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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


主人がオオアリクイに 2006年07月31日(月)

 殺されて1年が過ぎました。
 というスパム(不倫系)がきたのですが、どーすんのよ。オオアリクイが人殺すかよ。MAOです。

 以下本文抜粋。

 自分のことを少し語ります。
 昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
 自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのがとても悔やまれます。
 主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、それは遊びの為の旅行ではなかったのです。
 収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。

 一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、身体の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。


 なんかこう、想像力を試されている気がしませんかしませんよそうですか。危険な出稼ぎ、ってこの状況だとオオアリクイか蟻の乱獲(漢方薬として)くらいしか思い浮かばないのですが。蟻の漢方薬ッたらこんなのがありまして。

 今日は鶴見で柳川睨下と茶飲み話。
 ちょっと色々ヒントになった。

槁木死灰 2006年07月30日(日)

 ぷすぷす。ながちろです。

 力尽きました。
 自分の脂の脱け具合を実感せずにいられません。
 昨日、へろへろのグダグダで却って眠れず。3時過ぎから一升瓶片手に飲み、潰れたあとで7時ごろに暑くて目覚めて寝床にもぐり、10時半には立派な宿酔でした。うえっぷ。だがね、宿酔も含めて、酒だと思うんだがどうよあははんアタシって魔女かしら。もといマゾ。MAOだけに。

 槁木死灰のまましばらく倒れていて、あきらめておきあがって水分を取ると随分楽になりました。で、ふらふらと自転車に乗ってお出かけ。カナはといっしょに原宿に出かけてそのまま空輸されるはづなので、もうアタクシはお役ごめんです。ごめん早くて。どうしてもエロ入れないと気が済まず。もはや末期。

 で、あー、カナを送ってきたと拙宅でだべり、カナが「山頭火」でラーメンを食べているのを確認して、ぢゃあわしらも飯を空海、といことで近所のラーメン屋に入ったらあちきの一族が雁首そろえていたよ。あはははは。
 みぞラーメンおいしゅうございました。


>私信
 もしよかったら面倒みてやっつくんねえ。

カナ[戦闘中] 2006年07月29日(土)

 夏場の黒いシャツは塩が浮くから困るね! Mです。

 今日はカナつれて東京をぐるぐる。ちゅかアタクシ行ったのお昼過ぎですが。先に早稲田のオープンキャンパスに向かったカナを追いかけて高田馬場。まぁ、そんなに大したことないんじゃね? とかなんとか徒歩を決行するものこれがあーた、軽く20分は歩いたよのさ。もーなんか、それで、エネルギーを失いましたピコ。
 人が多いです。浴衣の若者と子供がわんさといます。で、なんでだろうと思ったら浴衣は隅田川の花火だし、子供はJRのポケモンラリーでしたのね。両方とも毎年恒例です。三鷹市はミュウツーでしたので、きっと精神関連なんでしょう。井の頭病院があるからかしら。
# 深読み

 学食でカナと合流して食事。いろいろあるね。ケーキからスイカ迄ある。メキシカン丼380円、うん、いい味なり。ご飯もよく炊けてはる。でもクーラーが効いてなくて、外にいた方が涼しいくらい。降りそうな、降らなそうな天気で、汗が湿気に誘発されてくる。
 カナが模擬授業に出ている間、構内をぶらぶらしたり仕事のメモをしたり。図書館に忍び込んで図書館報「ふみくら」入手してきました。なかなか、こういう冊子、ないよね。面白いけど。こういう文献系にお金をつぎ込めると、強いなぁ。楽しいなぁ、ここ。

 なんだかんだで早稲田を出たのが3時前。ここから早稲田→飯田橋。閑散とした法政大学をぐるりと見て飯田橋に向かうはずが水道橋まで歩いてしまい、そこから電車。御茶ノ水。下って明治大学。ここもオープンキャンパスだったんすね。でももう了い気味だったので、なんとかカタログだけ奪取しました。まぁこれだけあれば、ねえ。

 そのまま坂を下ってUCC@三省堂で一休み。このときに、もう五時。あとはサンクチュアリですよ。神保町。わぁありえない。もー、見ました。いやっちゅーほど。じっくりまったり、本屋5件梯子して2時間くらいで、ちょうど@ワンダー出た辺りで(勤務上がり)から電話。タイミング、よすぎです。

 で、吉祥寺まで戻って、甘いもの、食べました。
 足腰、ガクガクです。
 ヒイヒイ言わされました。

 神保町の収穫は『小出楢重著作集』一冊のみ。吉祥寺で1200円だか2100円だったのが250円だったので、ありがたく。

 詳しくはいづれぴんくまハウスにて語られることじゃろうて。

カナ[来京中] 2006年07月28日(金)

 「トトロ」のばあさんはいいね。ああ云う声優がもっといればいいのに。ながちろです。

 北海道からカナがきたので羽田空港まで迎えに行きました。そういえば文芸越人に彼女が入ってきたのももう5年前ですよ5年前。当時中学二年生だった彼女に、うなぎと二人で「ひええええ」とのけぞった覚えがある。

 実際にあったところでなんかもう、感動もなにも……あったなぁ。ああ、カナだカナだ! なんだろーね。この感覚はなんともいえません。
 やはり東京ッたらここでしょう、という共通の認識の元に(えー)中野! ブロードウェイ! というわけで髪巻いてきたと合流して散策しました。ンだよ、縦ロールくらいしてこいっ!

 なんだかしらないけどふくらはぎがパンパンになったので、遅い昼食(まめ蔵のカレー)のあと、コインロッカーまで送って、あたしは帰宅しました。やべー、何でこんなに疲れてるんだ。

 おみやげにいただいた「きなごろも」というおかしですが、高級わらびもちといった按配で非常においしゅうございました。ウェブサイトもありまして、なるほど、北では結構メジャーなのだな。

 明日は、オープンキャンパスのためにまた一日出かけている予定です。ので、もう寝よう。それでは。

All you never need is to be nice and friendly. 2006年07月26日(水)

 と、カエル先生が云っていた気がする。Nです。
#パラッパラッパー

・打ち合わせのために渋谷にふらふらと。
 渋谷は人が多すぎだね。
 なにか、生気を吸われていく感じがする。

 待ち合わせの場所を「宮益坂」「明治通り」「みずほ銀行」「JRの線路と平行」などと断片的に覚えていたために、ふらふらと宮益坂を登っていったら間違いでした。明治通りを歩けばよかったのです。5分遅れました。
 MさんSさん、見ていたら本当にごめんなさい。

 とかなんとかいいながら、ここ一週間は人生の転機な気がしてきた。
 当然、乗り切ってやる。やるとも。

・ライブにきた人なぁ。
 参加者全員に特典としてCD-R出そうかなぁ、と。
 それで、「あの曲」に始末をつけようかと。

コーヒー猿 2006年07月25日(火)

 ♪ まいにちーこーひーのんでるぅー。
 桃乃未琴どっかで見られないかな。MAOです。

 午前中のインスタント2杯から始まり、午後の打ち合わせ2件で3杯、二つ目勉強会を見に行って知り合いにあって1杯、家に帰ってコーヒーを1杯、と。
 飲みすぎです。

 あ、で、二つ目勉強会。
 客席に文楽師匠と一朝師匠がいらしたね。
 気が気じゃなかったね。

 第172回二つ目勉強会@池袋演芸場

歌ぶと「転失気」

三之助「かぼちゃ屋」
朝之助「品川心中」
馬治「笠碁」

初花「青菜」
一之輔「大山詣り」

 朝之助さん「品川心中」がベストかしら。
 はじめての方でしたが。

歌声と食欲 2006年07月24日(月)

ジュンでーす! チョーサクでーす!
ナガシロバンリでございます!(パーン)

 やれやれ。
 めぐり合わせというのはあるものでして、昨日の晩から朝鮮焼肉、昼にピザのバイキング、夜は鰻と非常に脂肪分の高い食事をしていまして候。まぁ、おかげでテカテカに元気なのですが、非常に胃が張っています。
 だいたい慣れないものは食うもんじゃないね。牛の肉なんぞまとめて食ったのはいつ以来だろう。おかげで、やっぱり、肌に脂浮くわ。すごいわ。精力も高まるわ。
 本日休日のつれまわして丸い二人になる日も近いんじゃないですかウヒャヒャヒャヒャ(自嘲)。
 明日からしばらく塩鮭とごはん。あともりそば。

