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彼岸録

ときどき、12歳以上推奨。心して御覧下さい。


揮発 2007年07月25日(水)

 13日ぶりだか18日ぶりだかで朝から快晴だったようだ。
 うっかりしていたが、
 布団干すんだったなぁ。

 そんなことにも気が回らなくなっている。
 一日中眠い。
 世界が、精神が、平坦ですので、
 自分で目的や目標を、
 決めねばならぬ。

 まだ、誰かがタスクをくれるものだと
 いう意識があって。
 もともとは与えられた仕事を確実にこなすほうが
 向いているという事実も、自覚も、あるんだけどね。

 それでも一人で何かしている、という矛盾。
 この矛盾を解消する方法というのがあって、
 自分の仕事に対する周囲からの評価を
「指示」として把握することで
 力を発揮することはできる。
 そういう天分は、わかっているのだけれどね。

 ほっておくと
 意識が揮発しますで
 常に書いていれば
 マジックペンが乾かないのと、いっしょ。


 いろいろ準備していることはあるけれど
 どこまで形にできるだろうかね。

ごきり 2007年07月21日(土)

 仰向けの状態からティッシュを探そうと腹筋で起き上がろう、としたとたんに腰から「ゴキリ」というものすごい音がする。この前痛めたところよりももうちょいと背骨側だろうか。それとも古傷だろうか。

 幸いにも立ち上がれたので施薬してなんとか座っている状況。
 これから出かけるんだよなぁ、バスで。
 どうする! タミフル!

師。2 2007年07月19日(木)

 椎名町。どうやっていこうか考えた結果、中野からバスという手段をとった。池袋から西武線でもいいんですが、160+210と290+140のどっちが安いかという判断。
 バスは山手通り沿いに止まるが、ちょうど工事中で、通りの真ん中に仮設バス停があって、周りを盛大に工事している感じ。なかなかシュールな風景。写真にとってみても、このシュールさは伝わらない気がする。

 椎名町のマクドということであったが、20分待っても来ないので店の中を覗くと、すでにいらっしゃっておった。

(続く)

 で、まぁ、やっぱりこのひとは、わたくしの師匠だな、と思ったのです。よくわかってるし、理解していてくれるのだなぁ、と身にしみました。
 自分が何でこの人を師匠にしたか、というのは、いづれものかきとして優遇される立場になったら書こうと思うけれども、でも、師は師だな、ということはわかる。それは、生まれの問題もあるし、生活の枠の問題でもある。この辺はそうだな、誰もが傷つかない書き方をアタシが身につけてから書き始めても遅くない気がする。

 いっそのことで、なんだか濃く、いろいろなことを教えてもらったと思う。むしろ、そんなことまで教えてもらえるとは思ってなかったぜ、という。そういうことまで。
 師は、師で、ちゃんと気にしていてくれるのだな。

「しばらくは死なないから」という言のどれだけありがたかったことか。

 こうして、師匠にも、周りの人にも、家族にも、借りばっかりが増えていく。
 人と付き合うってさ、借りを残していくことかもわからんよね。最近そう思うんだ。

 そう思えば思うほど、自分だけ儲けようとは、やはり思わないのだ。
 そうこうしているうちに、こんな体たらくだというのも間違いないのだが。

師。1 2007年07月18日(水)

 師というのは一人であるものか。まぁ、普通は一人でもいいんだろうけれども、アテキシの場合は方々に顔を出したり、仕向けたり、しているので師が幾らかいるわけです。まぁ、「師は一人だけだ!」というのも冷静に考えるとおかしな話なんですが。これが、武道だったり、刀鍛冶だったりするとまた話は違ってくるんでしょうが。
 と、考えると、本来ならば仕事の師=了見や生き方の師になっていくのかもしれないよね。そうするとやっぱり生涯に師は一人、なのか。なのだろうな。
 閑話休題。
 最近の状況を鑑みるに、どうもなんかしらの方向性を見失っている。それに気づく。で、どうにか怒られようと思ったのです。怒られたいと思うようになるんだね。
 なんだかおそらく、自分でも「違う」ってわかってるんだけど、客観的に見られないから周りに指摘したり怒ったりして欲しいんだろうな。しかも、自分が認めた人に。ここは大事です。
 話が聞けるなら何処にだっていくさ。

 で、呑んできました。おおえ先生と。
 当方17、8のときに向こうは25とか6、ちゅことは今現在のアタクシの年齢はすでにそのときを越えてるのよね。ひゃあ。ひゃああ。

