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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


小説もろもろ 2005年11月31日(木)

矮星賞結果発表
 詳しくは総評で書きますが、「この作家じゃなきゃ読めない」というのが最終的には大事になってくるんじゃないかなぁ、と思うのであります。
 当然、プロになる以上は今いるプロの作家をある面では超えなければならないわけで、そこに意識があるか、という問題になってくる。
 自分自身は中沢けいを超えられるものがあるか!? とか、多岐祐介を超えるものはあるか!? ということなんだと思います。あるといいんですが。なきゃいけないんですが。
 読んでいる側としては正直「これじゃあ納得せん」と思いながら読んでいました。うん。

第六回バトル仮面舞踏会結果発表
 いや、正直主催者が勝ってどうするんだ! という気持ちなのですが。でもエントリーした以上は勝つってこともありうるんだよね。だのですみません。勝たせていただきました。
 今回は色々奇を衒うこともできるのですが、ただ、御題が漱石ですし、漱石の流れに乗って書いたほうがうまいこといくんではないかな、という思いでした。
 原作の「夢十夜」は青空文庫で読めます。そうするとわかるのですが、冒頭から常識的につながるであろうところから、漱石は創作として流れを翻しているところがあるように思う。結局、女が
 死んだら、めて下さい。大きな真珠貝で穴を掘って。そうして天から落ちて来る星の破片かけ墓標はかじるしに置いて下さい。そうして墓の傍に待っていて下さい。またいに来ますから
 というところが、ひとつのターニングポイントになっている。でも、このターニングって、夢だからこそ許される気がする。夢の中でこういったからそうなんだ、というごり押しでもあるのよ。
 だので、だったら「赤色アミダ病」という前提条件にしてしまえば、もっとすっきりいくじゃん、ということなのであります。この病名もセミマルヒヨケグモもみんなフィクションですが、でも、セアカゴケグモや卵を産み付ける虫、という共感の回路はしっかり生きてくる、という仕掛けであります。
 で、ラストは、下手に理屈付けるよりも、蜘蛛がいて、するすると(重力が逆転して)女の胸元に戻っていく、という事実があるんだから、余計な解説や説明や吐露はいらねー、ということで。目の前で平然と異常を起こしてしまえば、読者はそれを受け入れるしかないという寸法であります。小説世界の中では作者が一番強くなきゃいかんわけです。ここで読者がずばずば穴を突っ込むようではやっぱり不備があるんだろうなぁ、とも思うし。

 どうやって書いたのか、という質問があったので書いてみましたよ。でも、今回はよくできました。

 ・法政大のOさんから「私小説研究第6号」を送っていただきました。ぱらぱらやってわくわくしてきました。
 ありがとうございます。

外国人の名前が覚えられない 2005年11月29日(火)

 今年の流行語大賞に「マホ」がはいらないことにちょっと不満のながしろ(オブジイヤー)ばんりです。

少女QはTVサイズだと歌詞のわけがわからないけど、フルコーラスだと名曲だということに気づいた。というか編曲が神がかっている。明日買おう。
#80's Techno オブジイヤー

 小骨さんが「お勧めのミステリを教えれ」というのでハリー・クレッシング『料理人』(ハヤカワ文庫)を勧めておいた。これもミステリーだよな。多分そうだ。
 小生もミステリーが苦手であります。和洋問わず、ちゃんと読んでいるのは初期の『金田一少年の事件簿』くらいで、なんつかなー。
 最大の問題として、名前が覚えられない。チャップマン、クリーズ、アイドル、ジョーンズ、ペリン、ギリアム……彼らがそれぞれどういう役職で、何をしてどう絡んでいるか、という構図を脳内メモリーで把握していくのがアレなのです。最近のハリーポッターもそうだけど、どうも登場人物が多いときには、絵がないと把握しきれないようであります。おかげで高校のときの社会科の選択も日本史にしました。覚えられん。
 なんていっていたら、源平合戦のくだりの中間テストで、担当教員が源も平も藤原も全部苗字をはずした状態で出題しやがって、死にかけたこともありました。
 でも、NHKの探偵ドラマは結構好きです。
 ジェシカおばさんの事件簿だったり、ダウリング神父だったり、ジェレミーブレッドのホームズだったり、ポアロだったり。
 またやらないかなぁ。ダウリング神父なんて特に。
#シスターがモロ好み

 で、そうだ。『料理人』だ。
 いい小説です。悪魔的でもあるし、登場人物の力でどうにでもなるもの、どうにもならないもの、展開の妙味、あたしの中では「満点に近い」小説。
 出てくる食べ物もおいしそうで、本編とは関係なくディテールがおいしい、というのもある意味理想なんですが。
 また読み直してデュナミスあたりで使うか。

・仕事のほうはあまりにも詰まりすぎてノイローゼ気味。でも、前進しかないという状況が、皮肉にも救いとなっている。

桃色音速臼 2005年11月28日(月)

 兵隊殴ってきました(挨拶)

 仕事の件、某R天から連絡がなかなかこないという旨が発端の電話で、

 部長:「この遅れはあなたのせいですか? あなたのせいなら多少急いで下さい」

 私:「えーとえーとドコモっていこうか迷ったんですけど……えーあのー赤い顔で中が腹黒く、んーあのー待ってても楽天の内蔵の人が中心的に停滞のイカ刺しで、あーあとレスポンスが明快返事のはずもなく、いや、えーと部長さんのオ怒りはごもっとも、充電でもアタフタしているわけでもなくて、

 部長:「そうですか、じゃあ仕方がない」

  未だにR天からは返事はきません

 今日のパクリネタ元はこちら


 つんてけてんてんてん、てん つんてけてんてんてん。
 寒さ対策に湯たんぽ買ったなら〜
 こんなものが売ってました〜♪

 チクショーーーーーーー!
#小梅太夫

 打って変わって。

 本日「ルクツゥン」会議なり。
 人より多く稼ぐには、他を押しのけねばならない。
 当然のことだが、単純なことだが、
 忘れていた。

 そうだよね。そうなんだぁね。
 はぁ。

きょうのできごと 2005年11月27日(日)

 なんだこのコテコテのタイトルは!

 今日はとても色々あったのでのでパソコンで書きます
#いつものことじゃん

 朝、昨日がんばって仕事をしたので10時起き。
とおもったら、起きたら7時40分でなんだかがっくりする。
何せ締め切りがギリギリだったんです。で、しないとあちこちに怒られます
無理できる体力もないですけど
ゆるゆる冷蔵庫の中のものを温めて風呂に入りたい衝動をこらえつつ原監督と江川が喋っているのをテレビで見てる
20分後にメールがくる。え、バオバブの五周年記念ライブなの?
財布に金がないので行けないが足踏みしてみたりした
#なんで足踏みなんだ
#ここまで、某所のパクリ

・あまりにも椅子がキイキイ云うので、耐えかねてCRC556を噴射してやったら実に滑らかな動きになった。
 あまりにも滑らかなのでうれしくなって家中のちょうつがいに噴射した。

・部屋の掃除によりごろごろと電池が出てきたので、使えるものと使えないものを分けるべくテスターを探したが見当たらない。が、100円ショップに行ったら見つかった。すごいな。昔、テスターに1500円出したことがあるぜ。

・100均といえば、先がコイル状に急を作っているマドラーを買ってしまった。魔法のステッキっぽくてステキである。不敵な洒落である。

・23日に湯たんぽを購入した。オレンジ色に深緑の衣のサイケで粋なヤツだ。名前はマルゴスという。すまんいま名づけた。
 これにお湯を入れて仕事中に足を乗せていると、長年の懸案だった冷え性に対抗できる。すばらしい。
 が、現在調子に乗りすぎて足の裏が低温やけどでぴりぴり痛い。

