古い駅に、長い髪の女学生が座っているが見えた。キレイな黒髪の彼女はセーラー服で、古びたベンチに腰掛けていた。

 「女学生」という単語が引っかかる。これ、また例によって「共感の回路」みたいな話になるけれども、いわゆる明治期の「海老茶式部」(明治の女学生は海老茶色のはかまをはいていたことによる)だったり、昭和におけるセーラー服だったり(あまりブレザーというものは普及していなかったように思う)と、女学生という単語でかなり相手が限定されていたんだよな、なんてことを考えたのだ。
 今となっては俳句に没頭しながら血管フェチでも女学生だし、大学行っても周りのアホっぷりに絶望しても女学生だし、着るものがキャミソールしかなくても女学生だし、素手でエイを獲る男を待っていても女学生と、ずいぶんと、想起されるものが違ってくる。
 ただし、小説の文法としての「女学生」はリアルとは別に残っているのである。……フランス書院とかな。
 なんだか妙な感慨に囚われた。
 創作における「女学生」ってその場だけに生きられる妖精みたいなもんよ、とか。

 #えーと、何が云いたかったんだ、アタシは。

・バカタカ兄弟を見るにつけ
 相撲協会から除名しちゃえよ、と思う。
 日本人の恥さらし、身内の不実を周りにいけしゃあしゃあとばらすなんざぁ日本人の風上に置けん。
 ロサンゼルスでハンバーガー屋でもやらせておけっ。

・倉橋由美子さん没
 『アマノン国往還記』アマノンが何を指すかを考えると、この作家の毒が垣間見えるいい例であります。
 ほんっと技巧派でねぇ。日本の「作為的」なる作家の巨星がひとつ墜ちました。合掌。

 そもそも、『アマノン国〜』のウィットがわかる若い読者が、どんどんいなくなっていくんだろうなぁ。

G19―3L
 ファゴットの女学生には怖くて近寄れません。

G9―3E
 しかし、イーグルスは不憫だ。




 女学生、という記号的な表現をするから違和感が出てしまうんだな。この一語に細かいニュアンスがみんな隠蔽されてしまう、わけだ。

ごとおと分けながら 2005年06月13日(月)

 掲示板で衛藤戸亞螺さん(仮名)が
【御手配】の読みは、「ごてはい」でしょうか「おてはい」でしょうか。
 と仰せなので、ふと考えてみた。


 御中元
 御歳暮
 御御御付け
 御祝い
 御弔い
 御帰り
 御集まり
 御見限り
 御供え


 御飯
 御苦労
 御無事
 御免
 御結婚
 御出産


 御位牌


 御手洗
 御前

 御でゲシュタルト崩壊しちゃったよ。

 でもこうしてみると、音読みか訓読みかで大体分かれそうな気がする。
 とすると、御手配は、「ごてはい」か。
 でも、感覚としては「おてはい」ですなぁ。
 あー、わかんにゃい。

 他力本願しよう。

BBQ 2005年06月12日(日)

 ♪じゃんぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるだっよーん!
……ってそれはB.B.クイーンだっ! ながしろです。
って、モダチョキだったよ! 切腹!

 昨日、朗読会の打ち上げで飲みすぎて記憶が薄いままほうほうの体で終電で帰る。中央線は便利なもので、駅で見上げた時計が1時20分だったように思う。
 倒れる。
 五時半に起きる。
 盛大に吐く。水しか出ない。
 断続的に吐いているうちに、六時半になる。
 八時半まで倒れて、風呂につかる。
 風呂の中でまた吐く。水しか出ない。
 またしばらく死ぬ。
(中略)
 二時過ぎ、吉祥寺から明大前で折り返す。調布経由京王多摩川。意気揚々とBBQに出かける。だからボロボロQBOOKSぢゃなくて。ぶるぶる☆キューリちゃんでもないっ!
 Qの伊勢夫妻と、江藤こあらさん(仮名)とごんぱちさんがひらいているキャンプに上がりこんでソーセージを食う。日光で熱くなったピーチ&オレンジのカクテルを飲む。熱い中で炭酸がはじけて、弱った胃に厳しい。
 それでも飲むのは、Mだからだろうか。
 この場合のMは、MAOのことであろう。
 曇っているが、風は暑かった。

 帰ってから暴れ馬の昨日の労をねぎらう。

 なに、上から90、90、58?
 だからボン・ボン・キューでもないわこのタワケがっ!