 赤提灯。
 師弟というよりもオタ仲間なんだよなぁ。
 二人とも偉い呑むし。

 まぁ、らしからぬ話をまじえつつ、らしからぬ酔い方をして、帰りました。
 なんかこう、思考回路が近いから、久々に真剣に脳みそを回転させないと話にならない人との話。
 世の中にゃあ、こういうシンパシーの人もいるってことを忘れるよね。辛いことばかりだと、ああ、自分は世の流れについていけないんじゃないかとおもうけど、そんなことも無いことに気づく。

 これだけでも、救いじゃないか。

じりきたりき 2007年07月17日(火)

 墓参りとか、寺社仏閣の話が出たので書くけれども、仏教というのは自力本願か他力本願かで分けていいようです。つまり、自分自身の修行によって本願を遂げるか、何かえらい人に自分の身を委ねることで本願を成就させるか。
 この枠のもうひとまわり上にあるのは、宗教の「効果」なんだけれども、ここで勘違いするのは、宗教に篤いからって金持ちになったり、権力が手に入ったり、そういうこっちゃないのだわよ。
 あくまでも、周りからの不運や、厄や、死なんて云う、内部の恐怖心にを克服するための「宗教」じゃないと、やっぱりおかしい気がする。

 今それなりにうまく行っている人の話を聞くと、たいていは誰かのおかげで、周りの人の助けで神輿に載せられている、なんてことをいいます。
 このまえ柳家花緑師にインタビューした時もおっしゃっていたけど、自分のテストが3点で、友達のテストが97点だったら足して100点にすればいいんだよ、という思考法なのです。99人に頭を下げて、自分の力は1%でいいじゃないか、と。そういわれればそうかもしれないな、とは思うんだけど。
 じゃあ、人って、どうやって集めるのよ。

 一方、当方周りには自力本願の人ばっかりだからなぁ。まぁ、自営業の人はおおむねワンマンでないとやっていけない、という論法なんだけれども、だいたいみんな苦しんでるよね。どんなに企画を立ち上げて、やりたいんだー、と云っても、宣伝媒体が、世の中に知らせる手段がないと立ち行かないわけです。

 文芸越人600のときはなんで隆盛したかなぁ、ということを考えていて。
 あれは、うなぎがいて、サイトを作ってみて、当時のサイアド(リレー小説サイトね)のメンバーを連れてきたから大きくなってきたんだよな。

 などと、いろいろ考えるに当たって、本当に「人って大事よね」という結論に達するわけであります。
 なんかこう、何かするための、人を集めねばならない状況であります。
 信玄じゃないけど、自力にしろ他力にしろ、「人は城」だなぁと実感するこのごろであります。



 あ、インタビューで思い出した。忘れてた。

 小生が携わりました本が7/6に発売になりました。(リンク先参照)
 当本では小生、インタビュアーをしたり、イラストを書いたり、文章を書いたり、進行に関わったりしています、が、スタッフロールに名前があるだけなので、あまりながしろ臭はしないのではないかと、思われます。
 当方確認ではアマゾン100,000位強でしたので、まぁ、そんなものなんじゃないかなぁ、と。

ウヘヘヘ 2007年07月17日(火)

 そういえば土曜日は住職が来たのであった。
 お盆は住職が来てお経をあげていく。

 去年は、この住職を待っていて、祖母が脳出血を起こしたのであった。
「一年持ったな」というと「ウヘヘヘ」と笑われた。
 86になって黒髪が生えはじめている。

はえとはち 2007年07月16日(月)

*蝿

 こんな夢を見た。
 趣味が悪いなあと思いながら映画を見ている。映画は、蝿男がどんどんと救急隊員を襲っては男女関係無く卵を産み付けるんだか強姦するんだかしていて、お空わた後の救急隊員はオレンジ色の制服の腰の部分だけがビクンビクン動く。どういうメカニズムになっているかは知らないが、男性にも反応があるということは強姦じゃなくて卵を産み付けているんだろうね、なんて云ってる。ベートーベン2並に趣味が悪いなぁ、などとぼやきつつ見ている。でも映画。
 最後のほうは卵を産みつけられた人のちっちゃい蝿女が出てきて、やっぱり悪趣味だと思う。
 救急隊員のオレンジの養生シートみたいな制服だけが記憶にヴィヴィッド。
 なんて夢だ。

*蜂
 蔦の蜜を求めて、蜂が家の周りを飛び回っている。
 いい型。かなり怖い。
 怒らせないようにしなくては。

たいふう 2007年07月15日(日)

