備前焼特選ギャラリー

 13.正宗 悟 作 窯変扁壺

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寸法 幅29.5cm×16.7cm×17.3cm
コメント 悟先生の大胆な造型に焼成の良さとセンスを感じる逸品です
作家の詳細 正宗 悟 1954-2006(2006年没)
 古備前の土を求めて頑固ともいえる強いこだわりで土づくりに力を注いでいます。成形も力強く、焼き上がりも登り窯は鮮やかな窯変、特にスアナの作品はゴマと灰かぶりとの色具合が最高です。矢筈三角耳付花入などは最も彼の得意とする作品だと思います。穴窯の作品は土味を狙って渋く奥深く、古備前と見まちがえるほどです。扁壷、大壷は豪快で目をみはるものが多く、徳利、酒呑は形が色々で愛好者も次の窯出しを楽しみに待ってるようです。
日本工芸会正会員、花のうつわ展大賞、焼しめ陶展大賞、茶の湯造形展優秀賞、ビエンナーレ奨励賞他