・古本屋でエロ分補給を図るも、(文字通り)ピンとこないので断念する。なんだよ今の市場。ブルセラならいいのか。四字熟語を二つしか知らなそうなギャルならいいのか。若ければいいのか! 一時期の巨乳ブームはどうした!
 10代は間に合っている! 乳はないか、乳。
#いろいろなところから怒られそうな予感
#いつもお世話になっています

・年賀状の絵柄、ようやく決めました。
 いままで毎年自分の絵でやっていた、という思い込みでいたらそうではなかった様子。一気に気が楽になりました。
 今年はいろいろな人と知り合ったから、一気に大量になりそう。

「ルクツゥンWeb」に売込隊ビームの感想を
 書きました。個人的に色々あった時期なので、死ぬほど感情移入して観たのはここだけの話。

・バトカメ全感想完了。
 Qも全バトル投票したし、あとは裏カメと途中下車と秋の陣か。
#まだ先は長いな

殺人事件 2005年11月26日(土)

 うちの町内会で殺人事件がありましたよ。Mです。
 やだなぁ。徒歩5分だよ。あまりに住所ばれしてしまうのでニュース元アップは避けますが、どうも強盗っぽいのであります。ついこの前も駅前の薬局の店長が殺されたし、なんだか物騒であります。住宅街ゆえ、さびしい場所ではあるけれども。
 死後二日たっていたそうな。ひぃぃ。

・書評のデュナミス(12)〜ダビデ王とマシンガン
 を書きました。そのうちアップされるはずです。
 今回は史上最年少「文藝賞」受賞作品を取りあげました。

 あとなんかもう、よく動いている。

選考 2005年11月25日(金)

 というわけで矮星賞の選考会を行いました。
 結果はみなさんの総括が揃い次第アップ、例年に漏れず選考ログもアップします。ので、まぁ、そっちを見ていただければいいのですが。
 なんだかんだいって、矮星賞の選考カラーってのは見えてきているなぁ、というところです。つまりぁアレなんですよ。その作者という人間自身がもっている「臭み」というやつが顕著で、なおかつ自分の持ち味を自信を持って活かしていると、多少の傷はあっても面白くなる世ねえ、ということです。四人の選考委員とも、忌憚なく、もしくは容赦なく書いていますので、楽しみにしていてちょうだい。

 それ以外には特に何もないので、久々にニュース。

【中国】一緒に飲みたい三国志の英雄:張飛がほかを圧倒
 カッパドキアの女王のところより。確かに張飛と飲むと、機嫌のいい時はよさそうだけんども、絡まれると大変そうである。でかいだろうし。
 ただ、無邪気なので、一番害はないのかもしれない。
 個人的には彌衡と飲んで、毒舌の冴えを聞いてみたいです。ウス!

テニスボール
 地面につかないようにボールをクリックします。
 小生記録は51.なんか、スイートスポットに当たったときの質感なんかが作りこまれてて、結構はまります。

建築主3社、いずれも関与否定
 なによりも、日々おびえて暮らすというのは一番つらいことであります。いやむしろ、奮発して(もしくは、見栄張って)新築買った人なんかやりきれないだろうなぁ。

神社本庁、女性・女系天皇容認論議を批判
 確かに、男性女性関係なく、長子が継承するというのは非常に違和感があるのです。そもそもジェンダーという考え方自体が、行き過ぎた男性中心主義に対してのアンチテーゼであり、いわゆる男性中心主義自体を否定すべきではない、ということだからであります。
 でも結局アレなんだよね。男なんぞ表向きで威張らせておいて、実質的には女性ががんばったほうがうまくいきますよ。ライオンのオスのたてがみは立派だけど、実際に獲物を取るのはメスライオンだしね。カマキリなんざオスが食われちゃうんだから。あまり関係ないか。

 じゃ、そんなもんで。

緩やかな下降 2005年11月24日(木)

「ミッキー」といえば「吉野」と答えるくらいのひねくれ者、ながしろです。

 ここ最近いい調子だったので、そろそろくるなと思ったら夕方からだんだんと精神が落ちていった。まぁー、この激しい好不調の波を何百回となく繰り返してきているので、また盛り返すまでは動かなきゃいいのである。
 流れは常にくる。

 といったときに丸いものから電話が来るので逆にくどくどとダウナーの種を蒔いてやった。別にこちらの鬱が軽減されるわけではないが、間が悪いんだあの娘は。

 まぁいろいろ、やらねばならん。
 ペースを乱されてはならん。

新嘗祭 2005年11月23日(水)

 今年の収穫? 種だな。いっぱい種を手に入れた。
 あとは、実るかどうか。
 そんな新嘗祭の日。ながしろです。

 「ぼうけんのしょ」の続き。
 たとえばネットで投票して、その票を集計するときには紙にの字を書きます。これ、メモ帳なんかを開いて*でも打ち込んでいきゃあいい気がするけれども、それだと、自分の指はひとつキーをタッチすることで入力される、というその手軽さが却って不審を呼んでいるのであります。で、正の字を書く。
 これがうちの丸いのだと、他人と電話していて住所とか、要点とかなにかの番号とかをメモ帳を開いてトントン打ち込んでいくことでメモを取ってる。これがすごいんだよなぁ。自分の聞いた情報が指先からアウトプットされるときに、不安にならないもんだろうか。
 ゼロは一つ多くないか。
 誤変換していやしまいか。
 筆記という手間のかかるプロセスを経て、自分は自身の仕事に確信を持つ、ということなのだろうか。
 話的に盛り上がってきたようなので、続きは次回。

・盗難自転車に保険をかけていたために、安価で新しい自転車を購入できることになったまるいもの。そのまるいものがまだ寝ているところに進入して(略)、警察から保険の控え番号を聞いて(PCのメモ帳にメモして)武蔵境までドリブルで連れていった。途中ぶつかった車を大破させたり通りすがりのバーテン25人をなぎ倒したりしつつ、どうにかこうにか自転車を買う、はずが保険の手続き上自転車の到着が二週間後であるという。

 武蔵境まで付き合うつもりが、結局晩御飯まで一緒に食べる。ちょっと奮発した。


・え? ヤツぁ大丈夫かって?
 大丈夫。そのうち吹っ切れる。

中沢センセが「文学フリマ」メモを書いた
 小生こと豆蔵ことながしろも丸いものも登場。

 次回、元美少女作家が爪先立ちで!

ぼうけんのしょ 2005年11月22日(火)

 仕事がたまってくると書き出しておく「ぼうけんのしょ」と呼ばれるノートがあります。思いついたときに一旦自分の作業をセーブするというやつで、ああまさに冒険の書なのです。DQ世代でない方にはなんのこっちゃ、なのですが。
 で、ふと、気づいた。
 自分はキーボードを打つという作業に向いてないんじゃないか、と。
 確かにキータッチのほうが、筆を執るよりも記述速度は速いのですが(ブラインドタッチできないけど)、今日も手紙書くのにしっかり万年筆握ったし、メモ帳はボールペンだし。メモの整理のためにデータを打ち込むということは結構しますが、でも、資料をまとめたり、創作や仕事のノートを作るときは確実に筆記用具を使います。メモなんか付箋紙95でも、Yahooの予定表でも、そういう紙に替わる媒体というものはいくらでもできているのだけれども。