「豆畑の朗読会」 vol.1 2005年06月11日(土)

 でしたよ。

 ながしろ(豆蔵)分演目表
1:6月の雨の夜、チルチルミチルは
2:夜明け前
3:探索鉄道デ

 というわけでながちろ@豆蔵です。中沢けいセンセんところのイベントを作ってきましたよ。出ましたよ。
 ひさしびりにライブの本番でいい声出てました。大体練習中に潰すとか、軽く風邪をひくとか、いろいろあるのですが今日の拙者は完璧に近かった。
 会場も盛況で、暴れ馬が身を粉にして働いてくれて暴れ馬がスレイプニルに見えたよ。すげえすげえ。
 プロズーサー(訛り)権限ちゅかなんというか、個人的な希望でお呼び立てしたそららんとそのダーリンのお二方、休日に引っ張り出された暴れ馬(その働きっぷりは暴れ馬ぢゃなくてスレイプニルであつたよ!)、深山君、太平洋プロジェクト寶さん、そしてそして中沢センセ、あとそれから遊びに来てくれた多くの皆様、あとファンタジー世界のオークの皆様(いねえよ)、ホーントホント、アリガト。有能ぞろい、美人ぞろいでたいっへん楽しい仕事でありました。
 あと、打ち上げでべろんべろんであやこはんの「歌舞伎町の女王」分捕った気がするけあまり覚えてナイ。

 こういうところから、また別のイベントが生まれて繰ればな、と思うのです。そのときはまた、よろしくー。


 おまけ(知らない人のための解説)

1:6月の雨の夜、チルチルミチルは
 色々なミュージシャンに語り継がれる友部正人さんの名曲。6月で、台風が来てて、もう、雨の夕間暮れったらこの曲でしょう、とおもったら雨やんじゃったよ雨。
 アタシの出番が終わり次第降り出すって喧嘩売ってるのか雨。てめぇ、かんかんのうを躍らせるぞっ!


2:夜明け前
 9.11に出来た曲。今更9.11ねたもないだろうとは少し思ったけれども、反応を見るかぎりこの曲が一番よかった模様。わかってるゥ。


3:探索鉄道デ
 ヨケマキル御大の詩に土下座して曲をつけさせてもらったもの、で、ながしろライブではスタンダードナンバーになってしまいました。今日は声出てたネェ、声。

忙中忙 2005年06月10日(金)

 忙しい。
 色々の返事が遅れたりメールが返ってこなかったりという件につきましては、なんとか週明けを目処にお返事したいと思います。
 とりあえず11日のイベントに集中しております。アタシのライブに関してははじめてのお客さんがほとんどなので、安心して仕事の出来る演目をチョイスしております。朗読会なので朗読会仕様、です。

(私信)
 マキルさん「探索鉄道デ」、便利。

 五蘊冗句30号と1/2、製作快調。
 5年ぶりの五蘊冗句は切手代だけで、あとは無料です。お求めアレ。
 しかしアレだ、DTPを操るようになって世界は変わった。うむー。

ななこさんと汗だくで(追々記) 2005年06月07日(火)

 昼日中っから絡みあっている。
 指先もしなる。腰も動く。

 192Mというメモリの少なさが心配ではあるが、魚子にフォトショップを載せてこりこりと作業中。曇っているがなんとも蒸し暑い。
 で、なにかといいますと。

 突然ですが「五蘊冗句」出します。

 五蘊冗句第30号と1/2
 A5版4ページ、80円。

 うまく行けば31号も。
 えーと、今回は無料で配布します、が、週末の「豆畑の朗読会」にお越しの方はパンフレットについてきます。郵送で欲しい方は80円切手を万里園までお送りください。なお、カンパとして80円切手を多めにくれると喜びます。よろしく。


 ちょっとテンションが空回りしているので日記でも書くことにしよう。

 <Q詩人関連で10行くらい書いたけど、あとでめんどくさそうなので削除>

 <次はいった仕事の話を書こうと思ったけど、ぽしゃると格好悪いので削除>

 <嫌味3個削除>

 駄目だ。どれも後で差し障りがありそうで。

(私信:なんかあればメールのこと。聞く。→megane)

 某所の公開日記対戦がスコブルオモロイ。

・そうそう、えきのくトップの写真が、週末の「豆畑の朗読会」の会場である小川町画廊ですよ。
#馬が繋いである

<やっぱり嫌味4つ削除>

 駄目だ。
 酒かな。

御隠居のとこより
 アタシが議論好きなのは、常に自分の考えや価値観を覆してくれるものを待っているからに他ならない。
 そもそも、言葉ならざるものについての議論というのは終わりがないものであって、もしかするとそこには議論なんてないのかもしれない。お互いの立場や環境から培ってきたスタンスを知って(以下続く)

はぁはぁ 2005年06月06日(月)