と別れて御見舞いにいく。見舞う相手はそこそこ回復しているが、となりの個室のババアが、もといおとしよりの女性の方がずっとか細い声で助けを呼んでいる。
「かんごふさーん」
「かんごふさーん」
「かんごふさーん」
「かんごふさーん」
「かんごふさーん」
「かんごふさーん」
「かんごふさーん」
「ああ、くるしい」
「ああ、くるしい」
「ああ、くるしい」
「ああ、くるしい」
「ああ、くるしいぃ」
「かんごふさーん」
「かんごふさーん」
「かんごふさーん」
「かんごふさーん」
「かんごふさーん」

 アレを聞かされながら日がな一日ベッドに寝ているのはそうとうクるだろうなぁ、と思うのだ。
 看護婦さんが助けに来ないところを見ると、やはり一種の痴呆として、ずっと声を出しているのだろうと思う。

 数年前、重度介護施設の手伝いというのをしたことがある。あたしが担当したKさんというおばあさんは、どうも旦那さんが死んだときに親族間でドロドロの愛憎劇があって、頼みの弁護士がやくざがらみで、なんだか色々なものに裏切られたときの記憶をなんどもなんども、毎日毎日エンドレスで繰り返している(のだろう、話を聞いていると)。まさに、生きながらにして地獄を味わっていると云えるのではないだろうか。
 ちなみに、アタシの役割は、その悪徳弁護士の変わりに国が雇ってくれた国選弁護人の先生という役回りのようで、「ええ、先生がおっしゃるなら従います」と、ことあるごとに返事をするのである。

 人間の人格を踏みにじるような表現になってしまって大変恐縮だが、でも、やはり人間、自発的に動けないと、結局機械と同じ、記憶の再生機器になってしまうのだなぁ、と思うのだ。

 いつ脳の血管が詰まるかわからんですよ。
 せめて天の配剤で倒れるまで、われわれは精一杯やらにゃあいかんぞなもし。

丼と歌声 2006年07月23日(日)

 半分炭化した焼肉もそれなりに。Mです。

 丼といえば上野をぶらぶらしていたときに「西郷丼」というのがあってね、まぁだいたい西郷隆盛像の真下にあるんですが。
 意味のわからねえ野郎アンド弁天に解説すると、上野公園ちゅのが上野の繁華街からするとかなり高いところにあって、坂道をヒーコラヒーコラバヒンバヒン(おぼっちゃまくんだ!)と行かねばならないのですが、まぁ、その落差の部分に雑貨屋やレストランや土産物屋が入っていて、そのテナントの屋上がそのまま公園、すなはち西郷どんも立ってらっさるというわけでありんすよ。あーたの言葉はぐちゃぐちゃね。顔もぐちゃぐちゃよああおかしい。

 まぁ、その、西郷丼が色々変わった具が乗っていて面白いよ、という話をしようと思ったらすでにデイリーポータルZでネタにされていたからもうしゃべらねえ! ばか! ばか! ちんこ!
#失礼しました

 念入りに発声とギターの練習。一ヵ月後とはいえ、舞台がないと喉も指も硬くなるからのう。一日30分でもこつこつやるといいのです。
 発声を変えてみた、というかだみ声は使えまいか、ということでヴァージンブルースをより原曲に近い方向でやってみましたがげふーん。
 これは、喉の負担が、大きい。
 でも、これで平気だと歌えるレパートリーがぐっと増えるなぁ。要検討ですわい。

QBOOKS Chanmpion of Champion 8th公開
 今回は詩で参戦。名人戦です。[IN DA PINK]ちゅ作品で出ています。
 投票、よろしくねv
 ただ、今回の詩人CoC、いいね。全体的に。
 勝てないだろう、なぁ。

縁と丼 2006年07月22日(土)

 新庄偉いッ。ながしろです。

・昨日のオールスターは面白かったな。
 嬉しそうな藤川もよかった。

・ネコが!
 家のものの悲鳴(?)で向かうと、いつもモドキさん(5/31日記に顔写真アリ)がいるところに違うネコが座っているとの由。慌てて見に行くが席はもぬけの殻でした。
 なにがあったんだ。
 ネコの世界にもドラマが渦巻いております。

・師匠のト−クライブ。hidesukeちゃんも興味があるというので連れて行く。途中、池袋で気になっている天丼屋があったので入って夕食とする。北口駅前の「ふじ」というお店だ。
 10席くらい。注文をして、出てきたものと引き換えにお金を払う。普通の天丼で、具材はししとう、大葉、エビにイカ、キスと盛りだくさん。紅生姜の入っているところは妙な気がしたけれども、なかなかうまい味付け、これで700円はいいんじゃないでしょうか。満足。
 ただ、厨房から日本語が聞こえてこないあたり、さすが池袋、といったところか。

 トークライブは「伊豆の踊り子」で二時間がっちり。川端康成の創作根底には日本の芸能的なニュアンスというよりも、海外から入ってきた小説の影響をモロに受けているため、「美しい日本の私」の「美しい」につながるというのは別のときの話なんですが、結局は「私」の自己肯定の過程だというのは、たしかにそうかもわからん。モチーフだけ取り出してしまえば、たしかに『神曲』なんだわな。それはそうだ。
 例えば音楽を作るときのコード進行というのは有限ですが、あとは「どう見せるか?」でバリエーションをつくっていくしかないのと同じなのかしらん。

 川端の「十六歳の日記」を読み返してみたくなる。

師弟と縁 2006年07月21日(金)

 宇宙のファンタジーことながしろです。

・師匠多岐祐介のトークライブなんちゃって文学論(24)が明日。というか今書いている時点では、今夜。
 <川端魔術入門>
 ……駒子はほんとうに実在したのか?<雪国>
 ……踊子はなぜ「踊子」なのか?<伊豆の踊子>
 あまりに有名なため、疑われたこともない川端世界。
 じつは謎だらけ、わからないことばかり。
 今なお、読者を幻惑しつづけるイリュージョンの饗宴。川端康成って、ほんとは何者?
 ケニーズ・バー(JR池袋駅北口より、徒歩6分) 1500円(ドリンク別)
 今日はhidesukeと仕事帰りのと聞いているはづです。

 そのにも最近あっていないのう、と思ったので朝方に呼び出して一緒に飯食いました。イタトマデハニトー。魔法みたい。正式には「イタリアントマトJr.でハニートーストを食べました」であります。ハニートーストったらどっかのカラオケ屋で出しているような、食パン半斤をでっかいサイコロ風に焼いて食べるもんだと思ったらパン一枚でした。そりゃあねえ、320円じゃあねえ。

 まぁ、とはけっこう大喧嘩をしたりしているわけですが、なにぶん小娘ちゃんですので、やっぱり結果として、世の中の義理人情だったり、スジの通し方だったりの話になるのです。なってしまいます。
 あいかわらずこっちが「失せろ!」と怒鳴ってみたり、細かいことに小言をぶつけたりして、その蓄積でまた爆発したりと、アタシの人間的な不足によりいろいろありますが、なあなんとか、縁の切れ目まではつながっていくんでないかい。

 男女のなかにせよ人間関係にせよ、結局は縁の問題です。どんなに好きあっていても死別も離縁もあるし、どんなにウマが合わなくてもながながと付き合って行かねばならない(親子とか、取引先とか)こともあるし、不倫もあるでしょう、一夜限りのHもあるでしょう。まぁ、しかたねえなあ、という感じです。
 そんなことを、職場に向かうを見送りながら思うのでした。

・仕事場に戻ると上司(Q)から叱責のメールが。
 Qのおっさんも仕事に関しては師匠みたいなモンやな。おもわずお中元贈ったよ。そうめん。

・ギターは練習に向け、毎日一時間をノルマに稽古中。
 どうも、最近自分の音に納得がいってない。

切手と師弟 2006年07月20日(木)