 なんだか長くなりそうなので、連載にしよう。

タイマン勝った。
 冗談抜きで、今回負けたら小説をしばらく止める気でいました。しばらくって10年くらい、もしくは気が済むまで。
 文学フリマで蟹兵衛にもいわれちゃったんだけどさ、「筆が老いたねえ」なんつて。筆が老いた、というよりも、自分の中ではセンスで書くのをやめた、という感じのほうが強い。
 なんかそう、ごくわかりやすく言い換えれば、「こんな面白いネタがあるからぶつけちゃえー」から、「じっと自分と向かい合う」方にシフトしていった、という作品なのです。そう、真のオリジナルは自分自身にしかない。最大の自分の強みというものは、自分自身の中にしかない。
 これが書ききれなくて負ける、ということは、結局は自分の技量不足でしかない、ということだと考えたわけです。
 まぁ、勝った。このまま書き続けてみよう。

親不知 2005年11月21日(月)

 を抜いてきました。前回歯医者にかかったのが右上あごの時で大学三年のときですので、もう結構前になります。ひえええ。
 で、今回は前歯が真っ黒になったので歯医者に行ったところ、上あご総治療みたいな按配でして、10月の頭に始まった治療は親知らずの抜歯でフィニッシュということになります。いやー、治療も痛かったけど懐はもっと痛かった。
 麻酔を打たれて、なんだか硬いものでぐいぐいと横に押すと親不知はめきめきと、音の割にはあっけなく抜けちゃったりなんかして。やー、麻酔って偉大だなぁ、と。処方箋をもらって薬局で痛み止めや化膿止めをもらいました。酒も風呂もいけないようですので、かゆでもすすってボーっとしております。

 抜いた歯はもらってきたのですが、どこかで落としたのか見当たりません。
 どうしたのでしょうははははは。
#元気なく送信ボタンを押す

トークライブ+第4回文学フリマ 2005年11月20日(日)

 話は19日の夜にさかのぼる。
 時系列順である。

・ながしろ出発。行き先は池袋。

・多岐祐介トークライブ(20)「恩師論、そして美人論」。渋谷の職場から道玄坂を高下駄で駆け下りた上に目白通を一直線に走ってきた未(丸い勤労婦人)卯を待ち構える。時速80kmで飛んできた丸いものをキャッチしようとするも、さすがに捕れず200mほど吹っ飛ばされる。勢いで電線がちぎれて引火した黄色いパンダが泡を吹きながらトラックをドミノ倒し、どんどんくっついていった王子の星はついでにサンシャイン60を巻き込んで倍爆発を起こしたとさ、って、
 おかしいな、どこで食い違ったんだ。

 閑話休題。

 トークライブも20回目。
 ああ、やっぱりあたしはこの人の弟子だな、と思う。

 11時過ぎて、膨らんじゃった丸いものをドリブルしながら深夜の池袋を帰宅。別れてとっとと寝る。夜風と地べたが冷たい。野宿かよ。
 今日は寄り道したい気分なの

 烏カァで夜が明けて、ローゼンブルグに雨は降る。
 東京は晴れてたけど。
 別件で朝から出かけていた拙者ことM、吉祥寺で未卯助と合流して秋葉原。駅の中で茶ァしばいて出陣。
 なんかしらんが去年にはあったはずの町の一角がきれいさっぱりなくなっていて驚きました。会場が駅からまっすぐ見える。行ける。
 で、以下、あったこと。

・マキルさん&椿月さんに先行祝いで入浴剤をPZT。
・一周。今年も一階と二階で空気の濃度が違う。二階は濃かったな。まるで何かを隔離するようだったよ。
#あくまで印象
・事務局長望月はんこともっちー。
・蟹兵衛店番の「遊藝団」ブースに勝手に未卯を配置して、ふらふらすると中沢先生率いる法大日芸グループがいたのでなぜかのんびり店番を任せる。座っているだけで実質の作業はみんな学生さん。
・小骨さん、kaikoさん、jamamoさんは初対面でした。「一粒の麦」いただきました。
文章力向上委員会ブースは札幌から千村さんと、簗瀬さん。バトカメのトロフィーが返還されましたよ。
・中沢ブースに「ルクツゥン」50部なりをもっていったら飛ぶようになくなっていく。手持ちの10部近くもするするなくなっていく。すげえ。
 全作家協会というところからプチ取材も受けたよ。
・中村かなでさんとも初対面だね。すごいね。白かったよ。コートが。お互いへこへこしてたよ。いや、腰がぢゃなくて。
#こういうことかくから丸いのにどやされる
・越冬こあらさん見えたね。場のエネルギーにひるんでいたようだった。
・安芸賢治君いたね。わやわやしてゐた。
・早稲田文学のPさんとお知り合いになったよ。
 これから悪巧みができそうじゃよ。
・文学フリマ名古屋のスタッフの方ともお会いしたよ。ルクツゥン配っていただいてどうもありがとうございました。
・asanaさんもいらしたよ。店番してた。
・FP関連はトノモトショウ総帥とか王殺しさんとか、河合さやかさんとかいろいろな人がいたよ。でも、角部屋という立地は正しかったような気がするよモッチー。
・遊藝団で店番をしていると、眼光鋭いオバアハンが「あんた、これ面白いの?」というので「当然! みんなプロレベル!」と即答する。買ってもらうが万札を出されてみんなでウロタエル。
・遊藝団は未卯スマイルで売り上げ二割増し。モッチー人気で売り上げ三割り増し。つまり、1.2×1.3で1.56倍の売り上げだったはずだ! 多分そうだ!
・丸いものとラーメンを食いに行く。スープも麺もうまい。この値段でこれなんだから、いわゆる人気ラーメン展は総ざらえで経営方針を考えるといいと思うのだが。
・あとはコウモリのようにふらふら。
・Toby Mcdonaldさんとかhidesukeさんとか古森はなさんとか向上委員会軍勢。
・うなぎ、閉会30分前に来る。なんだとー。
・閉会後はあちこちの視線をかいくぐりつつ、銀座で中沢組にもぐりこんで、太平洋の寶さんなどと飲んだ。
・手相を見てくれる人がいたので手相見を人生初体験。
「他人を頼るな。自分の仕事は自分できっちりこなすことで結果がいくらでもついてくる」って、つまりはあれか。稼ぐに追いつく貧乏なしって、俺は江戸の町人ですか?
 そのほか
・全体的に簡潔でいい手相
・29歳でいい仕事ができる
・体力はあるが過信してはならない
・今知っている人が結婚相手になるであろう
・基本的に人に使われて力を発揮するタイプなので、ちゃんと評価してくれる上司を選べ

 などと言われる。九割は当たっている。すげえ。
 翌日フル稼働の未卯を連れて丸の内線で帰国。
 その後、日付が変わるまで別件でフル稼働。

お知らせ 2005年11月19日(土)

【重要なお知らせ】
 明日の文学フリマですが、ながしろは基本的にウロウロしています。知り合いの店舗では「もう助っ人はイラン」ということなので、さらにウロウロしていることでしょう。

 で、小生ながしろは文学フリマ事務局長である望月君のところの遊藝団(A-4)の本「環の月」にて由美子戦記ベスト版こと「由美子さん詰め合わせ」を載せています。
 六〇〇ユーザーにはasanaさん、電マル読者にはあやこさん、蟹兵衛などの文章も載っていてお得な一冊です。

 あと、中沢けい先生率いる学生軍団(A-77)のところに、「ルクツゥン」を置いておきます。まだ手に入れてない方は無料ですので、この機会にどうぞ。50部くらい持っていくかね。

 今年はいろいろな方面の友人が多いので楽しみでありんす。うひょひょひょ。

 特にどこの飲み会も呼ばれないようだったら、新宿酉の市の前夜祭でも見に行こうかと。

よせてあつめて・30 2005年11月18日(金)