・暑い。
 上野、谷中、千駄木から中野と飛び回っていた。明後日辺りから梅雨空らしいが、今日一日は確実に夏であったように思う。

千村はつひ『東京勿忘草花』(花唄文庫)読んだ。
 自主制作本とはいえ、このクオリティで本が作れるなら悪くないよなぁ。実にいい装丁で惚れ惚れ見てしまった。感想を送ったらしっかり掲載されたのでなんだか偉い人のようです。アタシ。
「東京オールドファッションド」よりも「東京のイチゴ」の方が面白い。特に千村さんはアタシの大学の先輩ということもあって、出てくる大学の情景が非常に生々しく出てくる、というのもあるんだけれども、なんかこう、共感性を掴んでいるという意味では非常に細やかで芯のしっかりした作品だと思ったね。
 むしろクリエイターズ・クリエイター。

・明日、電マルのオールドファン向け重大発表。

再構築 2005年06月05日(日)

 先週末から原因不明の(おそらく、肩こりだと思うが)腰痛に悩まされていた。最近腰痛の癖がつき始めていてちょっと危ない感じで、まさか湿布なんぞ効くまいと思ったらぺたりと貼ってケロリと治ってしまった腰痛であった。
 再発を防ぐためにちょっとした部屋のモノの移動。キーボードを打つために身体を若干曲げていたので、コレを曲げなくてすむように机を動かした。おかげで腰がまっすぐになって非常にいい塩梅である。

・暴れ馬の手綱をひいて買い物に出かけた。チーズ屋ではパルメジャーノ、普段あら4000円弱はするところを680円という値札がついており、コレっておかしいんでねえの? と店員に言うと、指摘のお礼としてガーリック入りチーズを一箱くれた。
 情けは人のためならず、である。
 馬に喝や小言や色々なものを注入して帰宅。
 最近、小言が多くてちょっと反省中。

・G1―4H
 みっともねぇ。
 巨人はホームランバッターなんざ二人居ればいいんだよ。
 で、何が一番の気がかりかといえば、三年後、清原、ローズ、小久保と去って高橋も阿部もスターじゃねぇ、ってことなのである。
 オールスターの中間発表が出て「高橋はスターだと言う認識は無いようである」なんて記事があったけれども、あれほど中途半端で扱いに困る選手もいない。
 いっそのことですよミナサマ、主要メンバーはみんな楽天に譲り渡して、楽天から幾人かもらってきてはどうじゃいな。

 こうなる。
移籍組:清原・高橋・ローズ

1、清水(左)
2、二岡(遊)
3、阿部(捕)
4、小久保(三)
5、吉岡(一)
6、仁志(二)
7、堀田(右)
8、上原(投)
9、飯田(中)

 控え 関川、元木、黒田、亀田、山田、江藤、小田、高須 他

 3対4トレード。

第二回野方珈琲寄席 2005年06月04日(土)

 でしたよ。
出かけようとしたら急に土砂降りになりよってバカタレ、少し明りて、紫立ちたる雲の細く、ねぇー。
 新宿から西武新宿まで歩いて(よくよく考えたらこの間、かなりアル)野方。柳家初花さんの独演会でござい。「出来心」「やかん」の二席。今回のやかんは今までの中でもベストやかんとちゃうか。ベストやかんちゅ単語が出てくるあたり落語はすばらしい。
 初花さんは若手だけれども、この手の講釈もきっちり出来るところがたいしたもので、やかん、十八番といってよかんべえよ。(ただし、御本人はこの話、あんまり好きではなさそうであったけれども)
 あとは打ち上げ、席亭のYさん宅で結構飲んだ。

 と、帰りの電車の時間が分からないなりになんとか高円寺駅にたどり着くが三鷹駅に来た時点で乗っている電車がなんだか轢いたらしくてイヤーン。
 結局、何を轢いたんだかわからずに15分ほど閉じ込められた。

ゴッドファーザー、悩む。 2005年06月03日(金)

 ここ数日忙しいのと、ネーミングでずいぶんと悩んでいるのでちとへとへとであった。小学校のころ、学校のカメから小説の主人公に至るまでネーミングのセンスのなさは常々余所から指摘されてきたことなのだが、それでも企画においては何とか名前をつけないと先に進めないので、非常に悩んでいる。
 が、煮詰まったので今日は休むことにした。土日もいろいろ用事があるのであるゆえに。

バンダイが作ったらしい人工知能
 なかなかの精度でおじさん感心。でも、躍起になって知らない単語を使った結果、ばれん、野球盤、河童などの単語は認知されずざまみよといった按配。

 今日は早く寝ようと思うので、野球の話などはまた明日。ソフトバンクに勝ったぞやっほほほっほい。


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