 湯浅弁護士にひそかに嫉妬するながしろです。

・おしえればんりっく、二件更新。

・千社札第二陣、出ました。
 切手代は計算にいれてなかったな。

・昨日の日記の補足をしようかと思う。
 欽ちゃんについてのことは、昨日今日のニュースを見ればお分かりの通り、欽ちゃんがゴールデンゴールズを解散したことに対しての小生の評価、であります。
 つまりは、あれってのは芸人の責任の取り方なのだと思うわけです。芸人というかな、芸事の師匠としての顔が出ていて、アタシなんぞ美しいと思ってしまった。
 たとえば師匠と弟子、といったときに、何を教えるか、教わるか、っていうと、技術的なものより、仕事をする上での師匠の「生き様」を教えるのが最大の役目であるからなんだわな。実は技術ってのは師匠が教えるというよりも、クリエイター自分自身が喰らいついて手に入れて行くものでしかない。
 師匠だからって自分の芸に対する追求をやめたわけではないから、逆に教えられるのは、この世界で生きて行くにはどうしたらいいか、という了見であり「こうやって、生きてきた」という生き様を見せることなんだろうなあ、ということだ。それは、アタシ自信もそう。師匠の生き様とか、身のこなしとか、了見が好きで、小説や評論など概して評価されてないもの。「相変わらず大味なものを書く」って、いまでも一蹴されることでしょう。でも、師匠は、師匠。
 芸人萩本欽一の中では、欽ちゃんファミリーも、ゴールデンゴールズも、けっきょく芸人としての仕事なんだろう。グループの中に了見の通じない、欽ちゃんの生き様を理解しようともしなかったのンがいたために、芸人として「芸が完成しなかった」ために解散した、というのがアタシャ本音だと思うんだ。見ていて。

 まぁ、そのあとの署名運動だったり、おこりうるべき色々は、どうでもいいんだ。ネットの書き込みで「欽ちゃんはええかっこしい」だって云ってたけど、ええかっこしいだって芸人の了見だものな。
 これ、立川家元も似たような考えだと思う。古き良き芸人の、一つの美学を見た思いでした。

 でも、結局ゴールデンゴールスは復活するんじゃないか。そういった芸人の美学が今の時代に通用しないのもわかっているだろうし、そういう気持ちで仕事をする芸人が居なくなっちゃった、ということなんだろうと思う。

 でも、アタシは、欽ちゃんになりたいね。

砥石と切手 2006年07月19日(水)

 以上、本日のお買い物。MAOです。

 水で濡らした砥石に、切手を貼って放置してあります。
 意味はありません。




 嘘ー。

・欽ちゃんは芸人だね。
 だれもとめてはならない。あたしゃ泣きそうになった。

・互いにいい思いをしよう、という発想があればレイプなぞ考えないだろーに。

・どうせエロいことをするなら互いのために努力すべきだ。この年になるとそー思う。

・17歳ったらもそうだったね。あの時は。
#のろけ

・ふっきれたというか、ぶっきれた。

・あらためてライブのお知らせ。
 ながしろばんり弾語 in 高円寺 Cafe de TAO
 2006年8月19日(土)
 チャージ:1000+1D
 14:30開場、15:00開演
 会場:JR高円寺駅南口からpalという商店街を抜け、ルックという商店街に入って中ほど。徒歩10分くらい。もしくは、丸の内線新高円寺駅からルック商店街に入って徒歩5分。

 結局ゲストはつかず。みっちりやります。
 リクエストがあれば今のうちに。
 あと、その後Q関係者は飲み会とか云う噂も。

・千社札作っていて
 鋏がボロボロだったので砥石を買ってきて研ぎました。念入りに。
 中学校2年のときに中学校の美術室からパクってきた鋏ですがあまりの切れ味のよさにまだ使っています。
 野村先生(本名)ごめんなさい。

所ジョージ・5年ぶり新譜「安全第二」
 当然だ!
 所ジョージはミュージシャンだ!
 あたしゃサザンやミスチルより好きですよ。

 非常にたのしみです。
……20曲入り?
#でもavex.

・せっかく砥石を買ったので、身の回りのものを片っ端から研いでまわりたい気分なり。

人間の秘密 2006年07月18日(火)

人間はだれも 深い悲しみを
一個ずつ持って 生まれてきたのだ
辛い夜をやり過ごすために
でたら目なおまじないをこしらえて
犬たちにしか聞こえないような
細い声で歌っているのだ わーい

原マスミ「人間の秘密」より


 大丈夫、JASRACは読んでる。MAOです。

 最近ぁどうも精神的にクることが多くて多くて。
 最近のニュースなんぞ劇物だよ劇物。あんなもの、調子のいいときにしか見ちゃ不可ません、ってマスコミ関係者の云うことぢゃあないんですが。
 それこそ、辛いことのやり過ごし方を身につけないと、人はおかしくなるような気がします。宗教でも、達観でも、スポーツでも、なんでもいいじゃない。

・知り合いのとこが大炎上してる。
 自分とこ(Equinox.以前)が大炎上したときは都合一週間くらい大炎上してましたが、それに引けを取らない大炎上ぶりです。見ていて背筋が寒くなりました。昔のことがフラッシュバックしました。
 どんなオピニオンや主義や主張を持とうがかまわない、のです。日本ですから。思想・表現の自由ですから。ただ、その問題に関して「できるだけ、自分の身に近く」して書かないと、よからぬ読者が勝手な悪い解釈をしてしまったときに、収拾がつかなくなる。
 これについては、うちの師匠から教わった、数少ない教えなので、あたしに触れるもの書きにはけっこう口をすっぱくして云っております。

 ちょっと例えは古くなるけれども、◎ウム真●教の音楽というのがあります。ハ長調で、出来るだけ簡単なメロディ。で、なんかいわゆる「童謡」みたい。これを聞いて「◎ウムの曲っていいよね」と日記に書いたつもりが、「オウ○の宣伝工作員」扱いにされてしまう。音楽論をするつもりが、イデオロギーの問題に吸寄してしまう危険性というのを、常に孕んでいるわけです。
 社会問題、特に宗教、ジェンダー、歴史問題は非常に危険であります。個人の根幹に関わることですので、非常に燃え上がります。

 みなみなさまも、よくよくお気をつけ遊ばされますよう。なんにもなければ、ひたすらエロトーク、というのが実は一番平和だったりするのであります。


 しかし、ろくな事がねえなぁ。
 久々に麻雀やったら東一局で国士振り込むし。

みうのひ! 2006年07月17日(月)

 違うね。
 いや、思いついただけよ。ながちろです。

大爆笑
 でも、この人、だれ?

テニスの王様
 というゲーム。テニスの試合の観客である王様が、ボールの飛んだ方向を見ていないと恥をかく、というゲーム。ボールの飛んで云った方向をすばやくクリックのこと。
 じわじわと面白くなってくる。

・千社札無料進呈
 大好評につき締め切りました。ありがとうございます。
 こっそりしこしこ作っていきますので、お待ちを。

千社札はじめようか 2006年07月16日(日)

 気がつくと今度の仕事先(予定)のエロ本買ってたよ! ながしろです。

千社札を作って小銭を稼ごうかと
 思っているのですが(リンク先参照)。で、色々なデザインを作って試し中。で、彼岸録読者限定でお作りします。シール台紙に印刷してさしあげます。先着7名様。ただし、作ったものはサンプルとして掲示します。
 希望者はメールにて、どういう感じで(色の具合、使って欲しい画像、etc)というのを書いて送ってください。あと送り先も必要です。
 フォトペーパーにしたらつやつやしちゃっていまいち。
 コストの面でもう少し考え中。


・誘い受け、の話。
 本当はかまってくれる以上のものは欲しく無いのかもしれないね。あたしなんぞどんどん知り合いをネタとして引っ掛けますが、この場合は相手がニヤニヤしたり、錯乱したり、怒ったりするのを見て楽しんでいるわけです。
 昔、高校生のときに入学試験受験者の控え室の見守りのアルバイトをやっていましたが(学校から図書券が出た)、あの時もさんざん受験者を笑わせるためにお友達の吹雪●雲さん(文藝越人で御馴染み)をネタにして本人から一時絶縁されてましたがゥヒャッヒャ。
 某先生(女性)が「キャミソール着てる」というので「じゃあ、どっかはみでるでしょ」とかなんとかいって逆にネタにされたりしましたが、なんかそういう意味では、周りの人が寛容でアタシなんぞ助かっているのよ。本当、あたしなぞ周りに助けられてばっかり。
 誘い受けの話じゃなくなっちゃったな。
 誘い受けってのは、結局自発的じゃないんだな。
 アタシなんぞ云うよ。やりてえ、と。
 誰にとは云わないけど。
#ここが誘い受け

TV出るって?
 DVDに録画して20年見る。見てしまう。

2006年07月15日(土)