 ヘイヘ〜イ☆ ながしろです。

・先日見た「ヘイフラワーとキルトシュー」での「いってきます」と「じゃあね」が同様に「へいへ〜い」だった。つあり、それは日本語における「ごきげんよう」であり、フランス語における「ちゃお」であるということなんではないか。
 拗音部はくねらせてください。へいへ〜い。
 なお、ちゃおのほかにも「まーがれっと」「はなとゆめ」「らら」「りぼん」などのフィンランド語版も適宜調査しません。

・「ヘイフラワ−とキルトシュー」ちゅとかわいいけど、実際には「ヘイナハッとクィルトス」に聞こえるのであります。でもこれだとかわいい姉妹というよりもギリシャ神話の仲の悪い兄弟みたいなので、やっぱりヘイフラワーでいいんだろうな。いいんですよ。

・PCのSP2化に伴って結構めんどっちくなっている。
 IEでフラッシュまで素直に表示されないのはいい加減にトサカに来たが、Moon Brouserを投下するとどうも監視の目を抜けられる揚子江。ばんり。もとい便利。

・で、今日の早朝キーボードが一切きかなくなっていてそのまままた24時間寝てやろうかと思った。

・電池換えたら直った。

・床屋にいった。例によって坊主。

・帰りに吉祥寺。乳母車を押した若妻がいたが、どうも中の子供がぐったりしている。確かに雑踏で、人にぶつからないようにかなり細かく方向転換をしているようだが、そのおかげで子供は完全に船酔いをしているようであった。乳母車さばきは見事だがあれではたまったもんぢゃあるまい。

・しるこの季節だ。今日も99円ショップで一缶かって飲んだ。晴天寒天、しるこの温みは幸せである。コーヒー毎日飲んでると胃に来るけどしるこは平気ですもの。
 あまりのうまさに視界がピンク色になって頭のぐるんぐるん回ったライオンやひげの生えた馬車がガラゴロと目の前を通り過ぎて行ったぐらいだ(それは早いところ病院に行ったほうがいいと思う)。
 や、もっと増えないかな。しるこ自販機。

・作業で詰めてる。座りすぎで痔が再発。

 へいへ〜い☆

重大発表を受けて(追記) 2005年11月16日(水)

 あらあら、まあまあ!
 マキルさん、おめでとうございます!
#特に内容は秘す
#気が向いたらBBSあたりにでも
#20日が楽しみです

・OS再インストール祭
 これを機にNungをSP2にまでアップグレードしたらさらに無駄に時間がかかったよ! Norton先生でさえ小姑みたいだったのをなんとか懐柔したっちゅのに、新たなる小姑の誕生かヲエ! 再婚かヲエ!
#縁起でもない
 Photoshop入れて、HPbuilder入れて、あとなんだ、Weblaboか。あのCDどこ行ったかなぁー。
#ちゅか、今のところ楽曲が最優先ですよ!
 三時まで粘って、起きてまだやってる。(泣)

 で、作業をしておると、本妻が出てきた。
→セキュリティーに関しての警告は、Nortonで行いますか?(訳:アンタ、新しい女なんざ相手にしないで、あたしに全部任してりゃいいのよがっはっは)
 うん。惚れた。


・丸いものを連れて北斎展に行ってきた。
 平日昼間の分際でどえりゃあ人出。牛の歩みで300点近くを見てきた。久しぶりで足腰もガクガク。

 北斎は琳派だったり狩野派だったり洋画の影響だったり、とにかく新しいものがあったら取り入れて、実物を観察して、漫画も描いてみて。当然世の中のいろいろな物体やらパースペクティヴやら、じっくり観察して。
 北斎を見ていると、人はなぜ芸術の「鍛錬」をするのかといったら、自分のイマジネーションを自由自在に表現できる手段を得るために練習するのだなぁ、と思うのである。自分の頭の中のものがうまく表現できない、このジレンマにクリエイトの分野の人間であればだれしも常習的にぶつかると思うのだけれども、ただ、そういった創作における身のこなしを軽くしたり、身体を自由に動かすのって、結局は教養であり鍛錬であるのだなぁ、と、北斎を見ていると思うのであった。

 いや、そういう堅い話にするつもりはないんですが、あの爺の自由闊達さに感動したので。独善の枕詞に「思うが侭に」とつくのが創作の昨今ではあるけれども、ちゃんと手段を知りえた上で、「思うが侭に」やるべきなんですよ。そうなんだよハナちゃん!(誰だ)
 疲れたけど興奮した。帰りのラーメン屋で、丸いののスープを分捕って飲み干すくらい考えにふけった。

寒天(泣) 2005年11月15日(火)

 ぷるぷる。寒空ぢゃ無くて寒天ですよ。

 地震で目が覚めた。無意識に枕もとの目覚まし兼ラヂオに手が行く。なんかずいぶん広範囲で、津波がどうのこうの云っている。そのままウトウトしていると公職選挙法違反で、選挙のアルバイトの学生10人に私設秘書が売春した問題で、当の先生が秘書に責任を押し付けていた、とかなんとか云々。
 私設秘書にねぇ。10人がかりでねぇ。
 売春。

 ん?
 買収か。
……ちえっ。

 まぁ、布団から抜け出すまでエロ妄想全開でしたが。
 そんな寒い朝。



・しくしくめそめそ。
 トロイさん撲滅のためにOS再インストール決行。いいんだいいんだ。これでデータが吹っ飛んでも約5Gのデータは安心にぢうまるだもんうへへーん。
 ああド畜生ただでさえド忙しいのに!
 ド己のド腐れたド煩悩がド悪い。
#ドの字がゲシュタルト崩壊してきちゃったよ。
 結局、ソフトウェア入れたりパッチ当てたりでほとんど仕事にならず。疲れただけが残った按配。

雑餉隈にもない 2005年11月14日(月)

 いや、柳原陽一郎の「ふたたび」について書き忘れていたので。
 あーねー。これはあれだわ。
 あたしゃビートルズにゃ昏いんですがね、たぶん解散した後にポール・マッカートニーが自分でミュージシャンかき集めてセルフカバーしたらこんなんなるんじゃないかなぁ、と。
 作ろうと思った柳原さんぁ悪くないと思う。ミュージシャンも顔ぶれを見るにつけ百戦錬磨ですよ。MANDALAの月間予定表見たら常連みたいな人々。腕に覚えアリだし、技巧的にも申し分ない。石川さんにゃああのドラムは叩けない。
 が、違うんだ。違うんだよ。
 何が違うンかなぁ。手持ちの語彙で云うならば、努力とか研鑽とか年季といったものとは別の次元にある"gift"があるかないかなんですよ人間、努力すれば安寧に生きられるとは思うが、その先というのも確かにあると思うのよ。そういうものが、今回比較して見えた。
 見えてしまった。

 CDきいた家の者は「なんだか悲しいのう」といっていたけれども、そうだな、この気持ちは「悲しい」だな。
 難しいなぁ。日本語にしきれない部分があるよ。

 で、表題の「ざっしょのくま」ですが、今回の「とこやはどこや」でアドリブが雑餉隈でやんした。単にそれだけなんですが。
 こういうときでないと、この文字面も使うまいて。

重かつ大なる私信 2005年11月13日(日)

 来年春、10年ぶりに、別世界の戸を開きます。
 もし見ていたら、連絡をください。


 さぁてと。ながしろ(漢検2級)ですよ。
 宇田川豪大(国語教師2級)軍団の公演「あの電話」を見た。
 なんてぇかアレだ。見る年代によって面白いかツマンナイかが分かれるリリックであります。演者の高校生(ムカツク5級)は二ヶ月前からすると太陽とスリッパ(by五味太郎(ことわざ三段))でありました。上出来。