 前日はラジオの台風情報と携帯の合間で意識がぐるんぐるんしている。
 夢も見たがなんだかやっぱり「助けてもらいたい」と思っているようだ。叱ってもらいたい、とも思っているらしい。なんとなく自分でもよくわかる。
H/K
 9時前に起きると見事な雨。雨、だが、風が強いわけではないので、ただ雨ばかり降っている。
 庭に出ると水たまりになっている。蔦の花がバラバラと一緒になって落ちている。

 昼過ぎると雨は止んでしまった。
 うちにいても仕方が無いので駅前をぐるりと回ったがなにもなかった。なにもないのじゃなくて、なにも見つけられなくなっているのかもしれないけれども。

 自分が何をしたいのか、についてずっと悩んでいる。
 この話の前提にあるのは、自分で行動を起こさない限り、フリーランスはどうしようもないということがある。
 最近、助けてもらいたいと思って止まない。
 一番良くないのだとは思う。人やものや、仕事や、そういった色々はこちらがつくって、多くの人に見てもらってナンボだろうに、どうも、最近は話を聞いてもらいたかったり、一緒に酒飲んでもらいたかったり、なにかチャンスを与えて欲しかったり、という状況にある。

 つまりは、弱ってるんだろうな。
 精神的に。

 久々に麻雀。とてつもなく勘が悪いので思考回路をロジックに切り替えたらなんとかなった。収支マイナス3。

 前にも書いたと思うけれども、最近ロジカルじゃない。前にロジカルすぎて、ちょっと勘に頼る生活で安定したと思ったら、これである。
 でもまぁ、この両極を行ったり来たりしながらこれからも生きて行くんだろうなぁ、とは思うのではあるが。

 何をしても、むなしい。
 自慰のあとだけ意識がハッキリする。

やきう 2007年07月14日(土)

 暇があると熱プロ2006ばかりやって遊んでいる。
 野球は好きだがマウンドに立ったこともバットを振ったこともないといっていいだろう。それでも野球中継を見たり聞いたりというのは、楽しい。

 昨日の話。お盆なので迎え火をした。
 毎年使われるのはブリキのちりとりで、もうベコンベコンになってしまってちりとりの用を成していない。だが、送り火と迎え火のときだけ顔を出す。
 今年はトラックに潰されたか、異常にひしゃげて出てきた。家のものが通夜で一人減り、研究でひとり減りして、三人で合掌する。
 熱でちりとりがべこん、と鳴るたびに「あ、還ってきた」と云うことにしている。

 毎年、不思議なことに燃え残りは無い。

インク 2007年07月13日(金)

 13日の金曜日。

 久々に万年筆を使おうと思ったら完全に固まってしまっていたので、こうなると水につけてインクが溶けていくのを待つしかない。
 ペン先やシリンダーはすぐに綺麗になったが、キャップからは延々とインクが流れつづける。もうかれこれ3日は水を取り替えているのだが、まだたくさんのインクがキャップの奥に詰まっているようだ。

 ブルーインクが、墨色になった。
 まだブルーインクに戻る。

 この順番で、インク、替えてたなぁ。
 年輪が、ゆっくりとはがれている。

たんたん 2007年07月12日(木)

 ここしばらく彼岸録をサボっていたのは、つまりはmixiというもののせいで、おもにそっちにばかり日記を書くようになってしまったためである。

 なぜかといえば、mixiで日記を書けば、誰が見に来たかわかるし、おたがいに関係的に近しいものの集まりなのでコメントもつけやすい。ともすれば話題だって展開しやすい。
 こうなると人間、現金なもので、どうしてもそっちに書くのである。相手の顔が判っているから、こんなことを書いたらうけるんじゃないかとか、こんなことを書いたらコメントをくれるんじゃないか、また見に来てくれるんじゃないか。そういう張り合いにゃ弱いのですアタクシ。少なくとも文士気取りでわが道を行くような気概は、ない。ないですよ。そりゃあ、反応があったほうが、反応のある人の顔が浮かぶほうが、嬉しいものだから。

 ただ、その一方で、結局向こうの日記というのは「ながしろショウ」なんだよね。毎日一回くらい、なんか面白いことを書いて読ませよう、みたいな。どうしてもネタに走ってしまう。仰々しくしてしまう。

 だから、ちょっと、「彼岸録」ではあることを淡々と書いていくようなスタンスでやっていたら、日々を省みることになるんじゃないかと思った次第。
 空白の期間にいろいろありまして、心底くたびれまして、駅のホームから落っこちたりもしました。そういう昨今、あることを紡いでいく作業に、なにかしらの意味があるんじゃないら、とふと思ったのです。

 なので、しばらくは淡々と、書きます。よろしくね。


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