 いぎぢ[名・外来語] サバンナに住むイヌ科の動物。体長50センチと小柄だが獰猛。200〜300匹単位の群を作って他の動物の群に襲いかかる。

 久しぶりに暑さで脳が危ない。
 出かけねばならないのだが、しかたなくいつもより電車代を使うことにする。地下鉄などふんだんに。
 倒れてしまって余計に医療費をかけては余計仕方無い。

 四谷三丁目から100均の店に入る。いつもここで線香を買っているのだが、売り切れだといわはる。
 そうだよね、お盆だものね。
 仕方無くサイダーと緑茶二本で100円也を買って備えた。次だ次。

 四谷三丁目から骨化イギヂ道経由ちよだ線で千駄木。ちよですよー天才ですよー。全生庵の前をぬけて谷中霊園。の前にコンビニで線香を買おうとしたよ。出てきたのは家庭用の線香一箱ってバカーー。これから供えるんじゃこのすっとこどっこいっ、と思ったがソレしかないというもの仕方アルマイト、ライターで火を点けて谷中の墓も巡った。東京芸大前から上野公園に出ると陶器市をやってて。
 ゥヒャ。
 物色していたら蒼天にわかに掻き曇り、見る見るうちに空が黒く。これは次の予定もあるわいなー、ちゅことで上野駅の中でざる一枚。
 ひどいざる。280円だから我慢するけど300円だったら店長呼ぶよ。ひどいよ。

 で、ホームに下りると大雨。東京駅につくともっと大雨。御茶ノ水を越えた辺りで「飯田橋で人が転落して云々」四谷辺りで「大久保駅下のガードレールにトラックが突っ込んで云々」新宿辺りで「日野駅の信号に落雷があって止まっちゃったよのさ、ポコペン」ときた。で、中野で電車止まっちゃう。次の駅にも、次の駅にも、次の駅にも、電車が待機しておりぬーん。
 仕方無く電車を降り(待っているのも飽きたので)、ドジャマギャズシャと降る雨と雷をぢっと観察していると、一閃した稲光とともに中野駅の電気が、ふっ。
 おいおい、中野駅停電かよ! と。すぐついたけど。予備電源かしらん。などといっているうちに電車が来たので乗り込む、も、ぎゅぎゅぎゅのぎゅー、であります。久々。こんな、圧力。
 で、荻窪についたころにはまーたこれがカラリと晴れてるんだ。スコールだね。夕立だね。それでも電車はちんたら進んでいる。次の行き先は吉祥寺。
 とすれば、あれだ。
 というわけで、西荻窪で途中下車し、線路の真下をテクテク、吉祥寺まで歩いたのでした。で、もろもろあって帰宅。もー、汗が全身から噴いて枯れてまた噴きましたが。じょじょーびじょーびじょーばー。

 とにかくアレだ。くたびれた。
 でも、もっとも夏らしい一日ではあります。
 陶器市で魔がさして買ったブツは、またいづれ。

プール開き 2006年07月14日(金)

 仕事でミスをしないには、仕事をしないしかない。
 そういう言い分の持ち主ことながちろです。

 ♪明日また会うとき 笑いながらジャミング♪
 というのを思いついて、さて、ジャミングってなんだろう、もしくは、ジャミングという言葉ってあったかいな?といってWikipediaを引く。ありました。これなら意味も通っているようだし、まあいいか、と。
 だいたい語感直感二遊間というやりかたで、意味なんぞ後からくっついてくるんだわね。仕事に対して、結果として意味が無かった、ということがあるようです。
 最近はそう思っています。

「意味がある/ない」つまり、モノ作ったり演ったりするときに「ソレは何の意味があるのか?」ということについて、敬愛するミウジシャンのライオンメリィさんがエッセイで「意味ってなんだよ」ということを書いていて、それはそれでずっと引っかかっていたのです。日記書く意味、音楽を聴く意味、小説を書く意味、それは、いままでにやったことで、受け手側の反応を知っているから、「意味」があると思っている、普通は。
 もっとわかりやすい例を云えば、道端で石を拾って投げることによって、逃亡中の殺人犯を直撃するか、生後間もない赤ん坊を直撃するかでずいぶん「意味」が変わってくる。そこに意味を見出すのは、行動の、結果でしかないということですよ奥さん。錯乱してる場合じゃないよ?
#しかし、面白いなあ、アータは。

・タイトル通り
 プールに行ってきました。インザヒトスープ。じじいとばばあが精一杯出汁出してたよ。それでもなお結構な人の入りだから、来週になって、世の中のナウぢゃないヤングが夏休みだって押し寄せてきたら、平日でもけっこうな人になるんだろうな。厭だね。平日に鰺を締めると土日には行けない。
 鰺締めてどうするよ。押し寿司か!
 また今年の夏も身体を鍛えるためにちょくちょく通いますえ。

無敵看板娘
 が、千葉テレビとテレビ埼玉だけだとおもったら、BIGLOBEがネットで無料配信してくれるらしい。すばらしい。
 原作は笑いの基本を抑えている、なんつかなぁ、笑いといっても昨今のゆるーい萌え四コマぢゃ無くて、古き良き日本の笑いの壺を押さえていて、安心して見られます。オスメス。もとい、オススメ。原作は。
 ついぞこの前『無敵看板娘N』という続編の一巻が出ていて買っていますが、こっちはどうも、テイストを変えてきている感じ。なんつかなぁ、作品として飛びぬけているのはあきらかに前作だし、いかにもどの年齢にも対応できそうなのはN(ナパーム)の方。

 このもどかしさを一言であらわすならば
「ロードランナーはワイリーコヨーテにつかまっちゃいかんのじゃーーーーー!」
 ということでしょうか。わかる年代の方だけうなづいておくれ。
 でも、このノリにも慣れてくるのかしら。
 違うんだよなぁ。裏のブレインがあきらかに、違う。

(-_-) 2006年07月13日(木)

 BBSの柳ちゃんをあまり怖がってはいけませんよ。
 いい人ですから。ああ見えていい人なんですから。Mです。

 眠ー。
 熱帯夜のおかげでねむれず。寝たいやのくせに。

 食欲も睡眠欲も無いけど性欲だけある。

……おもしれー。のか?

 おかげで、貧乏性なので、あれこれやってしまった。
 ので、昼間は役に立たない。
 元気なのは(中略)だけ。

 といって、ひたすらに(中略)を強調したがるのも、
 眠いからに違いない。
 眠いと他人に動きや言動に突っかかるやね。
 アタシだけなのか。

「僕は君に生かされている」なぁ。
 むしろ「私はみんなに生かされている」だよなぁ。
 町内会の人がよってたかって殴りに来たらどうする。
 三歳児の時点で親に絞殺されていたらどうする。
 仕事先の人が急にながしろの仕事を干したらどうする。
 他人との境界線はたしかにあって、そこの矩を越えないようにしながら、その枠の中で精一杯生きるのが周りへの最大の貢献だと思われる。
 自殺しよう、という気持ちのときは、やはりどこかで視界が狭まっていて危険です。そういうことがアタシ個人にときおりあるので「ああ、煮詰まっている」という時の指標になっている気がする。そう思うと、役に立っているともいえなくもない。
「僕は君に生かされている」なぁ。
 僕は君にイカされたい。

 こういうことが臆面も無く書ける辺りもう爺だなぁとおもうのです。ほぉらおじちゃんのういんなー(謙遜)を食べてごらん?