 のちに池袋にでてキティ(ヒゲ二段)など高校の時の連中と遊んだ。まぁ、あの面子で8人も9人もよく集まるよな、とかいいつつもさすがに成熟してきたというか疲れ果ててきたというか、なんかそういうオトナの表情が見えてきた気がする。
 マカロニほうれん荘のトシちゃん(ちょーーー永世十段)だって悩む年頃である。そういやブックオフでマカロニが全巻2400円ででてるんだよな。買おうかなアレ。

人工知能「20Q」商品化へ
 北の大地(死にたがり初段)からタレ込みが合ったのココロ。でもアレだなー。売れるんかなぁ。
 最後にやったときには「くさや」「ぼんじり」「臭豆腐」などの単語がわからず「役立たず!」といったところで終わっているのですが。アタシの中では。
 まぁ、いいか。

・お茶の水といえば
 眼鏡っ子萌えに対してツチケン(通販生活2級)が警鐘を鳴らすということもありましたが。
 こういうところにも、でてくるのねぇ。

 次回、ウエンツが小走りに……

連句覚書 2005年11月12日(土)

 おお、三十までいったので数字尽くしも満了だね。
 めでたい。

 で、二十八宿でやった独吟を読んで「連句について教えれ」と三人くらい来たので書く。
 三人ったらもんじゅですよ。原子力にはかなわん。

 正確なところが知りたければ私の座右でもある東明雅『連句入門 芭蕉の俳諧に即して』(中公新書)なんか実例がいっぱいでわかりやすいし、もっと生きた例だと夫馬先生の俳諧・連句なんかを見たほうが確実なんですが。
 そんな悠長なぢゃなくて思い立ったが一律1000円! という方のために要点だけまとめます。ただ、厳密には色々あって、そのルールの厳しさが醍醐味でもあるので、興味をもたれた方は各自入門書をどんぞ。

【酔う点整理】
・ストローで日本酒を飲むと。
・観光バスの中でおなかいっぱい飯を食うと。
・山道の車で小説を読むと。
・すきっ腹でウィスキーを飲むと。
・狙っていた男と二人きりで飲みにいくと。

【要点整理】
・集団で一つの「巻」を作るという、世界でも珍しい、集団による「詩」である。
・575757575757……ちゅて続ける。
・基本は三十六句。長いと一〇八句とか。
・一番初めが発句。最後が挙句(あげく)。
・季節、恋、月、花の扱いが大事。
・動物、水などのニュアンスのかぶりも嫌われる。
・恋の句は三句以上語句以内は続ける。恋のスイッチになるものを「恋の呼び出し」終わりを「恋離れ」という。
・月、花は一つの巻に一つずつ。
・季節重視。春だったら二、三句春であるように頑張る。
・発句(第一句)は穏やかに。脇句(第二句)は発句をサポートして。第三句はダイナミックに展開。
・他、そのときの捌き(マスター)の趣向が重視される。

 二十八宿は結構適当なので、できるだけ以上の要点に即した形で書いたのが、QBOOKS詩人バトル「独吟 どこからともなく漕いでくる」にあります。もし時間があったら、参考になるかもしれない。
#多分、ならないかもしれなくなくもない。

(まとめ)
 こういうのを見ると、いわゆる「作法」って大事だなぁと思う。

三十路 2005年11月12日(土)

 落語の「三十石」は聞いたことがナイ。
 そういや、三年前は「三年後、どうなっているか」なんて想像もできなかったな。いや、したかったけどまったくさっぱり闇の中であった気がする。同様に三十路のこともさっぱりわからんが、結果として分かっていることといえば、なんとなくこうだったらいいな、と思っているものには着実に近づいている気がする点だけだ。
 いいんでないの? これで。
 と、都内某所からお送りしております。でも、都内某所って言うと青ヶ島村でもいいんだよね。青ヶ島村のホームページをこの前見たんですが。いいなぁ、一ヶ月くらい暮してみたいかも。でも一ヶ月でいいです。

・文学フリマの本が印刷所に回ったそうで。
 蟹兵衛も書いてたけど、ある意味トーシロ以上の、ある意味プロ以上の連中がそろいましたよ執筆陣。
 何が違うって、みんな書くという行為に対しての覚悟が違う人たちばっかりですから。会場はアキバの駅前だし、ブースは入り口間際だし、みなさんおいでなさい。
 アタシはおおむね三軒のブースのいづれかで売り子をやっているかもしれません。ぶらぶらしているかもしれません。

 なんかもっていくかな。

・で、トロイなんですよ。
 感染しますた。ああそうさ! 行き過ぎた煩悩が身を滅ぼしただけだっちゅーの♪ うわーん!
 シマンテック御中の云うことを聞いてボチボチやっていたのですが、うまくいかない。
 誰か助けて。

 【要点整理】
・ノートン先生が「高危険度のウィルスを見つけたよ」と叫ぶ。
・ブツはPWsteal Lineageちゅトロイの木馬。いたずらの内容は「リネージュ」ちゅオンラインゲームをやっていると個人情報がどんどん漏れていくというもの。他の被害はないっぽい。
・感染したのはWINDOWS\SYSTEM32\adll.dllちゅファイル。どうも、起動ごとに木馬から兵隊が発動する仕組みらしい。
・セーフモード→検索で駆除。修復も免疫も利かず削除するしかない。
が、ここからが問題でセーフモードを終えるとadll.dllが蘇っていてノートン先生が吼える
・レジストリに解説されていたような被害はない。

 で、まぁ、ウィルス検索やなんかで半日費やしたのですが(待ち時間は書類整理)、なんかもー、わからん。
 ので、ウィルス対応から除外ちゅことでとりあえず黙らせた。なんかもー、自業自得で怒りのもって行き所がないし。
 要は、リネージュさえ手を染めなければ被害はないんだろ? じゃあいいよ。寄生虫がいたほうが人間は病気に成らないんだからして。
#でも、ちょっと不安なので誰ぞ情報を求ム。

 ぐたり。

二十九本 2005年11月11日(金)

・いよいよネタがないので、二十九本なんか書いてお茶を濁すことにする。(これで一本)

・昨日の「二十八宿」は連歌の形式であります。表六句、裏八句、名残の表八句、名残の裏六句、であります。半紙を二つ折りにするわけで。
 連歌ぁ面白いのよ。一人でやると独吟ていうけど。
 句ABと句BCで違う世界が展開する、というのが基本的なルール。あとは月とか花は一つの巻に一回ずつだとか、季節が流れてなきゃいけないとか、恋の歌がなきゃいかんとか、芭蕉の作った色々な縛りがあって、全部クリアできると非常に美しいのであるけれども、まぁ、勝手にということで一日で遣ってみた。
 要するに、

 A 蕎麦の香をひらめいていて電車出づ
 B 四方(よも)風吹いて雪の空色
 ここでは「蕎麦食べたいなぁ」と思って電車を降りたら、四方八方から風が吹きすさんで、見上げれば雪が降りそう、という状況であるし、


 B 四方(よも)風吹いて雪の空色
 C ボール追う少年の腿紅いこと
 こっちは公園か校庭か、風の吹きすさぶ中で半ズボンの少年がボールでなんかやってて、ズボンからはみ出した腿が真っ赤だわハァハァ、という情景であります。

 そう思って読んでみると、面白いのよ。これ。


・これで三つ目か。つらー。(やめなさいよ)

・携帯バトン
Q1.機種は何ですか?
 docomoのD251i。この前ロハで電池パックもらったので、壊れるまで使い倒す。三年目。

Q2.色は?
 アルブラック。名前が気に入った。

Q3.ストラップは?
 ついこの前まで一刀彫の細工をつけていたが、粉々に割れたので次のを探してる。

Q4.本日の着信回数
 2件。某馬鹿娘と某社長。

Q5.本日の発信回数
 0件。

Q6.電話派?メール派?
 そもそも電話ってのは他人のプライバシーに踏み込む機械なので極力使いたくないのです。あっちの都合で返信してくれるならメールがいいなメール。

