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白ラグさんはご機嫌ななめ!

このページはBOMのもう1台の愛車ホンダラグレイトを紹介しています。

最近では町中でも見かけることが多くなったラグレイトですが、納車当時(H.11.7)はよくオデッセイと間違われました、「オデッセイいつモデルチェンジしたんですかー?」とか「このオデッセイ大きいですねー」とか。

この車は、ホンダ車ですが国内では生産されず北米カナダのホンダ工場で日本向けに生産された逆輸入車です。国内ではホンダクリオ店の専売車種として右ハンドル仕様が販売されています。
グレードは、素のラグレイトと上級車種のラグレイト・エクスクルーシブの2タイプ、全車4速AT(あたりまえですね、こんなんでミッションやったらちょっと恐い)。

正式発売は H.11年6月3日、BOMはその約半年前ぐらいに北米仕様のオデッセイ(彼地ではオデッセイが正式名称)を雑誌で見て一目惚れ、即ホンダディーラにアプローチ、この時点では国内輸入の予定の有無も解らないので予約は無理と各ディーラーで断られました。
そんな中あるディーラーのセールスマンの方だけが熱心に資料を集めて下さり、逐一情報を送って下さいました。そしてその年の3月16日、ディーラー展示車用のオーダーが始まり、その日の内に契約、はれて6月3日の正式発売日に展示車両納入と同時に納車予定となりました、でもでも、これからがラグレイト(以下、白ラグさん)との苦闘(?ちょっと大袈裟)のはじまりでした。

えっ!ラグレイトの何がレーシングかって?
ホンダが作ったV型、3,500ccのエンジンが載ってるんですよー。
これだけでも十分レーシングってもんです、本田宗一郎氏や中村良夫氏の魂が宿っています。(ホントかー?)


白ラグさん



SPECIFICATIONS<主要諸元>
駆動方式

FF
乗車定員

7名
車名・型式

ホンダカナダ・GH-LRL1
トランスミッション

電子制御4速オートマティック
寸法・重量 全長/全幅/全高

5.105/1.935/1.740
ホイルベース(m)

3.000
トレッド(m)前・後

1.680
車両重量(Kg)

1,950
エンジン エンジン型式

ホンダオブアメリカJ35A
エンジン種類

水冷V型6気筒横置
総排気量

3,471cc
性能 最高出力(ps/rpm)

205/5,200
最大トルク(kgm)

30.2/4,300
走行装置 サスペンション前

マクファーソン式

 後

ダブルウイッシュボーン式


ご機嫌ななめ・その1.
納車日のこと

当初発売日の6月3日が納車予定日でしたが、後日私が発注した白ラグ(正式にはタフタホワイト)は日本向け専用色なので船積み(空輸との噂も)が遅れますとの連絡、これまでも何度も発売予定が延期されていたので「またかよって感じ」ほんとに。
雑誌を見てから9カ月後、7月24日ついに白ラグさんが家にやって来ました、が!またまたその日も白ラグさんはご機嫌ななめ。


ご機嫌ななめ・その2.
納車日当日

いよいよ7月24日白ラグさんが家にやって来ました。

とりあえずセールスの方が一通りの説明をしてくれます、でもその人な〜んか浮かない顔、「ちょっとお詫びが」と彼が切り出します。「ハイ、なんでしょう」と私、「納車前の洗車をしていたら、ちょっと塗装のタレと小さい傷が」とセールスの彼今にも泣き出しそうな顔。

いきなりこれかよー、新車やでー。

塗装のタレは右の後部スライドドア−上部、傷は左フロントフェンダーに小石が跳ねた程度、「あー、こんなんどってことないやん、OK,OK」。
このままでよいからと言うのを聞いてセールスの彼、「一応1カ月点検の時に塗装をしますから」って、「ほんじゃ、ついでの時に」と私。客によっちゃへたすりゃ返品もん、かれの泣きそうな顔も納得です。
セールスマンにキーを預かってとりあえずは無事(?)納車完了。セールスマンは帰っていきました。
ほんじゃガレージに白ラグさんを入れようかなっと思ったその時、今日2度目の「いきなりこれかよー、新車やでー」今度は私が泣きそうな顔になるような出来事が!

あーあ、今日も白ラグさんはご機嫌ななめ。

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