「皮を向かないと食べられないんですかァ?」
 だって。いい勘してる。泣けてくる。


 なんかぐっだぐだなので、まだ夜の九時ですが、就寝。

ライブ予告!+α 2006年07月12日(水)

 です。
 去年の10月末ぶりにやります。決まりました。

・ながしろばんり弾語 in 高円寺Cafe de TAO
 2006年8月19日(土)
 チャージ:1000+1D
 14:30開場、15:00開演
 ゲストを予定していますが、 調整中です。 

 会場:JR高円寺駅南口からpalという商店街を抜け、ルックという商店街に入って中ほど。徒歩10分くらいでしょうか。
 もしくは、丸の内線新高円寺駅からルック商店街に入って徒歩5分。

 場所は喫茶店で、手作りのお菓子とおいしい飲み物が楽しめます。アルコールも大丈夫、な、はず。

 お待ちしています。予定を空けよう。
 愉しみにまとう。

 あと、本当に久々に、書評のデュナミス、第13回。 今回は、枕草子と万葉集、あたりを書いてます。

江古田駅前樽平寄席・第十一夜 2006年07月11日(火)

初花「牛ほめ」
直球<時事漫談>
初花「青菜」

 ゲストの独壇場直球さんは時事漫談の方で、サッカーネタを中心に飛ばしていただきました。
 時事漫談というのは本当にネタの賞味期限が短いもので、そんななかでも一定時間のネタをチョイスしていく、というのは大変なことでありますよ。
 色々な意味でハイリスク。ネタがサッカーW杯だとしても、さらに面白いネタを終演後、観客から云われたりするとかなわんものなぁ。
 直球さんのウェブサイトは彼のうまみが存分に出たナイスなつくりになってます。自己紹介だけでも片鱗が見られるので、いちど見ておくといいのかもしれない。

 非常に物腰の低い方で、これからも小生とのからみなどありそうな予感がします。

 鳥野新さんが遊びにきてくださいました。
 ありがとうございます。

リチャード・ハッケイの個人的事情(第9回) 2006年07月10日(月)

 陽気の所為だか、最近タヌキだのこぱんだだの湧いて出てきて、どうも気にくわねえ)0 o 。・:3つ〜

「なにかいるよ」
「ねづみだ」
「ねづみ!」
「み!」


 でもなんだな、こういうときは我々のようなベテランが寛容な気持で新人を迎えてやらねばならぬのかもしれん。そうやって世代は受け継がれていくものなのだろう、きっと) 0 o 。・:3つ〜

「なんか云ってるよ」
「ぶつぶつ云ってる」
「あぶない!」
「ない!」

つ <こんにちは
     新入りかい。お前は何者なんだ>・:3つ〜


つ <尻です
            とっとと失せろ>・:3つ〜


づ <ぷるぷる震えます
          責任者を呼んでこい>・:3つ〜


「尻だね」
「なんでもありだね」
「なんでも!」
「も!」

The Stream of Consciousness. 2006年07月09日(日)

 タイトルでピンときたらマニアだねお客さん。Mです。

 昨日のじじいぢゃ無いけど、今日も盛大にすっころぶ子供(二歳くらい?)がいたんだけど、そうしたらついた手を支えみたいにして一秒くらい静止したよ。足の伸びたカエル倒立、とでも云おうか。
 昨日といい今日といい、もしかして地球の重力がおかしくなってるんじゃないかしらん。おかしいのはお前の頭や! ヒヒヒヒヒ! 喜ぶバカがおるか! ちゃうねん泣いとんのや。そうか、ちィとも気づかなんだ。

 QBOOKSの6月分の結果が出揃ったようです。拙作はあいにくどこにも通らなんだが、でも、感想票でなんやかや話題にしてくれる人が多かったのには鼻をヒクヒクとさせました。ありがとうありがとう。

 「"B"による観測」は、結局いわゆる「詩」についての自分の答えであります。なにかっつと裏のほうまとめて(これから)書くけれども、結局は、イマジネーションと、それを支える精神力の問題が一番多いんぢゃないかなぁ、と思う。
 「アタゴオル」だっけ、「ラビットタウン」だっけ、頭にかぶったヘルメットから、近所の氷がどんどんと自分のイメージを形にすることが出来る機械の話があって、なんだかの霊魂が夜中こっそり使っている、するとメキメキととんでもない建築物が出来上がっている。これがまぁ、サンピエトロ大聖堂で、霊魂はガウディであった、という話。そう、創作、特に詩においては一つの意識の流れ、イマジネーションが跡切れないように、全部出切るようであれば、という意識が働き始めました。
 「書ききる」というのは蟹兵衛の示唆によるところが大きいです。かなり目からうろこが落ちました。
 ただ、精神力が持たないから、あたしなんぞは作品のヒビをパテで埋めるような真似をします。
 俗物ですから。

 なお、CoC、出しました。
 タイトルは「IN DA PINK」。作品の流れとしては、今回のものに、かなり、近い。

 1000字の「急告」なぁ。ちゃんと読んでくれる読者がいて嬉しかった反面、1000字でやるべきものではないのです。それはわかってます。「よくできている」のであって「完成度が高い」のではない。
 つまりは、主人公の男と嫁さんの距離感。一緒にいる以上悪くは思っていないのだけれども、でも、粗は目立つ、けっこう鬱陶しい。いなければ云いと思うときがちょくちょくある。
 といったところに「嫁さん、死ぬで」といわれて、そこで真実の愛に目覚める、はずも無い。そもそも、ネコが喋る、ということ自体にリアリティは無い。でも、「死ぬかも」という意識が植えられて、じゃあもし本当に死ぬとして、嫁に伝えられるか、否か。人間、色々な事情を秤にかけて判断していきますので「携帯をかけると、この混雑でなんだか面倒くさそうだ」というのが勝ってしまう。ここまでの意識の流れ、よく出来ました。自分で褒めます。実際気づいてくれた人がいて、より自信になります。「狙い通り」というほど自信になるものはありません。

 さて、表題"The Stream of Consciousness."は「意識の流れ」と訳されて、モンティ・パイソンの基本理念としてあるものです。いわゆるスケッチ集であるパイソンの中で、結局、作品を感受した読者の意識がどうなっていくか、というのを読むことで、笑いを、作品を組み立てていくやり方であります。

 次回予告。
 3000字で「槁木死灰」という話を。
 コンセプトは同じです。

・処女らしい身体
 あるある。(私信)

夜を往く 2006年07月08日(土)

 飯盒でプリンを作るな! ながしろです!

 話は色々あるのだが、読者の長文を読むのが面倒なのでいくらか飛ばす。
#何を今更

 打ち合わせが初台の新国立劇場らへんであって、そこから帰ろうとすると、目に標識が飛び込んできたのです。

 [←東中野 280m]

 初台から自宅までが300円、東中野から自宅までが210円ですので、280m歩けばいいのはラッキー、といいながらひょごのご歩いていきますと、道を迂がって、山手通り。これをテクテク歩いていきますが、なかなか、ろくでもない。東中野の駅の脇には大きな通りがありますので、あああれが山手通りだったのだね、なんてなことを云いながら歩いています。右手には東京都庁、ハイアットビル。で、歩けど歩けど、つかない。暴走族が通りを池袋のほうに爆走して往きますが、みんな爆音だけ。
 北へ帰るゾクの群はだれも無口でなんつて洒落ても、しかたない。で、しばらくバカな歩き方省の歩きをしたりして往くと、中野坂上についてしまう。すわ、東中野をいつの間にか通り越してしまったのかしらん? と思って坂上駅備えの地図を見ると、東中野、もっと先だという。そうですか、じゃあ歩きましょう(中野坂上→荻窪→三鷹、は、どうもね)ということでテクテク往くと、大久保通りに突き当たる。で、また標識に「中野」なんて書いてあるもんだから、誘惑に負けて歩きました。歩きましたよ。で、もみじ台下、なんていう見慣れた地名がありましたので、ようやく安心したというわけです。中野駅についたので、電車賃が160円で済みました。小一時間歩いています。
 いいんです、最近運動不足でしたから。

 三鷹駅を出て階段を下りると、駅の階段を一人のじじいが昇っているのだが、ぐでんぐでんなので階段に足がうまくかかってない。そのくらい酩酊してる。略してメーテル(うるせえ)。
 これで足を踏み外して目の前で頭打って死なれたら後味悪いナァ、と思ってみていると、案の定バランスを崩して倒れ、ると思ったらそのままうしろ歩きのままズダダダと駆け下り、あたしの目の前で綺麗に止まりましたよ。巻き戻しを見ているみたい。
 じじい一言「こいつぁ難しい階段だァ」ときた。

 アータの方が数10倍、難しい。
 じゃ、そんなところで。

ささ●●さ●さ● 2006年07月07日(金)

 ●に文字を当てはめ、日本語として意味の通るようにせよ(3点)。

【開頭例(頭開いてどうするよ)】
 ささきはさんさい(佐々木は三歳)
 ささっとさんさく(ササッと散策)
 ささみくさるさま(ささ身腐る様)
 ささいなさくさん(瑣細な酢酸)
 ささかまさんさら(笹カマ三皿)

 悲しみで花が咲くものか。ながしろです。
 サンボマスター、というのはギリギリなんだね。
 おもわず調べちゃったぃ。

 久々にギターと唄の稽古をしたらなんだか気分が落ち着いた。
 次回ライブは、無理をせずに、聞いてもらえそうな選曲を目指します。はじめての店だし。
 あ、ライブやります。(順番目茶苦茶)
 最終くらいには予定をお伝えできると思うので、お楽しみに。してくれると、いいなぁ。

 短冊書いて本日、締め。

[知り合い連中がこれ以上不幸になりませんように。 ばんり]

タヌキ、ハリネズミ、そしてリャマ 2006年07月06日(木)

 仕事中はメガネ男子のながちろです。
 視力矯正ではなくPC見てるのが辛いため也。

・タヌキ、ハリネズミ、そしてリャマ。
 出しておけばウケる御三家。
 うしろ二つはモンティパイソン。英国人向け。

・栗の花、なぁ。
 ありゃ精液です精液。そういう匂いです。世の人々の多くがいづれセーエキとして認識する匂いです。
 前から疑問なんだが、精液って揮発するよな。
 シンナーの仲間なのか?