Q7.待ち受けは何ですか?
 「カーネーション、ユリ、ユリ、バラ」を加工。
 画像は5kまで、という縛りが大変です。

Q8+Q9.着信音+メール着信音は何ですか?
 着信音が平沢の「RIDE THE BLUE LIMBO」メールが「無責任一代男」。結構変えます。

Q10.携帯に入っている着メロや着うたは?
 サザン「愛の言霊」、植木等「無責任一代男」、椎名林檎「茎」「意識」、Paty Smith「Because the Night」、広末「大スキ!」、ライジンオー「Dream Shift」「Dance!おじゃ魔女!」などなど。でも、「猫じゃ猫じゃ」とか「花笠音頭」が熱い。今は熱い。あと十曲くらいはいってる。
 
Q11.バトンを回す5人
 強制しないけどカナとかマキルさんとか三毛河とかおなじみの面々に投げてみる。あと、青木りょうけんさんはサイト更新に期待して着払いで送付。受け取れ。

・CNNで、「魔女学校の水晶玉やなんかが経費として認められる」というニュースがあった気がするけどなくなっていて残念。
 たまの石川さんは桶やおもちゃを「楽器」として経費に認めさせるのにずいぶん苦労した、という話はどこかで読んだことがある。たま通信だったかな。

・そういや、盗聴被害の疑いの娘さんはどうしたかな。
#そういう勘は、結構当たるのよ。

・ちょいと前に「衰えた」と書いたけど
 発破をかけられたので頑張ります。
 大丈夫。「衰えた」はまだ軽口で済む。

・アタシにとっての創作の原点は「恨み」であります。
 前にも書いたかもしれないけど、理不尽に対する「逃げ場」であり、逃げた先で力をつけて、捲土重来して復讐を図ろうというのか、それとも、自分のことを疎外した人間を後悔させたいのか。
 なんだろうな。反動であることは間違いない。

・その「恨み」に十年ぶりに正面から向き合うことにした。
 「眠る装置」とは、そういう小説だ。

・きっかけがあるとしたら、夏の阿波踊りだ。
 彼岸禄の読者なら、覚えておられるかもしれない。

・親なんぞ
 なんど殺そうと思ったことか。
 殺そうと思っても、そこで歯止めがかかるのが人情。
 他人に情を与えねば、自分が殺されてしまう。

・親なんぞ
 なんど殺そうと思ったことか。
 でも、殺した後のことを考えたら、とても出来ないのが理性の働きである。じゃあお前、自分の行動に自分で落とし前をつけられるのかい、ということでもある。

・人にゃあこれだけのストッパーが備わっているはずなのに、ないのは親のせいだ。断言する。自業自得だ。

・自分で痛い目に遭わない限り人はずっと傲慢である。うちの馬鹿娘だってそうだ(った)。

・次回Q詩バトルは「原子力ネコパンチ」の予定。

・これで16。しかし今日は眠れない。今は三時過ぎ。

・四時になってもアレなのでラヂオをつけて横になっていると、急に夫馬先生がラジオでずっと喋ってはった。もしかして今日はこれを聴けということなのか知らんと思い聞いていると、やはり面白いのであった。
 無頼派と呼ばれる人々も実際は原稿を書くために真面目に体力増強に励んでおり、無頼をやっている暇もなかった、というのは納得してしまう。
 連歌の話もでていたがうまい具合にウトウトし、いつもどおり八時には起きる。

ヘイフラワーとキルトシュー見てきた。
 原作のムーミンなんか見ている方はわかると思うけど、あのフィンランドの人々の、よくわからないトンチンカンぶりが面白いんだよなぁ。お隣の姉妹とか。
 ヘイフラワーもキルトシューも可愛かった。特にキルトシューは部屋においておくと何でもかんでも凶器にしてしまうような破壊力がある。登場人物はみんなそれぞれ無茶苦茶なところがあるけど、根はみんないい人、というのがストレスにならなくてすばらしいです。88点。

・で、キルフラワーとヘイトシュー、なんつて遊んでいた結果、売店のおねーさんに「キルフラワーとヘイトシューのパンフレットくださぁい!」とかいう始末。

・池袋から中野タコシェ。「ルクツゥン」追加してきた。

・[SHOP MECHANO]にて東口トルエンズのDVD3000円也を買おうとして財布に3000円入っていなかったのでがっかりする。そういや平沢のICE-9も買ってない。

・中沢先生がのまネコを欲しそうだったので中野のゲーセンUFOで挑戦。一発でゲット。
 いや、あれだけ山積みになってたら日野原先生でも獲れる。

・エルゴステロール!(エルゴステロール!!!)
#詳しくは老人の日記にて

・裏バトカメこと「バトル仮面(裏)舞踏会」編纂中。
 まー、なんつーか、アレだ。
 みんなも好きネェ。
 文章力(略)から一人ですよ。一人かよ!
#本人は出てこないよーに

・やべえ、トロイの木馬だ!

・「矮星」の原稿が郵送できた。
 ちょっとドキドキ。
 今までに送られてきた作品はみんなボツにしております。まぁ、気長にやんべぇ。

・いいかげんに寒いので今季初暖房。
 すげー。指が凍えないよ!

・実は、ずっと腰があやしい。

・よし、これでフィニッシュだ!

二十八宿 2005年11月10日(木)

 独吟 蕎麦の香を

 初折表
蕎麦の香をひらめいていて電車出づ  赤胡

四方よも風吹いて雪の空色

ボール追う少年の腿紅いこと

かへり見すれば烏陽に吼ゆ

待ちぼうけ連絡船に威かされ

鼻汁白く月にきらきら


 裏
悪女にはなるのはおよしと歌も云う

マイクと唾の酸化反応

魔がさして大蒜入りを頼みました

午前様には熱い一撃

のめぬのにねぬもののんでのまされて

浴場に浮く毛だらけの尻

お魚をくわへたドラ猫追いかけて

在りし日の夏の矍鑠を思ふ


 名残表
竹槍はB29も撃墜す

昼食はただアンパンを咬む

ミシン踏むマネキン贈る人も無し

ビニールハウスに音響き居り

乳房の張確かめて出立す

付き添い男おろおろおろろ

ネオン街の母風よりも冷たくて

一つ震えてラーメン屋台


 裏六句
夜寒かな卸し布団に噎せ返り

枕もとの残骸よ空し

寝る決意日本酒ピーナツするめいか

一月二日何事もなく

玄関で郵便バイク待ちわびて

橘寄せる顔に言祝ぎ

二十七万ドン 2005年11月09日(水)

 や、この数字シリーズもいいかげん三十一で終わりにしようと思っているのですが。で、二十七、あんまり面白くないので二十七億とか二十七万とか、そういう検索をかけましたよ。そうしたら政治家のページとか国会の様子とか、そういうものが引っかかるのであります。
 へぇー、ほぉー、ふぅーん。
 などと感心していても始まらないので、今日のニュースはこれ。もう3年前の記事ですが。
 大体一匹5000円くらいか。でも、若いヘビなのだわね(4mあって2キロ前後ってのは考えにくいよな)。
#だからなんだといわれても。

 絶賛体温高騰中の未(病)卯さんの看病。三日間で熱のアップダウンが平熱から40℃越えまでと本人の性格どおりの起伏を見せているので、しかたなく病院まで牽引した。
 前回「大丈夫」といわれてその日の夜に救急車で運ばれた結果急性咽頭炎だったへっぽこH医院ではなくて、より万里園に近いS医院であります。どうなったのかしら。
 連絡はないけど。

---
 連絡来た。
 点滴打ってもらったらかなり元気になった様子。
「いま車に惹かれそうになったきゃー」だの
「院長がイケメンできゃー」だの
「ハーゲンダッツに黒ゴマとかアップルパイがある! 和ごころもある! 選べませんどうしよう!」だのメールが矢継ぎ早に来る。
 やれやれ。

 ここで看病のふりしてタリウム飲ますとかそういう絶好のネタがあるような気がするけどあとで何云われるかわからないのでこの辺でチョン。
#コブラとは「毒つながり」ということで一つ。

二十六聖人 2005年11月08日(火)

 ちゅわけで今日は柳家初花さんの「江古田駅前樽平寄席」なのでその手伝いに行ってきますよ。せっかくこういうタイトルなので「宗論」演ってくれないかなぁ初花さん。やらないだろうなぁ。
 ぢゃ、出かけます。


――というわけで行ってきた。
 江古田駅前樽平寄席 第三夜

柳家初花「藪医者」
柳家初花「竹の水仙」

 「藪医者」が根太おろし。やりようによってはいくらでも面白くなる噺だが、なんとなーく地味な印象が拭えず。ボケとツッコミ、いわゆる「博士と助手」コントであるので、やりようとか作りこみ方でなんとでもなるなぁ、という感じであった。
 今回、枕がすごかった。
 「竹の水仙」を聞いたのは「タネ」以来。格段によくなっている。なんつーか、士農工商の、生まれながらに身についた「階級意識」なんですよ。ツボは。おそらく。

 この会は三回とも大入りで、世話人としても嬉しい限り。

二十五年前に 2005年11月07日(月)

 この前、ふと自分の生年月日になんか事件がおきてねぇかなぁ、と思ったらサッカー選手の大黒さんとかいうのとおなじ生年月日だった。誰だかわからん。

 で、なんか事件はないかなぁと思ったらチトーが死んでた。そうかチトーか。ユーゴか。
 なんかあってよかった。


 立冬なので早速風邪を引いてみた。
 七度二分あるので寝る。おやすみなさい。

二十四時間 2005年11月06日(日)

AM 0:00
 腰痛来る。
〜AM1:05
 仕事中。CDは大正昭和はやりうた(うめ吉)→Atlantis(MaMiMeri)→汽車には誰も乗っていない(たま)
AM 1:20
 腰痛マックスにつきちょいと横になる。
AM 1:40
 力尽きて陰部握ったまま気を失う。
AM 2:25
 これではいかんと起床。
AM 3:00
 原稿送付用にNung立ち上げる。
AM 3:30
 最終的な直し。ラストが駄目だ。もう駄目だ。
AM 3:37
 お、終わった。原稿送った。寝る。がっくり。
AM 3:52
 とかいいながらずるずるネットしてたりして。寝ます。寝ますったら。おやすみなさい。
AM 9:00
 意識が戻る。目が開かない。
AM 9:20
 ようやく起き上がる。腰の痛みに気付く。
 やっぱり昨日のアレか!(5日日記参照)
AM 9:45
 吉祥寺に出かける。意識が宙に浮いたようで楽しい。
AM 10:00
 吉祥寺に着く。
AM 10:05
 東急前のシャノアールでカへオレ(200円)。
AM 10:25
 東急前で知らない五十過ぎのおっさんに「ひっさしぶりでねえの、俺だぁ、覚えてね?」と気さくに東北訛りで話しかけられる。東北に親類縁者友人は多いが、残念なことにこういう気さくさをもった友人や知り合いはいないし作りたくもないので軽くスルー。信号を渡りきったあとで振り返ると、オッサンも次の獲物を探していた。
AM 10:30
 BOOKSルーエ覗く。あさりよしとお『るくるく』(5、講談社)、金田一蓮十郎『ハレグゥ』(4、スクエニ)あらきあきら新刊などめぼしいものはあれど、物欲が湧かず蛙。(買わず、と帰るを掛けております)
AM 10:45
 吉祥寺駅のエスカレーター昇降で全く足のない人を見た。すげえ、今日はなんかあるぜ!
AM 10:47
 ホームについた途端電車が出る。アルビノの人がいる。とおもったら単に脱色しているだけでまつげは黒かった。目はカラーコンタクトに違いない。
AM 11:02
 自宅着。テレビをつけるとレイザーラモンHGが出ていて、「なるほど、これが本当のゲイフゥーだな」なんて展開を期待してテレビをつけるとタモリが出ていてがっかりする。サングラスだけだよ、合ってるのは。
AM 11:20
 パンをかじってから風呂に入る。
AM 11:32
 あがりしなに栓を抜く。
AM 11:36
 コンロにカレーが載っているので火をかける。様子を見ながら風呂を洗いつつ、さっきの「ゲイフゥー」はどこでつかったら効果的だろうか、などと考える。
AM 11:45
 カレーが温まったので将棋の対局を見ながら啜る。
PM 0:00
 仕事場に戻る。
PM 0:03
 大江黒潮先生からメールが来て、これから学習院大学へ行くことになる。目白か。
PM 0:20
 タイマンバトルがアップされていることに気付く。
 安芸賢 vs 拙者MAO。
 4000字小説の、御題は「地獄ごっこ」であります。今回の拙作は太宰賞応募用の原稿から断章してチョイスした。話としては断片的ではあるが、ただ、いつもに比べてかなりマジに書いている。いい勝負になるんじゃなかろうか。
 安芸賢治作品はこちら。
 MAO作品はこちら。
 投票所はこちら。
 彼の宣伝戦略は観察済みである。こういうときは奇襲として機先を制するに限る。
PM 0:25
 で、書いた。
PM 0:54
 と、ここまでのことを記し終わる。
PM 1:20
 郵送小包製作作業をしようと思ったらNHK「笑いが一番」を見てしまう。いつもここから、サムライ日本、林家たい平『愛宕山』、今いくよ・くるよ。和んだ。
PM 1:55
 はたしてこの郵送物は普通郵便とゆうパックではどっちが安いだろうかと真剣に考える。
PM 2:00
 着替える。めずらしく黒のジーンズ。何かの予感。
PM 2:15
 出発。傘を持っていく。
PM 2:40
 新宿着。乗換え。
PM 3:05
 目白着。大江先生と合流。
PM 3:10
 学習院大。ツイスター食いながら、大江先生の母校であるキャンパスをウロウロ。途中、赤穂浪士が刀を洗ったという血洗いの池や、全長1.5キロの山道を徒走する。ジーパンで来るのにはこういう複線があったのだ!(自己完結)しかし、目白の山ってのは普通の山道と変わらんぞなもし。いい汗かいた。
 宮家の人々も走るんだな、ココ。
PM 4:00
 大学に飽きたので池袋へ。雨、強くなってきた。
PM 4:08
 池袋のコンコースで乳母車に乗った二歳くらいの子供を見る。が、すごいのは、左の頬が自分の頭くらいに膨らんで垂れ下がっているのだった。昼間の人といい、今日はそういう日なのか? 大江先生と顔を見合わせる。
PM 4:15
 池袋の喫茶店。従業員のレベルが高いというので観察したらその通りなので非常に驚いた。あんなにめがねの似合うメイド初めてだ! 素直に萌えとく。
#珈琲の値段は「滝沢」クラス。
PM 4:30
 ゲームセンターで全国対戦型クイズゲーム。
 やばい! おもしれえ! これはカード買っちゃうよ! また生産性のない散財しちゃうよ!
 とっぷり遊ぶ。
PM 6:05
 大江先生行きつけの「もるとや」へ。
 モルトを飲ませる店で。わさびスパ美味しかった。あとは裏話とか昔話をヒソヒソと。
PM 6:10
 本田美奈子追悼記念だとかバーテンに云われてビックリする。
PM 6:15
 飲み物の値段を見て汗が出る。大江先生を熱っぽく見つめる。
#baobabより若干上
PM 8:35
 何の気なしに口をつけたコップが、飲み口からするりと割れる。中身が入っていて、割れ口から盛大にこちらに向かって毀れる。
PM 10:10
 お開き。
PM 10:24
 池袋発新宿渋谷方面行き山手線。未卯からメールに気がつく。QBOOKSの千字バトル勝ってるらしい。
PM 10:26
 「なんのことやら」とメールを返して、あわててモバイルチェック。
PM 10:27
 勝ってる。
PM 10:39
 テンションが上がったのでケーキを買っていくことにする。
PM 11:03
 三鷹着。ケーキといったものの雨の中コンビニに行くのは面倒と駅のコンビニでモンブランプリン二個。
PM 11:10
 未卯宅。
PM 11:11
 ハグ。なんか無茶苦茶熱い。
PM 11:12
 いやがる娘をふんじばって熱を測る。
PM 11:13
 39,3℃ このバカー!
PM 11:17
 小言【20分】
#無体
PM 11:37
 未卯宅出る。
PM 11:53
 帰宅。
PM 11:59
 風呂の戸を開ける