・今日の讀賣の夕刊に
 ヒカワコナーツさんが出てるよ。ラテ欄裏左裏。
 携帯写真展の記事、にてちょっぴり顔がはみ出ているのがおそらく小夏姐さん。とうとう全国区だヒカワコナーツ。巫女巫女ナースみたいだなや。

空気砲、一版発売へ
 あのドラえもんの空気砲が一般発売。
 威力いかんでは購入! そうだなぁ、ゴキブリが気絶するくらいになりませんか。無理か。

・エロ分が足りない
 足りないわッ!

・小噺を一つ。
 夏の甲子園に定時制高校の爺さん軍団が21世紀枠で出場。初戦の高校に21−0でコールド負け。ほうほうの体で帰って一言
「こう、膏薬ゥ……」


 駄目駄目だ。おしまいッ。

佃の雨 2006年07月05日(水)

 なんだか方々に悪口云うのも疲れてきた。Mです。
「へいらっしゃい、なんにしましょ」
「なんかさっぱりしたのがいいねぇ」
「なんか、っていわれてもお客さん、うちばそば屋だからそば頼んでくんないと困るンすよ」
「じゃああれだ、もりぢゃなくて、ざるじゃなくて、下ろしぢゃ無くて……ああ」

 せいろか!

 というわけで、聖路加タワーまでいってきたよポコポン。r誌関連で試写会に招待されたのだった。「イカとクジラ」今年の10月末公開だそうな。開始が13:30だと思ったら15:30だったよ! 仕方無いから二時間、本を読んだり、豪雨の隅田川を眺めたりしてのんびりしていたよ!
 やあ、いい気分だった。

 アメリカの映画にしては非常に肌理細かな描写ができているように思う。このレベルで映画が出来るならば、もっと沢山映画を見てもいいように思う。
 タイトルだけ見ると海洋映画のようだが、実際は父母兄弟の四人家族で両親が離婚して、16歳と12歳の兄弟が精神的に不安定になっていく、というところからいかに立ち直っていくか、といういわゆる「成長物語」である。成長という言い回しは好きではないけれども、「父」「母」も元々は一人の人間だし、「男」だし「女」なのだという部分を受け入れるか入れないかのディテールが心憎いまでに、細かい。あと、12歳の次男なんつたら両親の言うことの影響がまだまだ強い時期ではあるけれども、結局は親の云うことをめくらめっぽうに聞いていくか、それとも完全に拒否に入るか、という自己防衛手段を取らねばならない。両親だって、自分の所有物だったはずの子供が、だんだんと一個の人格になっていくのを受け入れなきゃ不可ない。映画では両親はずっと子供のことを所有物だと思っているようで、そこについてはあまり重きを置いていない気がするが、でも、本当によく書けてる。あと兄弟はともに美少年なので、ブロンドの美少年兄弟が好きな人も見るといいと思う。

 帰りは佃大橋を渡って月島から。
 豪雨の中大橋を渡るのは非常に気分がいいものだ。

 なんか、沢山読んだ。

・庄野潤三『絵合わせ』(講談社文藝文庫)読み中。
 上の映画からすると、こっちは作者である父に子供たちが懐きすぎていて気持ちが悪いくらい。これが日本の家族ってんならどうしたらいいのだ。
 ちょっと生理的に受け入れられないので途中下車か。
 それとも取り敢えずは目を通すか。

・今野緒雪『マリア様がみてる〜仮面のアクトレス』(集英社コバルト)読了。
 読者ならもっている「あの結論」をそろそろ出さねばならないような雰囲気に、いよいよ追い詰められてきた感じ。もう先送りにするのも限界じゃないかなぁ。
 それにしても、コマネズミのようによく動く娘たち。

・漫☆画太郎『つっぱり桃太郎』(1〜5まで、集英社)読了。
 まいった。なにかが脳にインプットされた。

・藤子不二雄A『喪黒福次郎の仕事』(中公文庫)読了。
 『笑うせぇるすまん』よりも安心して読める。
 こっちの方が作品としては上のような気もする。

よせてあつめて・43 2006年07月04日(火)

 戸棚の大福ことながしろです。
#気がつくと腐つてゐる

02 さぁ、今日は、ぼやくぞ!

03 つくづくキャパシティがねえなぁと思う。
 もちろん自分自身の話、よ?

04 まぁ、出来ナイと云ってるうちは、一生出来ないンだが。

05 お知らせ。
 長々と取材をしたり編集をしたりNASAにメールを売ったりして作った山岡均「君も新しい星を探してみないか」(実業之日本社)が七月末くらいに発売。
 今回は完全に裏方に徹しておりますので、ながしろ臭はしないはず。これが売れて万が一新天体(超新星、彗星、小惑星)探しがブームになったらちょっとしたものよ。御殿建てるよ。

06 家の戸をとんとんと叩く音がするが開けてもだれもいない。妙だ。

07 巨人8連敗、10連敗と来て次負けたら12連敗の予定、だと。
 おもしれえ。

08 町内にうどん屋が出来たので入ってみた。
 どうも地元の人間では無い様子。開店して一ヶ月くらいか。武蔵野うどんといったものを最低4玉から食わせてくれる。でも、4玉でOL向けって書いてあるのでそのくらいだと思っていただければ。
 店員がほんわか人妻風美人で萌えた。
 町内会の連中は心底どうでもいいが、時間をずらしてうどんくってもいいかも。はなまるうどんとの比較はなんつーか讃岐うどんと関東のうどんは別物ですので比較対照外。

09 次の出版企画もがつがつ準備中。
 全部出せたらまた夜行バスで遊びに行けるかも、だ。今度は名古屋辺りから北陸に抜ける。

10 またもや戸をトントンと叩く音がする。
 今度は間髪入れずにあけるとちっちゃいタヌキがずらり。
「とらぬたぬきー!」
「とらぬたぬきー!」
「とらぬたぬきー!」
「とらぬたぬきー!」

11 金なんぞ要らないがあったら便利、とはみつをちゃんの弁。才能のあるものの言い草だ。

12 甘ったれは嫌いである。
 自分自身が甘ったれだからだ。
 むしろ誰か甘えさせ。

13 うゎ。このタヌキ、超ふわふわじゃん!
「はなせー」
「はなせー」

14 魔法のMD5バトル。
 名前を記入してバトルボタンを押すとあら不思議、お互いに殴り合いをはじめます。知り合いの名前を入れてやってみるなんてそんなことしませんわよ5回くらいしか。

15 全国の苗字(名字)10万種掲載
 のすごいところは、全国に自分と同じ苗字のおうちが(戸籍なので)何軒あるか、という検索が可能なところ。ながしろさん(本名)は726世帯あった。
 いるところにはぎっしりいるに違いない。落ち葉の裏とか。石の下とか。

16 PS2ファミスタにて楽天が日本シリーズで中日を4-2で下して日本一。
 あの戦力には、まともなピッチャーとバッターが各二人必要だということがわかった。

17 巨人の若手に足りないものは「危機感」である。
 ゆえに、たまのチャンスもモノにできていない。

18 他所でも書いたが
 ウインドオーケストラの「ウインド」ってなによ。
 調べたけど確たる証拠が見つからナイ。

19 今日のニュース
 なんかキュンとしちゃたよ! フランスの田舎娘!
#罵倒

20 エクセルシオールの珈琲はなめちゃあ不可ない。にがい。

21 『マリア様がみてる〜仮面のアクトレス〜』は、これから読む。

22 吾妻ひでお『ときめきアリス』が20年ぶりの復刊!
 ということで買ったけど二十年前の本が本棚にありました! もうだめです! 莫迦ーーーー!

23 ということは、ウン千円で入手した『陽射し』とか『妖精の森』も再販するのか。してしまうのか。
 なんということだ!

24 ますむらひろし『永遠なる瞳の群れ』はこのまえまんだらけで3500円してた。
 うちに二冊ある。名作なので売らない。

25 初期の『サザエさん』ってひどい一家だよね。サザエとワカメは特にひどい。傍若無人。

26 ちゅことは、長谷川町子もその位の了見だったんだと思われる。『サザエさん 打ち明け話』なんか読むと、かなりの困ったちゃんだったように思える。
 周りに気を派わせているのに気がつかないタイプ。

27 それから
「ばんチャン今日荒れてるね、なんかあったの?」
「タヌキは山に帰って寝ちまえ」

28 マイヤヒー、もすかうの次はコレか。
 なにが惹かれるのだ。本質はバックの女性VPと見た。

29 返し忘れていた本があったよ〜♪
 ごめんーごめんー、武蔵野市図書館ー。
『江戸の艶本・珍書』だったね〜。

30 ひさびさに楽曲構想が
 沖縄音階で。
 タイトルは「あんたなんですか」で。

31 Macをね
 買おうと思ってるの。
 どーしても編集仕事ですと、Macが要るようになりますな。WinでQuark Expressを待つ(\240,000!)よりも、中古のマックを手に入れたほうがいいんぢゃないかと。
 しかし、OS9で、なおかつ予算は高くとも三万のノート。CPUが700くらいだと嬉しいです(希望)。
 秋葉原までいかないと無いのかしら。
 それとも、だれか古いMacを3万くらいで売らないかしら。
#無理難題

32 眠くなってきたし目も疲れたのでそろそろやめていいですかぁ。

33 勝手にやめろぃ。

34 足の爪を切りたしと思えど爪切りはどこへ行ったんだ。

35 夜中に爪を切ると親の死に目にあえない→行燈の明りで爪を切るとあぶねえじゃねえか→そんな考え足らずは親より先に死んじまうぜ、という理屈。

36 9ってオイチョだっけ、カブだっけ。

37「ぐう」「ぐう」「ぐう」「ぐう」
「急になんだい」
「タヌキ寝入りです」
「早く山に帰れ」

38 昨晩、"Monty pyson& Holy Grail"のDVDを字幕で見ていて、見終わった後で「あ! これ、広川太一郎さんとかの吹き替えも入ってるじゃん!」ということに気づき、もう一周見た。明け方になった。
「アッシリアの首都は?」
「アッシリア関係の無いことで」
 という切り返しは、神だと思う。
 最高だ!

39 だいたい、ここまで必死についてくるんだ、うちの読者は。
 偉い。

40 ブックフェア、なぁ。
 行ってみたい気もするが、何も買わないで終わる可能性が高い。
 まぁだ悩んでる。なんか目的がありゃ行きやすいけど。その後に飲み会が! とか。とすると土曜は夜に打ち合わせだなぁ。飲むなら日曜!
#だれに向かって云っているのか

41 シオドメの駅はぴかぴかしていて好きだ。

42 明日ァ築地らへんにいる。

43 それじゃあ、寝る。もちろん性的な意味で。

東京の半魚人 2006年07月02日(日)

<前半のあらすじ>
 トノモトさん、見てますかー。

 さて、両国から総武線でお茶の水、中央線で新宿。
 新南口に出てここから新宿御苑まで徒歩。蒸し暑いので汗がとまらず、呼吸が出来るけれども水の底で生活するってこんな感じかしらん、と思う。
 だれがなんと言おうと気持ちは半魚人であります。
 絶えず身体から液体がじょじょびじょびじょば。アンタそれ好きやねえ。イヒヒヒヒ!

 新宿通りを四谷方面へ、ZONEというバー兼ギャラリー。ここで緋川(ベテラン人妻)小夏姐がメインで出品する「携帯写真展」を見に行ったわけだなもし。先ほどいた鳥野新さんと越冬(娘の自転車)こあらさんがいて、小夏さんもいてはった。なんとなくうじゃうじゃと話をする。
 小夏さんの写真三枚がでどーん、とあり、あとは帯状の紙に細かく絵の続くレイアウト。作者一人一人の名前が明示されているわけではなかったけれど、その場の「写真展」という独特の空気を作るには非常にステキだった。
 ただ、写真一個一個を見ると、やっぱりまだ「偶然」に頼っているなぁという気がする。ので、好きな写真を一つ選べということであったが、一つ一つで考えると、選考をものすごーく迷ってしまったのである。
 これについてはどこかでまとめて書きたいが、要するに、偶然だの運命だのの所為にするのは、自分自身で八方手を尽くしたその一番最後の結果だ、ということだ。
 自分で何も準備しないくせに偶然よくできたことを、けっして誇るべきではないのだと考える。

 丸の内線新宿御苑前駅から赤坂見附で銀座線に乗り換えて表参道、表参道から千代田線に乗り換えてそのまま小田原急行。成城学園まで乗ってから祖師ヶ谷大蔵にバック。と書くことによって「ぎゃー」とか「くえー」とかいって遊んでいるつもり。血がだくだくと出たつもり。今度は知り合いのKさん主催によるキヨビスカ落語会を見に、だ。
 各停のローカルな駅だと思ったら、なんだかわかい美女が美女ーびじょーびじょーばー(三度目の掃除機)といてビックリする。駅前でギターとボックスなんとかの三人組が千と千尋の金隠しの主題歌を唄っている。非常にうまい。が、金隠しでは台無しだ。神かくしだけど。

 祖師ヶ谷大蔵の町並みは非常に好みである。道が狭くて、で、建物の背丈も軒並み(文字通り)低い気がする。どうも若い子が多いと思ったら近所に大学があるのと、砧スタジオがあるとの由。なるほどねえ。
 で、キヨビスカ。感動した。クーラーは無いとは云われていたけど、直射日光の当たらない二階席で、うまいことやっていけます。無農薬野菜がごろごろし、不思議なオブジェがずらずらし、レトロ満載。
 ここでうちわと麦茶とお菓子を貰って、ぼんやりしっとり。イイネェー。家から近ければもっといいんだが。

 キヨビスカ落語会 vol.1
初花「寿限無」
初花「青菜」

 初花さんの「青菜」ははじめてであります。柳家の芸だと思いましたが、ああ、こういう。なかなか。席跳ねて、模様替えのためにぞろぞろ店を出て行くのもなかなきい。好きだ。気に入った。
 その後飲み会。他の珈琲寄席で会った人や、ルクツゥンにも書いてもらったSさんなどもいて、ワイワイと飲んだ。席亭Kさんの人生相談にも随分費やした(笑)。
 いい店だったにゃあ。
 また行きたいが、帰りは大変ぢゃ。

 帰りは下北沢→吉祥寺→三鷹で帰宅。夜半過ぎ。
 とどめにビールを一缶空けて、就寝。

そば清 2006年07月02日(日)

 母なる大地をばぁー。 ながしろです。

 いよいよ当彼岸録落語タイトル縛りも最終回。
 えがったえがった。

 最近蕎麦にこってましてね、まぁ、夏なのであちこちでざるだのもりだのせいろだの喰ってます。最近の立ち食いそばというのは優秀で、どこに行ってもそれほど大はずれ、というのは無くなってきました。いいことです。ざるに500円以上かけたくない。

 で、今日はなか卯のJALそばがおいしかったよのさ。なか卯ってうどんメインじゃん! という。たしかにあすこのハイカラうどん、おいしいです。でも、JALそばもなかなか。二八そばでも八が小麦でしょうが。
 だいたい、うどんメインの店でそばを出すということは、逆に言うとあんまり下手なものを出さない気もします。うどんに比べて落ちるようであれば、じゃあハナっから出すなということでして。ざるうどん喰わせ! となる。JALそばはいいね。上戸彩が運んでくるよ。JALそばですから。スッチーですから。

 両国であります。両国でそば喰おうと思ってみたらそば屋自体はひしめきあってるのね。でも日曜は休みなのよ。えらいねフランチャイズ。フランチャイズでスッチー派遣あショックウエーブコイン一個いれる。
 エド東京博物館という、エド山口をたたえる建物がありまして(釣竿とエレキギターがかざってある)、そこで東京トヨペットという催しをしています。車売ってるの。そこでトノモトさんとかマキルさんとかがいるはずなのよさ。あっちょんぶりけ。
#ぐだぐだ

 もとい。
 江戸東京博物館で!
 東京ポエケットに行ってきた!
 だがしかし! 適当に12:30ごろ行ったので!
 まだ始まってさえもいなかった!
 実際の会場は13:30で!
 あははははは!