二十三米(時速) 2005年11月05日(土)

 小春日にYシャツでいい遠出かな 赤胡

 師匠と打ち合わせのため江古田の日芸文化祭。いい天気なので中野から歩いて江古田に向かうが、一年ぶりくらいの徒歩のために迷う。沼袋の駅前を抜けて気付いたら桜台駅についていた。
 江古田の駅前で腰が曲がりきってよぼよぼなのにものすごい速度で動く婆さんがいて非常に驚いた。多分時速23km/hくらい出ていたように思う。と、ここまで書いて「バスが時速40km/hなのに婆さんが23km/hはおかしいのではないか」というツッコミがきそうだが、それは当彼岸禄のことをよく知らないからそういうことが云えるのだ。二十三という御題のクリアのためだったらどんな誇張だってしますよ。俺はタッキー似位の厚顔無恥は云ってのけますよ! 実際に婆さんはいたんだし!
 師匠はまだ来ていなかったようなので、落研にとぐろを巻いて『時うどん』なんかを見ていた。時うどんの娘は枕がグダグダでも噺に入ると急にしゃきっとしたな。まぁそれだけ噺は研鑽しているということなのだけれども、関西版「時そば」である「時うどん」、これもまたディテールの違いがいいんだ。いいんですよ。

 三時半過ぎに師匠が来て珈琲研究会でヒソヒソ話。出ようとするとrucktun-boxの中村真魚君が入れ違いに入ってきたのでまた取って返して二杯目の珈琲。

 夜は伯母に呼ばれて新しい電子レンジの購入→宅配→設置までやった。総重量15キロの段ボール箱に、腰がミシミシ言わされたのはここだけの話。

二十二冊(挫折) 2005年11月04日(金)

 歯医者。麻酔してたけど痛いよ! 効いてないよ!

 最近読んだり手に入れたりした本とかCD22本。なんつっても書いてるのが八日だし、四日以降に読んだものも入ってますが。

・永井龍男『図版東京図絵』(中公文庫)
 未読了。最後のほうになってきて愛想劇が面白くなってきた。

・三浦靖冬『花喰幻燈機』(18+、ワニマガジン)
 エロエロ。町田ひらくと師走の翁を足して二で割ったような、というとウソになるが。この辺も体系化すると面白いかもなぁ。エポックとして生駒一平、町田ひらく、あらきあきら、森山塔、みかんR、師走の翁ってあたりか。玉置勉強もいれてもいいかも。
 エロ漫画で何を描くか、というのをまじめにやってみたい。マスをかく、というのはわかっています。(下品)

・ヒポクラテス『古い医術について』(岩波文庫)
 50円で購入。これはこれで(笑)色々な症例と実際が出ていたけれども、<町の創始者(の彫像)のそばで臥床したエピクラテースの妻>って普段から野宿なんでしょうか。しかも妊婦。

・文化庁編『著作権法入門』
 パラパラと。下手な小説より面白いぜ。

・柳原陽一郎「ふたたび」(CD、徳間ジャパン)
 「たま」時代のセルフカバー。詳細はあとでしっかり書くけど、やっぱりあのバンドは一流のエンターティナーだったんだなぁと思った。

・二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(13、講談社)
 どう収拾がつくんだ? これ。

・利根川真紀編訳『女たちの時間〜レズビアン短編小説集〜』(平凡社)
 未読。AV以外では未開拓ゾーン。何が出るやら。

 なに、まだ7本?
#時間切れ

二十一世紀 2005年11月03日(木)

 だと思ったらそうでもなかったな。「ルクツゥン」紙にもあった売込隊ビームの「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」を見てきた。
 SFっちゃあSFだが、SFぢゃないんだよ。
 前にインタビューしたときに、チームプレイとディテールが売りだ、とはいうてはったけれども、なるほどなるほど、ディテールにここまで腐心すれば、実に完成度が高く見えるのである。
 すごいですよ。泣いたよ。最近の色々なことがどっと噴出した感がある。この公演についてはルクツゥンWebのほうに書く予定なので、興味のある方は、是非。

 次回の「よせばいいのに」も楽しみですよ。

二十日鼠 2005年11月02日(水)

 ラッシュというとヤクを真っ先に思い出す傾向のあるMAOです。

 11月近辺から新規の仕事がぞろぞろと入ってまいりまして、非常に運が向いてきた反面、ギリギリになってやればいいやと思っていた原稿やら仕事やらと重なってヒィヒィ言わされてます。二十日鼠のようです。二十日鼠ってそんな活発だったっけか。ああ、あれだ。高校の生物の授業のときにさばいたよ。円柱の厚いガラスケースに入ってみんな寝てるやつ。
 周りが「うおー」だの「きえー」だの言っているときに小生は黙々と手術鋏(メスではないですね)を動かしていました。ある意味周りで騒いでいるホストまがいの連中の軽佻浮薄も嫌いではないですが、時たまにやりと意味ありげに笑ったりする。するってえとまわりがまた「うわー」なんていったりして。
 どうもそういう状況を楽しんでいるわけですな。
 まぁ、とにかく、色々なハプニングに見舞われつつもねずみのように戦闘中ですメルヒェン。

 打ち合わせで国分寺から府中。写真をいっぱい撮った。

十九文屋 2005年11月01日(火)

 今日も「十九」なんて知らねえよ、とか言いながら(だったらやめればいいのに)goo辞書を繰っていると「十九文屋」だって。江戸関連ずっとやってるつもりだったけど知らなかったよアタシャ。
 いわゆる百円ショップ。流行が1722年だってぇから大岡忠相で目安箱で吉宗のころの話であります。享保七年。
 十六文でもやったけど一文=2〜30円とすれば高くて570円くらい。これを橋の上に筵を広げて売っていたと。当時は十九文にもならないものだって十九文で売っていたちゅからどうなんかね。現今の百円均一はだいたい品物のレベルをそろえてるけど、のこぎりだの包丁だの傘だのって見ると、やっぱり怪しいと思うのですよ。
 レイがついてたり。いや、霊じゃなくて0でも通じる辺りがうまいんぢゃないかな。(自画自賛)

 最近Qの1000字は投稿箱に直で打ち込んでおり(時間つぶしに)、投稿しようと思ったら入力不備でショックのパーでしたよ。いい。今月は出さない。
 勝てるほどの爆発力はなさそーだし。

 で、今日? 黙々と仕事中。
 外は晴れすぎて寒いや。


Web Diary UpVersion ver 1.27