 笑っても何もでないよ。
(なんかくたびれたので、一回止す。)

 しかたなくロビーでだうーんとしているとトノモト(新婚)ショウ夫妻が通りかかる。視界の奥に知り合いがいるとなんかこうネタに走る悪い了見で、「傘を拾おうとして前のめりにどこまでも行く人」などのネタを仕込んだが、大して受けもせずにスルーされる。
 大して受けもせずにというのがのちのマキルさんに大ウケ。

 しばらくあちこちウロウロして、しばらくすると窓ガラスの向こうで喫煙中のヨケ(新婚)マキル夫妻がいたので、次回のイベントの打ち合わせなどちょっとした。
 なんだかしらないが、どこだかのTV局の撮影がきている。結構大きなカメラだったので、大手民放にちがいない、とか根拠の無いことを考えつつ。しかし狭い会場で結構なお客さんがいるんだから少しは自重しろよ、とか思うんですが。邪魔です。邪魔以外の何様ですかしかし。
 会場をぐるりと回るも5分で飽きる。基本的に自分のほうから売ろうという気も無いし、ディスプレイで目を引こうという意識も無いように見える。綾波レイのコスプレをしつつ、顔は水木しげるふう女子だとか、現アーレ●ことΩにいたそうな象のキグルミの人とかもいましたが、基本的に椅子に座ってぐったりしてる。目の奥が洞みたいになってる人もいたね。ゴスロリの格好なのに槁木死灰たる女子とか。ゴスロリだからこそ槁木死灰なのか? わからん。
 で、あと、となりのブースが、なんだかリーディング界のアイドルだかなんだかのブースらしくて、来るスタッフくるスタッフ美女美女美女びじょーびじょーびじょーびじょーびじょーばー(by小泉今日子)ちゅ按配で、戦力的に何処の巨人軍だよ!といった風情でした。件のTV局もここを重点的に撮ってたけど、でも、取り巻きのおっさんどもが妙に脂ぎってて、プラマイゼロってとこです。

 なんかこう、なんなんだ!?
#振り上げた拳をおろすところが無い

 で、小生はだれもいないFPのブースに陣取り、ひたすら売り子を開始しました。司令塔の無いゾンビの群ともいえるポエケット砂漠において、ひとりで声を出せば、着実に人目を引くのです。これは火を見るよりあきらか。

「ふぁっくざぴーぽーさいしんごーはしとまんがのこらぼれーしょんでてんかいしておりまーす」
「このさいしんごーをおとどけするためにわざわざおーさかからでてまいりました(トノモトさんが)ー。かえりのでんしゃちんのためにもどうぞおもとめくださーい」
「まじめにやっておりますしんしにつくっております。ねだんいじょうのこうのうど、ふぁっくざぴーぽーはつばいちゅう!」
「打ってみたいなはししにがんじゃ、売ってみたいなふぁっくざぴーぽー」

 とかなんとか、口から出まかせ出放題、手間もかからず元でも入らず。すごいなぁ、あたしも鍛えられてるんだなぁ。マニQに。

 はじめは反応が悪いな、とかも思っていたのですが、だいたい売り物が他に無い魅力を持っていることを前提に、推す宣伝をすると人目を引きやすいものです。今回は漫画。みんな自分の文字列が文字列だけで通用すると思っている楽天家ばかりですからポエケット。
 字ぃ追うより絵があったほうが嬉しいに決まってます。で、推す。手に取る人のうち、大体購入率7割ってのはかなり率がいいです。いい。非常にいい。
 となりの巨人軍を尻目にこっちは勝手な口上をいっていたら、TV局がその口上を使いたい、という。
 馬鹿野郎、こっちは客だ。
 丁重に男割りしました。ブレイカガーイ。

 そんな中で帽子を芸能人のように深くかぶった鳥野(新婚)新さんを捉え、ぐじゃぐじゃと本を売っているうちに2時半過ぎになったのでおいとましました。
 あとでトノモトさんにはバイト代として請求書を送っておこう。

---
 [請求書]
 トノモト ショウ様
 ビビアン・スー写真集(要乳首・銘柄問わず)
 ただし、アルバイト代として

 ながしろばんり
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 さて、長くなったし後半に続くか。

粗忽の釘 2006年07月01日(土)

 こなーーーーーー果ってっしなーいーーーー♪
 路面キングことぬがちろです。

・7月上席(1日〜10日)のインターネット落語会で「粗忽の釘」やってます。面白いです。
 「粗忽の使者」「堀の内」みんなそうだけど、粗忽というよりも記憶に傷害だか問題だかがあるとしか思えない人がいて、それが面白いのです。
 いよいよ、次回で落語縛りもオシマイ。

・明日は東京ポエケットのあと新宿経由で祖師ヶ谷大蔵、の予定。東京をくるりです。赤い電車にも乗ります。どれみふぁそらしどれー。

・なんかこの、湿気の中にいるってのは水底で生活している気分になりますのう。素潜りしてたから、なんかこの、海底でなんか見上げたような感触が、なかなか。

・乙っちゃあ乙、というのが乙。だれもが認める乙はすなはち「甲」であります。

・橋本龍太郎元首相死去。
 ポマードだといわれていたが実は水性ジェルだった、って(by wikipedia)どうでもいい話。
 だが、歴代の総理の中でアメリカの大統領と並んでいい勝負だったのはブリッジブックドラゴンタロウこと橋龍だけだったんじゃないかい。田中角栄とか吉田茂とか云われてもそのころはまだ前世だったので(まだ精子と卵子でさえない)覚えてません。ばんりけ26歳、佐藤栄作をリアルで知らない男。

・あのトシちゃん25歳よりも上行っててショックだわ。

・Youtubeはやっぱり色々消えましたか。
 なんとなく予想していたのでエクセル☆サーガ全話見といてよかった。DVD代得した。

・蜂(昨日の日記参照)を家族と見て相談の結果、巣を作っているんじゃなくて、近隣の蜂がうちのツタ目がけて飛んできているらしいという結論に達したよのさ。
 たしかに、玉川上水、井の頭公園、野川公園、緑はあるからなぁ。そこからうちの新鮮なツタを求めて飛んできている、というふうに考えるのが自然かも知れず。
 おかげで蜂の食い散らかした花が下に山になってます。
#ツタミツっておいしいのかね。

・橋龍のところで云い忘れた。
 どこの首脳とは云わないけど、プレスリーの真似をして大よろこびしているのは心底悲しい気分だよ。
 これ、金●中が石原裕●郎の真似して喜んだり、金日◎が寅さんの真似して「ソレを云っちゃあオシマイよ」ってカタコトで云ってるようなもんでしょうが。

 まぁ、いいか。そんなもんかもしれない。
 勝負は60年前に終わってる。

・サッカー?
 決定力不足だったらどんな仕事だろうが駄目だろうが。学生だろーが編集者だろーが、サービス業で決定力不足は致命傷でしょーが。
 負けるのが(実は)わかってて煽るマスコミなぞ戦時中の日本かよ! などと思うような記事も結構見たぜ。

 ちょっとだけ見たけどつまんない試合してた。今の巨人よりひどい。
 もう一度云う。世界レベル的に足りないんだからマスコミもそれなりの扱いをしたらどうよ。どうなのよ。
 売れりゃあなんでもいいからとにかく出す。
 それじゃあ成長は無いよ。どっかの球団もそうだけど。

・巨人連敗脱出。
 ばんざーい、ばんざーい。(棒読)
 帳尻あわせしか出来ないエースなら楽天に送ってしまえっ。その方がよっぽど役に立つっ。
 一場と上原で交換しねえかなそうしたらナベツネなぞ非常に気まづかろうにぬひゃひゃひゃひゃ。

 文章が不思議と絶好調ですので、こんなものにしておきます。


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